「テキスト集・マルク統治院」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

テキスト集・マルク統治院 - (2012/08/23 (木) 22:04:01) の編集履歴(バックアップ)



マルク統治院 -Mark Grand Government-




初回


「諸君が世界樹探索を志願する冒険者か。
迷わずに来られたかね?
ようこそ、世界樹の見える街タルシスへ」

「私はこの街の統治を司る者。
辺境伯とでも読んでくれたまえ」

「この統治院では世界樹の探索に関して
重要な事件があった際に
冒険者にミッションを課している」

「そして君たちのように
タルシスを訪れたばかりの冒険者を
目利きするのも、統治院の仕事だ」

「つまり諸君は、世界樹を目指す前に
私の試練を受け、その実力を証明しなければ
ならない。…不服かね?」

領主に何と答えますか?
不服だと答える
不服はないと答える
黙っている

不服だと答える

「物怖じしないその態度…実にいいな!
だが私はこの街の代表として、準備が
不十分な若者を危険には晒せぬ」

「諸君が仕事を任せるに足るか否か…
それを知るには試練を与え、その結果を
見るのがもっとも確実かつ公正だ」

「……ミッションを受けたまえ。
諸君の言葉が実力に裏付けられたもの
であることを期待しよう」

不服はないと答える

「素直で大変よろしい!
では早速ミッションを受け
諸君の力を私に示してくれたまえ」

黙っている

「答えぬか…ふふふ、慎重ではないか。
冒険者はそれくらい用心深くなくては…
そう言うことかな?」

「これよりミッションを発令する。
諸君のその判断力が、迷宮でもいかんなく
発揮されることを証明してくれたまえ!」


迷宮探索開始前


森の廃鉱はタルシスのすぐ側にある
小さな迷宮だ。

緑の綺麗な大変素晴らしい森だが、
鉱石が掘られなくなってからは
魔物が棲みつくようになったのだ。

年若い冒険者には
格好の訓練所と化しているのが現状だ。

諸君らも魔物を相手に
切磋琢磨してくれたまえ。


ミッション「虹翼の欠片を入手せよ!」報告後


諸君らの出身地はどこかね?
…なるほど、ではタルシスまでは
ずいぶんかかったことだろう。

諸君らがこの街にいる間は
ここを故郷だと思い、
くつろいで過ごしてくれたまえ。


碧照ノ樹海1F到達後


碧照ノ樹海に行った諸君らも
知っていると思うが
風馳ノ草原の北に雲で覆われた谷がある。

あの谷は見た見た目以上に危険でな。
気球艇を飛ばすと途中で方向感覚が狂い
墜落してしまうのだ。

かと言って、途中で口を開けている
巨大な深い地割れがある為
歩いて通り抜けるのも不可能なのだ。


碧照ノ樹海2F到達後


そう言えば諸君らは
ワールウィンドと面識があるらしいな。

一件緊張感のない男のようだが
彼が一流の冒険者であることは
疑いの余地がない。

彼は気球艇開発にも一役買っていてな。
今、タルシスが冒険者で賑わっているのは
彼のお陰でもあるのだよ。


碧照ノ樹海3F到達後


迷宮の探索は、
その地に住む魔物と人間の戦いだ。

人間は迷宮の真実を迫る為に歩み、
魔物は自らの生息圏を守る為に牙を剥く。

…それは探索を止めぬ限り、避け得ぬ戦い。
(ギルド名)の諸君、
どうか力を貸してくれたまえ。


血の裂断者撃破後に訪問


「無事でなによりだ、(ギルド名)。
どうだね? 君たちにより発見された
地下3階の様子は?」

「…なるほど、巨大な獣の吠え声か…。
どうやら血の裂断者以上の危険が
あの迷宮の深層に存在するようだな」

「その魔物をどうにかしない限り、
碧照ノ樹海の安全は確保できない。
くれぐれも慎重に、探索を進めたまえ」


丹紅ノ石林到達後


碧照ノ樹海の謎を解き、
新たな空に気球艇を進めたその手腕…
実に見事だ!

旅を続けたまえ、(ギルド名)。
諸君らが諦めぬかぎり、
私も協力は惜しまぬぞ。


深霧ノ幽谷1F到達後


ふむ、新たな巨大な迷宮か。
深霧ノ幽谷…むう、名は体を現すと言うが
いかにも危険な香りがするではないか。

いかなる危険が待ち構えているやも知れぬ。
慎重に! かつ大胆に!
事に当たってくれたまえ!


深霧ノ幽谷2F到達後


ウロビトへの親書…
無駄になってしまったと
私は思っておらぬぞ。

諸君らが巫女殿を救出した時に、
その親書は意味を成すであろう。

今は巫女殿の救出に
全力を注いでくれたまえ。
よろしく頼むぞ。


深霧ノ幽谷3F到達後


先日、ワールウィンドが顔を見せに来た。
ホロウと戦って
酷い目に会ったとぼやいておったよ。

…彼が統治院を出入りするようになって
結構な時間が経ったものだ。

彼は奇妙な物に関心があるようでな。
以前、気球艇の開発で彼に世話になった時
何を欲しがったと思う?

何と、硝子でできた頭飾りだよ。
確かに私の家の家宝だから無価値な物では
ないのだが…。

冒険者が何故、あんな物を欲しがるのか。
不思議に思ったものだ。


銀嵐ノ霊峰到達後


高地は気温が下がる。
故に、標高が高くなる丹紅ノ石林の北に
氷雪地帯があるのは理解できるが…

銀嵐ノ霊峰の環境の変化は
あまりに急すぎる。
自然にそうなった物なのだろうか?


金剛獣ノ岩窟でワールウィンドと会話後


なるほど、遂に新しい
石碑のある迷宮を発見するに至ったか。
見事だ、(ギルド名)!

しかし気がかりなのは、
何故その迷宮が温かいか、であるな。

その迷宮周囲は火山帯で、
温泉が湧いているということ
なのだろうか…?


キバガミと戦闘後


ウロビトの次はイクサビトか!
諸君のもたらす知らせは、いつも
私を驚かせるな。

ウロビトの問題を解決した
諸君らの知恵と力、
再び役立ててくれたまえ。

…そう言えば、
巫女殿もイクサビトの里に
入ったそうだな。

困難に直面した一人の為に
皆が力を合わせる。素晴らしいことだ。
私は諸君らを誇りに思うぞ。


金剛獣ノ岩窟3F到達後


巨人伝説…
世界樹に住まうのは邪悪な巨人であり、
それを倒したのがイクサビト…。

世界樹は聖なる物であるという
ウロビトの伝承とはずいぶんと異なるが
真相を早く知りたいものだな。


絶界雲上域到達後


帝国か…気球艇を作りし民との邂逅が
まさかこのようなことになろうとはな。

そしてワールウィンド…
彼が巫女殿を連れ去ったと聞いた時は
我が耳を疑ったぞ。

理由は気になるが、それがどうあれ
巫女殿をお救いしなければな。


木偶ノ文庫1F到達後


諸君、
巫女殿が囚われている木偶ノ文庫に
無事入りこめたようだな。

ウィラフとキルヨネンは
いい仕事をしてくれた。

今回の一件が片づくまで
2人には絶界雲上域にいるよう
話をしてある。

今後も、空から木偶ノ文庫に入る時は
遠慮なく2人の協力を仰いでくれたまえ。


木偶ノ文庫2F到達後


巫女殿は皇子のすぐ側にいる…
そう考えて間違いなかろう。

果たして皇子は、どのようにして
その守りを固めているのか?

守りを突破することは容易ではなかろうが
諸君らならやれると私は確信している。
頼むぞ、(ギルド名)。

木偶ノ文庫3F到達後


この度の一件、
帝国とワールウィンドがしたことを
私は見過ごすことはできぬ。

だが…同情する気持ちもなくはない。
彼らは、それ程までに
追いつめられていたのだろう。

何故、同じ祖を持つ
我らが戦わねばならぬのか…
運命とは残酷なものだな。


ミッション「帝国の野望を挫け!」報告後


帝国の船団は姿を消した。
話によると、世界樹に何かあった時は
撤退するよう皇子から厳命があったそうだ。

世界樹の力が解放されたら
何者も、その力からは逃れられぬ
…そういうことなのだろう。


木偶ノ文庫3F(隠しエリア)到達後


幼少の頃より私は世界樹を見て育ってきた。
私の生涯は、あれと共にあったと言っても
過言ではあるまい。

それはこの街に住む者、
ウロビト、イクサビト…
皆がそうであったろう。

だが…感傷に浸っている猶予はない。
今ならまだ間に合う。
世界樹の根に赴き、巫女殿を救うのだ。


深霧ノ幽谷3F(隠しエリア)到達後


恐らく、
世界樹と主だった迷宮のそれぞれは
地下道でつながっているのだろう。

元は一つの迷宮。
それが幾つもの理由から地下道が閉ざされ
今に至ったというわけか。

それぞれの地域を閉ざすことで
世界樹の力を内に封印しようと
していたのかも知れぬな。

王の石門開放後


煌天破ノ都…
思えば悲しみにあふれた地であるな。

世界樹を育てた者たちは
かつての黄金時代を取り戻そうと
していたに過ぎぬ。

理想と希望によりすべては始まった。
だが、そう願うことすら罪であるかのように
彼らは罰を受けた。

その末裔たちが再びこの地に集い
争いが起こっている…
まるで呪いのようではないか。

この戦い、
諸君らの手で終わらせてくれたまえ。


楽園への導き手出現後


天にも届きそうな、あの世界樹の巨人は
人の手に負える物ではない。
本来ならばな。

何故、彼の巨人は動かずにいるのか?
私は、巫女殿に
その原因があると見ている。

巫女殿の願いや、意思が、
彼の巨人を押し止めている…
そうは思わぬか?

…あと一歩で、この近辺は破滅する。
だが、今なら間に合う。
あの巨人の動きが封じられている内は。

行きたまえ、(ギルド名)。
巫女殿は、諸君らの助けを待っている。