概要
R稲葉一鉄による大筒制圧を主戦法としたデッキ。
これに相性の良い
UC安藤守就、さらに
UC氏家卜全を加えて強固な大筒占拠を実現させる。
キーカードのレアリティが比較的低いながらも、織田家の主流デッキの一角として知られるものである。
デッキ名もこの3人が「美濃三人衆」と呼ばれていることに由来しており、そのほか「占領一鉄デッキ」などとも呼ばれる。
キーカード
織田003 |
織田家 |
R稲葉一鉄 |
2 |
弓 |
8/3 |
制 |
頑固一鉄 |
4 |
武力と統率力が上がるが、移動できなくなる。 |
織田001 |
織田家 |
UC安藤守就 |
1.5 |
槍 |
5/6 |
制 |
占領作戦 |
4 |
範囲内の最も武力の高い味方が、静止していると武力が徐々に上がるようになる。 |
織田004 |
織田家 |
UC氏家卜全 |
1.5 |
騎馬 |
4/5 |
|
美濃の援兵 |
3 |
範囲内の最も武力の高い味方の兵力が回復する。その効果は統率力が高いほど大きい。 |
武力8の弓足軽と
スペック面でも優秀な上、特技に制圧を持つ稲葉一鉄は、大筒の制圧戦で強いだけでなく、弓
マウントによる攻城サポートにも期待できる。計略の「
頑固一鉄」も、動けなくなるデメリットよりも大筒に居座りやすくなるメリットの方が大きい。
頑固一鉄の状態は動かないことが必須の安藤守就の計略と相性抜群で、鉄砲でもなければ押してもビクともしない一鉄の武力がメキメキ上昇していく。
さらに、頑固一鉄で統率が上昇している時に氏家卜全の計略を使えばかなりの回復量を期待できる。
氏家が抜けている編成や、一鉄の代わりに
UC伴長信が使われている編成など派生形がいくつかあるが、ここでは上記の三人衆を加えた編成を中心に取り上げる。
編成
「美濃三人衆」で5コストが埋める場合、残りのコストは9コスト・8コストどちらの環境でもあまり余裕はない。
8コスト制なら2/1か1.5/1.5の2枚が安定だろう。9コスト制ならば2/2の2枚、もしくは1.5/1.5/1の3枚あたりを考えて編成したい。
騎馬隊として氏家がおり、槍足軽の充実している織田家では混色にするメリットもあまりないので、基本的に織田家単色でデッキを組むことになる。
基本は槍足軽を多めに入れる槍馬編成になるが、騎馬と鉄砲を同時に扱えるなら鉄砲入りも悪くない。
候補カード
織田家
2コスト槍足軽
織田013 |
織田家 |
C坂井政尚 |
2 |
槍 |
8/5 |
|
覚悟の構え |
3 |
統率力が上がる |
織田039 |
織田家 |
R森可成 |
2 |
槍 |
7/4 |
城 気 |
攻めの三左 |
5 |
槍が長くなり、槍撃ダメージが上がるが、兵力が徐々に下がる |
織田043 |
織田家 |
UC荒木村重 |
2 |
槍 |
7/6 |
柵 |
道糞の茶 |
4 |
敵と味方の兵力が回復し、自身は自城に一瞬で移動する。 |
織田059 |
織田家 |
R本多忠勝 |
2 |
槍 |
7/5 |
気 |
無謀なる武 |
5 |
兵力が下がるたびに武力が上がる。 |
織田061 |
織田家 |
R森長可 |
2 |
槍 |
8/2 |
- |
人間無骨 |
5 |
武力が上がり、槍撃が以下に変化する。 【チャージ発動】チャージ時間が長いほど槍撃ダメージが上がり、槍が長くなり、敵を吹き飛ばすようになる。 |
SS004 |
織田家 |
SS前田利家 |
2 |
槍 |
8/2 |
魅 制 |
あばれ祭 |
4 |
武力が上がり、兵力が徐々に回復する |
武力と統率の高い坂井、柵持ちの荒木、気合持ちで計略に爆発力のある森可成などが有力な候補。
森長可は使いにくいスペック・計略だが、使いこなせれば槍を伸ばして騎馬隊を牽制できるので、大筒戦に強くなるだろう。
1.5コスト槍足軽
織田024 |
織田家 |
R羽柴秀長 |
1.5 |
槍 |
3/8 |
柵 魅 |
山津波の計 |
7 |
敵に土砂によるダメージを与える。ダメージはお互いの統率力で上下する。 |
織田025 |
織田家 |
SR羽柴秀吉 |
1.5 |
槍 |
4/9 |
城 魅 |
一夜城 |
4 |
大筒の前方に、壁を出現させる。(大筒の発射まで) |
織田029 |
織田家 |
C塙直政 |
1.5 |
槍 |
6/3 |
制 |
母衣武者の構え |
3 |
武力が上がり、敵の計略の対象にならなくなる |
織田040 |
織田家 |
UC梁田政綱 |
1.5 |
槍 |
5/6 |
伏 |
前線への采配 |
4 |
味方の武力が上がる(自身含まず) |
織田047 |
織田家 |
UC榊原康政 |
1.5 |
槍 |
5/6 |
気 |
姉川の奇襲 |
5 |
移動速度が上がり、「忍」状態になる。さらに隠れている間、武力が徐々に上がる。 |
すでに伏兵持ちの安藤がいるが、梁田がいればさらに伏兵を積め、また全体強化も用意できる。
羽柴秀長は武力こそ心許ないが、1.5コストで山津波の計を用意できるのは大きい。特に1.1以降はノックバックによって今まで以上に鉄砲を苦手としているので、裏の手として非常に効果的。
1コスト槍足軽
織田034 |
織田家 |
SRまつ |
1 |
槍 |
2/4 |
魅 |
賢妻の手直し |
3 |
範囲内の最も武力の高い味方の武力を上げ槍が長くなる |
織田041 |
織田家 |
C山内一豊 |
1 |
槍 |
3/3 |
|
不屈の構え |
4 |
武力と兵力が上がる。 |
織田050 |
織田家 |
C高山友照 |
1 |
槍 |
2/4 |
柵 |
正兵の構え |
4 |
武力と統率力が上がる。 |
織田051 |
織田家 |
C武井夕庵 |
1 |
槍 |
1/5 |
伏 |
分断の調略 |
4 |
範囲内の敵の武家数が多いほど、武力と統率力を下げる。 |
織田056 |
織田家 |
C原長頼 |
1 |
槍 |
2/2 |
気 |
多勢の構え |
4 |
戦場にいる味方部隊が多いほど武力が上がる。 |
採用枠の増えた1コスト槍。武力を必要とするならば山内を、柵を用意したいなら高山をと、選択肢は多い。
注目は武井で、相手の混色部隊を狙えれば強力な妨害効果を生み出せる。
鉄砲隊
織田016 |
織田家 |
R佐々成政 |
2 |
鉄砲 |
7/7 |
|
母衣衆の采配 |
5 |
織田家の味方の武力が上がり、敵の計略の対象にならなくなる。 |
織田027 |
織田家 |
R蜂須賀小六 |
2 |
鉄砲 |
6/9 |
伏 |
山津波の計 |
7 |
敵に土砂によるダメージを与える。ダメージはお互いの統率力で上下する。 |
織田032 |
織田家 |
UC堀秀政 |
2 |
鉄砲 |
7/9 |
柵 魅 |
一斉射撃 |
3 |
射撃時の攻撃回数が増える。 |
SS003 |
織田家 |
SS滝川一益 |
2 |
鉄砲 |
7/6 |
|
貫通一斉射撃 |
4 |
射撃時の攻撃回数が上がり、敵を貫通して射撃できるようになる。 |
織田058 |
織田家 |
R細川藤孝 |
2 |
鉄砲 |
7/8 |
- |
有識故実 |
5 |
味方の武力が上がり、その味方の統率力が高いほど兵力が回復する。 |
織田026 |
織田家 |
UC橋本一巴 |
1.5 |
鉄砲 |
6/3 |
|
貫通射撃 |
3 |
武力と射程距離上昇、敵を貫通して射撃が出来るようになる |
織田037 |
織田家 |
C村井長頼 |
1.5 |
鉄砲 |
4/6 |
制 柵 |
弾丸補給 |
4 |
味方の残弾数が回復する |
織田054 |
織田家 |
C筒井順慶 |
1.5 |
鉄砲 |
4/7 |
- |
呪縛の術 |
7 |
敵の移動速度を下げる。 |
精鋭揃いの織田家鉄砲隊。特に9コスト制では2コスト鉄砲の採用余地が広がった。
蜂須賀や佐々が有力な候補で、高威力の山津波や妨害計略封じは裏の手として使いやすい。
デッキサンプル(9コスト)
サンプル1
No |
家 |
武将名 |
コスト |
兵種 |
武/統 |
特技 |
計略 |
士気 |
備考 |
織田003 |
織田家 |
R稲葉一鉄 |
2 |
弓 |
8/3 |
制 |
頑固一鉄 |
4 |
武力と統率力が上がるが、移動できなくなる。 |
織田001 |
織田家 |
UC安藤守就 |
1.5 |
槍 |
5/6 |
制 |
占領作戦 |
4 |
範囲内の最も武力の高い味方が、静止していると武力が徐々に上がるようになる。 |
織田004 |
織田家 |
UC氏家卜全 |
1.5 |
騎馬 |
4/5 |
|
美濃の援兵 |
3 |
範囲内の最も武力の高い味方の兵力が回復する。その効果は統率力が高いほど大きい。 |
織田043 |
織田家 |
UC荒木村重 |
2 |
槍 |
7/6 |
柵 |
道糞の茶 |
4 |
敵と味方の兵力が回復し、自身は自城に一瞬で移動する。 |
織田027 |
織田家 |
R蜂須賀小六 |
2 |
鉄砲 |
6/9 |
伏 |
山津波の計 |
7 |
敵に土砂によるダメージを与える。ダメージはお互いの統率力で上下する。 |
総武力30 |
総統率29 |
騎馬1槍2鉄砲1弓1 |
伏1柵1制2 |
三人衆に2コスト2枚を加えたバランス型。 小六の山津波は強力なので、相手の編成次第で占領作戦と山津波のどちらかに特化させるかを選べる点は大きい。 制圧持ちが3人もいるというのも特徴で、もし一鉄が撤退していても小六に居座らせることでフォローもできる。 |
家宝
家宝は稲葉一鉄が装備することが望ましい。できれば副効果が弓射程UPのものを用意したい。
大筒発射→全滅→復活と展開できる全体復活茶入れが一番ラクだろうか。
相手デッキ次第で全体速度上昇や回復系も候補に入る。
このデッキの戦法
基本は大筒戦となる。できるだけ多くの回数の大筒を発射し、そのリードを守り切って勝つ。
計略の優先度は、占領作戦>頑固一鉄>>>美濃の援兵くらいで、動かさせない場所に陣取る分には頑固一鉄は使わなくてもよい。
大筒に置いた稲葉一鉄を占領作戦の武力上昇で守り、高統率で向かってくるなら頑固一鉄で逆に弾き飛ばす。
占領作戦は効果が充実するのに時間がかかるので、接敵する前に早めに仕掛ける必要がある。
制圧中の大筒は約21秒で発射、占領作戦は約15c続くので、武力勝負の場面では
重ねがけも当然有効である。
高くなった一鉄の武力を活かすためには弓
サーチは大事である。相手の主力部隊、特に気合持ちには優先して当ててやろう。
また、氏家の機動力を活かして
端攻めする等、相手を分断して戦力を分散させるのも状況次第では有効。
相手を殲滅することが出来たら、一鉄マウントで攻城をねじ込もう。
このデッキへの対抗策
頑固一鉄による制圧戦が強力な稲葉一鉄だが、接近戦が苦手な弓足軽であることに変わりは無い。従って騎馬隊の突撃や鉄砲隊の射撃などで一気にダメージを与える作戦は有効。特に
R斎藤朝信などのような貫通・射程上昇の鉄砲強化計略は非常に効果的。
また、鉄砲によるノックバックで動かされると射撃が一瞬途切れるので、武力で対処できなくとも動かし続けることで攻撃を防ぐこともできる。ノックバックで動かしてしまえば、占領作戦の上昇を少しだけだが食いとめることもできるだろう。
計略で対処するなら
UC関口氏広などの強制移動系の計略が有効。これで大筒から追い出したり、占領作戦の効果を無力化できれば、後の展開が有利になる。
逆にやってはいけないのは、頑固一鉄中で統率の上がった稲葉一鉄に安易にダメージ計略を打ってしまうこと。兵力がミリという状況でもない限りまず倒し切れず、
士気差を作る原因になってしまう。
コメント (編集が苦手な方はこちらへデッキ案、訂正指摘等々、お願いします)
最終更新:2012年03月08日 11:25