邪面獣ハッシャリガニー

クランチュラ「今度はボタンがないから発射し放題だ!」

【名前】 邪面獣ハッシャリガニー
【読み方】 じゃめんじゅうはっしゃりがにー
【登場作品】 魔進戦隊キラメイジャー
【登場話】 エピソード16「マシュマロワイヤル」
【所属】 ヨドンヘイム/ヨドン軍
【分類】 邪面獣
闇獣 リガニー
【担当邪面師 マシュマロ邪面
【邪面】 「発射」→弾丸やミサイルの打ち出しを現す地球の概念
【モチーフ】 ミサイル、ザリガニ

【詳細】

ヨドンヘイムに生息する巨獣リガニーに、地球の概念「発射」を模した邪面をかぶせた邪面獣。

エピソード11に登場した邪面獣ハッシャボタンリガニーとよく似た姿をしているが、ハッシャボタンリガニーの失敗を受けクランチュラが改良した邪面を装着している。

ハッシャボタンリガニーがボタンを押さないとミサイルを発射できなかったため、ボタンを押す前に倒されたことからボタンを撤廃して邪面獣の意思でミサイルを発射可能になっている。
そのため今回被っている邪面も、ボタンをなくしてそこを警戒色のパネルで塞いだデザインとなっている。

ボタンを押す必要もなく0.001秒で発射できるミサイルは高層ビルも粉々に粉砕する威力を持ち、発射しても即座に再装填(再生?)されるため連射性能が高く弾幕を張ることで遠方から相手を一方的に攻撃することが可能。
キラメイジンやキングエクスプレスといったキラメイジャー側の巨大戦力は接近戦に偏った武器を装備し遠距離攻撃が出来るものは存在しなかった。
それも考えると以前のハッシャボタンリガニーの能力自体もキラメイジンの弱点を突けるため、着眼点そのものは悪いものではなかったのだ。
その仕様は別として。

マシュマロ邪面が稼いだ闇エナジーによって地球に送り込まれ、ミサイルを次から次に連射して街を破壊していく。
凄まじい破壊力を見せつけるが、充瑠のキラメンタルがライムキラメイストーンを魔進マゼランへと変形させ、マゼランが発射したスーパーコンクリートを被って硬化してしまいミサイルの発射を封じられてしまう。

マシュマロ邪面をキラメイシルバーが相手している間に合体したキラメイジンと戦い、コンクリートを剥がしてミサイル連射で追い詰めるも、
魔進マゼランが銃に変形してそれを武装したキラメイジンマゼランが誕生すると形勢が逆転し、
発射したミサイルをマゼランショットで撃ち落とされた上に破壊されたため武器を失い、破れかぶれで突進していったがマゼランフルブラストに撃ち抜かれ爆散。
その頃シャイニングビームアタックを受けたマシュマロ邪面もまた撃破され、ほぼ同じタイミングで爆散した。

【余談】

スーツ(邪面)はハッシャボタンリガニーの物を改造したもの。
過去に登場した邪面獣のバージョンアップ版が登場するのは初となる。
自分が考えた能力が不発に終わったのがよほどクランチュラは悔しかったらしい。

なお担当しているのはマシュマロモチーフのマシュマロ邪面だが、ミサイルモチーフのこの邪面獣とはモチーフの関連性が無い。

さり気なく自分の攻撃に邪面師を巻き込んでしまっているが、よろめいてる程度で死なずに住んでいた。
もし仮にそのままマシュマロ邪面が死亡していた場合、邪面獣に殺された邪面師第3号になっていただろう。

最終更新:2023年01月19日 18:31