リガニー

【名前】 リガニー
【読み方】 りがにー
【登場作品】 魔進戦隊キラメイジャー
【初登場話】 エピソード2「リーダーの証明」
【所属】 ヨドンヘイム
【分類】 闇獣
【モチーフ】 ザリガニ
【名前の由来】 リガニ

【詳細】

ヨドンヘイムに生息する巨大な闇獣の一種。

地球のザリガニのような甲殻を持ち、トゲ付きの表皮で突進する攻撃的な性質である。
エピソード5でのクランチュラの台詞によると「攻撃耐性が強い」らしい。
他の闇獣同様、様々な邪面をかぶせる事で邪面獣となり、ヨドン軍にコントロールされ地球に送り込まれる。

「その耐久性を活かそう」という思惑なのか、リガニーを素体にした邪面獣は厄介な特殊能力を有する個体が現時点で多めに確認されている。
長所を伸ばす形で性能が考えられた邪面獣も多く存在し、比較的強力な個体が多く優秀な闇獣である(出落ちは除く)。

エピソード2で「ラガー」の邪面を装着されるシーンで素顔が確認でき、エピソード43では邪面を到着する前の素面の個体が登場している。
素顔をさらして登場した闇獣は珍しく、劇中では他にバスラのみ。
デザイン画では他の闇獣も素顔が設定されているが、デザイン資料で確認できるくらいで劇中では見られない。

※ 劇中に登場した邪面獣は以下の7体である。
【登場話】 【邪面獣】 【邪面】 【詳細】
エピソード2 邪面獣ラガーリガニー ラガー 地球のスポーツ競技「ラグビー」を行う鍛え抜かれた選手
エピソード5 邪面獣キャッチャーリガニー ゲームキャッチャー 地球のクレーンゲームでプライズを掴む為の爪の付いたアーム
エピソード11 邪面獣ハッシャボタンリガニー 発射ボタン 弾丸の発射を決定する地球のボタン装置
エピソード16 邪面獣ハッシャリガニー 発射 弾丸やミサイルの打ち出しを現す地球の概念
エピソード23 邪面獣キンカイリガニー 金塊 一定の形に固めた地球の金の塊
エピソード32
エピソード33
邪面獣タンクリガニー 戦車(タンク) 火砲が搭載された無限軌道で走る地球の装甲車
エピソード41 邪面獣ネコカンリガニー 猫缶 猫用のウェットフードが詰められた地球の缶詰

【余談】

ザリガニをモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『爆竜戦隊アバレンジャー』の暴走連結生命体バルキゲニア以来の登場となる。

スーパー戦隊シリーズでは他にも『科学戦隊ダイナマン』のミサイルザリガニや『星獣戦隊ギンガマン』のグリンジーといった採用例はあるが、ザリガニをモチーフにした怪人はあまり多くない。

仮面ライダーシリーズの怪人モチーフにおいてもかなり珍しく、『仮面ライダー響鬼』の魔化魍アミキリや『仮面ライダーカブト』のサブストワームの他、『仮面ライダーV3』のザリガーナ(ヨロイ元帥の怪人態)しかいない。

ザリガニは赤色の体表のイメージが強いが、それは餌に含まれるカロチンが作用している為であり、バラエティ番組『トリビアの泉~素晴らしきムダ知識~』では「アメリカザリガニにサバをあげると青くなる」というネタが紹介された事例もある。

同個体の体色だけでザリガニを連想するのは難しいが、闇獣のモチーフに選ばれた地球の生物はヒルタニシなどの汚い水でも生きられる生物が多く、それを考えると泥をかぶったザリガニをイメージしているかもしれない。

地球のザリガニに似た姿をしているが、ハサミを持たないのも特徴であり、同じ甲殻類であるエビカニなどの場合はほとんどハサミが特徴的なデザインとなっている事が多いが、同個体はおそらくザリガニの腹部を上から見た姿を怪獣風に組み合わせたデザインになっていると思われる。
K-SuKe氏によれば胴体は前後逆のザリガニを配置し、頭に尻尾の先端が当てはまるようになっているとされている。

最終更新:2023年08月05日 21:53