ヨドン軍

【名前】 ヨドン軍
【読み方】 よどんぐん
【登場作品】 魔進戦隊キラメイジャー
【名前の由来】 淀む
組織タイプ 異次元人系

【詳細】

ヨドンヘイムに拠点を置き、地球を征服するために侵略行為を行っている軍団。

人々から希望や輝きを奪い、闇を崇めている。
クリスタリアや地球などの様々な世界を手中に収める為に派遣され、侵略活動を行う。

地球の侵略においては邪面師が人々の苦しみから発生するエネルギー「闇エナジー」を集め、邪面獣を送り込む為のゲートを作るべく暗躍するのが基本スタイルである。

ヨドン軍の作戦のメインは邪面獣であり、邪面獣の強大なパワーで地球の環境を破壊しつくし、大軍を送り込む為に巨大なゲートを開かせようとしている(但し、ゲート開放に関してはエピソード1で失敗し、現在は方針転換に伴って一時休止中。何回か大規模ゲート自体の作成は試みられている)。

エピソード1で邪面獣を送り込む際も防衛組織「CARAT」が作られていた上、地球の前に侵略していたクリスタリアの生き残りの情報によってヨドンヘイムの情報が齎されていた為、魔進戦隊キラメイジャーキラメイ魔進によって邪面獣は迅速に撃破され、ゲート大開放作戦と銘打たれた行動は失敗してしまった。

それ故に小規模なゲートで移動する事ができて察知されにくい邪面師を最初に送り込み、地球で活動させて発生した闇エナジーに使って更なるゲートを開放し、そこで邪面師に紐付けられた邪面獣を送り込み、地球で大規模な破壊活動を行わせようと目論むようになり、要は「邪面師邪面獣」によるトータルの被害を増やす事に目標がシフトした。

ガルザに「時間の掛かる作戦」と言わしめる気の長い作戦だが、今後何かしら作戦目的にも変化が生じる可能性が考えられる。
そもそもヨドンヘイムの価値観故にクランチュラが「『地球人を地球にある概念、または器具で苦しめる』という方向に重点を置いているだけ」という事もある。

闇エナジーはある程度の期間持ち越しが可能である事が判明している為、余剰分を緊急などの場合に備えて貯めている可能性もある。

幹部は現時点でガルザクランチュラの2名だけであり、ヨドン皇帝さえもビジュアルが判明していないが、エピソード22ではヌマージョが招集を受けていたもののオラディンによって倒されてしまっていた事が明らかになった。

ヨドンヘイム全土に幹部、もしくは幹部候補となる怪人が散っており、有事の際に呼び出される方式の模様。
後にヨドンナという新女性幹部が参戦した。

4つ揃えると願いを叶えるというカナエマストーンの存在はある程度知られてはいるようだが、さほど重要視していないらしく魔性を司るカナエマストーン・イリュージョアのみ皇帝の指示でヨドンナが回収したものの、
それを利用して地球上で無限に邪面獣を作り出すという作戦は、1体生み出しただけでイリュージョアが休眠状態に入るというコストの重さ故に頓挫している。

邪面獣ターンテーブルゴモリュウへ伴って出撃し、自分の1/5を喪った似割引クランチュラはスランプに陥ったらしく、それが逆にクリエイターとしての心に火をつけることになったが、
侵略行為に重点を置く皇帝側と、戦力を送り出す側のクランチュラのこだわり(遊び心)に差が出始め、最高傑作ということで送り込まれたマネキネコ邪面も悪い意味でクランチュラのこだわりが強く出てしまった結果、同じく作品を生み出す側である熱田充瑠との交流を経たクランチュラはヨドン軍の方針と完全に決別。

皇帝からも用済みとして始末されかけたところを密かにガルザに助けられる結果になったものの、クランチュラの離反はほぼ確定的と言える。
そうなると新たな邪面師邪面獣の作成は難しくなると思われるが、果たしてヨドン軍の次なる手は……

【余談】

この名称は淀みとヨトゥンヘイムを足した造語であるヨドンヘイムの軍隊、を縮めたものと思われる。

ヨドンヘイムの項目も詳しいが、汚れを好む異次元生命体ということで炎神戦隊ゴーオンジャー蛮機族ガイアークと共通点が多い。
異なるのは、ガイアークに比べヨドン軍は幹部同士の関係がかなり悪く、アットホームとは程遠いこと。
幹部同士の仲もそうだが、ガイアークはゲスト怪人枠の蛮機獣にさえ優しいのに対し、主にガルザだがヨドン軍は邪面師はおろか邪面獣でさえ時として容赦なく粛清してしまう。

最終更新:2021年02月03日 02:40