【詳細】
クランチュラは「巨獣」、マブシーナは「ヨドン巨獣」と呼んでいる。
地球の生物に似た姿をし、
邪面をかぶせる事で「
邪面獣」となり、
ヨドン軍にコントロールされる。
ヨドンヘイムはその名の通りに闇に沈み、淀んだ空気の漂う暗い世界だが、これらの生物がどのように生態を作り上げているのかは不明。
生物である以上、何らかの餌を必要とする筈だが、見る限りではヨドンヘイムに野生生物が生きられるような環境ではない模様。
バスラは魚を食べることが確認されている。
※ 劇中では以下の5種類が登場している(劇場版で新たに1種類登場している)。
【初登場話】 |
【闇獣名】 |
【詳細】 |
【モチーフ】 |
エピソード1 |
ヒルドン |
軟体の巨大な闇獣。触手を振動させ、宙に浮く事もできる。 |
ヒル |
エピソード2 |
リガニー |
甲殻を持った巨大な闇獣。攻撃的な性質であり、トゲ付きの表皮で突進する。 |
ザリガニ |
エピソード3 |
シェルガ |
貝殻で身を包んだ巨大な闇獣。重く安定したボディを持ち、固い防御性を自慢とする。 |
タニシ |
エピソード4 |
バスラ |
ヒレを持つ巨大な闇獣。引き締まったスマートボディを持ち、素早い動きが特徴である。 |
ブラックバス |
エピソード7 |
ダガメス |
鉤爪を持つ巨大な闇獣。2つの頭部を持ち、それぞれが自在に攻撃する事ができる。 |
タガメ |
エピソード28 |
ゴモリュウ |
羽根びれでジェット飛行する超巨大な闇獣。キラメイストーンを行動不能にさせる地獄衝撃波を放つ事ができる。 |
コウモリダコ |
劇場版 |
レムードン |
いくつもの頭部を持つ闇獣。相手を眠りに落とす事ができる。 |
ヒツジ |
【余談】
7種類の闇獣が登場しているが、ゴモリュウのモチーフであるコウモリダコとレムードンの羊を除く他の生物の特徴は「水場(近く)を生育環境とする」事で統一されている。
甲殻類、魚類、昆虫類などのモチーフの選別は被らないように配慮しているらしい。レムードンのモチーフである羊のみ陸上生物。
タガメがモチーフのダガメスが登場する以前は「汚い水でも生きられる生物」や「外来種として固有種を駆逐している生物」が選ばれていると思われていた。
タガメは数を減らし、汚い水で生きられるような昆虫ではないが、ダガメスは「投入するのにコストが嵩む」という設定がある為、他の4種類と扱いが違う点から考えれば、ヒルドンからバスラまでは「日本に外来種が存在する、且つ水生生物」という括りで統一されてはいる事になる。
エピソード28で新種の個体「
ゴモリュウ」が登場し、モチーフとなるコウモリダコは「光の届きにくく深い闇に染まる深海」が活動域であり、「闇」という名前に相応しい。
当初はコウモリがモチーフと思われていたが、エピソード29の放送終了後にテレビ朝日公式サイトの「
邪面師&邪面獣」でモチーフが判明した。
存在としては『
特命戦隊ゴーバスターズ』の
メガゾードに近い設定であり、謂わば「闇獣」という存在は邪面獣の素体である。
暴れさせるだけなら闇獣を送り込むだけでも問題ない気もするが、わざわざ邪面でコントロールを必要とするだけの理由があるのかは不明。
最終更新:2023年03月15日 02:40