邪面獣

【名前】 邪面獣
【読み方】 じゃめんじゅう
【登場作品】 魔進戦隊キラメイジャー
【分類】 巨大怪獣
【名前の由来】

【詳細】

ヨドン軍が地球に送り込む巨大獣。

地球の器具や概念などを模した仮面「邪面」をヨドンヘイムに生息する巨獣「闇獣」にかぶせる事で生み出される。

その目的はヨドン軍が地球を侵略する為の破壊活動を行わせる事であり、邪面の性質に左右される面があるが、ベースが異世界の原生生物の為に知能はあまり高くない。

エピソード1で邪面獣ジャグチヒルドンは、マブシーナらが事前に対抗準備を整えていたことも有りその巨大から目立ち過ぎて、すぐに発見された挙句に撃退されてしまった。

その為にクランチュラが新たな策を考案し、エピソード2以降は邪面師闇エナジーを稼がせ、それを元に邪面獣を送り込む為のゲートを開かせて、地球に転送する事で現地で暴れさせるという二段構えの作戦をメインとし、邪面師と邪面獣による「トータルでの被害」を増やすようになった。

邪面師がゲートを開く為の闇エナジーを稼ぎ切る前に倒されてしまった場合、邪面獣を送り込む事ができない。
しかし、その場合はヨドン皇帝と「闇の保険」なる契約を邪面師が結び、自らの生命エネルギーを闇エナジーに変換する形で補い、ゲートを開通させる事ができる。

現時点で「作り出された邪面獣が無駄になってしまった」という場面はない(登場して間もなく瞬殺された個体は存在する)。

ヨドン軍の侵略活動は「邪面師を派遣し、溜まった闇エナジーでゲートを作り、邪面獣を送込む」というのが基本パターンである。
しかし、幼体の姿で送り込まれる、邪面師でサポートする、或いは勝手に成長させる、そのような変則パターンもいくつか確認されている。

ヨドン軍は大規模なゲートを作り出して大量の邪面獣を送り込む、という作戦を諦めていないことがエピソード25で明らかになっており、邪面獣ジャグチヒルドンで上記の通り目立ちすぎたため作戦が失敗したが、今度は邪面師にその作戦を行わせていた。

その際に登場したヨドンナの回想を見る限り、一度作った邪面獣、もしくは邪面は再生産が容易ならしく、かつて登場し倒された邪面獣がゲートを通る様子が彼女の回想に描かれている。
エピソードFINALまでに大規模ゲートは不発に終わったものの、大量の邪面獣を送り込んだ上で地球侵略完成まで王手をかけるまでには成功しているため実際にバクダン邪面等の作戦が実現していた場合、地球はヨドンヘイムの手に落ちていたであろうことは想像に難くない。

【余談】

邪面師と同様、素体となるボディに様々な仮面を付け替える形で登場している。

上述のパターンは『特命戦隊ゴーバスターズ』のメタロイドメガゾードの関係性によく似ているが、一部パーツを共有する形で組み込んでデザインされている個体が多いメタロイドやメガゾードとは異なり、現時点で邪面を共有している邪面獣は登場していない。

尤も、ラグビー邪面邪面獣ラガーリガニーのように紐付けする関係からか、近い概念を邪面のお互いのモチーフにしてはいるが、採用されるものはかなり自由に決められている模様。

なおゴーバスのメガゾード等巨大戦闘のみを担当する怪人に相当する存在だが、人に近い体躯を持つ個体がいるとはいえこれらは皆原生生物を邪面を使ってコントロールしているだけで、巨大怪人ではなく厳密には巨大生物、あるいは巨大怪獣。
ウルトラマンかな?

最終更新:2022年07月08日 01:35