マシュマロ邪面

「言うこと聞かないマシュマロボディ～♪

【名前】	マシュマロ邪面
【読み方】	ましゅまろじゃめん
【声】	小野坂昌也
【登場作品】	魔進戦隊キラメイジャー
【登場話】	エピソード16「マシュマロワイヤル」
【所属】	ヨドンヘイム/ヨドン軍
【分類】	邪面師
【素体スーツの色】	銀
【手袋/マント/ブーツの色】	緑／緑（裏地は銅）／緑
【邪面】	マシュマロ→ふわふわで弾力のある地球の甘いお菓子
【担当邪面獣】	邪面獣ハッシャリガニー
【作戦名】	地獄マシュマロ化作戦
【一口メモ】	凍らされるとカッチカチになってしまうのは内緒です
【モチーフ】	マシュマロ

【詳細】

ベチャットが地球のお菓子「マシュマロ」を模した邪面をかぶって昇格した邪面師。

ピンク色の円柱形のマシュマロがたわんで人面になっているよう……に見える邪面を装着している。
口のあたりに出っ歯らしき黄色と白のマシュマロが飛び出ている。

人間をマシュマロに変えてしまう能力を持ち、ターゲットを地球のマダム達に絞って闇エナジーを集める「地獄マシュマロ化作戦」を実行する。
首から下は肥満気味で腹も下半身もだらしないまるでマシュマロのような体型になっているのが面白い。
シリーズは違うが、肥満体型の男性が変身したら変身後もぽっちゃり体型になったライドプレイヤー（仮面ライダーエグゼイド）を思い出させる。

ただその肉体も攻撃をポヨンと弾き返してやりマシュ…ではなく弾き返してしまう弾力性に富んだもので、見た目以上の防御力を持つ意外と厄介な邪面師。
性格も後述するが悪辣、悪趣味極まりなく、口調は丁寧だが何故かオネエっぽい。
マシュマロにかけてか語尾に「マシュ」をつける。

人間をマシュマロに変えてしまう作戦を考えたのはクランチュラ。
エピソード15にて直接地球に出向いたクランチュラはそこで出会ったマシュマロをとても気に入り、この邪面師に人間をマシュマロにして集めてこいと伝えたらしい。
それをこの邪面師は「年頃のマダムはマシュマロのような肌になりたい」という認識を持つと考え、美を求めるマダム達をターゲットに見据え、
次々にマシュマロに変えては大きな瓶に詰め込んでクランチュラに献上しようとしていた。
ついでにマシュマロに変えたマダム達から闇エナジーを搾り取れるため一石二鳥、というわけである。
お年を召したマダムではろくな抵抗も出来ず、ターゲットにしやすいという狙いも有るのだろう。いい性格をしている。

駆けつけてきたキラメイジャーたちの攻撃が一切通じず、銃撃、剣撃はもちろんキラメイバスターすら跳ね返してしまう。
一人だけ様子がおかしいクリスタリア宝路以外のメンバーの攻撃を軽くあしらい、跳ね返したキラメイバスターの爆発に呑まれたキラメイジャー達をよそに、
新たな被害者を増やしクランチュラにマシュマロを献上しようとわざわざ言い捨ててその場から立ち去った。

その後コンサートホールに出現。
池松秋保という女性バイオリニストのコンサートの観客たちを襲い始め、駆けつけた時雨、小夜がチェンジして攻撃するも、
身軽な動きで翻弄し、そこに充瑠らが駆けつけたものの、マシュマロに変えてしまうビームを発射して彼らを攻撃。
どうにかマシュマロボディを攻略したい充瑠らだが攻撃が通じずヒップアタックまでかまされてしまう始末。
とそこに遅れて駆けつけた為朝がキラメイショットを発射。

打ち出された特製の「アイスバレット」が体内に入り込んでしまったことで身体は芯から凍りついてしまい、マシュマロの弾力が失われてしまう。
能力が封じられてしまってもなおヌマデを構えて戦おうとしたが、そこに邪面獣ハッシャリガニーが出現。
邪面獣が発射したミサイルに巻き込まれてしまい「何で私も！？」と叫びながら大きく吹き飛ばされてしまう。

そして新たにライムキラメイストーンが魔進マゼランへ生まれ変わり、発射したコンクリートによってハッシャリガニーのミサイルが封じられてしまった直後、
フラフラになりながらも姿を見せる。このあたり心も柔らかいわけではなく芯があることを伺わせる。

邪面獣を瀬奈達に任せ単身その場に残った宝路との一騎打ちとなるが、攻撃を弾き返せないとなると何も出来ず、
邪面獣がキラメイジンマゼランの必殺技に破れた直後、シャイニングビームアタックに貫かれ今まで一言多かったことを心から侘びつつ爆散した。

邪面師が倒されたことでマシュマロに変えられてしまったマダムたちは復活。
ヨドンヘイムでその光景を見守っていたクランチュラだったがついにマシュマロが残り一つになってしまい、
作戦失敗にショックを受けよろめいた際に後ろにいたガルザにぶつかってしまったはずみで落としてしまった。

クランチュラの情けない叫び声がヨドンヘイムに木霊する中、ガルザはただ一言「愚かなやつ」と吐き捨てるのだった。

【余談】

邪面以外のスーツはミュージック邪面と同じ緑ベースのもの。
ジョイスティック邪面→ミュージック邪面→マシュマロ邪面ときて、バクダン邪面のスーツに使われた。

マシュマロをモチーフとした怪人は初。
ケーキだったりパティシエだったりは前例があるものの、マシュマロ単体を顔に見立てたデザインは秀逸。
ちなみにデザインをしたのはK-SuKe氏だが、邪面師の体型に関して自分は何も言っておらず、Twitterでの質問に対して「（そういう体型になったのは）竹本監督のアイディアかな？」と答えている。

声を担当した小野坂昌也氏は烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIEにてクロックシャドーの声を担当して以来の出演となる。

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