ヨドンヘイム

【名前】 ヨドンヘイム
【読み方】 よどんへいむ
【登場作品】 魔進戦隊キラメイジャー
【分類】 敵戦力/敵地
【名前の由来】 淀(よど)む+ヨトゥンヘイム

【詳細】

魔進戦隊キラメイジャー』に登場する敵組織の拠点、或いは地球とは異なる世界に存在する闇の帝国。

ヨドン軍」という強力な軍隊を率いて、クリスタリアを始めとし、様々な世界を侵略しては輝きを奪ってきた。
次の目的地として地球に狙いを定め、邪面師邪面獣を送り込む。

ヨドンヘイムは世界そのものが闇に沈み、光が差さず淀んだ暗い空気が漂っている。
おおよそ生物が住めるような環境には見えないが、「闇獣」という巨大な生物が生息し、それに「邪面」と呼ばれる特殊な仮面を取り付ける事でコントロールしている。

組織の紋章はヨドンヘイムの頭文字から「Y」を図式化したものであり、ベチャットが被っている邪面にもその紋章が描かれている。

またガルザの情報から「月」が存在していることが判明している。
エピソードFINALにてヨドン皇帝がキラメイジャーに敗れ、ヨドンナ、ガルザといった幹部クラスも戦死、消滅しただ一人生き残ったクランチュラが新たな支配者として君臨することとなった。

そしてクランチュラはすっかりクリエイター同士で仲良くなった充瑠へ(黒電話で)「もう二度と他の次元へ戦争を仕掛けない」と告げ生き残りのベチャット達と共に暮らしていく道を選んだ。
主だった過激派が全員死亡した形でのヒーローとの和解が実現した珍しい敵組織の一つとなったのだった。

【余談】

地球とは別の世界にあり、地球人と美的感覚が異なる世界の住人」という点は『炎神戦隊ゴーオンジャー』の敵組織「蛮機族ガイアーク」と共通する。

但し、ガイアークは機械生命体であり、自分達の種族が生きる為に地球を滅ぼそうとまでは考えていなかったのに対し、ヨドンヘイムはその世界に住む住人は生身であり、尚且つ軍事的な目的で世界を攻めて滅ぼそうと企んでいる点で決定的に異なる。

ゴーオンジャーとは敵組織以外にも「巨大戦力が喋るビークル」や「ヒーローとビークルは相棒関係」と共通点が多い。

ラスボスとなった存在が死亡した後、生き残った幹部の手動で復興していくのは魔法戦隊マジレンジャー地底冥府インフェルシアと同様。そちらは冥府神スフィンクスが生き残り、親善大使としてマジレッドが地球とインフェルシアを行き来するなど、戦隊レッドと幹部が決着後も交流が有る珍しい関係という点でも似ている。

最終更新:2024年12月10日 02:56