ズオス

【名前】 ズオス
【読み方】 ずおす
【声優】 才川コージ
【登場作品】 仮面ライダーセイバー
【登場話】 第1章「はじめに、炎の剣士あり。」
【所属】 黒い本棚
【分類】 メギド/幹部
アルターライドブック ズオスアルターライドブック
【ジャンル】 生物
【特色/力】 生物のメギドを司る
【モチーフ】 水牛、虎などの生物、プロレスラー?
【名前の由来】 動物(希:ζώον)+神(希:Τέως)

【詳細】

メギドと呼ばれる本の魔人達の幹部の一人。

生物のジャンルを司り、脳筋パワー系の肉体派幹部とされている。
怪人態は虎や水牛等の様々な動物のキメラといった姿で、第4章にて倫太郎の目の前で怪人化している。
ソードオブロゴスからも強力なメギドとして要注意対象にされている模様。

その屈強な肉体は計り知れないパワーを生み出し、情け容赦のない格闘攻撃を繰り出す。
敵の動きを見極める能力にも優れ、一度見た攻撃は通用しない。
また「ジドラ」、「ダウヌ」という2本の剣も備える。

第6章にて倫太郎の師匠であり、先代の水の剣士を殺害していたことが明らかになった。
今でもその水の剣士のことを覚えており、倫太郎からは師匠の敵として強い憎しみを向けられているも、力が及ばない彼のことを「殺す価値もない」として、戦闘中取り落した聖剣をあえて膝つく彼に手渡した上でゆうゆうとその場から去っている。
倫太郎の師匠、長嶺謙信は15年前の時点では存命だったことが明らかになっている(Blu-rayBOX①特典付属映像参照)ため、恐らく15年前の戦いで仕留めたものと推察される。

その後訓練を経てワンダーコンボの力を得た倫太郎と再戦。
新たに得た天空のペガサスワンダーライドブックに加え、ライオン戦記ワンダーライドブック、ピーターファンタジスタワンダーライドブックの3冊を使い仮面ライダーブレイズ ファンタスティックライオンと戦うも、
3冊変身の負担を物ともせず流麗な剣技を使うブレイズに圧倒されその場から撤退した。

その後も目次録を出現させるための作戦中ブレイズキングライオン大戦記に変身し、自分を圧倒した倫太郎をついに好敵手と認め、第23章ではストリウスの立案した禁書を奪い取る作戦で剣士達の足止めを任される。
市街地で大々的に破壊活動を行い、駆けつけてきた倫太郎と蓮と戦い始めるが、剣斬を無視してブレイズとの本気の戦いを望む。
ファンタスティックライオンではなく、キングライオン大戦記へとチェンジしたブレイズとの戦いを楽しむが、その最中ストリウスが奪った禁書が発動し、遠目からでもわかる異常事態にブレイズ達が向かっていったため自身もそれを追いかける形で現場に合流する。

そしてセイバープリミティブドラゴンの必殺技の余波を受けてしまい、続く第24章では禁書の力についてストリウスを問いただしていた。
第25章では大量のアルターライドブックを取り込みながらも結局暴走するセイバープリミティブドラゴンに敗北したレジエルが洋館に戻ってくると「生きててよかったなぁ」と小馬鹿にしつつ声をかけていた。

第26章にてメギドの3幹部の正体が、2000年前に初めて人間界とワンダーワールドが繋がり、初めて訪れた5人の人間達であることがユーリから明かされる。
その者達のうち、大いなる本の力に魅入られその断片を取り込むことでメギドの始祖となったのがズオスら3幹部だった。

2000年前は仲睦まじく、現在は互いに睨み合ってギスギスとした関係となっているのが嘘のようであるが…

【余談】

ズオスを演じる才川コージ氏は仮面ライダーフォーゼの第3話、4話に放送部生徒としてクイーンフェスのMCを行っていた。
レギュラー出演は初となる。

ズオスという名前の由来は恐らく司るジャンルからギリシャ語で動物の「ゾー」と、神を意味する「テオス」をあわせたもの。
動物の神様という意味か。

最終更新:2024年04月25日 20:26