メデューサメギド

「全員まとめてー」(末妹)

「カチンコチンにしてあげるわ」(次女)

【名前】 メドューサメギド
【読み方】 めどぅーさめぎど
【声/俳優】 斉藤貴美子
【登場作品】 仮面ライダーセイバー
【登場話】 第7章「王の剣、アヴァロンにあり。」
第8章「封印されしは、アーサー。」
【分類】 メギド
アルターライドブック メデューサ蛇伝
【ジャンル】 幻獣
【特色/力】 石化能力/鞭
【モチーフ】 メドューサ、蛇

【詳細】

メギドの幹部、レジエルが「メドューサ蛇伝」のアルターライドブックから生み出した幻獣に分類される怪人。

蛇の髪を持ち、上半身は蛇が巻き付いたような、あるいは蛇の鱗を思わせる装甲に覆われている。
神話におけるメドューサとはゴーゴン三姉妹の末妹であるためか、三姉妹で活動し、ストリウスに焚き付けられたレジエルと共に三姉妹が別々の地点で現実世界を侵食していた。

戦闘では両腕から触手を伸ばして攻撃する他、短剣を装備し相手に斬りかかる。
また見た人間を一瞬で石化させてしまう恐ろしい能力も持つ。
他のメギド同様、アルターライドブックが消えない限り何度でも蘇る。

3姉妹のうちの一体が尾上に発見され、仮面ライダーバスターと増援に駆けつけた剣斬と交戦。
そこにズオスレジエルらが怪人態となって参戦し、幹部らの力にライダー達は追い詰められていく。
さらにワンダーワールドに迷い込んでしまった芽依も人質にされてしまい、ますますライダー達は不利な状況に置かれてしまうが、
そこに修業を終えた倫太郎が駆けつけ、ブレイブ ファンタジスティックライオンへと変身し、ズオスを撤退させることに成功。

そのままレジエルと戦うブレイズを石化させようとするも、水鏡を作り出されたことで自分自身が石化の能力の対象になってしまい目を封じられてしまう。
両腕から蛇を伸ばして悪あがきをするも、ハイドロ・ボルテックスに切り裂かれ爆散した。

その後第8章にて別の個体が活動を再開。
レジエル、仮面ライダーカリバーも現れ、現場に駆けつけたライダー達と激突する。
キングオブアーサーの力を使いこなそうと焦るセイバーを石化させようとするもう1体までその場に現れ、変身を解除されつつも尾上がその身代わりとなって石化してしまった。

一度は撤退したライダー達だったが、尾上を救うため再び現れるであろうことを予想し、石化した尾上の近辺でレジエルと共にライダー達を待ち構える。

レジエル、カリバーと共にセイバーらを追い詰めていき、別の場所にいた別個体のメデューサメギドを呼び寄せとどめを刺そうとするが、
それは飛羽真の書いた筋書き通りであり、カリバーを剣斬とエスパーダ、レジエルをブレイズファンタスティックライオンが抑え、メデューサメギド2体をセイバーが相手取る。

仲間を信じることを知ったセイバーがドラゴンアーサーへ変身すると、姉のメデューサメギドがワンダーワールドに浮かぶ岩の破片を投げつけて攻撃を行ったがキングスラッシュに切り裂かれ爆散。
残された妹の個体が巨大化して姉の敵を取ろうとするも、キングエクスカリバーが巨大ロボ、キングオブアーサーへと変形。
キングカリブルを振るうキングオブアーサーに圧倒され、巨大な岩を落とすことで街もろともライダー達を葬らんとしたが、セイバーを剣としたキングオブアーサーのキングスラッシュが一刀両断し、
続けて自身もキングスラッシュの2連撃を受け悲鳴を上げながら爆散した。

【余談】

メデューサは蛇の髪を持ち、見た生物を石化させる能力で有名な伝承上の存在だが、このメギドのように姉妹であることを意識した設定なのは類を見ない。
群れをなす性質を持つピラニアメギドや6兄弟で構成されるアヒルメギド等、出現した時点で複数個体になっているメギドは比較的多い。
なおいずれも「物語」ジャンルの怪人となる。

メデューサモチーフのライダー怪人としては仮面ライダーウィザードメデューサ以来となる。

最終更新:2022年12月20日 03:09