キノコワルド

【名前】 キノコワルド
【読み方】 きのこわるど
【声優】 かぬか光明
【登場作品】 機界戦隊ゼンカイジャー
【登場話】 第2カイ「ガオな野獣がごやっかい!」
【所属】 キカイトピア/トジテンド王朝
【分類】 ワルド/キカイノイド
【世界】 キノコトピア
トジルギア キノコトジルギア
【名物】 野生のキノコ(毒胞子)
【名産】 スマッシュパンチ、ギャラクティカマシュルム
【モチーフ】 キノコ、毒キノコ、UFO?

【詳細】

クダックに「キノコトジルギア」を組み込み、ニョキッと誕生したキノコトピアの力を宿すワルド怪人。

身体の大部分はクダイターと共通だが、頭部と右手には大きなキノコ型のパーツに変化し、左手にも鋭いカサを持つキノコが幾本も生えたナックルガードを装備している。よく見るとナックルガードの形状は倒木に生えたキノコを模している。

トジルギアに封じた平行世界の生み出すキノコパワーを悪用し、人々の頭や周囲のいたる所にキノコを生やしまくり、
奇怪なキノコの世界を作り出してしまう。
機械生命体なはずのキカイノイドの頭にも生えてしまうほど、キノコパワーは強力で見ようによってはワンポイントのアクセサリーのようで可愛くも有るが、
実は全てが強力な毒キノコであり、キノコワルドの意思一つでキノコから毒の胞子を吐き出させてしまうことが可能。

これによって広域を毒胞子で汚染してしまうことを可能としている一方、胞子に含まれる毒はキカイノイドには大した効果がないため、
苦しむのは人間のみであり、被害者から見れば利用されているだけのキカイノイドもまた加害者にされてしまうという悪趣味極まりない能力を持つ。

五色田介人とジュランが結成したゼンカイジャーによってクダイタークダイテストを動員した人間界制圧作戦が失敗し、
ゼンカイジャーを「スーパー戦隊」と見抜くゲゲの言葉から何かを思いついたイジルデにより、キノコトピアを封じ込めたキノコトジルギアをクダックにセットすることで誕生。
激しく上半身を動かしながら回転する歯車状のエフェクトと無数のキノコパワーに包まれることで変形を完了した。

誕生直後から身体に満ち満ちるキノコパワーを人間界に広げて至るところへ無数のキノコを生やす。
そして騒ぎになる人間達をビルの屋上から興味深いと言いつつ観察するイジルデの側に控えていたが、
そこを介人とジュランに見つかったため交戦。

ゼンカイザーとゼンカイジュランにチェンジした二人と戦うもゴーグルファイブギアの力を使う介人達は巧みにリボンを操り電撃を浴びせ攻め立ててきたため、キノコの胞子を目眩ましにして撤退した。

その後もキノコが増え続ける様子を静観し、語尾に「キノコ」をつけてしゃべる等キャラクターにも変化が生じ、

イジルデ「お前…その"キノコ"って喋り方はどうした?」

キノコワルド「あぁ!俺キノコワルドになりたてキノコ!自分がキノコワルドだって忘れないようにキノコ!」


とその姿勢はイジルデにも好評価で、広範囲に十分にキノコが行き渡り警戒心が薄れてきた頃合いを見計らって生やしたキノコから毒胞子を放出させて人間達を苦しめる。
その行動を止めるために再びやってきた介人とジュラン、そして胞子に苦しむ生物を見かねてトジデントを倒そうと決意した新たな戦士、ガオーンを加えた3人のゼンカイジャーに対し、
クダックと共に襲いかかり、ボクシングのような動きでジュランを圧倒。
ギャラクティカマシュルムを叩き込んで大きく吹き飛ばすも、ゼンカイガオーンの動きを捉えられず、ゼンカイザーと共にギアトリンガーから放たれた必殺技を受け爆散した。

【余談】

ワルドと呼ばれる怪人の第一号。

モチーフはキノコだが頭部の笠はUFOを思わせる形状になっている。
別世界からの侵略者のイメージからだろうか。

最終更新:2021年10月17日 03:18