【詳細】
神獣「フェンリル」、生物「ハンミョウ」、物語「歌う骨」の要素を組み合わせた複合ジャンルのアルターライドブック。
表紙であるジェイルバインディングは赤色で他のアルターライドブックとは異なる色合いで、ページは黒。
内部のテキストオブアルターにはデザスト自身の顔が描かれ、文章として「悪しき者の禁術により生まれた、3つの属性を合わせ持つ者の封印が解かれる」と書かれている。
デザストの製作者が
ストリウスと判明したため、この悪しき者とは彼のことだろう。
第41章ではストリウスとの戦闘中
カリュブディスの不意打ちを受けデザストは体の一部ごとアルターライドブックを食われてしまう。
それによってブックが破損してしまい、再生が難しくなってしまった。
そして第43章における緋道蓮との戦いの末、限界を迎えたデザストは消滅。
その後には彼のマフラーと共に、壊れたこのアルターライドブックが残されていた。
剣斬の速度を活かした連続斬りの末に放つカラミティ・ストライクにはデザストの幻影もあった。
スパルタンも初見の技故に対処できず怒涛の斬撃を捌ききれず撃破され、その直後デザストのマフラーと共に蓮の手のうちから消えていった。
「役目は果たした」、とでも言うかのように。
だが、仮面ライダーアウトサイダーズにて財団Xが回収した仮面ライダーオーディンのデッキを媒介にして復活。
それによってデザストが蘇ることとなった。
【余談】
複数の要素、伝承を宿す唯一のアルターライドブック。
メギドの不死性についての正解を示すアイテムでも有り、「核となるアルターライドブックがある限り何度でも復活する」というメギドの性質を劇中でわかりやすく描写することに成功している。
アルターライドブックに損傷があればそこから生まれたメギドにも影響が及ぶ。
彼らが「本の魔人」と呼ばれるのも、本体がアルターライドブックだからだろう。
劇中に登場したアルターライドブックの中では、唯一仮面ライダー側が必殺技発動に用いたアイテムである。
最終更新:2023年06月23日 03:57