政府特務機関フェニックス

【名前】 政府特務機関フェニックス
【読み方】 せいふとくむきかんふぇにっくす
【登場作品】 仮面ライダーリバイス
【分類】 組織
【名前の由来】 不死鳥(フェニックス)

【詳細】

仮面ライダーリバイスに登場する組織。

ギフを崇める悪魔崇拝組織デッドマンズと敵対している。

組織の規模は大きくかなり広い影響力を有し、悪魔あるいはデッドマンに関する調査を行っている。
政府から公認された組織であるためその存在は秘匿されずに周知されており、フェニックス・スカイベースという飛行型司令母艦は堂々と海上に浮遊している。

ギフの棺を物語開始時点で保有している組織であり、ギフの奪還を狙うデッドマンズからの襲撃を受けることも多いため隊員にはガンデフォン50やフェニックスリボルバーという拳銃が支給されている。
人知を超越した悪魔やデッドマンを相手にするということで超法規的に武装が認められていると思われるが、実は政府の役人との関わりは劇中では描かれていない。

バイスタンプやそれを扱うための装備一式の研究、実戦への投入などを積極的に行い、デッドマンを生み出した人々は更生施設に収容されたうえで更生プログラムを実施しての社会復帰を促すなど”悪魔”という存在が一般市民に関わった事案への対処法を行っている。
そういったプログラムの存在もやはり周知されているが、悪魔という非科学的な存在にまつわることのためか、第13話ではデッドマンを生み出した契約者を拘束したり、科学的根拠に乏しい更生プログラムについての批判が見られるなど民衆側からの評判は芳しくない模様。

ギフの棺の解析、バイスタンプの量産を行い、悪魔の運用についての研究は最も進んだ組織と言えるが、ギフという未知についての情報は実のところデッドマンズには遥かに劣る。
一方でバイスタンプ、プロトバイスタンプの製造技術はデッドマンズでも持ち得ないことから第1話ではデッドマンズにプロトバイスタンプの保管庫を襲撃され、多数のスタンプを奪われてしまっている。

過去にはショッカーとも関わりがあり、ギフスタンプの発掘と同時に見つかったディアブロスタンプを奪われてしまっていた。

ショッカーやデッドマンズと明確に「悪の組織」と呼べる者達と対立関係にあるが、このフェニックスという組織もまた、「正義の組織」と言い難い不穏な面が見え隠れしている。

リバイスドライバーの正式所有者である五十嵐一輝を中心としてデッドマンズと戦う体制を整えているが、一般隊員は武器を所有しているとはいえギフジュニアにすら苦戦する有り様であり戦力として見る分には非常に厳しい。
また街中で暴れるデッドマンの被害に対処している場面がほとんど見られず、民衆への被害はおろそかになっているなど、体制として未熟な面が多々見られる。

隊員たちの動きの不備は後々量産されたデモンズドライバーを用いることである程度克服できたが、それでも30話以上かかっている。
劇中人物の中では隊員は多く登場しているが、隊長クラスの人物がほとんど登場せず、門田ヒロミに対する負担が著しい。
おまけにヒロミは第1話における新隊員の任命式をデッドマンズに襲撃された際の失態の責任を追求され降格処分の憂き目に合うなど、組織内の人材の面でもブラックじみたカクレた面が見えてくる。

最終更新:2022年04月06日 03:23