「所詮人間はそんなもの!お前らは退化し、俺だけが新たなる進化を遂げるのだ!」
【詳細】
フェーズ3を越えた
フェーズ4と呼ばれる段階であり、ギフのミイラこと「ギフの棺」と一体化し誕生したデッドマンである。
血に塗れたアノマロカリスの触腕が密集したような全身が特徴的で、オルテカがかつて変身していた
ダイオウイカ・デッドマンとよく似た姿をしている。
初となる
フェーズ4のデッドマンでありその戦闘力は桁違い。
オルテカ自身の優秀な頭脳と戦闘センスが反映され、伸縮自在の触手や吸着能力を持つ爆発物、以前の専用武器であった「パラネグロ」と基礎能力もダイオウイカ・デッドマン時代とほぼ同じながら全ての力が桁違いに強化されている。
ギフと一体化したことで体の一部を抉られたとしても瞬く間に回復してしまう修復能力を得たことで無敵とも言える力を持つ。
ギフ復活の礎となろうとした
アギレラが拒絶された際に、その様子をあざ笑い変身。
強化された戦闘力とギフの修復能力という強みを活かし
仮面ライダーを複数人相手取ってもなお優位に戦っていた。
しかし己の心の中でギフの影響を受けた
バイスとの戦いに決着をつけた一輝はサンダーゲイルバイスタンプの起動に成功。
仮面ライダーリバイスが誕生するとその力に全く対応できず、爆爆リバイストライクを受け敗北。
オルテカはギフと分離し倒れ伏すも、なおも立ち上がろうとする。
しかし次の瞬間ギフの棺から伸びた腕に掴み取られその中に引きずり込まれてしまう。
「あーあ、世界は俺のものじゃ…なかった…」
そのままオルテカを吸収したギフは遂に完全復活。
その場に居たリバイス他、大二らには関心を示さずそのまま上空に飛び上がり消え去った。
オルテカ、いや初芝真の死によって一度は復活した
デッドマンズも今度こそ崩壊。
以後ライダー達の戦いは
ギフとその信徒らが繰り出す
新生物達との戦いにシフトしていく。
ギフに捕食されたと思われていた初芝真だったが、実は繭に包まれた状態で生存していたことが判明。
またギフが
ギフセクトを凝縮して作り出したデッドマンとして別個体が第45話に登場している。
【余談】
スーツは
ダイオウイカ・デッドマンを改造したもの。
カラーリングが明るくなっている上、白衣のような衣服部分が装甲のような形にアレンジされている。
カンガルー・デッドマンと
サーベルタイガー・デッドマン フェーズ2を生み出した元悪徳弁護士の工藤のように、「同一人物が生み出した異なる悪魔」となるが、契約解除されたはずのダイオウイカ・デッドマン時代の武器を持ち込んでいる上公式サイトにも「以前の専用武器」としっかり記載されている。
となるとあの武器は
バイスタンプの遺伝子に左右されない、オルテカに宿る悪魔そのものの固有装備だったと思われる。
最終更新:2024年02月08日 23:16