ヒコボシワルド

【名前】 ヒコボシワルド
【読み方】 ひこぼしわるど
【声】 保志総一朗
【登場作品】 仮面ライダーセイバー
【登場話】 第20カイ「映画公開記念合体スペシャル 剣士と界賊、兄の誓い。」
【所属】 キカイトピア/トジテンド王朝
【分類】 ワルド/キカイノイド
【世界】 ヒコボシピア
トジルギア ヒコボシトジルギア
【名産】 七夕祭り
【名物】 タナバスター
【モチーフ】 彦星、七夕、短冊、星

【詳細】

クダックに「ヒコボシトジルギア」を組み込み、季節外れに誕生したワルド怪人。

星型となった顔面が特徴で、双髻と呼ばれる髪型を模したらしい装飾を持つ。またロケットブースターのノズルが編み込まれているような髪型も特徴的。
七夕にまつわる要素をベースに、彦星風にまとめ上げたような姿をしている。

短冊をつけた笹を象ったタナバスターというハルバードを持つ。

トジルギアから得られるヒコボシパワーを悪用しタナバスターから発射するピンク色の光線を当てた相手を別の場所に転送する能力を持つ。
その能力で女性ばかりを襲っていたものの、ゾックス・ゴールドツイカーの妹であるフリントをターゲットにしようとして「髪を後ろで束ねた女性」という外見情報しかなかったため、
外見情報に合致する女性ばかりを「織姫」と称して連れ去る誘拐犯と化した。

その被害者の中には、30分前の番組でセイバーら仮面ライダーの力と物語に興味を示したゾックスからワンダーライドブックを取り返すため乗り込んできた神代兄妹の妹、神代玲花まで含まれていて…

【余談】

タナバタワルドではなくヒコボシワルド。
最早恒例と言えるツッコミだが、ヒコボシトピアってなんだ。

織姫と彦星の逸話は広く知れ渡り、7月7日の七夕も日本にとってはおなじみの季節の風物詩。
だが元々は中国で行われていた行事で、奈良時代に日本に伝来したという。

織姫は天帝の娘でその名の通り機織りを得意とする働き者の女性。
天帝とは中国の儒教、道教における最高神。つまり織姫は神の娘である。
対してモチーフである彦星は牛飼いの青年で共に働き者で、天帝が認めた夫婦だったのだが、彼らは仕事を忘れて遊んでばかり
すっかり堕落してしまった2人は天帝の怒りに触れ、天の川を挟んで離れ離れになってしまった。
すると2人は離れ離れとなったことに悲しみ、仕事をしなかったため天帝によって一年に一回だけの再会が許され、
会えない間一生懸命働くことを命じる。
以後2人は会えない間仕事に励むようになったという。

織姫単独のモチーフは初。
季節の節句としての七夕モチーフであれば獣電戦隊キョウリュウジャーに登場したデーボ・タナバンタ以来の登場となる。
あちらも願いを叶える能力を持っていた。ただキャラクター的にはあちらは彦星。

追加パーツのデザイン及びスーツはヒコボシワルドとのコンパチ式。デザインもオリヒメワルドとヒコボシワルドでスーツを共用できるようになっている。
声は共に保志総一朗氏が担当し、炎神戦隊ゴーオンジャーにてバルカを演じて以来の特撮参加となる他、仮面ライダーシリーズでは初参加となる。

最終更新:2022年09月14日 11:40