「我忘れさすあーしの願い…魅惑の「籠絡」、ヒルビル・リッチ。甘ーい堕落へおいでなさい…!」
【名前】 |
ヒルビル・リッチ |
【読み方】 |
ひるびる・りっち |
【声】 |
沢城みゆき |
【登場作品】 |
王様戦隊キングオージャー |
【初登場話】 |
第27話「宇蟲王の到来」 |
【退場話】 |
第44話「王の証!真の六王国同盟」 |
【所属】 |
宇蟲王 |
【分類】 |
宇蟲五道化 |
【BMA】 |
蛭 |
【異名】 |
「籠絡」のヒルビル 昆虫界のコントロールキング |
【昆虫採集奥義】 |
ヒルビルドアップ アーシーウィップ |
【観察ポイント】 |
ダグデドに新たな力を付与されて、人々を一斉に洗脳することが可能になったようである。 |
【分布】 |
シュゴッダム(暗雲) |
【好物】 |
お願い |
【モチーフ】 |
蛭、ギャル? |
【名前の由来】 |
蛭、唇(くちびる)+蛭の英語読み(LEECH) |
【詳細】
無数の蛭が髪の毛のように寄り集まった頭部と桃色のタイトな衣装を身に着けた女性。
しなやかな動きから繰り出す伸縮自在な身体を翻しながらの体術を得意とし、全身のリップから強力な衝撃波を放って周囲の敵を圧倒する。
一人称は「あーし」のぶりっ子な格闘戦士。「キュルフフ」という怪音波のような笑い方が特徴。
「籠絡」の二つ名の通り標的の耳元でささやくことで対象の行動を支配する昆虫界のコントロールキング。
この洗脳能力は相手の耳元で囁く必要があるため効果範囲は狭いものの、対象者は行動を操られている自覚は無く「命令」ではなく「お願い」という形であるため、あくまで自発的な行動であると思いこんでしまうのが非常に厄介。
そのためヒルビルに洗脳されていることに気が付かず、無自覚なままに彼女のお願いを叶えようと行動してしまう(しかしお願いしたのがヒルビルであるという認識は無い)。
洗脳を解除するには「お願い」された内容を実行し完遂すること、そしてヒルビルの口からお願いを忘れるように言わせること。
しかし彼女はただでは決して洗脳を解除しない。加えて捉えようにもその身体を捕まえるのは至難の業であり、足を鞭のように伸ばすアーシーウィップは相手の接近を許さない。
洗脳能力の欠点とも言える効果範囲の狭さは、ヘッドフォン等を通し音声を載せることで克服できる。
これはテクノロジーに優れた
ンコソパの国民に対し相性がよく、国民のほとんどが持っていたミュージック
プレイヤーを利用することで僅かな労力で1つの国を手中に収めてしまった。
ジェラミーを倒して狭間の国として再スタートしていたバグナラクを滅ぼした後、「全世界同時放火罪」で収監されていたヒメノが不在の
イシャバーナに単身で乗り込んで滅亡させようとしていたが、
ゲロウジームから現状を教えられたことで脱獄した彼女が駆けつけ撃退された。
ゴーマ・ローザリアが王様戦隊の人格を入れ替える騒ぎが落ち着いた直後、各国の側近達を操って反逆を引き起こす。
他にも複数の者達を洗脳し王国同士の国交断絶を引き起こすものの、その事態をジェラミーが自ら泥をかぶる形で解決してしまい、途端に不機嫌になったダグデド・ドゥジャルダンに恐れをなしたのか怒りに震える王様戦隊の前に姿を表し戦いを繰り広げた。
5人を相手取り彼らの猛攻を喰らい続けるも決め手にならずその場から撤退する。
その後ダグデドが王様戦隊を地球に追放し、彼らが戻ってくるまでの半年間の間にンコソパを占拠し、ペタ城に居座っていた。
ンコソパの機能を完全に停止させるためヤンマが持ち歩いていたテッペンコンピューターの破壊を目論見シオカラを洗脳し、彼の身柄を利用しヤンマ本人にコンピューターを破壊させてしまう。
これによってシステムが全てダウンしたンコソパは完全にヒルビルの手に落ちてしまい、国の奪還どころか最悪の状況を作り上げ高笑いしていた。
【余談】
モチーフは蛭。
異名の「籠絡」とは他人をうまく丸め込み、自分の思い通りに操ることを意味する。
蛭のモチーフをリクエストしたのはヒメノ・ラン役の村上愛花女史とのこと。
最終更新:2024年02月19日 18:09