【名前】 |
宇蟲五道化 |
【読み方】 |
うちゅうごどうけ |
【登場作品】 |
王様戦隊キングオージャー |
【初登場話】 |
第27話「宇蟲王の到来」 |
【分類】 |
敵幹部 |
【名前の由来】 |
宇宙+蟲+五人の道化 |
【詳細】
超越者であるダグデド・ドゥジャルダンに仕えるだけあり、少数ながら
バグナラクを滅ぼし、単体で国落としどころか
チキュー規模の破壊行為すら可能な「宇宙最強の戦闘力」を持つ実力者ばかり。
ダグデドの訪れと共にチキューへ来訪し、
シュゴッダム以外の
4つの王国に攻め込み居座っていた。
特撮作品における「敵幹部」ポジションの者達であるが、宇蟲王ダグデドにとっては彼らも替えがききやすい手駒に過ぎず、自分の機嫌を損ねるような行動を取れば制裁も辞さない。
「道化」とあるように王を喜ばせるため、その振る舞いは演技じみている者達が多く、忍者かぶれだったりギャルっぽい口調の裏で粗暴な本性を隠す等、一癖も二癖もある者達ばかり。
そんな彼らはそれぞれの能力に由来する思われる二つ名を持ち、当初は封印されていた1名を省いた4人が登場。後に5人目も合流し全員が揃った。
メンバーの名と二つ名は以下の通り。
第31話終盤で別世界の地球へと飛ばされてしまった王様達に代わり、彼らが帰還するまでの半年間のうちに再度各国を手中に納めてしまっていた。
しかし本来の王ではない「道化」である彼らは統治に関するそういった技量が存在するわけでもなく、各国の統治はおざなりになっている上、
シュゴ仮面を名乗り蘇った
ラクレス・ハスティー/オオクワガタオージャーの活動を筆頭に、半年間国を放置したとして各国の王の評判は地に落ちておりそこに入り込む形で国を支配している。
奪い取った国とその五道化の対応は以下の通り
第38話終了の時点でイシャバーナ、トウフ、ゴッカンはそれぞれ五道化を撃退することで国を取り戻すことが出来たが、それぞれ主要となる者達が長期に毒に倒れていため弱っている、グローディが食料に毒を混ぜていたことを知らせず焼却処分していたため食糧不足に加えそれを民に見られたため支持率の低下と決して少なくないダメージを受けている。
ンコソパは一度奪還に失敗しているが、第39話で再び取り戻すための戦いを仕掛けゴーマを撃破しヒルビルを追い出すということで逆襲に成功。
なおシュゴッダムをラクレ…シュゴ仮面が統治している関係上、本来宇蟲五道化であるはずの
ミノンガン・モウズがハブられている…が、ゴーマが担当しているゴッカンに居座っていた。
【余談】
名前や立場のモデルは宮廷道化師。
中性ヨーロッパ時代において王族、貴族が雇い入れた芸者。
物語の語り手として、あるいはアクロバットや手品等己の肉体を駆使して王や貴族を笑わせる役割を持つ。
その時代重役とは言えないものの、ふるまいとしての自由が認められていたことから雇い主に対して大胆不敵にも批判する言動をとっても多少は許されてきた。
しかしあまりにも言動が行き過ぎた場合は処罰される等何もかもが許されるわけではなく、そこは「自由」という言葉の定義をそれぞれがどう捉えるかにもよるだろう。
「主を喜ばせるために存在するが、機嫌を損ねれば首を切られかねない」、そんな道化の名前を冠する5人の敵。
最後の一人は
カメジム以上に長きに渡ってチキュー上に混乱をもたらしていた。
最終更新:2024年12月26日 02:52