アントルーパーマルガム(冥黒)

【名前】 アントルーパーマルガム(冥黒)
【読み方】 あんとるーぱーまるがむ(めいこく)
【声/俳優】 高岡香
【登場作品】 仮面ライダーガッチャード
【登場話】 第37話「ホッパー1とたからもの」
【分類】 マルガム
ケミー アントルーパー
【属性】 インセクト
【憑依した人間】 ケミーそのものがマルガム化しているため無し
【特色/力】 暴走/迷宮の展開/増殖
【モチーフ】 アリ、ミイラ

【詳細】

インセクトケミー「アントルーパー」が冥黒王 ギギストの力によってマルガム化した姿。

赤と黒で構成された素体の上半身からアリの身体が飛び出しているような姿を持ち、左半身に巨大なアリそのものを縛り付けているようにも見える。
左手はアリの腹部そのものであり、右手側は無数のアリが密集して形状を成しているようにも。
本体である「クイーン」と、「コマンド」と呼ばれる戦闘員を無数に作り出す能力を持ち、これを用いた集団戦闘を得意としている。
また赤い酸の放出や遠隔攻撃、クイーンの左腕には鋭利な羽を備え、これを利用した斬撃を繰り出す。

ギギストが生み出す冥黒化したマルガムは、純粋な悪意のみを用いてケミー持つ根源的な力を暴走させる特殊な錬金術が施されている。
姿のよく似たアンツマルガムに比べても大幅に戦闘力が強化されている。

第36話でギギストが宝太郎から奪い取ったアントルーパーのカードから生み出されると、コマンドを複数体生み出して暴れまわる。
スケボーズマルガム(冥黒)の例があったため迂闊に手を出せない宝太郎とりんねを圧倒するも、加勢に現れたミナトがコマンド隊を一層した後、本体たるクイーンもライダーヴァルバラドのヴァルバラブレイクを受け仕留められた。
解放されたアントルーパーはカードに再封印されるも、スケボーズ同様真っ白になってしまいケミーとしての機能が停止してしまう。

そしてその直後、最大の犠牲者が生まれてしまうことになった。

冥黒マルガム化したマルガムは再錬成も不可能であり、ケミーとして死んだも同然の状況に追い込まれてしまったのだが、宝太郎がニジゴンの力を借りて手に入れた仮面ライダーレインボーガッチャードが放つ虹色の波動を浴びたことで無事復活を遂げた。

【余談】

スーツはコマンドも含め以前登場したアンツマルガムのリペイント。
声を担当した高岡香女史はアントルーパーの声を担当している。
他にもドッキリマジーン、サスケマル、ウツボッチャマ、パクラプターを担当。

怪人の声を担当したのはこのアントルーパーマルガムが初。
機界戦隊ゼンカイジャーにてキカイノイド女子のケミィ、メロリアが特撮初参加であり、出演はそれ以来となる。

最終更新:2024年07月05日 15:33