【名前】 |
冥黒王 ガエリヤ |
【読み方】 |
めいこくおう がえりや |
【演者】 |
伊藤彩沙 |
【登場作品】 |
仮面ライダーガッチャード |
【初登場話】 |
第39話「ガッチャ完了!クライマックス101!」 |
【所属】 |
ウロボロス界? |
【分類】 |
冥黒王 |
【特色/力】 |
占星錬金術 |
【モチーフ】 |
魔術師?、三角帽、腕、マルガム? |
【名前の由来】 |
エリヤ |
【詳細】
魔術師然としている
ギギストと比べると比較的人間に近いシルエットであるが、頭部は無数の手が覆い隠しているような蠢いているようで、銀色の腕が両肩から上に伸びている他、ギギストでは頭部、
ジェルマンでは胸部やや下にあった逆三角形の仮面のような左腕にある。
右肩は
金色に染まっているが、金色のコアが右肩周りにあるためコアから伸びてきたようでもある。
冷淡な調子で淡々と喋る女性の人格を持ち、
冥黒王の中では紅一点。
冥黒王のことと思われる錬金術師たちの間で知られるおとぎ話の中には三つ目の悪魔に捕まった子供たちがいたようだが、その男女比は偶然か否か男2人に対し、少女が1人だったという。
錬金と占星を用いた独自の占星錬金術を駆使する「運命」を司る
冥黒王。
オリジナルの術式体型からあらゆる事象を星のめぐりに委ね、その巡りが来ない限り自ら動こうとしない慎重な性格。
時にはその結果を他の
冥黒王にも告げる預言者めいた振る舞いを見せるも、「今日貴方は欠片を手に入れる」とガエリヤに告げられたジェルマンは
仮面ライダーたちとの戦いに敗北した挙げ句、
アトロポスによって取り込んでいた
グリオン復活のための礎とされてしまった。
その思惑の多くは未だに不明。
あまり自己主張しないかと思いきや、第44話では自分以外の冥黒王達がガッチャードにこだわった結果敗北を期したことに着目し、
賢者の石を直接狙わず、かつて
マルガム化した犯罪者達に宿るケミーの因子を活性化させることで再び
マルガム化させ解き放つという行動を見せた。
自分と同格ないし上の立場であるかのように振る舞う
グリオンに対し、彼が立ち去るがいなや「人形風情が」と吐き捨てる等、結果としてジェルマンを自滅させたように自分の目的のためには他者を利用することも厭わない冷徹な性格であることが判明した。
かつての
マルガム化した野生の悪人を自由自在に
マルガム化する能力は脅威であり、素体が冥黒化した
マルガムと同一のものとなっているため、ギギストがケミーを直接
マルガムにした逆のパターンで人間に残るケミーあるいは
マルガムの残滓を活性化させ悪意で縛ることで
マルガムの形にしているものと思われる。
またギギストから与えられた
力に苦しむ
クロトーからその力を消すことで状態を回復させている。
【余談】
名前は恐らく旧約聖書に登場するエリヤという女性ではないかとされている。
声を担当している伊藤彩沙女史は
ハピクローバー役で特撮初参加となり、他にも
ジャングルジャン、フレイローズ、ユニコン(
レプリユニコン)の声も兼任している。
最終回を終えた東映公式サイトにて、その正体は「ガエリヤ」という占星錬金術の始祖が、ジェルマン、ギギストらと人間の姿を捨てて賢者の石の力で一体化した「
冥黒王」という悪魔になった存在であることが明かされた。
劇場版では
暗黒の扉が完全に開いたため、
冥黒王そのものが外に出ることが出来たが、本編では開きかけだった影響で分裂し、各々がその隙間から外に出てきたものであった。
最終更新:2024年08月27日 17:18