「さぁ!楽しいキャンプを始めようじゃないか!ただし…ソロ、でな…!」
【名前】 |
テントグルマー |
【読み方】 |
てんとぐるまー |
【声】 |
いとうさとる |
【登場作品】 |
爆上戦隊ブンブンジャー |
【登場話】 |
バクアゲ22「炎の獅子奮迅」 |
【所属】 |
大宇宙侵略大走力団「ハシリヤン」 |
【分類】 |
苦魔獣 |
【点火された魂】 |
燃えるキャンプ魂 |
【エンジン】 |
キャンプ用のソロテント |
【スピード】 |
テント設営最速 |
【カスタム】 |
エキサイトング、ソロキャン波、夏の虫アタック |
【ファーストラウンド】 |
コース/山~工場地帯 |
【ファイナルラウンド】 |
コース/工場地帯 |
【ナンバー】 |
1009 |
【モチーフ】 |
テント、クワガタムシ、セミ、カブトムシ、ナナホシテントウ |
【ナンバーの由来】 |
天幕 |
【詳細】
大小さまざまなテントをロープで結びつけ身にまとったような姿を持ち、丸く大きな炭が顔となってテントの奥で双眸を燃やしている。
先端部分にトングがついたエキサイトングを武器とし、火を噴き出して放火出来る他、炎をまとった長柄武器として扱うことも出来る。
鉄網がフェイスガードよろしく顔面を覆っているが、鉄網をどけると顔面から燃え盛る炭や強力な炎を吹き出すことも可能。
体を覆うテントには夏の代表とも言える昆虫がくっついており、胸部にクワガタムシ、右肩にセミ、左肩にカブトムシ、両の頬には丸ほっぺよろしくナナホシテントウムシが張り付いている。ナナホシテントウって夏?という疑問は置いといて。
ソロキャンプを推しているためか、単身での戦闘力もなかなかに高い。
エキサイトングを用いた格闘戦では、そのリーチを活かしてブンレッドとバイオレットを余裕であしらい、先端から炎を吹き出させ強烈な攻撃で先斗をダウンさせている。
テントは本来厳禁の火を扱う苦魔獣だが、キャンプに引っ掛けて「キャンプファイヤー」ということなら納得できるか。
いやテントに火を付けるキャンプファイヤーなんて無いんだけど。
エキサイトングを天に掲げると共にテント型のエネルギーを降らし、それを浴びた地球人をテントに閉じ込める「ソロキャン波」という能力を持ち、これで千ニが参加していたキャンプ教室の子供たちをソロテントに閉じ込めることで不安を煽り
ギャーソリンを発生させた。
ちなみにこのテントは物理的に破壊も可能だが劇中では先斗とビュンディのみがなし得ており、一般人は閉じ込められてしまえばなすすべもない。
また能力発動時、カブトムシの角よろしく一本角のようにそびえ立つ一本角が発光する。
サンシーター達はいつもブンブンジャーに邪魔されるのは、目立つ街中で暴れさせるからだと考え目に入りにくい森の中であれば
ギャーソリンを確実に集められると判断。
子供たちを集めたキャンプ教室の場へやってくると、子供達が組み立てたテントの一つに」に
イターシャが
ハシリヤンイグニッションキーを差し込んでイグニッション。
納車されるや否や上記の台詞と共に逃げようとする子供たちを責任者の女性諸共ソロキャン波を使ってテントに閉じ込めてしまう。
ただ一人逃げ出した少年、千ニは実は大也の恩人である内藤雷汰の甥であり、その内藤からの依頼でキャンプを楽しむための花火を届けに来た大也は
ネジレッタと戦うブンバイオレットを発見する。
実はキャンプ教室の近くで宿無しで過ごす先斗がビュンディと共にキャンプ中であり、被害者の助けを聞いたことでブンブンチェンジして応戦していたのだった。
やってきたテントグルマーは千ニ諸共大也を捉えるべくソロキャン波を発動するも、先斗が庇ったおかげで難を逃れる。
捕まってしまった先斗を助けようとしたビュンディもまたソロキャン波の餌食になってしまったが、その場を任せた大也は千ニを伴い自分のブンブンスーパーカーまで戻って来るが、何故か
サンシーターがその場で記念撮影をしていたため(恐らく大也の車であることから、監視していた可能性が高い)二人は山を踏破して助けを求めようと山越えを決行する。
その頃残されたキャンプ用具を使って勝手にキャンプを楽しんでいたサンシーターの元へ
キャノンボーグが赴き、テントに閉じ込められた人達を山を降りた先にあった工場地帯へ運ぶと
ネジレッタ達に暴行させつつ、ブンレッドに出てくるよう
ジャッキーを拡声器代わりに使って潜む大也を恫喝する。
現れた大也を待ち受けるテントグルマーだったが、そこへソロキャン波を無効化した先斗も合流。
2対1という不利な状況ながらも、エキサイトングを巧みに扱う戦いぶりで二人を苦しめる。
ソロキャン波を使いつつ、二人もテントで捕まえてしまおうとするも、先斗の攻撃で特大のテント型エネルギーを破壊されてしまった上、弾丸の軌道をコントローラーで操作され直撃を受け吹き飛んでしまう。
その隙に大也はブンレッド119へとパワーアップ。
こうなると最早どうにもならず、自ら炎を纏って突撃を仕掛けたがホースインパクトを受け遥か上空へと跳ね上げられてしまう。
そして落ちるタイミングを見計らって発動したズンズンオーバードライブに貫かれ、「ダメージで転倒(テント)ぉ…」と駄洒落を呟きつつその場に斃れた。
そこへブンドリオが完成させたブンブン消防車を届けに来た他のメンバー達の助けも借り、新たなブンブンカーであるブンブンレオレスキューが駆けつけてくる。
ブンブン消防車がアタックモードへと変形し、レオレスキューと合体した状態で放水を受け部分的に鎮火したタイミングを見計らってブンレッド119がキャンプファイヤー(鉄火)の中へ突入。
閉じ込められた人々を助け出すことに成功すると、レオレスキューはブンブンレオンへと変形。
キャンプグルマーはそれに対して頭部からキャンプファイヤーリングを放つが火の輪くぐりよろしく華麗に潜り抜けていくブンブンレオンを捉えられず、最期はブンブンジャー4人が搭乗したブンブンカーをアタックモードに変形させつつ装備したブンブンレオンのバクアゲスクランブルによる一斉攻撃を叩き込まれ爆散した。
その後エキサイトングはブンブンレオンとの戦い中取り落としたものを回収したのか、バクアゲ25にて操られた
デコトラーデが装備品として扱っている。
【余談】
モチーフはテント。
夏といえば海、そして山である…が実はスーパー戦隊において夏を象徴する怪人のモチーフは今まで海がメインであり、山属性(?)のテントモチーフの怪人はテントグルマーが初となる。
テントの中に引きこもった怪物がのぞき穴から爛々と双眸を光らせているようなデザイン。
どうでもいいが製造元になったテントと、納車されたテントグルマーはカラーリングがまるで違う。
身体に張り付いている昆虫だが、東映公式サイトは「タロウのギィちゃんとギラのクワゴンが付いてる!倒しにくいな~!」とコメントしている。
何故かナナホシテントウがいるが、通常ナナホシテントウの寿命は2ヶ月ほどとされ春に産卵された卵から孵化した幼虫は晩春に成虫となり、二世代目が夏に出現するという。
なので、夏場は活動範囲に含まれる。個人的には春の虫なイメージなのだが。
活動開始直後に先斗に発見されたことは不運だったが、”人里離れた場所で納車された苦魔獣のすぐ近くに戦隊ヒーローがいる”というご都合展開であるが、地球に来てから先斗とビュンディは定住せずそこら辺をふらついていた。
あらゆるところで野宿しつつ生活していたようだが、山にいたのはたまたまでそこら辺ふらついていただけだった模様。
最終更新:2024年09月11日 01:06