センログルマー

【名前】 センログルマー
【読み方】 せんろぐるまー
【声】 阪口大助
【登場作品】 爆上戦隊ブンブンジャー
【登場話】 バクアゲ32「地獄の電車ごっこ」
【所属】 大宇宙侵略大走力団「ハシリヤン」
【分類】 再建パワー苦魔獣
【点火された魂】 燃える車掌魂
【エンジン】 操車場の線路
【スピード】 環状線一定速度
【カスタム】 整列乗車フラッシュ、ガタゴトパンチ
【ファーストラウンド】 コース/操車場~市街地
【ファイナルラウンド】 コース/ビル街
【ナンバー】 2014
【モチーフ】 線路、電車、車掌
【ナンバーの由来】 2014年(烈車戦隊トッキュウジャーの放送年)

【詳細】

イターシャが操車場の電車…ではなく線路にディスレースから渡されたハシリヤンイグニッションキーを差してしまい、燃える車掌魂をイグニッションして再び納車された苦魔獣

電車の先頭車両を模した頭部を持ち、頭頂部には駅帽子を被り悪魔を思わせる曲がりくねった線路型の角が伸びる。
無数の線路を絡ませた上半身は線路が帯かリボンのようで、苦魔獣の素体を線路でデコレーションしたようにも。
燃える双眸は苦魔獣共通デザインであるが、眉に当たる部位は遮断器であり、瞳の部分は踏切の警報機のランプになっている。

首から下げるホイッスルは車掌要素だろうが、喋り方も車掌のアナウンス風であり楽しげでもあるものの、演じているだけのようで時折飾らない素の口調が出てくる。

瞳を発光させその光を浴びた人間を強制的に電車ごっこに巻き込む整列乗車フラッシュを得意技とし、自分が先頭車両となった状態で延々と走らせることでギャーソリンを生み出す。
整列乗車フラッシュを浴びると身体が自由に動かせなくなり勝手に電車ごっこに興じてしまうが、体力が尽きた、外的要因などでそれを止めてしまうと自分を含めた全員が大爆発する「地獄の電車ごっこ」である。
身体を操られての電車ごっこは、周りからの視線にさらされる羞恥、化け物に身体を乗っ取られる恐怖、止まれば爆発するという焦りと幾つもの負の要因を絡め環状線が如く延々とループさせることでコスパ、タイパ良くギャーソリンを捻出するディスレースらしさが発揮された苦魔獣といえる。

等身大時はギャーソリンをとにかく集めることに集中していたものの、巨大戦では自ら線路を生成しそれに乗って勢いをつけた特急スピードのガタゴトパンチを繰り出した。

【余談】

モチーフとなったのはJR東日本の一般形電車であるE231系の先頭車両。

電車をモチーフとした怪人は幾つかあり、口調も含めると特命戦隊ゴーバスターズに登場したメガゾードロイドが近い。
あちらも電車をモチーフとし、車掌アナウンス風の口調で喋る。本来メガゾードは器物から誕生するが、苦魔獣もそうであることを考えると系統違いとは言え存在が似ている。

声を担当した阪口大助氏は前作でもザリガジームの声として出演し2年連続となる。
バクアゲ32は烈車戦隊トッキュウジャーとのコラボエピソードとなるが、坂口氏はトッキュウジャーでも管理人ナイト役で出演し、人間を負の状況に追い込むことで何らかのエネルギーを発生させるという手法はシャドー怪人と苦魔獣でよく似たものとなっている。
ちなみに管理人ナイトは人に死の危険がある選択肢を選ぶよう強制し、追い込むことで闇を産み出す方法を取っていた。
環状線に封じ込めてあちこちどちらにも行けない状況でギャーソリンを二重三重に搾り取るセンログルマーとは似通っているようで其の実全く違う手法となっている。

最終更新:2024年11月05日 17:59