エージェント(赤)

【名前】 エージェント(赤)
【読み方】 えーじぇんと(あか)
【声/俳優】 櫻井皓基
東海林亜祐
【登場作品】 仮面ライダーガヴ
【初登場話】 第11話「あまい言葉にご用心!」
【所属】 ストマック家/ストマック社
【分類】 眷属
【創造主】 ランゴ・ストマック
【特色/力】 高い知性/優れた戦闘力/忠誠心
【モチーフ】 カラス?
【名前の由来】 代理人、諜報員、仲介者(英:AGENT)

【詳細】

ランゴ・ストマックが生み出した眷属

バイザーが赤く発光し、ボディの布も赤。
これはランゴの眷属であることを示す。

ストマック社の社長でありストマック家の長男にして家長という立場であるランゴが生み出すことから、他のエージェントよりも戦闘力が高い。
またシータ・ストマックジープ・ストマックヒトプレス調達を解雇されたことから、ランゴのエージェントが代わりにその担当となった。
後にジープがリゼル・ジャルダックと結婚しジープ・ジャルダックとなって舞い戻った際に、当代の社長であったランゴが社長解任によって仕入れ担当という実質的な平社員待遇に落ちぶれたことで彼のエージェントもまた制式に仕入れ担当になってしまった。

初登場となる第11話ではランゴと共にショウマの前に現れ、アーリーと共闘しガヴに変身したショウマを追い詰めた。
高い戦闘力と障害物の多い状況ながらその環境を活かした立ち回りでショウマを圧倒したが、グルキャンフォームにバクキャンアシストの重ね掛けによるショウマの最大火力を叩き込まれ消滅した。

第26話では久々に登場し、ル・ビートとともにラキアを始末するべく出現。
3人がかりで仮面ライダーヴラムと戦うも、少々遅れてショウマがブリザードソルベフォームに変身して参戦し、ル・ビートとヴラムがタイマン勝負をしている間ショウマとの戦闘に入る。

ガヴブリザードソルベフォームが生み出したソフトクリーム兵を含めたショウマ達の戦力とも互角に渡り合うも、ソルベエゴチゾウをガヴホイッピアにセットして発動したデコレーションに叩き潰され撃破された。

第30話では男性体が1体のみ登場。
正式にランゴが仕入れ担当に任命されたため、集められたヒトプレスを管理する役割を担当していた。
そこに現れたラキア・アマルガ/仮面ライダーヴラムと戦いになり、ゼリーカスタムへ変身したラキアと互角の戦いを繰り広げ、ヴラムが透明化を発動するや地面を銃撃し土埃を巻き起こして居場所を特定するという高い戦闘IQを見せる。
だが事前に放たれていたヴラムブレイカーの矢を透明にして上空に待機させておくというラキアの策を見抜けず、そのまま落下してきた矢に貫かれ消滅した。

【余談】

「赤」は力、情熱、自信の象徴だが、その反面攻撃性や怒り、危険などを意味する色である。
血液の力、太陽の力が宿る色ともされ、古来は魔除けの色としても信じられてきた。

ランゴのエージェントが「赤」をシンボルカラーとするのはそういった意味合いがランゴの気質を表していると共に、ストマック社に降りかかる魔を回避する魔除けの考えもあるのかもしれない。
しかし追放した弟がグラニュート界の最大権力者の娘と婚姻関係となり、ランゴ自身が社長の座を解任され仕入れ担当に回された挙げ句、会社そのものを乗っ取られてしまうという、考えうる最悪の「魔」を呼び寄せたのは創造主であるランゴの失策であった。

これまで少ないながらも強敵として描かれてきたランゴのエージェントが仕入れ担当として働くことになったため、今後も戦闘員としての出番が増えることが予想される。
物語も終盤に差し掛かる仮面ライダーガヴの戦闘力インフレを示す役割としてはある意味適任なのかもしれない。

最終更新:2025年04月15日 18:07