コメル・アマルガ

【名前】 コメル・アマルガ
【読み方】 こめる・あまるが
【声/俳優】 山本和臣
【登場作品】 仮面ライダーガヴ
【登場話】 第18話「激強!プリンな用心棒!」
【所属】 ストマック社
【分類】 グラニュート
【特色/力】 不明
【モチーフ】 犬?
【名前の由来】 食べる(西班牙:comer)、苦み(西班牙:amarga)

【詳細】

グラニュート界の住人にして、そこに住まうグラニュートの一人。

ラーゲ9ことラキア・アマルガ/仮面ライダーヴラムの弟であり、兄と共に貧しくとも仲睦まじい生活を送っていた。
しかしある日闇菓子の味を知ってしまい、ストマック社に取り込まれてしまい職場の金もくすねたうえで姿を消してしまった。

そして何者かに致命傷を負わされた状態でかろうじて兄の元へ帰参し、ラキアの腕の中で絶命した。

弟の身に何があったのかラキアは単身必死にあちこちを駆け回り、闇菓子とストマック社の存在を知り、闇菓子中毒を装ってストマック社に潜入することとなる。

ラキアの行動理由の一つに、「弟の死の真相を知る」ことがあり、仮面ライダーヴラムに変身したラキアと戦ったショウマは戦闘中その話を聞いた際にストマック社から抜けようとしたため粛清された可能性を考えていた。

そして後にその推測は正しく、コメルは何者かに身体を切り裂かれていたことから大鎌を武器とするグロッタ・ストマックが候補になるも、第25話に登場したル・ビートはコメルが粛清された経緯を知っており、バイトとして人間をヒトプレスにして集めるように言われるが実際にその作業を行う前に怖気づいて逃亡し見せしめに粛清されてしまったことが明かされた。

ル・ビートは「馬鹿な臆病者」とコメルのことを称したが、ラキアは「過ちを犯したが自分の意志で引き返した」と言い返されている。

第31話に登場したリッパーは切断攻撃を得意とし、その切り傷がコメルの致命傷に似ていたことからラキアは犯人である可能性が高いと踏んで普段の冷静さをかなぐり捨てて復讐しようとするが、実際にはラキアの言動に調子を合わせていただけでリッパーは犯人ではなかった。

そして第39話、デンテ・ストマックを殺害したグロッタの攻撃が、コメルの傷と一致していたことからついに粛清した犯人が彼女であることが判明。
しかしグロッタはこれまでも成績不良者を適当に選出しては見せしめに粛清してきたことから、コメルのことを欠片も覚えてはいなかった。

映画「お菓子の家の侵略者」では闇菓子の存在しない世界にて、ジープ&シータの従者として働くラキアの口からそちらの世界では健在であり、兄弟仲良く生活していることが語られている。


【余談】

モチーフは不明。毛に覆われているため、犬か哺乳類と思われる。

名前の由来はスペイン語で食べるを意味する「comer」。
闇菓子を食べてしまったからこその短い生涯を考えるとなんとも皮肉なネーミングである。

声を担当した山本和臣氏は特撮作品初参加。

最終更新:2025年10月10日 23:31