ムービー~冒険者の街へ~
- 【ソードマンの女】
- おーい、歩きはこっちだよー。
- 【パラディンの男】
- お前も、冒険者なんだろ?
- 【ソードマンの女】
- 今、エトリアに来る人間はみんなそうでしょ?
- 【パラディンの男】
- 前の村じゃ、考えられんな。
- 【ダークハンターの女】
- そりゃそうよ。なんたってここは
- 冒険者の街、エトリアなんだもの!
- 《回想》
- 【ハイランダーの長】
- …エトリアという小さな街から、依頼が来ている。
- 我らハイランダーの力が必要だと。
危険な任務となるだろう。
…だが、お前ならできると信じている。
行き先は、東の果て…エトリア。
その地で、総ての正義を為せ。
- 《回想から戻る》
- 【衛兵】
- おい! 君の番だぞ、先へ進んで。
- 【ソードマンの女】
- お先~!
- 【衛兵】
- 君も、冒険者だね…ん?
…! これは、執政院の依頼書!
確かに、確認しました。
ようこそ、ハイランダー。
ここがエトリアの街です。
執政院ラーダ
- 分岐:体験版をプレイしている
- 【システム】
- このたびは『新・世界樹の迷宮
- ミレニアムの少女 体験版』をダウンロード
- していただき、ありがとうございます。
この体験版は製品版と比較し
サウンド全般の音質が下がっており、
一部の楽曲は短く編集しております。
また、BGMのFM音源への
変更及び、すれちがい通信やQRコードの
機能は実装されておりません。
さらに体験版ではキャラクターを10レベル
までしか成長させることができません。
製品版ではこの制限は解除されます。
なお、体験版のセーブデータは
製品版でも引き続きご利用いただけます。
- 以下、製品版と共通
- 【オレルス】
- よくきてくれた、ハイランダーの青年よ。
- 私は執政院ラーダの職員であり
- 君をこの街を呼んだ者だ。
- (フルボイス)
君たち一族の噂は聞いている。
義を重んじ、正しき行いを尊ぶ者たちだと。
そんな一族だからこそ依頼を出したのだ。
さっそく本題を話そう…と言いたい所だが
事は非常に重大かつ機密に属することでね。
(さて……)
全てを話す前に、ハイランダーに
噂通りの力があるか試させてもらいたい。
この街に訪れる全ての冒険者に課す
ミッションを、君もクリアして頂きたい。
全てはその後に説明しよう。
(では、よろしくお願いする)
- 【システム】
- 執政院では、ミッションと呼ばれる仕事の
- 依頼が発生します。
これを受け、達成することで様々な報酬を
得ることができます。
新規ミッションが発動しました。
メニューのミッションの受領を選んで
詳細を確認してみて下さい。
ミッションを受領
- 【オレルス】
- 君にお願いしたミッション。
- それは迷宮の地図を描くという内容だ。
- (では、説明しよう)
地図作成は樹海を探索する者の必須技術。
君にもまずこの技を身につけて欲しいのだ。
- わかりました
とはいえ、君一人では危険だろう。
執政院で同行者を用意させてもらった。
(ふむ……)
- …大変そうですね
そうだな、だが地図が描けないと
今後の探索がより大変になる。
そう思って頑張って欲しい。
(ふむ……)
とはいえ、君一人では危険だろう。
執政院で同行者を用意させてもらった。
- (以下共通)
それなりに腕の立つ二人だ。
ハイランダーの邪魔にはならないはずさ。
- (レンとツスクル、フェードイン)
- 【レン】
- 私がブシドーのレン。
- こっちがカースメーカーのツスクルだ。
- よろしく頼むよ、ハイランダー。
- (フルボイス)
何と答えますか? |
こちらこそよろしく 一緒にがんばろう |
- こちらこそよろしく
- 【レン】
- あぁ、少しばかりの間だろうが
- 共に冒険する仲間となるのだ。
- 仲良くやろう。
- (ああ)
- 一緒にがんばろう
- 【ツスクル】
- そうね…、がんばりましょう。
- (そうね…)
- (以下共通)
- 【レン】
- …さて、こちらは名乗ったのだ。
- 君の名前も聞かせてもらえるか?
- 【システム】
- キャラクターの名前やギルド名は
- 通信相手に公開される可能性があります。
相手が不快になる内容、
他人の権利を侵害する内容、
個人情報などは含めないでください。
この名前でよろしいですか? |
【 YES 】/【 N O 】 |
- 【レン】
- (主人公名)か、覚えておこう。
- さて、ではこれから私たちは
- 君のパーティの一員となる。
共に世界樹の迷宮に入り
初めのミッションへ挑むとしよう。
(では行こう)
- 【システム】
- ブシドーのレン。カースメーカーの
- ツスクルがゲストとしてパーティに
- 入りました。
- 【オレルス】
- では君たち、よろしく頼んだよ。
- (それでは、頼む)
エトリア
- 【ツスクル】
- エトリアは冒険者のための街。
- 施設を使えば冒険の助けになるわ。
- (用意はいい…?)
冒険に必要な武具は商店。
冒険の助けとなる情報は酒場。
疲れた体を休めるには宿屋を使うといい。
そして、冒険に挑むときは
街外れから樹海へと入りなさい。
- 【システム】
- エトリアには様々な施設があります。
- まずはシリカ商店へ行って、自身の
- 武具を購入するといいでしょう。
次に、長鳴鶏の宿へ行って、データの
セーブを行いましょう。
そうしたら準備は完了です。樹海入り口から
世界樹の迷宮へと挑んで下さい。
翠緑ノ樹海B1F
D-2 冒険の始まり
- 【レン】
- 「ここが世界樹の迷宮。
- 多くの冒険者が挑み、未だ
- 踏破されない謎多き緑の樹海だ」
- (さて…)
- 【ナレーション】
- レンはゆっくりと辺りを眺めながら
- 君に穏やかな声で語りかける。
- 【レン】
- 「とはいえ、この地下1階程度なら
- 危険は少ない。それに私とツスクルがいる。
- 君は安心して地図を描いて欲しい」
- 【ナレーション】
- レンはそういうと口を閉ざし
- 迷宮の先へ視線を向ける。どうやら
- 先へ進めということらしい。
君はこの中ゆっくりと歩を進めつつ
まずは依頼された地図作成を
行うことにする。
- 【システム】
- このゲームでは、下画面に
- タッチペンでMAPを書きます。
自身で歩き調べたダンジョンの内部を
そのまま地図として作成するのです。
まずは頼まれた地下1階の地図を
完成させましょう。赤い枠線内を調査し
記入する必要があります。
- (カットイン:地図の描き方についての説明)
MAPの書き方はわかりましたか? |
【 YES 】/【 N O 】 |
- NO
- (このゲームでは、下画面に~まで戻る)
- YES
- (終了)
D-2 スキルについて
- 【ナレーション】
- 君が樹海の奥へと続く道を歩いていると、
- レンが思い出したように君に声をかける。
- 【レン】
- 「何度も呼び止めてすまないな。
- だが、一つ伝えるのを忘れていたことが
- あってね」
- (ああ…)
「冒険者は全てそのレベルに応じた
スキルが使用できることについてだ」
「ハイランダーは槍が得意だと聞く。
君も自身を顧みて、己の特技を
再確認しておくことだ」
- 【ナレーション】
- 新米冒険者である君を気遣ってか、
- レンは優しげにそう告げると前を向く。
- 【システム】
- レンの言葉通り、冒険者はスキルを
- 修得し、冒険に役立てることができます。
スキルを使うためには、スキルポイントを
使ってスキルを習得しなければ行けません。
ゲーム開始時のあなたは3ポイントの
スキルポイントを所有しています。
これはレベルが上昇するたびに
1ポイント増加します。
キャンプを開きCUSTOMを選ぶと
そこからスキルの習得ができます。
そこでスキルを習得してみてください。
ハイランダーであれば、まずは槍マスタリーや
ATKブーストの習得をお薦めします。
スキルの効果を見ながら選んでみましょう。
1回目の戦闘
- 【レン】
- いいか、(主人公名)。
- 私はブシドーという職業だ。
- 前衛での直接戦闘を得意としている。
- (さて…)
- 【ツスクル】
- 私はカースメーカー。
- 直接的な戦闘は苦手で、
- スキルを駆使して戦う職業なの。
- (私の声を聴いて…)
- 【レン】
- とはいえ、地下1階であれば私やツスクルの
- 一撃でほとんどの魔物を倒せるだろう。
- (ああ)
見るのも勉強という言葉もある。
最初のうちは自分で敵を倒そうと思わず、
自分の身を守ることだけを考えればいい。
2回目の戦闘
- 【レン】
- ブシドーのスキルに息吹というものがある。
- (引き受けよう)
使用すれば、戦闘時に自分とその左右にいる
仲間のHPを回復することが可能だ。
覚えておくといい。
A-3 宝の広間
- 【ナレーション】
- 緑溢れる樹海を奥に進んでいくと
- 先が開けた広場にたどりついた。
その広間の奥には、等間隔で並ぶ
四角い箱のようなものが安置されている。
- あれは何ですか?
- 【ツスクル】
- 「あれは宝箱。中身は冒険者の遺品や
- 樹海から昔に隠されているもの」
- (そう…)
「冒険者にとって有用なものよ。
見つけたら幸運だと思って開いてみて」
- …宝箱ですね
- 【ツスクル】
- 「そう、あれは宝箱。冒険者にとって
- 有益なものが入っているの。見つけたら
- 幸運だと思って開いてみて」
- (そう…)
C-1 毛皮のブーツ
- 【レン】
- 「む? あの物体は、魔物…じゃないな」
- (何だ?)
- 【ツスクル】
- 「毛皮のブーツ、ね。
- 冒険者が落としたのかしら」」
- (あら…?)
- 【ナレーション】
- レンとツスクル、二人の熟練冒険者は、君の
- 判断を確かめるように視線を向けてくる。
君はそのブーツに手をのばしてもいいし、
放っておいてもいい。
どうしますか? |
ブーツに手をのばす あたりを見回す 放っておいて立ち去る |
- ブーツに手をのばす
- 【ナレーション】
- 君は、手をのばしてブーツを持ち上げる。
よごれたブーツは、予想外に重く、
その中には持ち主が隠していたらしい
白い石が入っていた。
- 【ナレーション】
- しかし、君が石に気をとられている間に
- 地面が不自然にもりあがりだす。
- 【レン】
- 「…好奇心は猫をも殺すというが…。
- 冒険者であれば手をのばすのが自然だろう。
- 気を抜かず、立ち向かうぞ!」
- (なるほど)
- 【ナレーション】
- レンがそう告げると同時に、地中から
- 魔物の群れが君たちに襲いかかってきた!
- (戦闘:ひっかきモグラ×3)
- あたりを見回す
- 【ナレーション】
- 君は、注意深くブーツの周囲を観察する。
よく見ると、破れた衣服のきれはしや
血の跡らしきものが発見できた。
もしかしたら、ここには何か危険なケモノが
いるのかもしれない。
君はこのブーツを置いて立ち去るか否か
決めなければならない。
- (選択肢に戻る)
- 放っておいて立ち去る
君は、ブーツにはかまわず、
ここから立ち去ることにする。
- (1歩下がる)
D-3 伐採ポイント
- 【ナレーション】
- 樹海を進む君たちは、数多もの果実や
- 木々が生い茂る場所へと足を踏み入れた。
- 【ツスクル】
- 「…ここは、 伐採ポイント。
- 樹海にある珍しい植物を採ることが
- 出来る場所…」
- (ここ…)
「…他にも、採取、採掘の
伐採ポイントと違う、植物や鉱石が
採れるポイントが二種類ある」
「…ここで集めたものはシリカ商店が
新しい薬や装備品の素材として
買い取ってくれるわ」
「…採集ができるのは各場所で1日に1回。
スキルを習得していたら、一度に複数の
素材を入手することも可能よ」
「…でも、たまに採集物を集める
冒険者を狙って魔物が襲いかかって
くることもあるから気をつけてね…」
(はぁ…)
E-4 透き通る岩清水
- 【ナレーション】
- 森の中、細い獣道を歩く君たちの前に
- 突当りの岩肌から、清らかな水が輝いて
- 流れていくのが見える。
その岩清水は美しく透き通っており、
樹海を歩く君たちの喉をうるおすには
最適に見える…。
- 【レン】
- 「どうする、飲んでみるか?
- 樹海の水だから注意は必要だろうが
- 浅い階層だしな…」
- (どうする?)
どうしますか? |
清水に手を浸してみる 清水をすくい飲んでみる ここから立ち去る |
- 清水に手を浸してみる
- 【ナレーション】
- 君は、わき出て流れる清水に
- 手をひたしてみた。
その水はとても冷たく
君の手を心地よく冷やしてくれる。
…さて、この冷たい水を飲むか
ここから立ち去るか?
君たちは選択する必要がある。
- 清水をすくい飲んでみる
- 【レン】
- 「では、飲んでみるか」
- (ふむ…)
- 【ナレーション】
- 君たちは、わき出て流れる清水に手をのばし
- 手のひらですくって口に運ぶ…。
透明に透きとおるその水は
とても冷たく君たちの喉をうるおす!
全員のTPが10回復した!
- 【レン】
- 「これは、貴重な場所を見つけたな。
- 覚えておけば、後に役立つだろう」
- (なるほど)
- 【ナレーション】
- 清水を飲み、気分がよくなった君たちは
- この水場を後にする。
- ここから立ち去る
- 【ナレーション】
- 特に水を飲む必要はないと判断し、
- 君たちはその場を立ち去ることにする。
A-1 地下2階への階段
- 【ナレーション】
- 君が迷宮に下っていくための階段を
- 見ていると、レンに呼び止められた。
- 【レン】
- 「それは地下2階へと続く階段ではあるが、
- 今のところ利用は控えてもらえるかな」
- (さて…)
「まだ君は執政院からこの迷宮で生き抜ける
戦士であるかどうかの試験中なのだからな」
- 【ナレーション】
- 君は彼女の言い分に従って、
- 地図の作成に戻ることにする。
D-2 赤い果実
- 【ツスクル】
- 「なにか、実がなってる…」
- (あれ…)
- 【ナレーション】
- ツスクルが指し示す方を見れば、
- 手を伸ばせばとれそうな位置で
- 赤い果実が誘うように揺れている。
君は望むなら、果実に手を伸ばし
その実を食べることができる。
赤い果実を食べてみますか? |
【 YES 】/【 N O 】 |
- YES
- 分岐:主人公が食べる
- 【ナレーション】
- その果実は、とても甘く、
- (主人公名)の体にしみわたる…。
(主人公名)の
HPが15回復した!
- 分岐:レンが食べる
- 【レン】
- 「…樹海を探索するということは
- こういった物を自身で経験するという事だ。
- (主人公名)が食べてみるんだな」
- (ふぅ…)
- 【ナレーション】
- レンにそう言われ、君は自分自身が
- 手を伸ばし、果実を食べることにする。
(主人公名)の
HPが15回復した!
- 分岐:ツスクルが食べる
- 【ツスクル】
- 「あまい…」
- (従うわ…)
- 【ナレーション】
- ツスクルの
- HPが15回復した!
- NO
- 【ツスクル】
- 「…そう」
- (フルボイス)
- 【ナレーション】
- 君たちは、不思議な果実を警戒し、
- そのままにして立ち去ることにする。
E-1 古いバックパック
- 【ナレーション】
- 君たちは森の外れ、木々と緑の茂みで
- 覆われた袋小路に足を踏み入れた。
その行き止まり、絡まった木の下に
古いバックパックが転がっている。
- 【レン】
- 「…樹海で犠牲になった冒険者のものだな。
- 拾いに来るものもいなかったらしい…」
- (ふむ…)
バックパックを拾いますか? |
【 YES 】/【 N O 】 |
- YES
- 【ナレーション】
- 古いバックパックに手を伸ばし、
- 中を覗いて見ると、そこには
- いくらかのコインが入っていた。
- 【レン】
- 「もらっていくといい。
- …きっと、その方が良いだろうから」
- (ああ)
- NO
- 【レン】
- 「そうか。
- …好きにすればいい」
- (そうか)
- 【ナレーション】
- 君は古びたバックパックからは
- 何も得ることはできないと考え、
- それを無視し冒険を続けることにする。
D-1 花畑の広場
- 【ナレーション】
- 樹海の中を進む君たちは、色とりどりの
- 花が咲き誇り、甘い香りがただよう
- 広間にたどりついた。
- 【ツスクル】
- 「…花の、においね。
- 何かを引きつけそう…」
- (あら…?)
- 【ナレーション】
- このまま、花の香りを楽しみながら
- ここで休んでもいいし、この場から
- 立ち去るのも自由だ。
休んでいきますか? |
【 YES 】/【 N O 】 |
- YES
- 【レン】
- 「…そうだな。
- 少し体を休めることも必要だろう」
- (休憩か)
- 【ナレーション】
- 君の提案に応じて、レンとツスクルも
- 甘い香りただよう場所に腰を下ろす。
甘い香りに癒されるやわらかな時間に
君はうっとりと眼を閉じる。
- 【ツスクル】
- 「…来たわね」
- (…来たのね)
- 【ナレーション】
- 小さく鋭い声に、君は身を起こす。
- するといつの間にか、君たちの周囲に
- チョウの群れが集まってきている!
どうやら香りに誘われて来たのは
君たちだけではなかったようだ。
- 【レン】
- 「注意しろ。
- こいつらは毒を持っているからな。
- 一筋縄ではいかんぞ」
- (気を付けろ)
- 【ナレーション】
- もはや逃げているヒマはない、
- 剣を抜いて戦いたまえ!
- (戦闘:毒吹きアゲハ×3)
- NO
- 【ツスクル】
- 「そうね。その方がいい…」
- (そうね…)
- 【ナレーション】
- 君の決定に従い、甘い香りのする花畑から
- 急いで立ち去ることにする。
地図の作成が目標の半分まで到達
- 【ナレーション】
- 迷宮を歩きながら、慣れない手で地図を
- 描く君を見ていた少女が、小さく笑みを
- 浮かべながらささやきかける。
- 【ツスクル】
- 「うまく描けているわ。
- その調子で残りの部分も頑張って」
- (この調子…)
- 【ナレーション】
- 口数少ない少女の言葉に励まされつつ
- 君は迷宮探索を続けることにする。
地図の作成が目標に到達
- 【ナレーション】
- 迷宮の中を歩きながら
- 地図を描く君は予定されていた範囲を
- ほぼ描き終えたことに気付く。
- 【レン】
- 「どうやら完成したようだな」
- (お見事)
- 【ナレーション】
- レンがそう言って地図を眺め笑顔で頷く。
- 執政院へ戻り、与えられたミッションを
- クリアした事を報告に戻るといいだろう。
C-2、D-2 樹海を襲う震動
- 【ナレーション】
- 歩いていた君の動きを止めるように
- 隣を歩いていたブシドーが右手を上げる。
- 【レン】
- 「…(主人公名)、歩を止めろ。
- 何か…イヤな予感がする」
- (…何だ?)
- 【ナレーション】
- レンのその声と同時に、周囲の木々がざわめき
- 鳥たちが飛び立ち、周囲は蒼然とした雰囲気に
- 覆われる。
- 【レン】
- 「…地震だ!」
- (っ!)
- 【ナレーション】
- 声と同時に、樹海全体が崩れるかという勢いで
- 激しい揺れが襲いかかる。
…木々をなぎ倒さんばかりに揺れた地震は
何事もなかったかのように瞬時に収まる。
- 【レン】
- 「…最近、エトリアでは地震が多くてな」
- (ふぅ…)
- 【ナレーション】
- レンはそう告げながら周囲を眺め、
- 揺れが収まったのを確認すると言葉を続ける。
- 【レン】
- 「さて、では地図を持ち帰るとしよう。
- 君に託される任務は、地震を越えて
- 進む必要があるものだからな」
- (さて…)
- 【ナレーション】
- 彼女の言葉通り、執政院に戻り
- 与えられたミッションをクリアした事を
- 報告に戻るといいだろう。
執政院ラーダ
ミッションを報告する
- 【オレルス】
- …確かに、地下1階の地図だ。
- これはこちらで預かろう。
- (確かに)
それで、レンよ。
ハイランダーの仕事ぶりはどうだった?
- 【レン】
- …悪くはない。彼の秘めている
- 能力の高さはかなりのものだ。
- この人選は妥当といえよう。
- (ああ)
- 【オレルス】
- なるほど…。
- (そうか)
では、下がってくれたまえ。
忙しい中、すまなかったね。
- 【レン】
- あなたに協力する指示があったまで。
- 礼を言われる筋合いではない。
- (ふむ…)
では、我々は失礼しよう。
壮健でな、(主人公名)。
(フルボイス。ただし(主人公名)が「ハイランダー殿」に差し替え)
- 【ツスクル】
- …それじゃあ、さよなら。
- しっかりね。
- (…さよなら)
- (レンとツスクル、フェードアウト)
- 【システム】
- レンとツスクルが
- パーティから離脱しました。
- 【オレルス】
- では君には先のミッションに対する
- 報酬を渡しておこう。
- (よくやってくれた)
- (GET EXP 180)
- 【オレルス】
- …さて、彼女らの言葉を信じて
- 執政院は、君が冒険者としても十分な
- 力量を備えた人物である事を認めよう。
- (…さて)
そして、ここからが本題となる。
腕が立ち、秘密を守る一族の君に
受けて欲しいミッションがあるのだ。
(フルボイス)
新規ミッションが発動しました。
メニューのミッションの受領を選んで
詳細を確認してみて下さい。
最終更新:2013年09月02日 13:13