スノードリフトの恐怖! (1) (2)
ムービー~世界樹の迷宮へ~
- 【アーサー】
- はあ、危険な迷宮ねえ。
- 【ラクーナ】
- 油断しないで、図書館の人間が
- この迷宮に踏み込むのは初めてなのよ。
- 【フレドリカ】
- …ここに特別な磁場があるのは、本当なの?
- 【サイモン】
- 図書館のデータでは、ね。
- 【フレドリカ】
- …行きましょ、
- そのデータを確かめるためにも。
- 【アーサー】
- チッ。
- 【ラクーナ】
- アーサー!
- 【フレドリカ】
- ちょっと、遅れないで!
翠緑ノ樹海B1F
ギルド結成後の初戦闘
- 【サイモン】
- そういえば、(主人公名)に
- 伝え忘れていたことがある。
- (少しいいか)
僕が持つグリモア石について、だ。
詳しくは戦闘後に説明するが
グリモア石の存在を覚えておいて欲しい。
- 戦闘終了後
- 【ナレーション】
- 戦いが終わると、サイモンが
- 手に小さな石を持って
- 君に近づいてくる。
- 【サイモン】
- 「(主人公名)、これが先ほど話した
- グリモア石、ミズガルズ図書館で
- 研究中の不思議な力を秘めた魔石だ」
- (さて)
「この石を有効活用すれば、今後の
調査が楽になると思ってね。君には
この石の力を理解しておいて貰いたい」
- 【システム】
- グリモア石とは自分が他者のスキルを
- 使えるようになるアイテムです。
誰もが装備できるので、各キャラクターの
弱点を補ったり、長所を伸ばす形で
それぞれに装備させるといいでしょう。
現在、このパーティには
サイモン、アーサー、ラクーナが持つ
3つのグリモア石があります。
グリモア石を増やすためには、戦闘時に
石が輝く必要があります。
それをグリモアチャンス!といいます。
チャンス中に、一定の確率でグリモアから
新しいグリモア石が産まれます。
産まれたグリモアには装備していた人間の
スキルが記録されます。また、今戦っていた
敵のスキルを記録することもあります。
戦闘を繰り返して、
グリモアの収集を行ってみて下さい。
- (カットイン:グリモアについて)
B-2 樹海の雰囲気と故郷とアイス
- 【ラクーナ】
- 「…これが世界樹の迷宮」
- (うんうん)
「危険な場所だと聞いているけど
こうして眺めていると美しい森ね」
- 【アーサー】
- 「ウツクシイ? なぁに言ってんだよ。
- 木が生えてるだけじゃねーか」
- (はぁ?)
- 【ラクーナ】
- 「アンタねえ…風情って言葉知ってる?
- 同じ森でも雰囲気が違ったりするでしょ」
- (アンタって人は)
「…うん、私の故郷とは感じが違うわ。
どこが、とは上手く言えないけれど」
「ね、(主人公名)。あなたは
この迷宮を見てどう感じた?」
(ねえ)
何と答えますか? |
いい雰囲気だと思った 自分の故郷のほうがいい ラクーナの故郷はどこ? |
- いい雰囲気だと思った
- 【ラクーナ】
- 「そうよね! 緑の葉や枝の間から
- 木漏れ日が注いでいるし、お散歩や
- お昼寝すれば気持ちよさそうだわ!」
- (気が合うわね)
- 【アーサー】
- 「ふぅん、そんなモンかねえ?
- オレなら、こんな魔物が出るようなとこで
- 昼寝とかはゴメンだけどよ」
- (ふーん)
- 【ラクーナ】
- 「例えよ、例え!
- 本当にする訳ないでしょ!」
- (ちょっと)
- 【サイモン】
- 「確かに、読書なんかには
- 良さそうな森だな」
- (悪くない)
「この辺りはオークの木が多いようだ。
珍しい木でもないが…ラクーナの故郷では
見かけないかもな」
- 【ラクーナ】
- 「そうね、オンタリオは冬の寒さが厳しいし
- こんな枝の木はあまりないわね」
- (そうね)
- 【アーサー】
- 「オンタリオって何だっけ?」
- (なんだよ)
【サイモン】
「ここ、エトリアの遥か北東にある都市だ。
紅葉が美しく、甘い樹液が採取できる
メイプルの木が評判の街だと聞く」
(ああ)
「逆に、僕はそんな光景が想像出来ないがね」
- 自分の故郷のほうがいい
- 【ラクーナ】
- 「ふふっ、そうよねえ。
- やっぱりみんな自分の故郷が一番よね」
- (うんうん)
「えっと…(主人公名)は
ハイランダーだから、故郷は…」
(えっと…)
- 【サイモン】
- 「ハイランド地方の最北端と聞いている。
- 今のハイ・ラガード公国の山岳地帯だ」
- (ふむ)
- 【ラクーナ】
- 「へぇ、山岳地帯!
- そういう所にも一度足を運んでみたいわね」
- (すごいじゃない!)
「さびしい所とばかり思ってたけど、
きっと良い所なんでしょうね」
- 【ナレーション】
- そういって笑うラクーナに、君は
- あなたの故郷はどんな所なんだ?
- と問い返す。
- (以下、「ラクーナの故郷はどこ?」に続く)
- ラクーナの故郷はどこ?
- 【ラクーナ】
- 「私の故郷? 解るかしら、オンタリオよ。
- 北国で冬の寒さが厳しいところ」
- (えっと…)
【サイモン】
「ここ、エトリアの遥か北東にある都市だ。
紅葉が美しく、甘い樹液が採取できる
メイプルの木が評判の街だと聞く」
(ああ)
- (以下共通)
- 【ラクーナ】
- 「さすが、よく知ってるわね。
- メイプルの木からとれるシロップが名産で
- 様々な名物料理があるの」
- (さすがね!)
「メイプルを使った鶏の照り焼きとか
カリカリのメイプル・スペアリブ。
デザートにメイプルアイスとかも定番ね」
- 【フレドリカ】
- 「……メイプルアイス!?」
- (あはっ)
- 【ラクーナ】
- 「うちの故郷自慢の一品よ。
- つめたーくて、あまくて、
- ふわっと溶けて…」
- (うふふっ)
- 【フレドリカ】
- 「ラクーナは作れるの?」
- (わぁ)
- 【ラクーナ】
- 「んー…それがねぇ、作り方は知らないの。
- 地元では専属の職人がつくっていたから」
- (ごめんね)
- 【フレドリカ】
- 「……そう」
- (フルボイス)
フレドリカに何と言いますか? |
食べたいの? 作ってあげようか? |
- 食べたいの?
- 【フレドリカ】
- 「そ、そんな事、一言も言ってないでしょ」
- (もう)
- 作ってあげようか?
- 【フレドリカ】
- 「ホントに!?」
- (やった!)
- 【サイモン】
- 「…アイスを作ろうと思うのなら
- 新鮮なタマゴと砂糖、それに
- 生クリームが必要だったはずだ」
- (ふむ)
「タマゴと砂糖はともかく、
生クリームを用意するのは大変だろう」
「しかもそれらが用意できたとしても
凍らしてアイスにすることを考えると
エトリアでは難しいはずだ」
「しかもその後、アイスにかける
新鮮なメイプルとなると、オンタリオから
取り寄せない限り手に入らないだろう」
- 【フレドリカ】
- 「……そう、別に期待してた訳じゃないし」
- (ふーん))
- (以下共通)
- 【フレドリカ】
- 「無駄話はおしまい。
- はやく進みましょう」
- (フレドリカ、フェードアウト)
- 【サイモン】
- 「僕も同意だ。
- アイスの話はまた今度にしよう」
- (そうだな)
- 食べたいの?を選択していた場合
- 【ナレーション】
- 君の発言を否定すると少女は
- 何事もなかったかのように
- 前を向いて冒険を再開する。
- 作ってあげようか?を選択していた場合
- 【ナレーション】
- サイモンの発言を聞いた少女は
- 何事もなかったかのように
- 前を向いて冒険を再開する。
- (以下共通)
- 他のメンバーもそれに続くのを見て
- 君も慌ててその後ろへと続くことにする。
フロアジャンプ機能解禁
- 【システム】
- B1Fの地図を完成させて
- 次のフロアへの階段を見つけたので
- フロアジャンプ機能が解禁されました!
フロアジャンプ機能(以後FJ)とは
地図に描いたフロアの階段までの移動を
ジャンプし飛ばすことができる機能です。
今回はB1Fの地図が完成しており
目の前の階段のFJが解禁されたので、以降
この階段前に瞬時に移動可能となります。
下画面で、目の前の階段を確認して下さい。
先ほどまでと見た目と色が
変化しているはずです。
それがFJが可能になった印です。
離れた場所からでも、その階段をタッチ
すれば階段前にワープ移動できます。
各フロアの地図をしっかりと描くことで
以後のFJも解禁されていくので
地図はキチンと描くことを推奨します。
またFJ以外にも、探索が便利になる機能が
色々と用意してあります。
プレイスタイルに応じてご利用下さい。
- (カットイン:フロアジャンプについて)
翠緑ノ樹海B2F
B-1 FOEとの遭遇
- 【ナレーション】
- 樹海をゆっくりと歩いていた君たちだが
- 不意にアーサーが声をあげる。
- 【アーサー】
- 「…何かヤバイ感じがしないか?」
- (…おい)
- 【ナレーション】
- アーサーの声にあわせて通路の先を探ると、
- そこには巨大なシカが君たちに
- 近づいてくるのが見える。
- 【ラクーナ】
- 「小さな頃、父に連れられて
- シカ狩りをしたことがあるのだけど…。
- それより遥かに大きいわね」
- (厄介な相手ね…)
- 【サイモン】
- 「狩れる相手かどうか…。
- (主人公名)、ここはどう判断する?」
- (どうするんだ?)
何と答えますか? |
正面突破で蹴散らそう シカと戦わずに回避して進もう シカ狩りについて詳しく聞く |
- 正面突破で蹴散らそう
- 【アーサー】
- 「任せろッ! オレの術式が火を吹くぜ!」
- (っしゃあ!)
- 【サイモン】
- 「リーダーの指示には従うが、
- 正直、理性的な判断とは思えない。
- 今の僕らでヤツに勝てるかどうか…」
- (ふう…)
- 【ラクーナ】
- 「ダメなら逃げればいいのよ。
- 探索を続けるためにも前に進みましょう」
- (行きましょう)
- シカと戦わずに回避して進もう
- 【アーサー】
- 「なんだよ、意気地がねぇな」
- (ちぇっ、なんだよ)
- 【サイモン】
- 「アーサー、今の僕らではそれが
- 最善の判断だ。あんまりムチャを言うな」
- (アーサー)
- 【ラクーナ】
- 「そうね、(主人公名)の判断に
- 従いましょう」
- (そうね)
- シカ狩りについて詳しく聞く
- 【ラクーナ】
- 「詳しくって言われても、
- 猟犬や熟練の狩人たちが狩る姿を
- 私は後ろから眺めていただけだし…」|
- (でも…)
- 【アーサー】
- 「それでも狩りを見てたんなら、
- シカの弱点とかわかんねーの?」
- (それで?)
- 【ラクーナ】
- 「あのねぇ、シカ狩りしたのは
- 私がまだ子供の頃よ。弱点なんて
- 覚えているわけないでしょ」
- (アンタって人は)
- 【サイモン】
- 「…敵を前にしてるんだ。
- 関係ない話はやめておくんだな」
- (もういいだろう)
- 【アーサー】
- 「関係なくないだろ。
- シカの弱点がわかれば役立つわけだしさ」
- (えぇー)
- 【サイモン】
- 「ラクーナが経験したのは恐らく
- ヘラジカ狩りだ。オンタリオでは
- ポピュラーな貴族のたしなみと聞く」
- (ふむ)
「この先に見えるシカはヘラジカには
見えない。ラクーナが覚えていたとしても
それが役立つ情報とは言えないだろう」
- 【アーサー】
- 「お前さ…、ホントそういうのは詳しいよな」
- (ふーん)
- 【サイモン】
- 「これくらい常識さ」
- (ふっ)
- (以下共通)
- 【システム】
- 迷宮内で視認できる敵をFOE{と呼びます。)
FOEはフロアで出会う他の敵と比べ
圧倒的に強い力を持ちます! 初めて見た
FOEは戦わず回避する事をお勧めします。
FOEは下画面のMAPにも表示されます。
こちらが一歩動くと、相手も動きます。
相手の動きを観察すれば
戦わずにやり過ごすことが可能です。
どう動けばよいか考えて行動しましょう。
- (カットイン:FOEのマップ表示)
- (カットイン:FOEの強さについて)
- (カットイン:エネミーアピアランス)
B2Fで狂える角鹿と遭遇後、エトリアに戻る
- 【???】
- …すみません、
- (ギルド名)の方々でしょうか?
- (すみません)
- 【アーサー】
- あぁ、そうだけど何か用か?
- (あ?)
- 【???】
- よかったです!
- ではこちらのパーティにシェルドン家の
- お嬢様が同行されているのですね?
- (あぁ、よかった)
- 【ラクーナ】
- 私のこと?
- そうだけど…、何?
- (えっと…)
- 【???】
- シェルドン家のラクーナお嬢様ですね。
- (ふぅ)
お初にお目にかかります。
私は
ローザ、旦那様に命じられて
ラクーナお嬢様のお世話に参りました。
(フルボイス)
- 【ラクーナ】
- えっ? ちょ、ちょっと待って?
- 話が見えないんだけど…。
- (えっ?)
- 【ローザ】
- お嬢様を心配した旦那様の指示になります。
- なのでラクーナお嬢様は安心して
- 全てを私めに委ねて下さい。
- (お気になさらず)
- 【ラクーナ】
- はぁ…、父がまた
- ヘンなことをいいだしたのね。
- (はぁ)
- 【ローザ】
- 旦那様はお嬢様を心配されているのです。
- (ふふっ)
その旦那様から託けを預かっています。
調査隊のリーダーはどなたでしょうか?
(あの…)
どうしますか? |
自分だと答える サイモンを指差す フレドリカを指差す |
- 自分だと答える
- 【ローザ】
- (主人公名)様ですね。
- では旦那様のお手紙を読ませて頂きます。
- (かしこまりました)
- サイモンを指差す
- 【ローザ】
- サイモン様ですね。
- では旦那様のお手紙を読ませて頂きます。
- (かしこまりました)
- 【サイモン】
- ちょっと待ってくれ。パーティリーダーは
- (主人公名)だったはずだ。
- 真面目に答えてくれ。
- (おい)
- 【ローザ】
- …(主人公名)様ですか。
- では旦那様のお手紙を読ませて頂きます。
- (かしこまりました)
- フレドリカを指差す
- 【ローザ】
- フレドリカ様ですね。
- では旦那様のお手紙を読ませて頂きます。
- (かしこまりました)
- 【フレドリカ】
- …違うから。
- (えっ)
- 【ローザ】
- フレドリカ様ではないのですか?
- (どうかなさいましたか?)
- 【フレドリカ】
- …違う。リーダーは(主人公名)。
- (ええ)
- 【ローザ】
- …(主人公名)様ですか。
- では旦那様のお手紙を読ませて頂きます。
- (かしこまりました)
- (以下共通)
- 【ローザ】
- 娘ラクーナが調査隊として働くと聞いた。
- だがラクーナは名門シェルドン家の一人娘。
- 万が一の事があっては困る。
そこで調査隊の一行をバックアップし
娘の身の安全を守るために援助をしたい。
具体的にはシェルドン家が用意した館を
拠点として提供しよう。
そして若いが腕の立つメイドも用意した。
館で振舞われる彼女の料理は
必ず調査隊のメンバーの力になるだろう。
またそこを拠点とすれば、娘の安否が
ローザを通じて私に伝わる。以上の理由から
快く援助を受けてもらえると嬉しく思う。
旦那様の託けは以上になります。
如何でしょうか?
(受け取っていただけますか?)
- 【アーサー】
- いかがっていうか…、なんていうか…。
- オマエの父親って…。
- (えーっと)
- 【ラクーナ】
- 子離れできてないのよね…。
- (はぁ)
- 【サイモン】
- しかし、館を用意とは豪勢な話だ。
- 冒険の拠点として考えれば
- 悪くない申し出だと思うがどうする?
- (どうするんだ?)
どうしますか? |
シェルドン家からの援助を受ける&シェルドン家からの援助を断る |
- シェルドン家からの援助を断る
- 【ローザ】
- ……。
- (んー…)
私、若くして耳を患っているのでしょうか。
(主人公名)様が仰ったことをよく
聞き取ることができませんでした。
申し訳ありませんが、もう一度
お答えいただいてもよろしいでしょうか?
(お願いできますでしょうか?)
- (選択肢に戻る)
- シェルドン家からの援助を受ける
- 【ローザ】
- ありがとうございます。
- では皆様がご利用される館に
- 名前をつけて頂きますか?
- (ありがとうございます)
- 【システム】
- ギルドハウスの名前は
- 相手に公開される可能性があります。
相手が不快になる内容、
他人の権利を侵害する内容、
個人情報などは含めないでください。
冒険の拠点となる館の名前を入力してください
個人情報や受け取った人が
不快に思う言葉は使用しないでください
この名前でよろしいですか? |
【 YES 】/【 N O 】 |
(
ギルドハウス名)ですね、わかりました。
それでは私は先に戻って、
皆様を迎える準備をしておきます。
(わかりました)
- (ローザ、フェードアウト)
- 【サイモン】
- それじゃあ樹海に行く前に、一度
- (ギルドハウス名)にいってみないか?
- (さて)
- ギルドハウスに立ち寄らずに樹海に行こうとする
- 【サイモン】
- 樹海に行く前に、一度
- (ギルドハウス名)にいってみないか?
- (少しいいか)
僕らの活動の拠点になるんだ。
見ておくに越したことはないからな。
B-4 稀少個体との遭遇
- 【ナレーション】
- パーティの先陣を切って歩いていた
- ラクーナが不意に足を止める。
- 【ラクーナ】
- 「ストップ、みんな…。
- ねえ、あそこ見てみて?」
- (しっ…)
- 【ナレーション】
- ラクーナが言う方を見ると、そこには
- 一匹の魔物がいるのが確認できた。
- 【アーサー】
- 「ただのザコの魔物じゃん。
- 何、変に警戒してるんだよ、ラクーナ」
- (あ?)
- 【サイモン】
- 「よく見ろ、アーサー。
- あの魔物、明らかに今までのものと
- 気配が違っているだろう」
- (いや)
- 【フレドリカ】
- 「確かに何か存在感があるような…」
- (うーん)
- 【ナレーション】
- 君たちがその魔物を観察していると、
- それに気付いた魔物の方が鋭い眼光を
- 向けてきたではないか!
- 【ラクーナ】
- 「来るわよ!」
- (さあ、やるわよ!)
- 【ナレーション】
- その一声で君たちが戦いの姿勢を取ると、
- それに呼応して魔物が襲い掛かって来た!
- (戦闘:ひっかきモグラ(稀少固体)×1)
- 【ナレーション】
- 君たちは強力な存在感を放っていた魔物を
- どうにか退けることに成功した!
- 【アーサー】
- 「ふぃー、何とかなったな!」
- (ふぃー)
- 【ラクーナ】
- 「でもさっきの魔物、やっぱり他のに
- 比べて強かったわよね?」
- (ねえ)
- 【フレドリカ】
- 「あの光をまとってる敵と
- 出会ったら要注意ってことね」
- (そうね)
- 【サイモン】
- 「その分、力をつけるための踏み台には
- 適しているみたいだから、その辺りの
- 判断は適切にな、(主人公名)」
- (ふむ)
- 【システム】
- ダンジョン内を歩いていると、
- 先程の戦闘に現れた稀少個体と呼ばれる
- 珍しい魔物が登場することがあります。
稀少個体は、通常の個体とは違い、
戦闘中、段々と攻撃力が上がっていきます。
ですが、見事倒すことに成功すれば、
通常の個体よりも多くの経験値を入手
することができます。
出会った稀少個体が倒せる魔物なら、
積極的に倒しにかかるとよいでしょう。
D-4 樹海を襲う震動、再び
- 【ナレーション】
- 樹海の探索を続けていた君たちだが、
- 不意に激しい揺れを感じて、
- その場に立ち止まる!
地震はしばらく続いたが、
その後急速に収まっていく…。
- 【ラクーナ】
- 「…ひどく揺れたわね」
- (はあ)
- 【サイモン】
- 「あぁ、これが最近エトリアで
- 怪異として問題視されている地震だろう」
- (ああ)
「この地震の原因を解明するためにも
僕らは早急にグラズヘイムの遺跡の
調査を進める必要がある訳だ」
- 【フレドリカ】
- 「そして、わたしの記憶も、でしょ」
- (ねえ)
- 【サイモン】
- 「…失礼。君の記憶を取り戻すのは
- 大前提の話だ。記憶が戻れば、
- 色々とわかるだろうしな」
- (ああ、悪かったな)
- 【ラクーナ】
- 「そうね。そしてその為にも、まずは
- 樹海磁軸を探し出さないといけないわね」
- (そうね)
B-4 切り株に座る兵士(ミッション「スノードリフトの恐怖!」受領まで)
- 分岐:初回
- 【ナレーション】
- 樹海の中を進む君たちは、切り株に
- 腰かけて休む、1人の兵士を発見した。
兵士もまた君たちに気付き、
親しげな様子でこちらに声をかけてくる。
- 【兵士】
- 「やあ、冒険者さん。樹海の探索は順調かね?
- ここまで来るのも大変だったろう」
- 【ラクーナ】
- 「あなたは? 執政院の兵士みたいだけど…」
- (あら?)
- 【兵士】
- 「私は、執政院から樹海低層の探索を行う
- 冒険者を助けることを指示されている者だよ」
「どうだろう? 君たちが疲れているなら
ここで一緒に食事でもしていかないかね?」
- 【ナレーション】
- 兵士は脇に置いていた大きなバスケットを
- 引き寄せて、君たちに微笑みかける。
- 【アーサー】
- 「うひょー、すっげーウマそうなニオイ!」
- (うひょほほほほ)
- 【ラクーナ】
- 「こら、アーサー! 行儀が悪い!」
- (ちょっと)
「どうする、(主人公名)?
お言葉に甘えちゃいましょうか」
(どうする?)
- 【ナレーション】
- …その中からは美味そうな匂いが漂い、
- 君たちの胃袋を刺激してくる。
- 分岐:兵士と一度話している
- 【ナレーション】
- 樹海の中を進む君たちは、以前と同じように
- 切り株に座る兵士を発見する。
- 【兵士】
- 「やあ、冒険者さん。
- 樹海の探索は順調かね?」
兵士はそう挨拶すると、前と同じ口調で
君たちに食事を勧めつつ大きなバスケットを
引きよせる。
- 【アーサー】
- 「うお…、すっげーいい香り…」
- (うひょほほほほ)
「なー、(主人公名)!
オッサンと一緒にメシ食おうぜ!?」
- 【ナレーション】
- …バスケットからは変わらず美味しそうな
- 匂いが漂い、君たちの胃袋を刺激してくる。
- (以下共通)
- 【ナレーション】
- 君は兵士の親切な提案を受け入れて、
- この地で食事と休憩をとってもいいし、
- 先を急ぐのも自由だ。
- いただきます
- 【兵士】
- 「やあ、本当かい?
- それじゃ、さっそく準備するよ!」
- 【ナレーション】
- 君の返事を聞くと兵士は嬉しそうに頷いて
- バスケットの中身を周囲に並べ始める。
最初に、スライスした干し肉とチーズ、
バターがのったオープン・サンドイッチが
人数分バスケットから取り出される。
- 【フレドリカ】
- 「わ…!
- こんなにもらっていいの?」
- (わあ)
- 【兵士】
- 「なんの、まだまだあるよ」
- 【ナレーション】
- 次に、コンガリと焼いた山ウズラのグリル、
- ジャガイモとケッパーのサラダに
- 枝つき干しブドウと葡萄酒が並べられた。
- 【アーサー】
- 「すっげー!! オッサンすげー!!」
- (う、うんめー!)
- 【兵士】
- 「はは、遠慮せず食べてほしいな」
- 【ナレーション】
- 兵士のその言葉に従い、疲れてお腹も
- すいていた君たちは目の前の料理に
- 手を伸ばしていく…。
- 【サイモン】
- 「…うまいな」
- (フルボイス)
- 【ラクーナ】
- 「特にサラダが絶品ね。
- 隠し味のミントがいい仕事してるわ!」
- (素敵ぃ)
- 【アーサー】
- 「なー、サンドイッチ要らないなら
- オレにくれよ」
- (へへっ)
- 【フレドリカ】
- 「や、やめてよ。まだ食べてるんだから」
- (だめ)
- 【ナレーション】
- …兵士の用意した心づくしの料理を
- 堪能した君たちは、自分たちの心身が
- 回復していることに気付く!
- 【システム】
- 全員のHPとTPが全快した!
- 【兵士】
- 「どうやら元気になったようだね。
- 冒険の手助けができて嬉しいよ」
- 【ナレーション】
- 兵士はそう言うと、
- 食事の片づけをして立ち上がる。
- 【兵士】
- 「料理も無くなったことだし
- 私はもう帰るよ」
「日が変わったらまた来るから、
その時はまた食べていってくれ。
それでは健闘を祈るよ」
- 【ナレーション】
- 君たちは兵士に礼を言うと
- 体力が充実した身体で探索に
- 戻ることにする。
- 先を急ぎたい
- 【兵士】
- 「…そうか、それなら仕方がないね」
- 【アーサー】
- 「えーー……」
- (フルボイス)
- 【サイモン】
- 「アーサー、リーダーの決定だぞ」
- (おい)
- 【アーサー】
- 「分かってるけどよぉ…」
- (だってよー)
- 【ナレーション】
- 子供のようにぐずる少年の反応を見て、
- 兵士は笑みを見せる。
- 【兵士】
- 「もし疲れたら、いつでもここまで戻って
- 休みに来てくれるといい」
「私はしばらく任務を続けているからね」
- 【ナレーション】
- 兵士はそう告げると、君たちの旅の安全を
- 祈り見送ってくれる。
君たちは兵士に手を振ると、樹海の探索を
続けることにする。
C-4 擬態する魔物
- 【ナレーション】
- 君たちが青々とした樹海の中を歩いていると
- 突如として目の前の岩が蠢き、一瞬の後に
- 一頭の獣に姿を変えた!
- 【フレドリカ】
- 「うそ…!?」
- (フルボイス)
- 【ラクーナ】
- 「下がって、フレドリカ!」
- (下がって!)
- 【ナレーション】
- ラクーナがフレドリカを引き寄せ、
- 君たちは咄嗟に横道に入って身を隠す。
それと同時に巨大な獣は猛烈な勢いで走り、
壁に激突した!
- 【サイモン】
- 「あの魔物、自分の視界に入った獲物を
- 突撃して仕留める習性があるようだな。
- 油断させるための擬態、というわけか」
- (っ…!)
「しかし…あの早さは厄介だな。
避ける隙がない」
(厄介な相手だ)
- 【アーサー】
- 「それって、通れないってことか?
- どうすりゃいいんだよ、サイモン」
- (はぁ?)
- 【ラクーナ】
- 「とりあえず、迂回しなきゃね。
- 気をつけて進むことにしましょう」
- (んー…)
- 【ナレーション】
- ラクーナの提案を受けて、君は頷く。
- この先もあの獣がいないとは限らない。
- 慎重に歩くようにした方がいいだろう。
翠緑ノ樹海B3F
A-7 冒険者を待ち受ける影
- 【アーサー】
- 「こりゃぁ…ヤバい敵がいるみたいだぜ。
- スゲェ殺気だ…!」
- (ちっ、ヤベぇな…!)
- 【ラクーナ】
- 「無理・無茶・無謀がモットーのアンタが
- 言うんだから相当の相手ね…」
- (っ…厳しいわね)
「(主人公名)、
十分注意して進みましょう」
(警戒して)
「万一に遭遇したら…逃げるしかないわ。
戦おうなんて思わない方がいい。
それほどの相手よ」
- 【ナレーション】
- ラクーナの言う通り、危険極まりない
- 魔物が近くを徘徊している。
逃げることは恥ではない。
まず、生きることを念頭に置いて
注意深く行動したまえ!
B-5 扉の向こうに待つ影
- 【フレドリカ】
- 「…数が増えたわね」
- (厄介な相手ね)
「でも、落ち着いて対処すれば大丈夫よ。
さっきと同じように進みましょう」
A-2 さらに襲い来る影たち
- 【サイモン】
- 「狭い部屋に、あの数か…。
- よく考えて動く必要があるな」
「アイツの行動のクセは覚えたか?
一気に行くぞ!」
(行くぞ!)
C-1 佇む二人の冒険者
- 【ナレーション】
- 森の中を進む君たちの前に
- 二人連れの冒険者の姿が見える。
最初の
ミッションで君に協力してくれた
冒険者レンとツスクルだ。
- 【レン】
- 「(主人公名)か、壮健そうで何よりだ。
- …ギルドを組んだのだな」
- (君か)
- 【ナレーション】
- 君がギルドの面々を紹介すると
- 彼女らは軽く会釈を返してくれる。
- 【レン】
- 「しかし、ここに来ていると言う事は
- まだ執政院から連絡は受けていないのか?」
「一度街に戻り、話を聞いてくるといい。
悪いが、それまでこの先へと君たちを
通すわけにはいかない」
- 【ナレーション】
- レンはそう言うと、口を閉ざす。
- どうやら一度、街に戻って執政院ラーダで
- 話を聞いたほうがいいそうだ。
- ミッション「スノードリフトの恐怖!」を受領せずに再度踏み込む
- 【ナレーション】
- 君たちの目の前には先ほどと変わらず
- たたずむ二人の冒険者の姿がある。
- 【レン】
- 「…まだ何か用か」
- (何だ?)
- 【フレドリカ】
- 「この先に進みたければ、執政院に戻って
- 話を聞く必要があるみたいね」
- (えっと…)
「帰りましょう、(主人公名)」
(行きましょう)
執政院ラーダ
- 【オレルス】
- これは(ギルド名)の諸君。
- 樹海の3階まで辿りついたのかね?
- (よく来たね)
君らが調査中であることは重々承知だが
あの階以降に危険な魔物が徘徊していると
報告があってね。
それで、侵入するギルドを一時制限させて
もらっていたのだ。
安全が確保されるまで、しばらくの間は
待機していたまえ。
- 【フレドリカ】
- 待機…?
- そんなの、困るわ。
- (えっ)
- 【オレルス】
- ふむ…、そうだな。
- 君らのギルドなら不足はないかもしれない。
- (ふむ)
これから脅威を排除するためのミッションを
発令するところだったのだ。
君たちに参加してもらえるならば、
こちらも助かるよ。
(では、よろしくお願いする)
新規ミッションが発動しました。
メニューのミッションの受領を選んで
詳細を確認してみて下さい。
ミッションを受領する
- 【オレルス】
- 君らが引き受けてくれるのか、ありがとう。
- では、詳細を話すことにしよう。
- (では、説明しよう)
樹海の3階以下に我々がフォレストウルフと
呼ぶオオカミが多数目撃されている。
それだけなら問題ないのだが、群れを率いる
ボス、スノードリフトが樹海の5階で陣取り
冒険者たちを餌食にしているそうだ。
即急に地下5階まで向かい、この脅威を
取り除いてくれたまえ。
- 【サイモン】
- …(主人公名)。
- (少しいいか)
オオカミ退治については異論はないが
樹海磁軸の手がかりがないか、執政院の方に
聞いてみるのはどうだろうか?
樹海磁軸について質問しますか? |
【 YES 】/【 N O 】 |
- NO
- 【サイモン】
- 止めておくのか?
- (ん?)
…しかし、(主人公名)。
情報はあるほうが助かるだろう?
(いや)
もう一度考え直してみてくれ。
- (選択肢に戻る)
- YES
- 【オレルス】
- …何、樹海磁軸だと?
- (なんだと?)
冒険者の報告で聞いたことがある。
樹海から街まで人を瞬時に移動させる
謎の力を秘めたものだと思ったが…。
- 【サイモン】
- それがどこにあるかわかりますか?
- (ふっ)
- 【オレルス】
- 樹海磁軸は階層を抜けた先にある。
- (ふむ)
第一階層を突破し、第二階層へ
到達した所。君たちがミッションを
クリアすれば到達できるだろう。
怪異の調査を行うためにも
スノードリフトの退治、よろしく頼んだよ。
(それでは、頼む)
エトリア
- 【フレドリカ】
- 転移装置は…、グラズヘイムにいくための
- 樹海磁軸は第二階層にあるのね。
- (はぁ)
- 【アーサー】
- あぁ、分かってよかったな。
- お前も安心しただろ。
- (あぁ)
- 【フレドリカ】
- そうね、でも…まだ見つけた訳じゃないし。
- それに、樹海磁軸を見つけても
- 記憶が戻るまで安心はできないわ。
- (うん…)
何か声をかけますか? |
大丈夫、きっと見つかるよ 大丈夫、きっと記憶は戻るよ 何もいわない |
- 大丈夫、きっと見つかるよ/大丈夫、きっと記憶は戻るよ
- 【フレドリカ】
- …(主人公名)、ありがとう。
- (ありがとう)
とにかく、フレドリカの記憶と
怪異の調査のためにも、スノードリフトを
倒し、樹海磁軸を見つけ出そう。
(では行くか)
- 何もいわない
- 【サイモン】
- とにかく、フレドリカの記憶と
- 怪異の調査のためにも、スノードリフトを
- 倒し、樹海磁軸を見つけ出そう。
- (では行くか)
翠緑ノ樹海B3F
C-1 狼の巣を目指して
- 【ナレーション】
- 君たちの目の前には先ほどと変わらず
- 佇む二人の冒険者の姿がある。
- 【サイモン】
- 「執政院から、ミッションを受けてきた。
- これで通してもらえるんだな?」
- (さて)
- 【レン】
- 「ああ、連絡は受けている。
- オオカミたちは手強い相手だ。
- 十分に気をつけて進むといい」
- (ああ)
「我らも可能な限り手助けはするが…
君らの健闘を祈ろう」
(壮健でな)
- 【ナレーション】
- 君たちはレンが譲った道の先…
- 森の奥を眺める。
ここから先に進むも、一度街まで戻るも、
君たちの自由だ。
F-2 響く呪い鈴の音
- 【ナレーション】
- 君たちは樹海の扉を抜けると、
- 広間のような空間にたどり着いた。
そしてその瞬間、恐ろしい
ケモノのうなり声を耳にする。
君たちの目の前で巨大なオオカミが今まさに
兵士へ飛びかかろうとしているのだ!
- 【ラクーナ】
- 「大変! あの兵士、気絶してるわ。
- 早く助けないと…!」
- (大変!)
兵士を助けますか? |
【 YES 】/【 N O 】 |
- YES
- 【ナレーション】
- 剣を抜き、戦いを挑もうとした君たちの耳に
- 静かに響く鈴の音が聞こえてくる…。
- NO
- 【ラクーナ】
- 「ちょっと、正気!?」
- (ダメよ!)
- 【ナレーション】
- 君の決定に不服を唱えるラクーナをよそに
- オオカミが目前の動けない兵士に猛然と
- 襲いかかったその時、鈴の音が響いた。
- 【サイモン】
- 「この音は…?」
- (っ…!)
- 【ナレーション】
- 音がした方を見ると、ツスクルと名乗った
- 少女がたたずんでいる。
ツスクルは不可思議な音節を口にして
もう一度鈴を鳴らす。
…するとその瞬間!
オオカミが凍りついたように動きを止めた!
そしてもう一度ツスクルが不可思議な音節を
口にすると、オオカミは血を吐いて
君たちの前で崩れ落ちた…。
- 【サイモン】
- 「一体、何をしたんだ?」
- (少しいいか)
- 【ツスクル】
- 「別に…特別な事はしてないわ」
- (別に…)
「それより…オオカミは耳や目に大して
良くはないけど血の臭いにだけは敏感よ」
「あなた達も注意して。オオカミと戦う時に
ケガを負ったままでは危険が多すぎるわ」
ツスクルは君たちに手を出すように促すと、
その手に光るしずくを落とした。
- 【システム】
- 君たちのHPとTPが全快した!
- 【ツスクル】
- 「あなたたちがスノードリフトを倒すまで、
- 私はここで待機する約束になっている。
- 傷がひどくなれば、また来て」
- (手当てするわ…)
「この先を進めば4階に続く階段がある。
今は、先に進むといいわ」
- 【ナレーション】
- ツスクルは部屋の奥を指差して、そのまま
- 倒れた兵士の介抱を始める。
- (ツスクル、フェードアウト)
- 【ラクーナ】
- 「気になる事は多いけれど…彼女に任せれば
- あの兵士は無事でしょう」
- (ねえ)
「お言葉に甘えて、先に進みましょう。
体力も回復した事だしね」
(行きましょう!)
F-2(c.3) ツスクルに回復してもらう
- 【ナレーション】
- 漆黒のローブをまとった少女は、
- 君たちに気付いて口を開く。
- 【ツスクル】
- 「探索は順調?
- あまり、無理はしないで」
- (あなたは…)
- 【ナレーション】
- そうして、君たちに手を出すよう促すと、
- その手に光るしずくを落とした。
- 【ツスクル】
- 「これは、樹海の奥で採れる不思議な水。
- 冒険者の体力を回復する力があるの」
- 【ナレーション】
- ツスクルの言葉通り、その水の力によって
- 君たちの体力は回復していく!
- 【システム】
- 君たちのHPとTPが全快した!
- 【ツスクル】
- 「4階には、多くのオオカミがいるはずよ。
- 気をつけて」
- (用意はいい…?)
- 【ナレーション】
- ツスクルはそれだけ言うと、口を閉ざして
- 視線を君たちから外す。
君たちは、力を取り戻し再び樹海の奥へと
探索に向かうことにする。
(それじゃあ…)
翠緑ノ樹海B4F
F-1 狼たちの遠吠え
- 【ナレーション】
- 君たちが樹海の奥を目指して進んでいると、
- 獣の声が響いてきた。
- (オオカミの遠吠え)
- 【フレドリカ】
- 「この声、まだ遠いけれど…
- オオカミかしら」
- (何かいる…)
- (重なるオオカミの遠吠え)
- 【ナレーション】
- 差し迫っての危険はない…と思ったその時、
- オオカミの吠え声は次第に増えていき
- いつしか森を震わせるほどとなっていく!
- 【サイモン】
- 「一体、この階にどれだけのオオカミが
- 集まっていると言うんだ…!?」
- (っ…!)
- 【アーサー】
- 「執政院のオッサンが言ってた通り、
- この先はオオカミだらけってことか。
- 油断せず行こうぜ」
- (ピリピリしやがるぜ…!)
- 【ナレーション】
- アーサーの言う通り、オオカミたちの気配に
- 注意を払って君たちは先へと進む事にする。
D-3 フォレストウルフとの遭遇
- 【ラクーナ】
- 「あそこにいるのって…!」
- (敵よ!)
- 【ナレーション】
- ラクーナが注意を呼び掛けるその先に
- 君たちは一頭のオオカミを見つける。
- 【サイモン】
- 「あれがフォレストウルフか。
- …倒さないと先には進めなさそうだな」
- (あれは…)
- 【フレドリカ】
- 「なら、倒すまでよ!」
- (倒してみせる!)
- 【ナレーション】
- スノードリフト討伐のためには
- どうあってもここを抜けるしかない。
- 覚悟を決めて一歩踏み出したまえ!
A-3 狼退治の秘策その1
- 【ナレーション】
- 扉の前に、見知った顔の女性が立っている。
- ブシドーのレンだ。
君たちに気付くと、足音を感じさせない
足運びでこちらに近づいてくる。
- 【レン】
- 「ここまでたどり着くとは、さすがだな。
- ハイランダーの実力というやつか」
- (ほう)
「そうだな、この先に進むのであれば…
これが必要になってくるだろう」
- 【ナレーション】
- レンは君たちに向けて、黒い塊が入った
- 布の袋を差し出して言う。
- 【レン】
- 「これは轟音弾、というものだ。
- 大きな音を立てて、他の音をかき消したり
- することができる」
「これを使えばオオカミの遠吠えをかき消し、
仲間を呼べなくすることが可能だ」
- 【アーサー】
- 「ふぅん…これにそんな効果があんのか?
- ただの黒いタマにしか見えねえけど」
- (ふーん)
- 【レン】
- 「心配には及ばない。これは執政院の依頼で
- シリカ商店が作成したものだ」
- (ふぅ)
「まあ、実際に使ってみれば分かるさ」
(壮健でな)
- 【ナレーション】
- それだけ言うと、彼女は君たちにその場を
- 譲るように立ち去って行った。
君たちはレンからもらった轟音弾を
バックパックに詰めてから、
先へと進むことにする。
- 【システム】
- 轟音弾は、敵が身構えたり
- 力を溜めている時に使用する事で
- その構えを解除できます。
構えを解除された敵は
そのターンの行動がキャンセルされるので
戦いを優位に運ぶことができます。
最終更新:2013年11月12日 19:59