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  • 前坂リュージは嘘は視える

真贋バトルロワイヤル

前坂リュージは嘘は視える

最終更新:2025年07月01日 18:55

sinjitsurowa

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だれでも歓迎! 編集
 アッシュフォード学園、生徒会室。
 広々とした部屋で行われるのは会議ではなく食事だ。
 何とも言えない行為ではあるが、元々ここの生徒会は自由な面も多かった。
 猫も飼っていたり、生徒会に顔を出さないこともざらな人物もいたりした場所だ。
 そんな中、ドロップ品となる菓子パンを片手間にパソコンのキーボードとマウスを動かす堀北。
 試してみることは無駄だと分かっているが外部への連絡。当然無徒労に終わったことだ。
 次にこの舞台における他の施設へのメール、或いは通話ができないかの確認をしておくことだ。
 移動手段があったとしても、一部施設では距離がありすぎる。連絡が取れる手段を持っておきたい。
 そう手段を模索してみるものの、似たような通信手段を試みたものがこの舞台に既にいるように、
 長距離の通話や通信の手段は必ずルーターのような中継がなくては成立しないことだ。
 ルルーシュ達やイザーク達のような、中継となる別途のものがあれば話は別だっただろうが。
 つまるところ、此処でできる収穫と言うのは大したものとはいいがたいものだった。
 何の気なしに生徒の資料を調べてみればルルーシュやロロ、スザクと言った情報はあるが、
 この学園に通っていたことが分かったからと言って何があるわけでもない。
 全員此処に来ないということは来る気がないか、もう去った後なのだろう。

「ねえ、君達の中にルーターとか用意できそうなの……って、レンがダメなら他もダメよね。」

 レンがおにぎりをほおばりながらぶんぶんと手を振り否定する。
 他の二人は肩やぶっ飛んだ戦国時代、かたや機械はあれどファンタジーな世界の出身。
 とてもじゃないがそんなもの作ったり扱えないだろうし、支給品にあるとも到底思えない。
 なおサビルバラは哨戒のため不在であり、此処には三人だけが居座っている。

「そのるーたーと言うのは何なんだ?」

「戦国時代風に言えば伝令の中継地点と言ったところかしら。
 それを使えば遠くの人と声や手紙で会話ができるって算段だったけれど、
 中継となるものがあればそうね……希望的観測込みになるけど、
 大体エリア二つ分ぐらい離れていたとしても伝令や狼煙を使わず会話ができる、
 とでもいうのが戦国時代の人間には伝わるのかしら?」

「未来の技術は凄まじいな。いつか取り入れたいものだ。」

「空を飛ぶ本多忠勝がいる時点で、君の戦国時代は既にオーバーテクノロジーよ。」

 ため息とともにツッコミながら、通信を諦める堀北。
 相も変わらずぶっ飛んだ戦国のワードを次から次へと飛び出してくる。
 何処の戦国時代に砲門とジェットパックを内蔵した本多忠勝がいるんだ。
 しかもそれで人間だというのだから余計に意味が分からない。

「あの、蛮野さんはルーターとして使えないんですか?」

「私にはそういう機能はない。すまない。」

「あ、いえ。機械だからできると思い込んでただけなので……」

「すまないが、これの開け方わかるか?」

 家康が籠手を外してコンビニのおにぎりを手に取るも、
 開け方がさっぱりわからず、レンが手にとって説明をしていく。
 何この空気、と堀北は内心嘆く。此処は一応殺し合いの舞台の筈で、
 その証拠に真一文字の傷は塞がったとはいえまだ傷跡は残っている。
 レンだって左目が失明、此処に不在のサビルバラも少なからずダメージを負っている。
 と言うより、朧気だったとはいえ人の死を目の当たりにした。他殺ではなく、自分達の意志で。
 とどめはサビルバラではあったが、当然気分のいいものではない。たとえ正当防衛であっても、
 たとえここでの殺しが世間に公表されることがないとしても、余り食欲は沸かなかった。
 だから彼女は菓子パンを食べるというよりは、一緒にドロップした水を飲み込むことで、
 食べるというよりは流し込むという方法で、強引に栄養補給を済ませていた。
 サビルバラの言う通り、食える時に食っておかなければならないのだと。
 そう言い聞かせるように、食事と言うよりは栄養補給を済ませていく。

『定刻の9月2日午前11時15分となった。
 はじめまして、我々の集めた紳士淑女諸君。
 私は茅場晶彦。
 このゲームの主にシステム周りを司るゲームマスターだ』

 各々がそうしていると、タブレットから見知らぬ声が出てきた。
 茅場晶彦の名はレンから詳しく聞いている。ソードアート・オンラインを開発し、
 ゲーム内で死んだら本当に人が死ぬというゲームを作った、悪魔の開発者だ。
 名前だけは最初の羂索の言葉から出ていたので特別驚くことはしなかった。
 表舞台に立ってまで何をしたかったかについては、少々わかりかねるものの、
 心意システムと言うのが一体何なのか。それについて強く疑問を持ことにはなったが。

 死者について、さほど特筆するべき相手はいなかった。
 いや、同じクラスの軽井沢は死亡したが、彼女と特別仲良くはなかったし、
 クラスでは平田と付き合ってるのと性格の明るさも相まってクラスのカースト上位にいたが、
 須藤程ではないにせよ余り真面目な生徒だったかと言うと少し怪しく、特別な感情は少ない。
 彼と同様に悼むことはしよう。だがそれ以上の行為に至るかどうかでいえば、何もなかった。
 後は勇者アレフ。死亡は確認済みとのことだったので分かってはいたことではあるが、
 改めて自分達の手で人を殺めたのだということを自覚させられ、軽く顔を顰める。
 レンも似た反応だ。自分が本当に殺し合うことになるというのは中々に恐ろしく、
 一度恐怖に陥れた男がとうに死んでいることに気づくこともなく、ただ不安そうな表情だ。
 家康は静かに聞いている。堀北からは彼が何を考えてるかはやはり読み取ることはできない。
 朧気な意識の中、彼とアレフの会話は聞いた。彼は理解者はいなくてもそれで構わないと。
 まるで嘗ての、クラス一丸となる前の自分よりも遥か高みにいる孤独な人間みたいだ。
 神様か何かにでもなりたいかのような、静かな狂気をどこかに感じる。

 放送が終わってみれば、人数はほぼ三分の一が脱落している。
 残り百人以上いるとしても、敵となりうる人物がどれだけいるのか。
 もし今のペースで参加者が落ちれば放送通り、次の日の朝を迎える頃に参加者は全滅だ。
 未だルルーシュに綾小路は健在。いや、綾小路について健在なのはまあ別にいいのだが、
 状況は芳しくない。相手はネックとなるレジスターの解除のためのキーとなりうる、
 プロトガシャットが彼らの手に渡っている。ルルーシュは既に堀北の上を行く状況だ。
 此方がこの六時間で進んだと言えば敵となるアレフを倒し、レジスターを手に入れただけ。
 期待していた設備についても派手なものはまだ散策途中で、拠点になっただけに過ぎない。
 仲間こそ増えてはいるが負傷自体はあまりよくはない。バルバトスの名前も挙がってないし、
 ルルーシュへの対抗策も用意できていない。いや、厳密には一つだけ当人が自覚してないものとして、
 絶対遵守のギアスは二度通じない彼女は、ある意味ではルルーシュに対抗しうる存在ではあるものの、
 それを知ることは現状は少なくともないため、事実上ないものと同義であると言っていいだろう。
 何か、命令を無力化できるものがあればいいのだが……などと思っていると足音が響く。
 広々としたこの学園での廊下では足音はよく響くものだ。食事を中断しながら、
 各自装備を整えた状態で、生徒会室のドアがノックされる。

(ルルーシュのこともあるから要警戒ね。)

 サビルバラが人質の状態で来ているならノックの回数を変えるなど、
 ある程度警戒はしておくため先に話し合っても、やはり気は抜けない。
 ルルーシュに意志を乗っ取られただけの可能性だってありうる以上は。

「サビルバラさん?」

「おう、スズネか。二人組の……男女であっちょるか?」

「こいつの身体だけは女だ。腕は……お前性別どっちだ?」

「さあな。メズールのことを考えれば俺の方は男でいいだろ。」

「とまあ、わけのわからん連中だが、敵じゃないことは分かっちょる。
 いや、どっちかと言うとこっちが値踏みされる番かもしれんな。入っても大丈夫か?」

「ええ、大丈夫よ。」

 珍妙な会話に疑問を抱く三人のところに、
 ドアを開けて入り込むサビルバラを含む三人。
 入ってきたのは、リュージとアンクに乗っ取られた十条姫和の二人だ。





「早速厄介ごとになってるじゃねえかよ、おい。」

「俺が知るか。こっちはメダルが必要だったんだよ。」

 車で北上しつつ、リュージは放送を聞いてごちる。
 松坂さとうが死亡して、神戸しおには戦う力を得た。
 明らかに悪い方向に転がってしまっている状況ではないか。
 一応予めトランクスには色々注意はしておいたものの、相手はまだ子供だ。
 話だけとは言え、世界が滅んでもなお願いに縋らなかった清らかな心を持った人物。
 トランクスと言う男はそういう男だ。自分と違って子供相手でも躊躇うところはあるはずだ。
 何事もなければ……なんてことはあるはずがないが、無事であることを祈る以外になかった。

「にしてもこっちは租界って名前の通り、スラム街みてえだな。」

 東京とかとは大違いの、荒れた土地、廃墟が立ち並ぶ光景。
 分かりやすい貧民街を体現させたかのような、整備やインフラのなさ。
 特に理由がなければ、北上してまで行きたいという人物は少ないだろう。
 それでも現代都市から行きたい奴はいるはずだ。道中で聞いたルルーシュの放送。
 あれを考えればゼインの首を土産にするだの、ビスマルクを倒した人物とかは特に。
 余計にルルーシュに勢力が集中する。このままだとまずい展開になるのは確実だろう。
 なお、何故北上することを選んだのかと言うとやはり車で移動できる範囲が広いのと、
 これ以上ルルーシュにクランを拡大させるわけにはいかないのを考えた結果でもある。
 つまるところ、家康達と同じ考えを持って移動をしていて、租界には場違いな学園へとたどり着いた。
 その後周囲を警戒していたサビルバラと邂逅することとなり、リュージには嘘は見抜ける。
 だからさして時間を食うことはなく、サビルバラは警戒こそ緩めずに二人を連れてきた。
 家康ならどうせ味方にするだろうとは思っていても、そこを補佐するのが自分の役割だ。
 堀北は一般人過ぎるし、レンも感性は人並みだ。やはり此処は自分がしっかりする必要はあると。
 どうにも気の抜けん状況だな……なんてことをサビルバラが静かに思う。

「過去の人間、と言うよりは過去の別の世界線の戦国時代の武将?
 ダーウィンズゲームをやってきたはいいが、此処まで行くと無茶苦茶だな。」

 色んな参加者をこさえて来て、銃も知らない参加者もいた。
 だから正直今更なことではあるのでさして驚くことはない。
 とは言え、若々しい青年でトランクスと近い年頃の人物が、
 あの徳川家康だと言われると何とも不思議な気分ではあった。

「悪いが全員、乗ってるかどうかだけは教えてくれ。」

「わしは乗ってないが、それだけで信用を得られるのか?」

「僕も同じく。」

「私もです。」

 特に嘘なし。問題はなさそうと言うことで、近くの席に座るリュージ。
 敵意がないことを示すべく隠し持ってた銃は置いて、情報交換を要望した。
 アンクも続けざまに座るが、余り態度のよくない座り方に堀北はどこか須藤を思い出す。
 とは言え、情報交換と言っても彼ら四人から得られる情報と言うものはさほど多くない、
 死を予見させるほどの絶望、と言うには縁遠かった家康達の戦いと比べてみれば、
 二人のは凄惨なものであり、家康を含めて言葉を失う、或いは無言でいるほどだ。
 運よく生き延びた。それが正しいと言い切れるぐらいの壮絶さは堀北も息をのむ。
 アレフであれだったのだ。それをゆうに超える存在など家康であってもかなり苦しいはずだ。
 いくら一騎当千の東軍総大将であったとしても、流石に相手にすれば苦戦は免れないだろう。

「なるほど、その人物は信玄公のように隕石を落とす力持つ、か。
 わしらが思ってる以上に、この戦いは信長公や秀吉殿に匹敵か、それ以上の存在が多いようだ。」」

「おめーのとこの武田信玄はどうなってんだよ。」

 これがその戦国時代における洗礼よ、慣れておきなさい。
 目を閉じ冷や汗と共にリュージのまっとうなツッコミにうんうんと頷く堀北。
 アンクはともかく、はちゃめちゃな戦国乱世にリュージも軽く頭を悩ませる。
 しかしそれを実行できるだけの強さがあるのは、彼が戦った壁の痕を見るなどで察せた。
 死んだ可奈美には申し訳ないが、彼女以上の戦力であることは間違いはないだろう。
 ことと次第なら、生身ですら仮面ライダーと相対しても応戦が十分できるはずだと。

「双方互いに知り合いに出会ってないし、此処で得られるものもない、か。」

 徒労というわけではない。トランクスと比べれば流石に酷と言うものだが、
 参加者でも結構上に位置するであろう参加者とコンタクトが撮れたのは大きいことだ。
 あの時出会った人物たちにも覚えはないとのことなので閑話休題に入るところに、

「話が一区切りのところすまないが、
 紫の服で変身する男がいると言ったが、彼はチェイスで間違いないだろう。」

「ん? 電話か何かか?」

「あ、いえ私の支給品の蛮野さんです。」

 意志を持った支給品もあるのか。
 などと思っているとサビルバラがスプーンを落とす。
 おっと、と呟きながら席を降りてリュージの方へと駆け寄り、

(リュージ、試してほしいことがある。)

 スプーンを掴まず、サビルバラが軽く小声で話す。
 突然の対応にどうしたと思うが、落としたスプーンをリュージが取ろうとすると、

(なんだ?)

 小柄なサビルバラだからこそ、
 耳打ちする際にリュージがしゃがんで耳を傾けても違和感がない。
 何事かと思いながらサビルバラの耳打ちに誰にも気づかれず対応できる。
 『その編み笠取った方が取りやすいだろ。』『そじゃったな。』と相槌を打ちつつ、
 回収したスプーンを洗いに席を立つと、リュージは取り出された蛮野を一瞥する。

「蛮野だったか。そのチェイスってのはお前にとっての味方か?」

『ああ、間違いなくこの殺し合いを打破してくれるはずだ。』

「……なるほどな。じゃあお前は何がしたい?」

『レン君や彼らと協力して、少なくとも生還を目的としている。
 私は肉体を取り戻すことが悲願だが、優勝の願いで得るわけにもいかないだろう。
 もっとも、タブレットにすぎない私にはできることなど、たかが知れているのだが……』

「素朴な疑問なんだが、肉体を得て何をしたいんだ?
 まあ元は研究者って言うなら自分の研究が主だろうけど、
 その肉体を手に入れる方法ってのは、まっとうな方法なんだよな?」

(なんだこの男。妙に食い下がるというか、尋ねてくるな……まさか、
 チェイスから聞いているのか? いや、違う。それならば私の名前が出た時点で、
 この男は糾弾するはずだ。今しているのは尋問。つまりまだ確信は持ててないとみていい。
 ……まさかと思うが、ルルーシュのような特異な力を持っている可能性もありうるな。
 下手なことは言わず、悪印象を持たれるとしてもある程度正直に話すのが吉だろうか……)

 蛮野は性格こそあれだが、元はこれでも相当な研究者だ。
 不測の事態もゴルドドライブの時期に十分に経験済み。
 だから少し言い淀み、静かな空気の中紡がれた言葉は。

『……いや、まっとうな方法ではないだろうな。
 私はロイミュードと言う機会生命体の身体を乗っ取る形で以前は復活した。』

「因みにロイミュードに人権とかそういうものは?」

『話すと長くなるから割愛するが、ロイミュードは人と敵対する存在だ。』

 流石にグローバルフリーズから話せば、
 三十分や一時間で話がまとまるわけがない。
 なので簡潔に、人類の敵であったことだけは話す。
 ロイミュードの中には人間と共存を望んだ者もいたそうだが、
 彼からすればチェイス同様出来損ないの欠陥品のようなものだ。
 だから相容れないのは間違いない、ということは否定しなかった。

「その人類の敵を乗っ取ってまでお前さんは復活したかったのか?」

『それは……』

「あの、リュージさんすみません。
 何でそんな蛮野さんを質問攻めにするんですか?」

 レンを含む三人のメンバーには方針を聞いて、
 それだけで信用した割には妙に蛮野だけに食い下がる光景にレンは訝る。
 堀北も妙だとは思ったがサビルバラが編み笠を取ったらと言われた際に、
 取らなかったことからスプーンを取る間に何か耳打ちしたのだと察しており、
 蛮野については何か嫌な疑念を持っている堀北にとっては確認のチャンスでもある。
 だから黙っておいて、蛮野の発言に何かあるのかを探らせてみるのを見届けることにした。

「いや何、しゃべる機械にいい思い出がなくてな。
 ただの偏見と思ってくれ。レンは助けられたわけだが、
 俺はどうも機械ってのに信用できねえ部分があるだけなんだ。
 気を悪くしたのなら悪い。ただ、どうしても確認したくってよ。」

 一応嘘ではある。
 ダーウィンズゲームがアプリから始まったのを考えると、
 機械にいい思い出があるかどうかと問われるとあながち嘘でもなく。
 しかし偏見を持つようなことはなく、ただ単に言われた通りに尋ねるだけだ。 

『ロイミュードは確かに機械生命体で世間的には怪物だ。
 ……しかし私はそれでも成さなければならない目的がある。
 その目的が達成されるまでは死ねないのだよ。タブレットになっているが。』

「そうまでしてなさなきゃいけない目的ってのはなんだ?」

(……なんとなく読めてきたぞ。この男、心を読むかそれに類する力があるな。)

 駆け引きが下手ではないが、かといって相手は蛮野だ。
 いくら彼でもある程度の質問攻めにあってしまえば、内容から察しが付く。
 どうやって勘付いたかまでは分からないが、自分が危険な奴と言う情報を引き出そうとしている。
 だから此処まで能力の開示をしない。開示をすれば必ずこちらは曖昧な答え方で逃げ切るからだ。
 これは五代院時と違い、動作ができないタブレット故に同じやり方を選べないのも理由になる。

(だが甘い。そうやってはっきりと目的を聞こうとする。
 心は読めるが恐らく細かくは分からない。分かっていれば、
 既に私は破壊されるか厳重な管理下に置かれるのは目に見えている。
 確信は持てないが今の問い方。イエスかノーでなければ分からないとみていい。)

『……研究者ならば自分の研究を第一に考える。
 その為なら機械生命体の身体であっても構わない。
 マッドサイエンティストと呼ばれるだろうが、それだけだ。』

 己の欲望の為だけにロイミュードを、息子を、クリムを利用してきた男は、
 少なくとも嘘ではなく、しかし真実も話さない。それが彼にとっての抜け道だ。
 暫くの沈黙ののち、なるほどとリュージが軽く呟くと、

「研究熱心なことで……悪い。タバコ吸ってくる。」

「まーたタバコかよ。」

「さっきも言ったが子供がいる前でできるかってーの。」

「あの、皆さんにずっと言いそびれてたんですけど……私大学生です。」

「えっ。」

 おずおずとレンが手を挙げながらの言葉に、
 堀北の気の抜けた声に限らず、各々が意外そうな声で見やる。
 騎空団のハーヴィンでもトップクラスの身長のサビルバラよりは大きいが、
 それにしたって明らかに小柄すぎて大学生と呼ばれてもとても感じられないからだ。
 飛び級の大学かと堀北に問われたが、そうでもなくGGOのアバターの姿だと告げる。

「そいつぁ悪かったな。だが堀北も高校生だしな。外で吸ってくるわ。」

「一人は危険ぜよ。わしも行く。」

 トランクスの時と同じように、
 適当なことを言って部屋の外へと出ていく二人。
 出て行って暫く適当に歩いて全員に聞こえない程度距離を取ると、
 静かにリュージが頭をかきながらつぶやく。

「あのタブレット、どうにも胡散臭いな。」

 蛮野は確かに警戒していたし、
 予想も正解だった。だが、僅差で対応が遅かった。
 最初に言った『ああ』は嘘だったわけだ。蛮野にとってチェイスは味方ではない。
 しかし、チェイスが自分達の味方になってくれるというのは、紛れもなく事実だ。
 ついでに途中から真実と言うよりは、どこか曖昧な返し方をしてきている。
 恐らく質問攻めにより何か勘付かれてしまった可能性が高いとみていい。
 お陰で糾弾するには材料が余り足りてるとは言えない。敵対してると言っても、
 チェイスとどういう意味で敵対してるかはわからないし、それだけで追及もできない。
 チェイスが蛮野の敵は事実。しかし敵対してるのに味方になってくれるのも真実。
 彼の目的が不明瞭すぎるし、この曖昧さでは余りレンは納得できないだろう。
 レンや家康は蛮野を信じてる。強硬手段を取って質問攻めなどをしてしまえば、
 余計な不和を招く行為に繋がりかねない。今の材料で糾弾することは立場を危うくする。
 仮に強硬手段に出て蛮野を排除できたとしても、家康はともかくレンは今大分負傷が大きい。
 その状況下で信頼しきってた相手が危険な存在だ、となればメンタルに影響が出るだろう。
 レンは銃器こそ使うようだがあくまでゲーム世界での話。リアルではただの大学生らしく、
 精神的な揺れは銃の照準をブレさせてしまう。幸い協力して生還するというのは真実だ。
 だから羂索やクルーゼたちを倒すことについて問題ない……とは思うものの、
 やはり疑わしいところがあることは否めなかった。

「ほぼ黒っちゅーことだけはようわかった。
 とりあえずチェイスと合流できれば全部が分かる。
 流石に元の世界で関係のある人物からの糾弾があれば、
 レンも納得してくれる……かどうかについては当人次第か、此処は。」

 何にせよ必要なのはチェイスだ。
 少なくとも放送では呼ばれてないのは確認済み。
 厳密な所在は分かってはいないのが痛いところである。
 かといって学園を離れすぎるわけにもいかない。近隣に、
 バルバトスがいる可能性のある中戦力の分散はかなり危険だろう。
 いや、アレフ戦のことを考えれば家康は一人の方が戦いやすいのかもしれないが。

「なあリュージ。話は変わるが……おんし、
 カナミの知己に出会ったらなんて言うつもりか?」

 可奈美の話をするときの際、
 アンクもリュージもどちらもよくない顔をしていた。
 あんまり思いつめるとろくなことにならないというのは、
 義弟のカラクラキルでよく知っている。だからやらかさないよう、
 メンタル面ぐらいはケアした方がいいのではないかと思い訪ねておく。

「……可奈美に殺しの覚悟を決めさせなかったのは俺の責任だ。
 そうでなければ可奈美はあんなことにならなかった。だから───」

「それ、本気で言うちょるんだったら、死ぬぞおんし。」

 ゾクリ、悪寒が走った。
 鋭い視線。幼児とそう変わらない体躯の相手が放つ気配は、
 鋭く、まるで射抜かれたかのような感覚すら感じられるものだ。
 これがゲームではなく生活として剣を振るってきたものの放つ殺気の類だと。
 サビルバラは怒っている。彼と交わした言葉はまだ少ないがそれだけは分かる。

「おんしのだーうぃんずげーむっちゅーのが、
 どんなのかはようは知らん。だがカナミはわしらと違って、
 刀を人のために振るうのであって、人を斬る為に使わなかった剣士。
 死生観が違いすぎる相手の仲間に殺しの覚悟を決めさせたかったなんて言うつもりか?」

 それはつまるところ『可奈美は覚悟もできない弱者だから死なせてしまいました』と一緒だ。
 可奈美は自分で決めた道を選び、それで死んだ。覚悟を決めた末の死でもあるのだろう。
 彼女のことは知らない。それでも、妹のクラーバラのように自分で決めた道なのだと。
 自分の命を落とすことになるとしても選んだ道を、他人が歪めるなど許されるものではない。
 一つの導としておくのなら別にいいだろう。けれど彼女はそれを善しとしなかった。
 ましてや、その覚悟を肯定してるであろう仲間に対して、
 そんな戯言を抜かせば相手次第で殺されかねない。

「……単に、殴られてえだけの自己満足かもしれねえな。
 クソ異能でソードスキルも、起動鍵もねえ。あの化け物相手に、
 できることなんて何一つなかった。間に合わずにこうなったのは覆しようがない事実だからな。」

 自分の異能の弱さをあまりにも痛感させられた。
 対人交渉においては無類の強さを誇るとしても、戦いには何もならない。
 カナメや花屋は勿論、子供であるスイとソータ相手にも危うく死ぬところだった。
 できるのはよくて経験者としての心構え等を教えられる、大人の立場ぐらいなものだ。

 もう一つ。仲間のカナメが覚悟を決めてしまったからできると思っている節があったのもある。
 友人を殺された瞬間、普段そこまで殺す気のなかったカナメがエイスのメンバーを何人も殺した。
 シュカと比べれば殺すことにずっと抵抗のあったはずのカナメが、躊躇せず敵を殺しつくしていた。
 だから心のどこかにあったのだろう。可奈美にもそういった何かを失うかもしれない状況において、
 誰かの命を奪うことに対する抵抗を薄れさせる可能性を。
 もっとも、あったところであの宇蟲王ギラを前にして、
 生き延びれたかは怪しくもあるのは事実だが。

「自己満足か……自己満足で死のうとしたわしが言えたことでもないが、
 ろくなことにならん。その辺の覚悟を決めた上で言うことを勧めるぜよ。」

「ご忠告どうも。だが一人だけ嘘をつき通して、
 一人だけ嘘を見抜けるってのは、あんまりフェアじゃねえだろ。
 敵や交渉の時ならまだしも、あいつとはほぼ最初から付き添ってた俺には、
 相応の糾弾は必要じゃねえのかとも思えるわけで。」





「アンク、で名前はいいのかしら。」

「何だ。」

「随分苛立ってるみたいところ悪いけれど、
 その隕石の相手について聞いてもいいかしら。
 隕石だけじゃなく、何か他の特徴的なもの一つでも。」

 歴戦の猛者たちですら太刀打ちできなかったのだ。
 彼女が出会えば瞬く間に死ぬ。仮にディムロスのスキルの中でも、
 ミクトランを倒した秘奥義『斬空天翔剣』を以てしても当たるかどうか怪しい。
 家康より強いであろうことが又聞きでもわかるトランクスでも五分五分なのだから、
 できることなら少しでも情報を得て、対策や何かしらの手段を考えておきたかった。
 断る理由もなかったので一先ず色々覚えてる、把握してる限りの情報を提供していくが、
 聞けば聞く程どうやって倒せばいいのか分からなくなりそうな情報ばかりが出てきている。
 アッシュフォード学園も簡単に塵にされるのではないかと言う疑念すら抱いてしまうほどだ。
 余計頭が痛くなってこめかみに指をあてながらどうするかを考えているところ、
 アンクは家康の方を一瞥する。

「家康。」

「む、わしか?」

「絆の力でどうとか言ってたな。それがお前の欲望か?」

「欲望か、と言われると少し悩むが……夢と言えば聞こえはいいが、
 それは裏を返せば欲望や野望と同じ。それを考えると否定はできないな。」

 『己の野望を夢と言う言葉で飾り立て、秀吉様の天下を汚したのだ』とは、
 彼が本来石田成から浴びせられるはずだった言葉ではあるのだが、
 此処では自分の夢を別の言い方に例えることとなる。

「しかし、わし自身の欲と言うよりは、
 そうしなければ天下泰平の世は訪れない。
 決意ではあるが、欲望とは少し違うのだろうか。」

「昔の映司みてえだな。欲がねえ奴だ。」

「フロイトの定説に夢は欲望の表れとも言うわ。
 だったら、それも欲望と言う扱いが正しいんじゃないかしら。」

「む、そうなのか? 定説の定義とかを知らないが、
 堀北はわしより学があるようだから、多分あってるとみていいだろう。」

 異なる日本であるのは分かっている。
 しかしだ。仮にも天下統一を果たした男そのものだ。
 そんな彼から学があると言われるのは畏れ多い部分があり、
 堀北は褒められてはいるのだが、何とも言えない表情になる。

「とんだ欲望だな。てめえにセルメダル一枚でも突っ込んだら、
 とんでもねえ怪物ができそうな予感がすると思うとぞっとするな。」

 いつだったか映司の欲望が形になったことはあるが、
 あれは底を知らない莫大な欲望の塊とも言える存在だ。
 家康も自覚はしてないのだろうが多分相当な欲望であり、
 元のスペックも相まって相当なヤミーが誕生してたのだろう。

「欲望の名を冠するだけあって、人の欲望に君は敏感なの?」

「まあな。そいつがどんな欲望を持ってるかまでは知らねえが。
 金が欲しい奴なら金を、食い物が食いたければ飯を食らってヤミーは成長する。
 仮にテメエにセルメダルを突っ込んだ時、どうなるか見てみたくはあるが……まあ、
 映司にあれこれ言われそうだからな。元から俺にはそのつもりはねえから安心しとけ。」

「冗談も人間離れしてるというか……ちょっと怖いですね。」

「その映司と言う人物はわしは知らないが、お前にもあるのだな、誰かとの絆が。」

 先ほどから姫和の記憶からか可奈美の死に苛立っていたアンクが、
 少しはましな顔になったのは、映司の名前を出してからだ。
 だから彼にとって映司と言う人物は浅からぬ関係なのだと察する。

「絆……? まあ、そうかもしれねえな。」

 最初は利害関係に過ぎなかった。
 人の命よりもメダルを優先する。対立も何度もあったことだ。
 しかし、いつしか相棒のような存在になっていたのは間違いなく、
 フッ、と家康の言葉に対して軽く笑みを浮かべるアンクだった。

「悪い、待たせたな、」

 そんな話をしていると、サビルバラとリュージは戻ってくる。
 双方は話に一区切りはついており、家康が話を持ち掛ける。

「隆二殿。貴殿らとは方針は同じだ。
 よかったらだが、わしらと同盟を結ばないか?
 勿論難しいなら組まなくていい。敵対しないだけでも十分だ。」

「東軍総大将様自らの頼みとはな。
 断る理由はねえし、あった時点でそのつもりだったさ。
 で、具体的に俺達は何をすればいい? 此処に固まっても、
 得られるものは少ない。動かざること山のごとし、ってわけでもねえだろ?」」

「ああ、勿論だ。隆二殿とアンク殿には、
 今まで通り車? と言うもので移動して、
 わしの名を広めてほしい。とはいえ人数は二人、
 どちらも疲労が大きい上にバルバトスも警戒しておきたい。
 だから一人だけ、わしらから人数を割きたいところなのだが……」

「僕が反対するわ。アッシュフォード学園は明らかに広い。
 初見だったら迷路と言っても過言じゃないぐらいの広大さは、
 襲撃を受けた際覚えておけば死角になる場所を探しやすいし、
 散策すればまだ何か見つかる可能性もないわけじゃないわ。」

 学園の広さは相当なもので、複数人で探索しても足りない広さだ。
 これだけ広いと何かが隠されていても別におかしい話ではないだろう。
 その探索予定も、先の襲撃とついでの食事で遅れてしまっている状況だ。
 できることならそこを早めに確認し、それでも何もなければ一時的に此処を発ち、
 六時間後にどれだけ集まっているかの確認をしておく。これが堀北の考えになる。
 家康としても反対する意見はなく、何より移動手段が足だけというのは疲労の蓄積に繋がる。
 無理な行軍は後につかえる。戦の常識だ。

「だったら俺達も残って探した方が早くねえか?」

「アンクの意見はもっともね。確かに効率は確実に良いわ。
 でも、確証がないのも事実よ。パソコンはルーターが足りなかったように、
 徒労に終わる可能性を危惧すると、生身で動いて人を探す方が効率はいいのよ。
 二手に分かれて行動した方がいいし、既にルルーシュの軍は上位に位置するはず。
 散策ばかりに気を取られてたら、将棋で言えば駒を大量に持っていかれてる状況よ。」

「……というわけなんだ。すまない。
 代わりと言っては何だが、レン殿の治療キットを渡しておこうと思う。
 隕石の男の前でこの程度は些事に過ぎないかもしれないが、できるだけのことはしておきたい。」

「こっちとしてはありがたい限りだ。」

 レンから最後の医療キットを受け取り、それをしまう。
 本当ならアレフの支給品も渡すつもりではあったのだが、
 彼には五代院の分も含めて結構な数の支給品があることが分かった。
 ならば別に無理にかさばらせるほどでもないものだとして残しておくことにする。

「リュージ。気ぃつけてな。色んな意味で。」

「ああ、分かってるよ。」

 去り際にサビルバラが念を押すように言っておく。
 この先彼がどうなるかについては全く予想ができない。
 彼女の知り合いがどのような性格をしてるかも分からないのだから。
 だから言うのであれば、相応の覚悟や限度を以て言うべきだと。
 無言の圧のようなものがどこかにあった。

「ほいじゃ、わしとスズネ、イエヤスとレンで二手に分かれて行動ぜよ。」

 二人が去った後、サビルバラが目配りをする。
 話したいことがあるのだろうということも分かるし、
 戦力の分散的にもこれが最適解であるのは分かっている。
 だから特に何を言うでもなく、席を立ち二人の方もよろしくと伝えつつ、
 先に生徒会室を出ていく。

「……そう。蛮野は危険なのは確定ね。」

「ああ。しかし糾弾するのは無理があった。
 あれ以上追求や強硬策はレンにとってよくはない。
 最悪、わし一人が離れることを覚悟もしておいちょる。」

「汚れ仕事ばかり押し付けるのは忍びないけど、
 依存ってのは簡単に抜け出せるものじゃないわ。
 速めにボロを出してくれるか、チェイスに出会えればいいのだけど。」

 そう都合よく行けば苦労はしない。
 疑念が確定しただけでも進展があったとしよう。
 爆弾のようなものを抱えて、どうしたものかと思案する二人だった。





(チェイスか……どうしたものか。)

 蛮野としてはチェイスは目の上のたん瘤。
 出会えば今までと違い問答無用で破壊しに来るだろう。
 だからなるべく善行を積み重ねておきたいところではある。
 そうすればレンだけでなく家康も味方してくれるはずだからだ。
 もっとも、全員が味方してくれるわけではないことについて、つゆ知らずなのだが。



【エリアG-4/租界 アッシュフォード学園/9月2日午前11時時50分】

【徳川家康@戦国BASARA3】
状態:疲労(小)、軽度の火傷
服装:いつもの
装備:ギガントナックル@グランブルーファンタジー
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~2、ホットライン
思考
基本:絆の力でこの戦いを止める。
00:アッシュフォード学園の探索をしておきたい。
01:レンのように絆の力を説いて羂索達に対抗する。
02:隆二殿には人を集めてもらいたいが、大丈夫だろうか?
03:隕石の男(宇蟲王ギラ)への早急な対策は考えておきたいところだが。
参戦時期:赤ルート、関ケ原前
備考
※籠手が支給品の代わりとなってました。
※蛮野、隆二、アンクと情報を交換しました。

【レン@ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン】
状態:疲労(中)、ダメージ(大)、精神疲労(小)、戦いへの恐怖心(ほぼなくなった)、蛮野に若干依存、全身に軽度の火傷、左目失明、左目や至る所に包帯、髪がそこそこ焦げてる、ずぶぬれ
服装:綾小路武芸学舎の制服@刀使ノ巫女
装備:無限バンダナ@メタルギアソリッドシリーズ、Vz.83@メタルギアソリッドシリーズ、ブレンのタブレット@仮面ライダードライブ+渋井丸拓男のバイク@DEATH NOTE、治療キット×1@ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン
令呪:残り三画
道具:予備マガジン×30、ホットライン
思考
基本:生き残ることを優先
00:怖いけど逃げない。生きるために。
01:家康さんたち。蛮野さんと共に行動する
02:松坂さとうと出会ったら警戒する
03:怖いけど、自分の不甲斐なさの方がよっぽど許せなくなった。
04:私本当に生きて帰れるのかな……左目、治るかなぁ……
05:SAOの人、生き返ってるんですけど……
参戦時期:第一回スクワットジャム終了以降
備考
※GGOのシステム(バレット・サークル、バレット・ライン)は制限なく使用できます。
※仮面ライダーとの戦いで強いトラウマを植え付けられました。
※松坂さとうを危険人物として認識しました。また仮面ライダーへの変身能力を持っている可能性があると判断しています。
※ブレンのタブレットの所有者になりました。ブレンのタブレットはレンに危害を加えることはありません。
※家康が自分の知っている歴史の家康とは別人だと理解しました。
※自分の不甲斐なさにキレたことで浅倉に対する恐怖はほぼなくなりました。
 が、常時キレてるわけではないので噛み千切ったりとかをいきなりはしません。
※隆二、アンクと情報交換しました。

【堀北鈴音@ようこそ実力至上主義の教室へ】
状態:絶対遵守のギアス(極大) 蛮野に対する嫌悪、腹に傷(処置済み)
服装:高度育成高校の制服(女子)(腹部に横一文字の切れ込みあり)
装備:ソーディアン・ディムロス@テイルズオブデスティニー(DC版)
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~2(武器以外)、ホットライン
思考
基本:このゲームから生還する。
00:『一人称は僕、二人称は君を使う』
01:須藤君……なんてこと。
02:羂索にルルーシュ・ヴィ・ブリタニア……。まさか魔法が実在したなんて。
03:戻った時に何て言われるかしら。
04:喋る剣に、小柄な三十代に、徳川家康……頭が痛いわ。
05:アッシュフォード学園を拠点にできた。後はどうするか。
06;あの蛮野、やっぱり何かあったのね。
07:アッシュフォード学園をもう少し散策しておきたい。
   これだけ広いとこの人数で探すのは一苦労ね。
参戦時期:少なくとも髪を切る前
備考
※絶対遵守のギアスをかけられました。
 異能力解除の異能力をかけられない限り一人称が僕、二人称が君のままです。
※ソーディアン・ディムロスにスタン・エルロンの術技がソードスキルとして内包されてます。
※蛮野と情報を交換しましたが、蛮野に対して生理的悪寒を抱いています。
※隆二、アンクと情報交換しました。

【サビルバラ@グランブルーファンタジー】
状態:ダメージ(大)、疲労(大)、蛮野に対する警戒
服装:いつもの(ゲーム上における火SSRの恰好)
装備:蛍丸@刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~3(ロトの防具なし)、ホットライン、アレフのレジスター、ロトの剣@ドラゴンクエスト
思考
基本:汚れ仕事はやる。だが殺し合いには乗らん。
00:アッシュフォード学園へと向かう。
01:バルバトスは早く倒しておきたい。
02:三人のサポートに回る。それがわしの役割ぜよ。
03:バンノには要警戒。必要なら斬る。
04:リュージ、気ぃつけとくんだぞ。

参戦時期:「待雪草祈譚」終了後以降。
備考
※男性のため御刀の力は引き出せません。
※ギアスコラボ、ドラえもんコラボ、ヒロアカコラボ、プリコネコラボには出てないため、
 ルルーシュやドラえもんの名前はうろ覚え程度の扱いになってます。
※蛮野と情報を交換しましたが、信用ならぬと感じています。
※隆二、アンクと情報交換しました。
※リュージの異能について把握してます。

【アンク@仮面ライダーオーズ】
状態:右腕を失った十条姫和に憑依
   割れたタカメダル@仮面ライダーオーズ
   財団X製の鳥系コアメダル@仮面ライダーオーズ
服装:現地調達
装備:青のコアメダル×3@仮面ライダーオーズ
令呪:残り二画(姫和)
道具:岡田以蔵の刀@Fate/Grand Order、富岡義勇の日輪刀@鬼滅の刃、DVディフェンダー@未来戦隊タイムレンジャー、ランダムアイテム×0~1、姫和の右腕、ホットライン
思考
基本:この女の身体を使ってこのしみったれた儀式に抗う。
01:この女の知り合いの刀使に会ったら協力させる。
02:映司、アイツまさか下手打ったんじゃないだろうな?
03:アイスを持ってるのでリュージとは今の所縁を切るつもりはない。
04:可奈美の死に妙な苛立ち。
05:神戸しおに警戒。ガキにしちゃ随分デカい欲望を持ってやがる。
06:しおに徳川家康。とんでもねえ欲望の集まりの連中でも集めてんのか?
参戦時期:本編死亡後
※泉信吾の肉体を使っていた時のように怪人態への変身は問題なく可能です。また、姫和と表面的な記憶を共有できます。
 なので刀使ノ巫女に関する知識をある程度入手できています。
 逆に姫和も仮面ライダーオーズに関する知識は少しは得れているはずです。
※ある程度回復すれば姫和の意識も戻りますが、今は無理なようです。
※元々着ていた服は下着以外は放棄しました。
※堀北、レン、家康、サビルバラと情報交換しました。

【十条姫和@刀使ノ巫女】
状態:出血多量(処置済み・薬草の効果で多少回復)、疲労(大)、右腕欠損(肘から下)、気絶
服装:現地調達
装備:なし
令呪:残り二画
道具:なし
思考
基本:このゲームを脱出し、母の敵を討つ。
00:まだ何も成していない。死ぬわけにはいかない。
01:……
参戦時期:少なくとも一期十一話より前
備考
※支給品の入ったリュックを自分で破壊しました。

【前坂隆二(リュージ)@ダーウィンズゲーム】
状態:疲労(中)、ダメージ(大)
服装:Dゲーム時のもの、防弾装備@ダーウィンズゲーム(ただし、スカルフェイスはなし)
装備:ブラックテイル(弾数7/9)@バイオハザードRe:4、予備の弾(27発)、アリウス製アサルトライフル(9/15)@ブルーアーカイブ、蟇群苛の車@キルラキル
令呪:残り三画
道具:ボルトスロワー(予備マイン×30、ボルトマイン×17)@バイオハザードRe:4、大量のアイスキャンディー@現実、薬草×11@ドラゴンクエスト、お医者さんカバン(故障)@ドラえもん、アサルトライフルの予備マガジン×66、ランダムアイテム×0~6(五大院の方には確定で武器が一つはある)、ホットライン
思考
基本:Dゲームじゃないみたいだしとりあえず様子見。
01;とりあえずアンクと行動。逃げた連中と合流。
02:薬師恩寵の異能を持った奴か、仙豆を探す。
03:一応こっちでも松阪さとうを探してみる。
04:優勝させる気ないだろこれ……
05:蛮野のことを考えてチェイスにもう一度会っておきたい。
06:北側を散策して六時間後にアッシュフォード学園に集まっておきたい。
07:バルバトスには要警戒。
参戦時期:少なくともエイス壊滅以降~(ダーウィンズゲームの方における)グリード出現前
備考
※お医者さんカバンは故障しており、修理しなければ使えません。
※堀北、レン、家康、サビルバラと情報交換しました。


090:戦隊レッドと絆の力 投下順 092:ブレイブの源
093:暴走~テラー? 時系列順 088:冥黒色の舞台裏にて
068:これが正しいって 堀北鈴音
徳川家康
サビルバラ
レン
066:神様より理解者でいたい 前坂隆二
アンク
十条姫和

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