◆
「それは……本当の話なんですか……?」
「逆に嘘を吐く理由があったら、是非とも教えて欲しいもんだぜ。ルルーシュ専属の弁護士になった覚えはないんだからよ」
「逆に嘘を吐く理由があったら、是非とも教えて欲しいもんだぜ。ルルーシュ専属の弁護士になった覚えはないんだからよ」
困惑を一層強めて問いかければ、つまらな気に返答を投げ返された。
鉄華兵団への加入を蹴ったが、別段ルルーシュを支持する訳でもない。
積極的に庇うだけの理由を、龍園は持っておらず。
今の話はあくまで、我が身で味わった事実を伝えたに過ぎない。
鉄華兵団への加入を蹴ったが、別段ルルーシュを支持する訳でもない。
積極的に庇うだけの理由を、龍園は持っておらず。
今の話はあくまで、我が身で味わった事実を伝えたに過ぎない。
「えっと、さ……なんか聞いてた話と、違ってる気がするのって私だけ……?」
渋井丸拓男と葉多平ツネキチ殺害の件は、強姦目的で襲った相手側がそもそもの原因。
アリサ・ミハイロヴナ・九条を見殺しにした件は、アレフに襲われた状況で救出へ専念しろと言う方が酷。
危険性は秘めているも、騙されて背中から刺される程の所業とは言えない。
アリサ・ミハイロヴナ・九条を見殺しにした件は、アレフに襲われた状況で救出へ専念しろと言う方が酷。
危険性は秘めているも、騙されて背中から刺される程の所業とは言えない。
しかし、だ。
よりにもよって、当時は最上位の戦力に位置するアルジュナ・オルタの襲撃時。
明確に殺し合いに乗っておらず、尚且つさとうを死なせないよう立ち回っていた龍園に。
不意打ちでスタンガンを浴びせ、自分一人だけまんまと逃げおおせた件は。
前述した二つの事例と、余りにも違い過ぎる。
よりにもよって、当時は最上位の戦力に位置するアルジュナ・オルタの襲撃時。
明確に殺し合いに乗っておらず、尚且つさとうを死なせないよう立ち回っていた龍園に。
不意打ちでスタンガンを浴びせ、自分一人だけまんまと逃げおおせた件は。
前述した二つの事例と、余りにも違い過ぎる。
ツネキチ達を殺した件で揺さぶりをかけ、交渉に持ち込みはしたが。
龍園と現在別行動中の姫和は、さとうの命を守る行動に出ており。
間違っても、危害を加えてなどいない。
仮にさとうがスタンガンではなくより殺傷性の強い、刃物を龍園に向けていたら。
姫和が駆け付けるのが一手遅れ熱線の餌食と化し、モビルワーカーが棺代わりになる末路を辿ったら。
今この場に龍園が存在していない未来とて、決して笑い事じゃ済まされない。
龍園と現在別行動中の姫和は、さとうの命を守る行動に出ており。
間違っても、危害を加えてなどいない。
仮にさとうがスタンガンではなくより殺傷性の強い、刃物を龍園に向けていたら。
姫和が駆け付けるのが一手遅れ熱線の餌食と化し、モビルワーカーが棺代わりになる末路を辿ったら。
今この場に龍園が存在していない未来とて、決して笑い事じゃ済まされない。
「仮に生きていたとすれば、戦士の闘争へふざけた真似をされた可能性は無きにしも非ずか」
死んで良かったと大手を振って喜びはしないが、もしまだ生きていた場合。
神聖な戦場を穢される可能性が、絶対なかったとも言い切れない。
ポツリと呟くグラファイトも、さとうが見殺しにしたとルルーシュが大々的に伝えた相手が。
まさか一番初めに出会った銀髪の少女とは、知る由もなかった。
神聖な戦場を穢される可能性が、絶対なかったとも言い切れない。
ポツリと呟くグラファイトも、さとうが見殺しにしたとルルーシュが大々的に伝えた相手が。
まさか一番初めに出会った銀髪の少女とは、知る由もなかった。
「アルジュナって確か、立香くんとマシュちゃん達が言ってた神様だよね……?」
「そうですね。今でこそメラさんに敗れましたが、当時の四凶最強は間違いなく彼でしたよ」
「そうですね。今でこそメラさんに敗れましたが、当時の四凶最強は間違いなく彼でしたよ」
インド異聞帯で実物と対峙したカルデアの二人や、コーカサスカブト城崩壊の現場に居合わせたドラえもんの証言もあり。
シノアの補足へ、疑問を飛ばす者はいない。
天与の暴君たる甚爾やハイクラスの刀使の姫和、ゼツエンダーとの戦いを勝ち抜いた灯悟等々。
名だたる戦士達が集まって尚、掠り傷の一つすら付けられなかった神相手の死闘で。
味方側に被害を齎すのがどれ程厄介かを、懇切丁寧に説明するまでもない。
シノアの補足へ、疑問を飛ばす者はいない。
天与の暴君たる甚爾やハイクラスの刀使の姫和、ゼツエンダーとの戦いを勝ち抜いた灯悟等々。
名だたる戦士達が集まって尚、掠り傷の一つすら付けられなかった神相手の死闘で。
味方側に被害を齎すのがどれ程厄介かを、懇切丁寧に説明するまでもない。
彼女も余裕がなかったのだし、大目に見てやれだとか。
お前は生きてるんだから、細かいことは気にするなだとか。
そういった類の発言を、さとうの被害を受けた龍園本人に言える筈がなく。
第一その手の話をする場合、タイムファイヤーへの変身もブイレックスの操縦も不可能だった頃に。
モビルワーカーを死に物狂いで動かし足掻いた龍園は、さとうよりも余裕があったと本気で思うのかと。
そちらへ流れが向かう故に、尚の事迂闊な発言は出来ない。
お前は生きてるんだから、細かいことは気にするなだとか。
そういった類の発言を、さとうの被害を受けた龍園本人に言える筈がなく。
第一その手の話をする場合、タイムファイヤーへの変身もブイレックスの操縦も不可能だった頃に。
モビルワーカーを死に物狂いで動かし足掻いた龍園は、さとうよりも余裕があったと本気で思うのかと。
そちらへ流れが向かう故に、尚の事迂闊な発言は出来ない。
「別に松阪を恨んじゃいねぇ。あの時は俺の油断があったのも本当だしな」
相手が相手だ、保身を優先したとて間違いだとは思わない。
誰も彼も他人に手を伸ばせる訳がなく、我が身可愛さに動く奴だって珍しくない。
助けた礼にスタンガンを浴びせた件で、苛立ちは勿論あった。
されど己に気の緩みが無かったとも言えず、反省の機会を得られたのも事実。
恨み節を延々引き摺りはしないで、既に切り替えている。
誰も彼も他人に手を伸ばせる訳がなく、我が身可愛さに動く奴だって珍しくない。
助けた礼にスタンガンを浴びせた件で、苛立ちは勿論あった。
されど己に気の緩みが無かったとも言えず、反省の機会を得られたのも事実。
恨み節を延々引き摺りはしないで、既に切り替えている。
「だが、ルルーシュがこの事を軽く見るかは別だろ。ドラえもんってアザラシから、四凶の情報(ネタ)を聞いた直後にあの女が顔を出したんだ。使い潰す方に舵切っても、だろうなとしか言えねぇよ」
「勘違いしてるようですけれど、ドラえもんさんはアザラシじゃなくネコ型ロボットですよ」
「どうでもいいわんなもん」
「えっ?雪だるまじゃなかったの?まん丸で可愛いからてっきり……」
「いやユメちゃんもそこは気にしなくて良いからね?」
「勘違いしてるようですけれど、ドラえもんさんはアザラシじゃなくネコ型ロボットですよ」
「どうでもいいわんなもん」
「えっ?雪だるまじゃなかったの?まん丸で可愛いからてっきり……」
「いやユメちゃんもそこは気にしなくて良いからね?」
微妙にズレたシノアの訂正はさておき。
ギアスを使いさとうに自白させた時、龍園達との一件もルルーシュは当然把握しただろう。
先んじてドラえもんと接触し、ノワルとアルジュナ・オルタの情報を得た上で。
『四凶との戦闘中、殺し合いに乗っていない者へ危害を加えた』、という前例を作った少女を前に。
快く自陣営に受け入れる程、奇特な性質を持つ男じゃあない。
装備を全て取り上げ無力化ないし、放逐といった手段で害が及ぶ確立をゼロには近付けられるが。
0%に確定はさせられず、まして一手のミスが即座に壊滅的被害へ繋がる四凶の存在を思えば。
下手に生かすよりも、捨て駒に使う方がメリットは大きいと踏んでもおかしくない。
ギアスを使いさとうに自白させた時、龍園達との一件もルルーシュは当然把握しただろう。
先んじてドラえもんと接触し、ノワルとアルジュナ・オルタの情報を得た上で。
『四凶との戦闘中、殺し合いに乗っていない者へ危害を加えた』、という前例を作った少女を前に。
快く自陣営に受け入れる程、奇特な性質を持つ男じゃあない。
装備を全て取り上げ無力化ないし、放逐といった手段で害が及ぶ確立をゼロには近付けられるが。
0%に確定はさせられず、まして一手のミスが即座に壊滅的被害へ繋がる四凶の存在を思えば。
下手に生かすよりも、捨て駒に使う方がメリットは大きいと踏んでもおかしくない。
付け加えるなら、当時のルルーシュが神戸しおの事を知ったのはあくまでさとうの証言のみ。
しお本人や保護していたトランクス、内に秘める危険性へ気付いたアンクとリュージ。
彼らとは一切接触せず、さとうの自白だけが判断材料だとすると。
神戸しおは松阪さとうと断ち切れない赤い糸で結ばれた、相思相愛の恋人ではなく。
家庭環境の問題と幼さに付け込まれ、拉致監禁の挙句に恋人“ごっこ”を強要された被害者。
と結論付けても、無理のない話だ。
しお本人や保護していたトランクス、内に秘める危険性へ気付いたアンクとリュージ。
彼らとは一切接触せず、さとうの自白だけが判断材料だとすると。
神戸しおは松阪さとうと断ち切れない赤い糸で結ばれた、相思相愛の恋人ではなく。
家庭環境の問題と幼さに付け込まれ、拉致監禁の挙句に恋人“ごっこ”を強要された被害者。
と結論付けても、無理のない話だ。
よもやしおがさとうに負けず劣らず、むしろさとう以上の強烈な愛の持ち主で。
同行者が脱出派のプレイヤーの中でも、トップクラスの強さを持つトランクスだとは。
ルルーシュにとって、現在まで続く最大の誤算であったが。
同行者が脱出派のプレイヤーの中でも、トップクラスの強さを持つトランクスだとは。
ルルーシュにとって、現在まで続く最大の誤算であったが。
ともかく、さとうの謀殺は龍園がルルーシュへ嫌悪や不信感を抱くだけの理由にはならず。
今しがた口にした通り、「だろうな」の一言で片が付く。
しおを守る為に、手を尽くさんと動き回ったのを過ちと断じはしないが。
かといって、愛を理由にこっちへ犠牲を強いるなど冗談ではない。
今しがた口にした通り、「だろうな」の一言で片が付く。
しおを守る為に、手を尽くさんと動き回ったのを過ちと断じはしないが。
かといって、愛を理由にこっちへ犠牲を強いるなど冗談ではない。
無論、ルルーシュが多数の参加者から怒りを買った理由はそれ以外にもあり。
未だ激しい憤りはニコル達に健在であるも、さとうの行いを聞かなかった事にも出来ず気まずさが漂う。
未だ激しい憤りはニコル達に健在であるも、さとうの行いを聞かなかった事にも出来ず気まずさが漂う。
「……でも。それでも。さとうちゃんが大好きなしおちゃんを守りたかったことは、否定しちゃ駄目だと思う」
沈黙を挟み紡いだ言葉は、大声を発してもいないのに。
全員の耳へハッキリと届き、言った当人が顔を上げる。
複雑さを浮かべた表情が一変、ここにはいない皇帝にユメの瞳が向かう。
全員の耳へハッキリと届き、言った当人が顔を上げる。
複雑さを浮かべた表情が一変、ここにはいない皇帝にユメの瞳が向かう。
「さとうちゃんのやり方が誰かを傷付けるものなら、それは勿論いけないことだよ。だけどそこまでするくらいに、しおちゃんが大事だったって気持ちが……踏み躙られて良い理由にはならないから」
しおが大事だから、どれだけ周りに被害が出ても構わないとか。
しおを守る為には、誰が死んでも関係無いとか。
自分としお以外の全てに犠牲を押し付けるやり方を、正しいなんて言えない。
しおを守る為には、誰が死んでも関係無いとか。
自分としお以外の全てに犠牲を押し付けるやり方を、正しいなんて言えない。
けれども、それ程の過激な手段も厭わないくらいに。
一介の女子高生に出来る事などたかが知れる環境で、凄惨な陵辱を受けて尚も駆けずり回るくらいに。
松坂さとうが神戸しおを、愛していたのなら。
否定し踏み躙る権利なんて、誰も持ってはいない。
彼女なりに精一杯戦った事実を葬られ、ただの愚者として死後も貶されて良い理由になって良い筈がない。
一介の女子高生に出来る事などたかが知れる環境で、凄惨な陵辱を受けて尚も駆けずり回るくらいに。
松坂さとうが神戸しおを、愛していたのなら。
否定し踏み躙る権利なんて、誰も持ってはいない。
彼女なりに精一杯戦った事実を葬られ、ただの愚者として死後も貶されて良い理由になって良い筈がない。
「私、ルルーシュに……ルルーシュくんに会ってちゃんと話を聞きたい」
「松阪さとうの件も含め、怒りを直にぶつける為か?」
「色んな事で怒ってるのはそうだよ。でもそれだけじゃなくて、今のルルーシュくんだからこそ話せることがあると思うんだ」
「松阪さとうの件も含め、怒りを直にぶつける為か?」
「色んな事で怒ってるのはそうだよ。でもそれだけじゃなくて、今のルルーシュくんだからこそ話せることがあると思うんだ」
放送での姿を見た際の印象は、ただ単に敵を倒せれば構わないと考えていそうな少年。
相容れないなりに羂索達を理解し、キヴォトスを滅ぼした事を知りたい。
という自分の目的は、ルルーシュのやり方では果たせないと思った。
相容れないなりに羂索達を理解し、キヴォトスを滅ぼした事を知りたい。
という自分の目的は、ルルーシュのやり方では果たせないと思った。
しかしトランクスに敗れ、悪意から解放されたルルーシュは。
ブリタニアの皇帝でも、王様戦隊のメンバーでもなく。
何枚も被った仮面を全て剥がされ、剥き出しの素顔を晒した“ただの”ルルーシュでしかなく。
故にこそ、本当の意味で向き合えるのではないか。
ブリタニアの皇帝でも、王様戦隊のメンバーでもなく。
何枚も被った仮面を全て剥がされ、剥き出しの素顔を晒した“ただの”ルルーシュでしかなく。
故にこそ、本当の意味で向き合えるのではないか。
自分がやってきたことに、罪悪感を感じてるのか否か。
彼を仲間と認め付いて行った者達へ、思う事は何もないのか。
シャーリー・フェネットの死を嘆く感情は、本物だと誓って言えるのか。
玉座を引き摺り下ろされ、これまでの行いを否定され尽くした今。
殺し合いで、彼は何がしたいのか。
アークの意思は関係無い、ルルーシュ自身の本音を聞かせて欲しい。
彼を仲間と認め付いて行った者達へ、思う事は何もないのか。
シャーリー・フェネットの死を嘆く感情は、本物だと誓って言えるのか。
玉座を引き摺り下ろされ、これまでの行いを否定され尽くした今。
殺し合いで、彼は何がしたいのか。
アークの意思は関係無い、ルルーシュ自身の本音を聞かせて欲しい。
「話を聞いてあげること、怒るだけじゃなく一緒に考えること。……許してあげること。大事なことを忘れちゃったら、私達も悪意に支配されたルルーシュくんときっと何も変わらないよ」
鉄華兵団の方針として、ルルーシュを王様戦隊の代表から降ろす策には賛同していたが。
根本的な部分、ルルーシュという個人への理解を疎かにはしたくない。
根本的な部分、ルルーシュという個人への理解を疎かにはしたくない。
「あ、も、勿論!リュウエンくんがビリビリッってされたのは、さとうちゃんがいけなくて……!」
「さっきも言ったが恨んじゃいねぇよ。ま、ルルーシュをどうするかはそっちで決めるこった」
「さっきも言ったが恨んじゃいねぇよ。ま、ルルーシュをどうするかはそっちで決めるこった」
真剣な顔はどこへやら、わたわたとフォローへ入る様を軽く笑い飛ばす。
締まらないが、善性の強さは間違いなく一之瀬以上。
他者を惹き付ける素質を垣間見て、案外ギギストもそこに影響を受けたのかもしれない。
締まらないが、善性の強さは間違いなく一之瀬以上。
他者を惹き付ける素質を垣間見て、案外ギギストもそこに影響を受けたのかもしれない。
ユメ達の予想よりも、さとうが厄ネタであったのは間違いない。
されどルルーシュがしおへ挑発も同然な真似に出た影響が、今現在まで続き。
王様戦隊と鉄華兵団へ、多大な混乱を招いた事を考えれば。
やり方を盛大に間違えたと、結局のところはそれに尽きる。
されどルルーシュがしおへ挑発も同然な真似に出た影響が、今現在まで続き。
王様戦隊と鉄華兵団へ、多大な混乱を招いた事を考えれば。
やり方を盛大に間違えたと、結局のところはそれに尽きる。
「アヤノコウジ・キヨタカを討ったと、既に聞いていますが……」
「言っとくが、ルルーシュも成見って女も関係ねぇ。あくまで自分で決めただけだ」
「言っとくが、ルルーシュも成見って女も関係ねぇ。あくまで自分で決めただけだ」
ルルーシュの今後については、龍園が口を挟む気はない。
王様戦隊にも鉄華兵団にも所属しておらず、ルルーシュへ多大な恩も絶大な恨みも持っていない。
強いて言うならあれ程の醜態を晒した皇帝の、飼い犬に成り下がった綾小路へ苛立ちを抱く程度だが。
形はどうあれ本人は既に脱落している以上、ストレスを溜め続けても意味は無し。
王様戦隊にも鉄華兵団にも所属しておらず、ルルーシュへ多大な恩も絶大な恨みも持っていない。
強いて言うならあれ程の醜態を晒した皇帝の、飼い犬に成り下がった綾小路へ苛立ちを抱く程度だが。
形はどうあれ本人は既に脱落している以上、ストレスを溜め続けても意味は無し。
(松坂を使い潰すにしろ、自分(テメェ)の首を絞める結果になったのは失敗だったな)
1年最後の選抜種目試験で、Bクラスに勝利を収めた少し後。
もっと上手くやれた筈と、綾小路に痛烈なダメ出しを受けた時を思い返す。
さとうを大道克己撃破の礎に使った件で、責めるつもりは全くないが。
ルルーシュならば鉄華兵団に付け入る隙を全く与えない程に、徹底したやり方も不可能ではなかったんじゃないか。
二代目ゼロへのカウンター放送で、さとうに言及した際の姿から察するに。
過去の己を重ねざるを得ない、一種の同族嫌悪がノイズになったのかもしれない。
いずれにしろ、やり直しが利く段階はとっくに過ぎた。
今後どうなるかは、ルルーシュ本人次第だろう。
もっと上手くやれた筈と、綾小路に痛烈なダメ出しを受けた時を思い返す。
さとうを大道克己撃破の礎に使った件で、責めるつもりは全くないが。
ルルーシュならば鉄華兵団に付け入る隙を全く与えない程に、徹底したやり方も不可能ではなかったんじゃないか。
二代目ゼロへのカウンター放送で、さとうに言及した際の姿から察するに。
過去の己を重ねざるを得ない、一種の同族嫌悪がノイズになったのかもしれない。
いずれにしろ、やり直しが利く段階はとっくに過ぎた。
今後どうなるかは、ルルーシュ本人次第だろう。
「マツザカ・サトウが何をしたかは分かりました。ただ今の話で、彼女のこと以外に気になる部分があるんです」
龍園一行がアルジュナ・オルタとの戦闘を余儀なくされた際。
その場にいたのは彼ら三人とさとう、それに浅垣灯悟なる少女と『先生』を名乗る男。
墓標アプリのラストアタックや、直接本人と会った為に。
『先生』の正体が嫉妬のホムンクルス、エンヴィーと気付くのに時間は掛からなかった。
その場にいたのは彼ら三人とさとう、それに浅垣灯悟なる少女と『先生』を名乗る男。
墓標アプリのラストアタックや、直接本人と会った為に。
『先生』の正体が嫉妬のホムンクルス、エンヴィーと気付くのに時間は掛からなかった。
「そっかそっか……あいつ、そんなふざけたことやってたんだぁ……」
この目で無惨な最期を見た時は、内心複雑ではあったものの。
自分の味方でいてくれた大人を手に掛けたのみならず、姿を騙り悪行を広めたと分かった以上。
既にいないとは承知の上で、存分に叩き潰してやりたい衝動に駆られる。
自分の味方でいてくれた大人を手に掛けたのみならず、姿を騙り悪行を広めたと分かった以上。
既にいないとは承知の上で、存分に叩き潰してやりたい衝動に駆られる。
「ね、ねぇニコルくん。鮮血って流ちゃんが言ってた……」
「はい、彼女の相棒……の服だと聞いています」
「はい、彼女の相棒……の服だと聞いています」
怒りを燃やすミカを尻目に、ちひろとニコルも深刻さが顔に表れる。
戦闘の最中、灯悟と言葉を交わした甚爾によると。
互いに名乗った際、向こうは纏っている露出過多の衣装を指差し『鮮血』と確かに言った。
戦闘の最中、灯悟と言葉を交わした甚爾によると。
互いに名乗った際、向こうは纏っている露出過多の衣装を指差し『鮮血』と確かに言った。
その二文字は、ちひろ達にとって聞き覚えがある。
仲間内で殺し合いに招かれる以前の経歴を、ざっと明かした際。
本能寺学園での日々が、流子の口から語られ。
相棒にして唯一無二の戦装束、鮮血の説明も受けた。
自分と同じく殺し合いに巻き込まれ、誰かの手に渡った可能性を考えてはいたが。
予想は最悪の形で、的中したと言っても過言じゃない。
仲間内で殺し合いに招かれる以前の経歴を、ざっと明かした際。
本能寺学園での日々が、流子の口から語られ。
相棒にして唯一無二の戦装束、鮮血の説明も受けた。
自分と同じく殺し合いに巻き込まれ、誰かの手に渡った可能性を考えてはいたが。
予想は最悪の形で、的中したと言っても過言じゃない。
こんな時、頭の回転が鈍ければ救いになったろうに。
ニコルの思考回路は正常に働き、点同士を的確に線が結んでいく。
ニコルの思考回路は正常に働き、点同士を的確に線が結んでいく。
灯悟は戦う際に鮮血を着用していた。
であれば当然、立香達と総司令官の戦闘へ介入した時も鮮血を纏った筈。
だが灯悟はアナザーオーズなる怪人に変貌、立香やマシュの話で近くに衣服が落ちてあったとは聞いていない。
アナザーオーズはやみのせんしの手で殺され、本人もそこは肯定。
起きてしまった事実はやがて、一つの答えに辿り着く。
であれば当然、立香達と総司令官の戦闘へ介入した時も鮮血を纏った筈。
だが灯悟はアナザーオーズなる怪人に変貌、立香やマシュの話で近くに衣服が落ちてあったとは聞いていない。
アナザーオーズはやみのせんしの手で殺され、本人もそこは肯定。
起きてしまった事実はやがて、一つの答えに辿り着く。
「リュウコの相棒は、キズナレッド諸共怪物に変わってしまい……最期を共にした可能性が非常に高い」
「そ、そんな……!?」
「そ、そんな……!?」
つまり知らぬ事とはいえ、やみのせんしは鮮血を滅ぼしており。
流子もそれに気付かず、鉄華兵団の協力者と受け入れた。
運命の悪戯と言うには余りにも意地が悪く、流子と付き合いの長い二人も頭を抱える。
流子もそれに気付かず、鉄華兵団の協力者と受け入れた。
運命の悪戯と言うには余りにも意地が悪く、流子と付き合いの長い二人も頭を抱える。
「お二人はこの事をどうするつもりですか?彼女が冷静に話を聞けるとは、到底思えませんけど」
「……直接伝える前に、他の人達と相談してみます」
「……直接伝える前に、他の人達と相談してみます」
衝突が絶えない、というより向こうから突っ掛かって来た姿を思い浮かべ。
ニコリともせず問うシノアへ、ニコルも無難な返答しか出来ない。
一番初めに流子と出会ったピルツや、冷静な判断で組織を纏めて来たマクギリス等々。
まずは仲間達に伝えて話し合い、その上で流子に真実を告げる。
さとうの件も含め、正直に言って気が重いが隠し事をしてはルルーシュをどうこう言えない。
予想外であり、朗報とは言い難い内容もチラホラあったが情報は纏まった。
ニコリともせず問うシノアへ、ニコルも無難な返答しか出来ない。
一番初めに流子と出会ったピルツや、冷静な判断で組織を纏めて来たマクギリス等々。
まずは仲間達に伝えて話し合い、その上で流子に真実を告げる。
さとうの件も含め、正直に言って気が重いが隠し事をしてはルルーシュをどうこう言えない。
予想外であり、朗報とは言い難い内容もチラホラあったが情報は纏まった。
「話は変わりますが、実は僕達の方である起動鍵を探していまして……」
ニコルが切り出した話題は、鉄華兵団のナンバーツーと言うべき男が探し求める力。
支給品たる紅蓮特式の起動鍵を、主装備に使ってはいるものの。
本人は最も馴染み深いMSこそ、必ずや手中に収めんと定めた。
残念ながら鉄華兵団の面々に所持する者はおらず、一体どこにあるのか手掛かりもなかったが。
支給品たる紅蓮特式の起動鍵を、主装備に使ってはいるものの。
本人は最も馴染み深いMSこそ、必ずや手中に収めんと定めた。
残念ながら鉄華兵団の面々に所持する者はおらず、一体どこにあるのか手掛かりもなかったが。
「あー?こいつのことか?」
そういえばと、リュックサックの奥から思い当たる物を引っ張り出す。
甚爾の手に握られたのはまさしく、マクギリスが欲する力の結晶。
ガンダム・バエルの起動鍵に他ならない。
元々は一之瀬帆波に支給され、廻り廻って己が手元へ渡ったのだ。
甚爾の手に握られたのはまさしく、マクギリスが欲する力の結晶。
ガンダム・バエルの起動鍵に他ならない。
元々は一之瀬帆波に支給され、廻り廻って己が手元へ渡ったのだ。
「それです!不躾な頼みですが、譲って頂くことは……」
「生憎、男相手に貢ぐ趣味は持ってないんでな。汗水垂らして稼いだ報酬をアッサリ手放せってのは、猿でも頷けねぇよ」
「ならば代わりにコレを持って行け。お前の装備にも使えるだろう」
「生憎、男相手に貢ぐ趣味は持ってないんでな。汗水垂らして稼いだ報酬をアッサリ手放せってのは、猿でも頷けねぇよ」
「ならば代わりにコレを持って行け。お前の装備にも使えるだろう」
戦闘時は仮面ライダーアクセルへの変身がメインであり、起動鍵を使う場面はこれまで皆無。
しかし龍園との契約継続で渡された、生還後の換金用の報酬だ。
顔も知らぬ男を喜ばせる為に寄越せと言われ、素直に頷きはしない。
だが交換という形でなら吝かでなく、ギギストが自身の所持品を一つ取り出す。
冥黒シノンを撃破し手に入れたガイアメモリは、甚爾の現在の装備から見ても悪くない代物。
交渉成立と、バエルの起動鍵をニコルに渡してやった。
しかし龍園との契約継続で渡された、生還後の換金用の報酬だ。
顔も知らぬ男を喜ばせる為に寄越せと言われ、素直に頷きはしない。
だが交換という形でなら吝かでなく、ギギストが自身の所持品を一つ取り出す。
冥黒シノンを撃破し手に入れたガイアメモリは、甚爾の現在の装備から見ても悪くない代物。
交渉成立と、バエルの起動鍵をニコルに渡してやった。
「あ、もしかしてこれもトウジさんなら使えたりするかな?」
よもやとユメが見せたのは、自身が持つ最後の支給品。
甚爾が所持するガイアメモリと同じ、USBメモリ状の特徴を備えつつ。
ストップウォッチのようなパーツが取り付けられた、独自の見た目のアイテム。
名をトライアルメモリと言い、仮面ライダーアクセル専用に開発された特殊なメモリである。
説明書を読んだ時は未知の単語に軽い混乱状態へ陥ったが、ようやっと使いこなせる者が現れ日の目を見た。
自分には既にアメンという力があり、譲渡にも抵抗はない。
甚爾が所持するガイアメモリと同じ、USBメモリ状の特徴を備えつつ。
ストップウォッチのようなパーツが取り付けられた、独自の見た目のアイテム。
名をトライアルメモリと言い、仮面ライダーアクセル専用に開発された特殊なメモリである。
説明書を読んだ時は未知の単語に軽い混乱状態へ陥ったが、ようやっと使いこなせる者が現れ日の目を見た。
自分には既にアメンという力があり、譲渡にも抵抗はない。
「待ってください、トウジさんは今リュウエンさんに雇われている筈です。まさか、ユメさんが引き抜きを打診して……!?」
「ナギちゃん急に焦ってどうしたの?」
「へっ??どういうこと???」
「猿の新しい雇い主に立候補したいなら、依頼主様と要相談しとけ。報酬と待遇次第じゃ、お前に顎で使われてやるよ」
「伏黒甚爾、この娘がそのような方向に知恵を働かせる訳がないだろう」
「ナギちゃん急に焦ってどうしたの?」
「へっ??どういうこと???」
「猿の新しい雇い主に立候補したいなら、依頼主様と要相談しとけ。報酬と待遇次第じゃ、お前に顎で使われてやるよ」
「伏黒甚爾、この娘がそのような方向に知恵を働かせる訳がないだろう」
何の話か分かっていないユメに、だろうなと軽薄に笑いトライアルメモリを受け取る。
龍園の元から甚爾を引き抜き、今後は鉄華兵団の戦力で運用。
などという狙いは欠片もありはせず、純度100%の善意で譲渡したに過ぎない。
貰えるものは貰っておく為、戦力強化に繋がったのは悪くない。
とはいえ、後々になって貸し借りを持ち出されては面倒な部分もある故に。
リュージが回収し、譲られてあった一つを龍園が交換品で渡しておく。
龍園の元から甚爾を引き抜き、今後は鉄華兵団の戦力で運用。
などという狙いは欠片もありはせず、純度100%の善意で譲渡したに過ぎない。
貰えるものは貰っておく為、戦力強化に繋がったのは悪くない。
とはいえ、後々になって貸し借りを持ち出されては面倒な部分もある故に。
リュージが回収し、譲られてあった一つを龍園が交換品で渡しておく。
「ふむ、丁度良い機会やもしれぬな」
蛮野ことゴルドゼインが読み砕いた、ファイズ・ブラスターフォームのゼインカード。
バグスター達が痛みと引き換えに装備生成を行うのは、既に知っての通り。
なれどギギストにとってもまた、錬成素材に持って来いのアイテムだ。
そこに加えるは未来のコアメダル、グリードの人格が宿らない代わりに使用者の欲望をダイレクトに反映させる。
ほんの数秒で錬成は完了、出来上がった物をユメに投げ渡す。
バグスター達が痛みと引き換えに装備生成を行うのは、既に知っての通り。
なれどギギストにとってもまた、錬成素材に持って来いのアイテムだ。
そこに加えるは未来のコアメダル、グリードの人格が宿らない代わりに使用者の欲望をダイレクトに反映させる。
ほんの数秒で錬成は完了、出来上がった物をユメに投げ渡す。
「わわっ!これってアメンのメダル?」
「この先、現状の戦力だけで切り抜けるには不安も少なくない。手数は増やすに限る」
「この先、現状の戦力だけで切り抜けるには不安も少なくない。手数は増やすに限る」
黄金の王や、勇気(ブレイブ)の戦士の力を秘めたメダルと同じ。
正史においては存在しなかった、アメンの新たな力。
真紅の救世主のメダル、ファイズレリーフグリフバッジをまじまじと見つめ。
パァッと花開くような笑みで礼を口にする。
ギギスト本人としては今後に備え、戦力補充を行ったに過ぎず。
アメンのメダルの錬成は三度目であり、コツも掴み然して苦労もしないが。
信頼の証を受け取ったと言わんばかりのユメを見ると、むず痒さにも似た奇妙な感覚が走る。
正史においては存在しなかった、アメンの新たな力。
真紅の救世主のメダル、ファイズレリーフグリフバッジをまじまじと見つめ。
パァッと花開くような笑みで礼を口にする。
ギギスト本人としては今後に備え、戦力補充を行ったに過ぎず。
アメンのメダルの錬成は三度目であり、コツも掴み然して苦労もしないが。
信頼の証を受け取ったと言わんばかりのユメを見ると、むず痒さにも似た奇妙な感覚が走る。
「あ、私からも皆にお願いがあるんだけど良いかな?」
支給品で思い出したが、ミカも戦闘前に必須の準備があった。
トリンに出会い、キョウリュウジャーの装備を託されたが。
知っての通り、獣電池は一度使えばキョウリュウスピリットが失われる。
本来はスピリットベースでの再注入が必須、しかし解決方法はギギストがとうに発見済みだ。
野比家にいた時、美嘉がソウジの獣電池を再使用可能にしたように。
闘志や勇気といったブレイブの持ち主ならば、スピリットを目覚めさせられる。
トリンに出会い、キョウリュウジャーの装備を託されたが。
知っての通り、獣電池は一度使えばキョウリュウスピリットが失われる。
本来はスピリットベースでの再注入が必須、しかし解決方法はギギストがとうに発見済みだ。
野比家にいた時、美嘉がソウジの獣電池を再使用可能にしたように。
闘志や勇気といったブレイブの持ち主ならば、スピリットを目覚めさせられる。
エンヴィーとの戦闘で消費した分を、仲間達の手を借りスピリットを注入。
獣電竜達の雄叫びと共に、空の器が色を取り戻す。
獣電竜達の雄叫びと共に、空の器が色を取り戻す。
「何だか、本当に私にも勇気が残ってるんだなって……ちょっとビックリしちゃう」
「私もです。認めてもらえた、ということでしょうか……」
「私もです。認めてもらえた、ということでしょうか……」
戦いを投げ出す程に、自暴自棄を起こしてはいないが。
ディーヴァを手に掛けた後悔は今も尚、深い傷となり痛みを生んでいる。
そんな自分が獣電池を起動出来たのは、ユメと言えども驚きが勝った。
ナギサもまた、勇気(ブレイブ)から程遠い女と己を見ていただけに。
意外な結果へ、本当に良いのだろうかと考えてしまうも。
逃げずに戦うと決めた自分自身を、偽る気もない。
ディーヴァを手に掛けた後悔は今も尚、深い傷となり痛みを生んでいる。
そんな自分が獣電池を起動出来たのは、ユメと言えども驚きが勝った。
ナギサもまた、勇気(ブレイブ)から程遠い女と己を見ていただけに。
意外な結果へ、本当に良いのだろうかと考えてしまうも。
逃げずに戦うと決めた自分自身を、偽る気もない。
「俺でも別に良いってのは、流石に判定ミスってんじゃねぇか?」
「こっちも正直驚きだ。まふゆ達ならともかく、まさか俺がな……」
「こっちも正直驚きだ。まふゆ達ならともかく、まさか俺がな……」
自分を善側の人間と思った事が一度もない龍園からすれば、ブレイブなんてものが宿ってるのが俄かに信じ難い。
諦めや恐怖を踏み越え、黄金の悪魔と決着を付けるに至った事実が。
獣電池へのスピリット注入を可能にし、何とも言えぬ表情で手元を見下ろす。
パラドとて、自分以上の勇気を秘めた少女達を知るだけに。
嘗ては死ぬ事の意味をまるで理解出来なかった己にも、ブレイブが宿ると認められ。
勿論困惑もあるが、邪悪の王の仲間だった者として誇らしさも覚える。
諦めや恐怖を踏み越え、黄金の悪魔と決着を付けるに至った事実が。
獣電池へのスピリット注入を可能にし、何とも言えぬ表情で手元を見下ろす。
パラドとて、自分以上の勇気を秘めた少女達を知るだけに。
嘗ては死ぬ事の意味をまるで理解出来なかった己にも、ブレイブが宿ると認められ。
勿論困惑もあるが、邪悪の王の仲間だった者として誇らしさも覚える。
それぞれが異なる感情を面に出すも、確かな答えは一つ。
自らを閉じ込める殻を破り、この瞬間まで戦って来たが故に。
内に眠るブレイブも、心の叫びに応えたのだろう。
自らを閉じ込める殻を破り、この瞬間まで戦って来たが故に。
内に眠るブレイブも、心の叫びに応えたのだろう。
| 214:設問④対象の怒りを適切な方法で鎮めてください。 | 投下順 | 214:解けない正解の命題を求めて |
| 時系列順 | ||
| 龍園翔 | ||
| 伏黒甚爾 | ||
| 桐藤ナギサ | ||
| パラド | ||
| 鳩野ちひろ | ||
| アストルフォ | ||
| 柊シノア | ||
| 柊真昼 | ||
| 激怒戦騎のドゴルド | ||
| 梔子ユメ | ||
| 冥黒王ギギスト | ||
| 東ゆう | ||
| ニコル・アマルフィ | ||
| 聖園ミカ | ||
| グラファイト |