AirBLJ > 2カウント目の挙動


注意

ここでの解説内容は幅跳び回数など、ABLJ関連の他の内容を前提としている。
まずはそれらの内容を十分に理解すると良いだろう。

2カウント目で行うこと

この幅跳びの着地では、速度によってブレ方が数種類に変化する。
これを見極め、適切なスティック操作による適切な減速をしてギリギリの速度に調整していくことになる。

各ブレ紹介

遅い順に紹介していく。

ブレの速度表記については、着地する (=ブレが起きる) 1F前の速度を載せている。
また、SBLJでの初速が変わるとブレの速度帯も変わることがあり、ここではSideBLJにある動画と同様のSBLJを前提に解説していく。

最低速 (無ブレ)

最も遅い速度帯ではブレが起きない。
しかしこれは正確には1カウント目の延長である。(よって速度帯が非常に広い、上限は275程度)

遅いときはスティック真上のまま最速幅跳びでも超過しない一方で、速いときはスティックである程度減速させないとならないときもある。
そのため管理人や他の上級者などは、これを1カウント目と捉えなおし、幅跳びを一回増やして調整することも多い。

低速 (遅い右ブレ)

単に右ブレなどとも呼ばれるが、高速度帯でも右ブレが発生するために遅い右ブレと呼ぶことにする。

速度帯は275程度~290程度と狭く、かつ速度としては遅めなので調整もしやすい。
まずはこのブレを逃さず調整できるようにすると良いだろう。

中速 (左ブレ)

速度帯は290程度~305程度。先ほどと同じく狭いので調整しやすいが、やや速いためにより素早くスティックを引く、幅跳びをより遅らせるなどの対応が必要で、若干難易度は上がる。

幅跳びの着地による減速で遅い右ブレの速度帯に入ると、左から右へと動く。
これは左右ブレなどとも呼ばれ、より狭く速度を絞り込めるため重要である。

一方で唯一左にブレるので見極めは容易になっている。

高速 (速い右ブレ)

速度帯は広いが、一般的に2カウント目で出る速度の上限が近いため、実質的にはあまり広くない (305程度~)

非常に速く確認次第すぐにスティックを真下に引き、幅跳びも遅らせないと速度超過してしまうことが多い。

また左ブレの時と同様に減速して左ブレの速度帯に入ることがかなり多く、右左ブレなどと呼ばれたりもする。
左右と右左はやや見分けにくく、数をこなして見極められるようにしておくと良いだろう。

ブレを確認して調整する

実際にブレを確認して速度調整を行ってみる。
初めのうちはどのブレだったかわからないことも多いので、アマレコのリプレイ機能などを使うとより練習が進めやすいだろう。

注意しなければならないのが、最速幅跳びを出してしまうと必ずブレが起こらないということ。

なので最低でも1Fは遅らせて2F以降で幅跳びをする必要があるが、ここでさらに注意すべきは
遅らせた量が常に一定でないと、その後の速度も安定しないということ。

ここでは基本的に3F目か4F目で出すことを推奨しているので、その前提で進めていくことにする。

以下の動画について
全て1カウント目から始まり、2カウント目...と続くので注意。

無ブレ

ここでは主に二通りの調整がある。

一つ目

スティックは特にいじらずに真上のままで幅跳びをしていく方法。
  • メリットは当然だが難しい操作が要求されないので簡単なこと。
  • デメリットとしては速度のばらつきが大きく、速度超過する危険性もあること。
動画ではたまたまうまくいっているが、全く同じ操作でも速度超過してしまったり、逆に遅すぎるなど、正確性に欠ける点がある一方で、
簡単にいい速度を引けることもあるため、初級者向けといったところか。


二つ目

一回幅跳びを増やして調整する方法。
  • メリットは精度の高い調整ができること
  • デメリットは操作や判断が増えるために難易度が高いこと
ある程度できる中級者以上ならこちらを使うのもよいだろう。
考え方としては一回幅跳びを増やすことで、2カウント目をもう一度引き直すというイメージ。

成功の可否には関係ないが、幅跳びが一回増えるため1秒タイムロスしてしまう。
状況に応じて使い分けると良いだろう。
最終更新:2020年05月02日 05:09