実況パワフルプロ野球 サクセススペシャル

実況パワフルプロ野球 サクセススペシャル

【じっきょうぱわふるぷろやきゅう さくせすすぺしゃる】

ジャンル スポーツゲーム(野球)
対応機種 PlayStation 3
PlayStation 4
PlayStation Vita
メディア ダウンロード専売
発売元 コナミデジタルエンタテインメント
開発元 パワプロプロダクション
配信日 2016年4月28日
定価 基本無料(アイテム課金制)
プレイ人数 1人
レーティング CERO:A(全年齢対象)
判定 なし
備考 PS3版は2018年7月31日をもって配信終了
PS Vita版は2021年12月20日をもって配信終了
ポイント スマホアプリ版「パワプロ」移植作
多種多様なストーリーを楽しめるサクセス特化作品
PS4版『eBASEBALLパワフルプロ野球2020』との連動要素アリ
実況パワフルプロ野球シリーズ


概要

『パワプロ2013』をベースに作成された「パワプロアプリ」を、サクセス20周年を記念してコンシューマー機に移植したもの。略称は『サクスペ』。
『パワプロ2016』の発売と同日に配信された。PS3版は2018年7月31日で、PS Vita版は2021年12月20日でそれぞれサービス終了。

  • タイトル通りサクセス特化作品となっており、基本的な仕様はアプリ版と同様で、様々な高校のサクセスで選手を作ることができる。
    • 新イベキャラ、新高校が定期的にリリースされ、基本的に週替わりでイベントが開催される。
      • 新イベキャラはパワストーンやチケットを使用する「ガチャ」かイベントで入手するものが大半。
      • 新高校は基本的にアプリの数か月後に追加されるが、コンシューマー版限定のオリジナルキャラがいたり、一部実装順が違ったりする。
      • 一方で、こちらに登場しないキャラ・コラボ(「パズドラ」、「アンドロイド」等)もある。
    • 後述するが、野球漫画「ダイヤのA」「MAJOR」「逆境ナイン」とのコラボも存在。
      • 他にも、「グラゼニ」「MIX」「タッチ」「H2」、果てには本来野球とは関係無い「鬼滅の刃」「デスノート」「北斗の拳」「ラブプラス」「ぷよクエ」からもコラボキャラがいる。
      • ただし、これら漫画作品のコラボキャラは別作品とのコラボシナリオで使用できないという制限がつく。

特徴

サクセスモード

  • タイトル通りメインモード。選んだ高校の2年生7月から3年生8月までの約1年を過ごし、高校生活最後の大会で甲子園を目指す。
    • この仕様のため、ほぼすべてのキャラクターが 主人公と同学年又は1つ下 として登場する。 コラボキャラも 例外ではない*1蛇島先輩……。
  • 『パワプロ2013』と同じく、イベントキャラクターを手持ちの5人+助っ人(他プレイヤーのリーダーキャラ)1人の計6人を選択してプレイ。また、アイテムも2つ持ち込める。
    • 基本無料ゲームらしく、イベントキャラはガチャかイベント配布で手に入れるシステム。レアリティやレベルも設定されており、高レアリティだと金色の超特殊能力(以下「金特」)のコツを手に入れるイベントが用意されている。レベルが上がると練習時のボーナスや初期評価で恩恵を受ける。
    • イベントキャラは選手の他彼女候補となるマネージャーも存在。一部、彼女候補となる選手も。例外的な存在として、選手とマネージャーの中間のような相棒キャラ*2がいる。
    • イベントデッキにセットした選手キャラは試合にも自軍として参戦。そのため、育成目的かつチームで足りないポジションを強い選手でうまく埋められると、戦力としてのメリットもある。
    • 始めからチームにいる高校固有キャラをデッキにセットした場合、チーム戦力は増えないが、大抵の高校で育成に有利に働く要素がある*3
+ 2021年12月現在選べる高校

パワフル高校

  • 最初期から選べるお馴染みの高校。
    • 特殊な要素はないため、プレイ時間は短くサクッとプレイできる。まずはこのシナリオでゲームに慣れるところから。
      • その分ストーリーに力が入っており、主人公と幼馴染である星井スバルやライバルの木場嵐士との王道青春ストーリーが用意されている。
      • 後述する暗黒スバルを入れた場合専用のストーリーも用意されているが、この場合入部前まで普通だったスバルが、入部直後に突如厨二病を発症するという完全にネタ路線のストーリーとなる。ちなみに覇堂高校分岐ルートでスバルと因縁のあった神高をデッキに入れても特に変化はない。
      • 期間限定の強化版ではアプリ版の兄弟作に相当するアプリゲーム『実況パワフルサッカー』とのコラボシナリオをプレイでき、サッカー部と合同練習するという形で経験点や金特のコツを入手できるようになる。
    • 全体的に固定のチームメイトがスバルを含めて強くないため、全国制覇を狙うのであれば強い選手のイベキャラを用意したい。
      • ライバルの木場、虹谷は固有イベントに登場するためイベキャラとして使用不可能。
    • 対戦相手としては、覇堂編及び吾郎を入れた海堂編で地区大会決勝戦で立ち塞がる。

瞬鋭(しゅんえい)高校

  • 名門校。「エリート組」「雑草組」に分けられていたが、巌巳コーチにより完全実力主義に変わっていく。
    • 過去作あかつき等のように、入れ替え試験で1軍を目指す実力主義。
    • 特殊コマンドは「呼び戻す」。
      • 巌巳コーチに反発する烏丸やイベキャラデッキの選手を呼び戻すことができ、選手によってコツを手に入れることが可能。
    • 入れ替え試験の他、才賀や特定キャラを呼び戻す際の対決イベントが多く、この手の高校の例に漏れずプレイヤーの腕が試される高校。
      • 但し過去作あかつき程練習での得点は多くない…というか他の高校の固有システムの方が育てやすい。ただ期間限定でプレイできる強化版では入れ替え試験や「呼び戻す」で入手できる経験点が大幅に加算されており、腕のあるプレイヤーであればかなり強い選手が作れるようになる。
    • スライダー使いのエース烏丸や主砲の才賀等、チーム力はパワフルに比べ高め。
      • 夏の地区大会より春の練習試合で対戦することが多い。太平楽編に限り地区大会決勝戦の相手となる。

覇堂(はどう)高校

  • 過酷な練習量で知られる強豪校。ストーリー的にはパワフル高校の逆視点となる。
    • 特殊システムは「オーバーヒート」、特殊コマンドは「号令」。
      • 「オーバーヒート」中の選手と練習をするとボーナス経験点が増量。「号令」は週を跨がずチームメイトの練習場所をシャッフルする。
      • 練習がオーバーヒート中の選手のみになると、取得経験点が大幅に増える。これを狙うため号令をかけるというのがセオリーとなる。
      • 但し、号令をかけるとチームメイト評価が減少するため、多用は不可能。
      • 期間限定の強化版ではオーバーヒートに入る人数と経験点が通常より多く、月1回までは号令での評価の減少が無くなる。ただしマイルドな調整なため後発になる他の強化シナリオと比べるといまいち。
    • 木場は特殊変化球「爆速ストレート」や高い野手能力等、過去作の猪狩守のような投手。スバルの他、才賀とも面識があり地区大会決勝の砦となる。
      • パワフルとは逆に、星井スバルが使用不可能。そしてパワフルと同じくラスボスになる虹谷もセット不可。
    • パワフル編・瞬鋭編の地区大会決勝及び、あかつき編甲子園決勝で対戦相手として君臨する。

青道(せいどう)高校

  • 野球漫画「ダイヤのA(エース)」とのコラボストーリー。
    • 矢部君が登場せず、原作主人公の沢村栄純が相棒ポジションに登場する。
    • 固有コマンドは「青道寮」。
      • 寮でチームメイトや監督とコミュニケーションを取る。約束したキャラは必ず次週の練習に参加する*4
    • 試合の数が他のサクセスに比べて多いので、試合経験点ボーナスを活かしやすい。
      • 練習試合及び地区大会では、原作ダイヤのAに登場したライバルチームとの対戦になる。
    • 但し「ダイヤのA」の3年生やそして女性キャラクター、そしてコラボシナリオなので他作品のキャラも登録できない…等、イベキャラデッキの制約が非常に大きく育成効率は悪い。

太平楽(たいへいらく)高校

  • ごく普通の私立高校だったが、新監督鬼瓦の登場で「監督派」、マネージャーの鴨川しぐれが面倒を見る「反監督派」に分かれることとなる。
    • 「監督派」ではランダムで選ぶ練習が固定されるものの、絶対に怪我しない・ボーナスで経験点と監督評価アップ等のメリットがある。
    • 「反監督派」はそれまで通りのびのびと練習ができる。練習を強化する際も好きな練習を選べる等、自由度が高くなる。
    • 練習時に青い「!」マークがある選手を引き抜くことができ、経験点やコツのボーナスがある。
    • 平常時は強い選手を作るのにはあまり向かないが、固有キャラはいずれもイベキャラとしてなかなか優秀。また、期間限定でプレイできる強化版では引き抜きで入手できる経験点が大幅に加算されており、かなり強くなる。
    • 対戦相手としては、覇道高校の限定エピソードのみ登場。

SG(セキュリティーガード)高校

  • 民間警備会社が運営する私立高校。「ミッション」という形でミニゲームに挑み、経験点を稼ぐ要素がある。
    • ミニゲームはいわゆるタワーディフェンスゲーム。4人のキャラを動かして敵がラインを踏まないように撃退し、ゴールを目指す。
      • 各キャラクターに「ガード」「バウンサー」「レンジャー」「スナイパー」の4つの役割が割り当てられており、この役割分担はミニゲームをクリアする上で重要なカギを握る。
    • チームとしては、警備会社ということもあり守備能力が高く設定されている。
    • 太平楽編の練習試合の相手として登場。くっそ寒いダジャレも炸裂。
    • アプリ版ではタワーディフェンスアプリの名作『にゃんこ大戦争』とコラボした。

海堂学園(かいどうがくえん)高校

  • 野球漫画「MAJOR」とのコラボストーリー。
    • 原作主人公の「茂野吾郎」がデッキにセットされているかされていないかでストーリーが大きく変化する。
      • 吾郎不在の場合は原作通り吾郎が転校、地区大会決勝に聖秀高校の主将として立ち塞がる。
      • 吾郎をデッキにセットした場合、最後まで吾郎が海堂に残るオリジナル展開に。その場合地区大会決勝は星井スバル率いるパワフル高校が相手になる。
    • 特殊システムは「ブレイクスルー」及び「ストイックゲージ」。
      • ストイックゲージが貯まるとケガ率0%、イベキャラと一緒に練習で経験点ボーナスを得られる。
      • また、メンタル系以外の同じ練習を3回繰り返すと、原作名シーンをパワプロくん視線で追体験するイベントが発生する。
      • 期間限定の強化版ではデッキキャラに2種目の得意練習が割り当てられ、非デッキキャラともタッグ練習が可能となり、高校固有の育成システムもパワーアップしている。
      • 後のサクスペ独自強化版では高校イベントでの入手金特が増え、固有システムによる経験点も更に強化されている。
    • コラボキャラに加えて、原作ライバルの「ギブソンJr」はセット不可能。

くろがね商業高校

  • 『パワプロ2013』の同名高校のリメイク。
    • 独自の通貨「Kマネー」が攻略の鍵を握っており、そのためにバイト、事業、投資などの「儲け」で稼がなければならない。
    • Kマネーを使ってアイテム購入をすることで経験点・コツ・評価などを稼げるため、強い選手を作れるかは儲け話がうまくいくかにかかっている。
      • 期間限定の強化版では練習で得られるKマネーの上限が200Kに抑えられている代わりに、通常700Kで販売されているアイテムが400Kに値下げ、金もうけでの体力回復・成功率・獲得金額、購買部の再補充率・販売価格・店に並ぶアイテム毎の出現率・経験点系アイテムの効果等にアッパー調整が入ったため、他の強化シナリオと比べてかなり運に左右されやすいが非常に強い選手を作れる可能性がある。
    • 『2013』から登場の銭形、宝塚、大鐘、パピヨンに加え、新キャラに「祝井 幸吉」が加わった。
      • マネージャーもマネちゃんに加え「百屋 縁」が加わり二人体制に。
    • ブレインマッスル編では練習試合、ダン&ジョン高校編では地方大会決勝戦、また、前述の2校とヴァンプ以外の全シナリオでは甲子園2回戦で対戦する可能性がある。

あかつき大学付属高校

  • 『パワプロ9』の同名高校のリメイク。
    • 打倒十傑にスポットが当たっており、入れ替え制は瞬鋭に譲ったためオミットされて常時一軍に在籍できる。
      • 入れ替え試験は一応あるが、敗北しても二軍に落とされることはない。
    • 特殊システムは「打倒カウンタ」及び「追求」。
      • 十傑の選手にそれぞれ打倒カウンタがセットされており、同じ練習をしたりイベントをこなして上下する。0になると撃破となる。
      • 「追求」は直前週のコツイベをもう一度起こせる。また、追求した選手と同じポジションの十傑の打倒カウントが減りやすくなる。
    • 全員撃破はうまくイベキャラデッキ構築や計画を立てないと難しいが、最後に撃破した十傑に応じて金特枠がもらえるため、狙う価値は大きい。
    • 期間限定の強化版では打倒カウンタが増える代わりに追及の効果が増し、打倒時の経験点も増えている。また、最後に複数人を同時に倒すと複数の金特が入手できるようになっている。
      • 後のサクスペ独自強化版は最後の打倒で入手出来る金特は最大2つに減ったが、打倒時と全打倒後の追求で手に入る経験点が更に増えている。
    • 先輩だった十傑メンバーが同学年に、マネージャーの四条澄香が後輩になっている。また、猪狩進はデッキに入れないと登場しない等、一部整理が行われている。
    • 十傑が退場しない結果、固有キャラが10人と最多、その上各個選手の実力も高いためチーム力は全シナリオ中最強クラス。
      • そのため、イベキャラは打倒目的であかつきの選手を使ったり、ボーナス目的で選ぶことが可能。
      • イベキャラとしての固有キャラは常設が三本松、四条賢二、六本木、四条澄香、限定に一ノ瀬、二宮、七井、八嶋、[あかつき]猪狩守に加え初期常設の九十九の計10人と公式に五十嵐だけハブられていたが後から五十嵐も(かなり遅れて)追加された。
    • 対戦相手としては天空中央編の地区大会決勝と支良州水産編の甲子園決勝で登場する。ライバルは天空中央編では一ノ瀬が、支良州水産編では猪狩守がそれぞれ担当する。
    • 全ての常設高校の中でも強化頻度が最も多く、毎年のように育成環境がアップデートされるのが特徴。度重なるサクスペオリジナル強化や十傑キャラ追加で進化していくサクスペを代表する高校と言えるのかもしれない。

ヴァンプ高校

  • 崖に落ちて死の淵にいた主人公を救った吸血姫「神良美砂」の手によって吸血鬼になった主人公が人間の体に戻してもらうために甲子園を目指す。
    ちなみにこの高校そのものが美砂が洗脳で集めた関係者で甲子園を目指すためだけに設立したという、『パワポケ』でやれと言いたくなるようなノリ。
    • 特殊システムは「ブラッドゲージ」及び「吸血」。
      • 行動をすると「ブラッドゲージ」が減少するため、絶やさないように「吸血」で補充する…という流れ。
      • 「吸血」コマンドを1回使えばブラッドゲージが全回復し、「吸収」「魅了」「使役」「強化」「強奪」のうちいずれか1つの効果を得られる。「吸血」によりどの効果が得られるかは練習によって逐一変化し、得られる効果はブラッドゲージが少ないほど高くなる。
      • ブラッドゲージが3割以下で残り少ない(赤点滅)状態での「吸血」(極限吸血)を7回行うと、ランダムで超特殊能力のコツが得られる。
      • ブラッドゲージが満タンの状態で美砂と一緒に練習をすると「ブラッドタッグ」が発動して、ボーナス経験値と共に、体力が回復するという特典付き。
    • 期間限定の強化版では吸血コマンドが強化。どの効果でも経験点が得られるようになる他、吸血効果の変化のランダム性がなくなり計画が建てやすくなる。
    • チームメイトも狼男「灰塚朔夜」、鎧を纏ったゾンビの女性「内藤明瑠」、そしてシモン・ベルモンドにそっくりなヴァンパイアハンター見習い「史門泰司」と曲者揃い。
      • 史門に至っては初登場時に名曲「Viampire Killer」のファミコン音源版が流れるというあってもなくてもいいファンサービスも。
    • イベキャラデッキによってエンディングの分岐が大きく、トゥルーエンドと言えるエピローグを見るためには関係者をデッキに組み込む必要がある。(但し、経験点等の変更は無い。)
      • また、美砂のデートイベントもヴァンプ高校かそれ以外で内容が大きく変化する。
    • 円卓高校編ではシナリオ進行によって甲子園決勝で登場する場合がある。支良州水産編の練習試合の相手として登場することがある。

ブレインマッスル高校

  • スポーツ科学が進んでいる高校。校内一のマッドサイエンティストであり新マネージャーの「比良女木美々(ひらめきびび)」が開発した「ブレインミックス」により弱点を克服したものの…。
    • 特殊コマンドは「ブレインミックス」。
      • 「電池」という形で回数制限はあるものの、なんとイベキャラデッキの得意練習を変えてしまえるという掟破りのコマンド。彼女候補にも得意練習が付く。
      • これにより得意練習を特定の組み合わせにすると、美々のひらめいた練習で更に経験点を貰える。「草むしり」「受身の練習」「二刀流トレーニング*5」といったまともなものから「裸足でアイスホッケー」「クマと相撲」「サメと競泳」等、明らかに怪我人どころか死人が出そうなものまで…(勿論デメリットやリスクは一切無し)。
      • 電池は強制ローテーション時や特殊能力を習得をすると稼げる。
    • 運要素はかなり強いが、ハマると暴力的な経験点を稼ぐことが可能で強い選手を育てやすい。
    • 固有キャラは豪傑、二重人格、オネエと異様に濃い。ブレインマッスルで本校のイベキャラを採用すると、電池を貰える。
      • 美々ちゃんの素顔は彼女にすると見ることができる*6
    • 期間限定の強化版ではひらめき練習が大幅に強化される他、金特習得時に全ての練習が得意になるオールマイティ電池を入手可能。
    • メカニクス産業編の練習試合の相手として登場する他、支良州水産編の練習試合の相手として登場することがある。

ダン&ジョン高校

  • 主人公が幼少期に過ごした場所に引越して転校する高校。旧校舎の謎を解くために、野球部で調査する。おい、野球しろよ。
    • タイトル通り旧校舎を舞台にしたダンジョンRPGがモチーフ。ストーリー・システム共に『パワポケシリーズ』の裏サクセスのようなノリ。
      • 旧校舎内を探索し、素材を集めて装備品を作って強化していく。探索にはSGでも使われた役割の他、キャラごとに設定されたスキルが重要になってくる。
      • 周回要素があり、作った装備は引き継げる。また、完全クリアには本高校で条件を満たして手に入れるイベキャラ*7が不可欠。
    • 1プレイ当たりにかかる時間が他シナリオと比べ非常に長い上、育成準備のための手間もかかる*8が、育成のための下地を作ってしまえば経験点や金特コツが手に入りやすく、支良州や鳴響と並んで強い選手を作れる。
    • 田舎の弱小校…という設定なものの、強打者の兼倉、技巧派の円島、豪腕投手の須藤と一通りは揃っている。また固有キャラと一緒に練習すると探索時のレベルのベースになる「団結レベル」の上昇にボーナスが付き、デッキにセットしておけばボーナスがさらに加算される。
    • ヴァンプ高校編の地区大会決勝戦に登場する他、円卓高校編では練習試合の相手として登場する。
    • アプリ版では人気の育成RPGアプリゲーム『モンスターストライク』とコラボした。

天空中央高校

  • パワフルや覇堂でラスボスとして出てくる名門校。
    • 固有キャラ3名が極度の女好きで、新キャプテンとなった「虹谷誠」のアイディアで他校から女子マネージャーを引き抜く「エンジェルナイン計画」を発足する。
    • セットしたイベントキャラ、および各他校の女子マネージャーをナンパ「発掘」し「交渉」を重ねるとメンバー入りしてくれる。
      • 「ナイン」と名称されているが、初期メンバーの月影ひかりと虹谷誠の双子の姉である虹谷彩理を合わせてメンバーは最大「12人」までとなっている。
      • 仲間になったマネージャーのいる場所で練習すると、人数が多いほど応援パワーという形で、大小数々の「ハート」を出し、翌週の練習でハートの効果をもたらしてくれる。ハートの効果はマークや色によって様々ある。
      • また、練習経験ポイントを用いてメンバーに「捧げる」を行うと、更なる効果がプラスされる。
    • 期間限定の強化版ではハートがトゲ付きに変化。体力を消費する代わりに効果量がアップする。
    • 女好きでふざけた印象があるが、名門校というだけあり選手固有キャラ3名ともステータスは高くイベキャラとしても優秀。
    • 前述通り、パワフルと覇堂の他、駿鋭と太平楽でも甲子園決勝のラスボスとして君臨。鳴響高校では練習試合の相手として登場する。
      • 但し、駿鋭や太平楽ではイベキャラとして虹谷が使えてしまうため、採用するとラスボスなのにモブピッチャーという情けない事態も発生しうる*9

支良州(しらす)水産高校

  • 元々は後述のラズベリー工業高校と共に地方大会初戦の対戦相手候補として登場していた弱小校*10。妄想で自信を付けたことで本気で勝利を目指していく、というストーリー。
    • 弱小校ということでチームメイトの当初の選手能力は低く、イベキャラについても本来よりかなり能力が下がった状態で登場する。チームメイトの能力は後述の「船友イベント」で伸ばしていくことになる。
    • また練習レベルはイベントで精神練習のレベルが上がる以外は一切上昇しない。
    • 特徴的なシステムとして「船友イベント」と「妄想コマンド」がある。
    • 「船友イベント」はイベキャラと一緒に練習することによって自分と同等もしくは能力の低いイベキャラを指導したり(通称「青指導」)、能力の高いイベキャラから指導を受けたり(通称「赤指導」)できる。
      • 「赤指導」ではそのキャラの所持しているコツと経験点を貰え、「青指導」では経験点とコツをランダムで貰えることに加えてそのイベキャラとチームメイトの能力を伸ばせる。「青指導」の方が発生の恩恵が大きいためいかに「青指導」を起こしていくかが攻略の鍵となる。
      • また、「青指導」でチームメイトの能力を伸ばすことによってチームランク(投手力、打撃力、走塁力、守備力、総合力)を上げていくことができ、総合力の上昇毎に経験点を貰えることに加えて上げたチームランクの分野に応じてエンディングで金特のコツを得ることもできる。
    • 「妄想コマンド」は1週消費することによって練習を休んでいるイベキャラのイベントを起こせる。
      • これを上手く活用することによって金特イベントの完走率を上げたり、彼女キャラの告白イベントを起こしたりすることができる。コンボイベントやクリスマスやバレンタインなどの発生時期が決まっているイベントを起こせない。
      • モブキャラと「妄想コマンド」を使用した場合はそのキャラの選手能力を上げられる。練習試合の週の場合はそれに加えてチームメイトのやる気がアップする。
    • またこのシナリオは他のシナリオと比べ試合数が多い(練習試合3、公式戦7)。
      • ただ練習試合では自操作は一切不可であり、公式戦でも「自分の投球or打席のみ操作」しか選択できない。そのため「自分は抑えていたのにバックが打てず負けた」といった不可抗力による敗戦が発生しやすいのでその点は注意。また、同じラウンドでも他シナリオよりCOMレベルが高い。
    • 期間限定の強化版では「船長」という要素が追加。主人公とイベキャラのうち、総合能力が最も高いキャラが船長になる。船長が交代するとそのたびに経験点が手に入り、特に主人公が船長になった際は手に入る経験点が増える。また、主人公が船長の場合に限り金コツが発生することがあり、イベキャラが持つ金特のコツを入手できる*11
    • なお固有キャラを他のシナリオのデッキにセットした場合最初から強化された状態で登場する。
    • サクセス実装後も引き続き基本的には地方大会の初戦対戦相手候補(一部シナリオ除く)として登場するがその際の選手能力は低いままである。なお実装以前にお馴染みの固有モブ達は本シナリオプレイ時は支良州水産北海分校として練習試合のみ登場する。ただしメカニクス産業高校編の地方大会決勝戦に登場する際はモブ選手を含め強化された状態で立ちはだかってくる。

メカニクス産業高校

  • 少子化で部員不足に喘ぐ工業系の高校が舞台。大手ロボットメーカーの研究員だった女性と彼女が連れてきたロボットたちと共に野球部の立て直しに挑む、というストーリー。
    • ロジカルマップ
      • 本シナリオ最大の特徴にして根幹を成すシステム。
      • 9×9のマス目に様々な効果(コツ・経験点の入手から能力上昇、当該週の怪我率0%に至るまで様々)があるパネルが配置されており、それを埋めていく形で選手を強化していく。特に練習効果ブーストパネルを埋めるとその週の該当する練習が「ロジカルブースト」と呼ばれる強化練習となり大量の経験点が入手できるようになる。
      • パネルは「ロジカルポイント」を消費することによって埋めていくことになる。ロジカルポイントは練習やイベントで入手し貯めていくことになるが上限値が低いため適宜パネルを埋めることで消費していく必要がある。
      • パネルの配置はそれぞれのイベキャラごとに決まっており、それぞれのイベキャラのパネル配置が重なり合うことによって初期のパネル配置が決定するため空白になるマス目も多い*12。同じ特殊能力を持ったキャラをデッキにセットした場合重なった特殊能力の上位に相当する金特のコツを取得できるパネルが四隅に出現する。そのため本シナリオでは金特の自由度が高いが金特コツのパネルを埋めるためには相応に大量のロジカルポイントが必要。
      • またロジカルポイントの上限値はデッキにセットしたキャラのレアリティによって決定されるため本シナリオではPSRのSRに対する優位性が他シナリオに比べて高い*13
    • 監督の「凶塚真世」はサクスペ初の女性監督であり、マネージャーの「NCM-753」はロボット少女である。
    • 対戦相手としてはアンドロメダ学園で練習試合の相手として登場。

鳴響高校

  • 吹奏楽の名門として知られる高校。10年前には野球部も甲子園で準優勝するほどの強豪だったが、今では見る影もなくなっている。幼いころ甲子園の準決勝での演奏に感動した主人公は選手を、ヒロインは演奏を目指して入学してきたというストーリーである。
    • 楽譜と言われるシステムがある。仲間と一緒に練習をすると、1~2個の色付きの♪を出してくれるので、これを楽譜に対応した数だけ集めることで練習に良い影響が発動する。楽譜は何種類もあり、8ターンほどで演奏しているものがリセットされる(使い捨てだが同じものが何度も手に入ることもある)
      • 楽譜に対応してBGMが変わる。楽譜は、ストーリーの進行の他、各イベキャラの初タッグ時に手に入る。この時手に入るものは各キャラに関連した曲である。
    • 本シナリオの重要人物である吹奏楽部の顧問は、天空中央高校の3馬鹿の一人神成尊のいとこである(野球部監督は別にいる)。

円卓(えんたく)高校

  • 「円卓の騎士」をモチーフにした高校。ある日「エンタクルス」が聖杯を指し示したことにより部をあげて聖杯の探索をすることとなるのだが…。
    • 特殊システムは「エンタクルス」、特殊コマンドは「エピック」
    • 育成は「エンタクルス」と呼ばれる12のマスで区切られた円卓を練習を行うことによりその練習レベル分だけ回すことができ、止まったマスの効果を得られる。通過したマスはレベルアップで効果が上昇し、タッグ練習の場合は通過したマスを含めた効果を「まとめ取り」することが出来る。
      • マイナス効果のマスはタッグ練習の場合は効果が経験点ALLに反転する。
    • そして調査任務「エピック」で様々な恩恵を得られる「聖遺物」や経験点、各種効果、超特殊能力を獲得、聖杯の探索やエンタクルス関連のイベントの進行もこちらで行われる。
      • 聖杯・エンタクルス関連の「エピック」をこなすことでシナリオが分岐、甲子園決勝の相手が変化する。
    • 期間限定の強化版では最初から聖遺物が揃った状態でスタート。恵比留高校との対決に焦点があたり、エピックも恵比留高校と戦うものがほとんど。エピックをこなすことで「戦況ゲージ」が上昇し、戦況次第で経験点や金特のコツが入手できる。
    • 賀上院・鳥栖端・羽芝琉など大半の固有モブ選手達はイベキャラ化がされず、円卓での育成時には存在が消滅している。
    • 対戦相手としては青道高校編、SG高校編、ヴァンプ高校編および太平楽高校編で投手育成時に甲子園大会決勝でマントル辺境高校編では地方大会決勝で登場する。能力値の高い固有モブ選手が多く、強敵として立ちはだかる。

全力学園高校

  • 野球漫画「逆境ナイン」とのコラボストーリー。
    • 特殊システムは「全力練習」と「逆境ゲージ」、特殊コマンドは「言霊」
      • チームメイトと一緒に練習をすると、チームメイトの調子が1段階上がる。練習場所にいるチームメイトが2人以上いる状態かつ全員絶好調の時に練習をすると「全力練習」が発生し、獲得できる経験点が上昇する。特にタッグが絡むと飛躍的に上昇する。
      • 逆に絶不調のチームメイトと一緒に練習をするとそのチームメイトが1週間のケガをする。その際に後述の「逆境ゲージ」が上昇する。
      • ケガ、イベントによる体力、やる気の減少など、何かしら悪い事が起こると「逆境ゲージ」が上昇する。100%になると「男の魂充電完了」状態になり、チームメイト全員のやる気が絶好調になる。この状態は2ターン続く。
      • 「言霊」コマンドは1ターンに1度のみ使用可能で、入手した言霊を使用することで体力の増減、チームメイトのやる気の増減、練習効果アップなどの様々な効果を発生させることができる。
      • 言霊はイベントや、監督と一緒に練習をすることで入手できる。監督の評価が条件となっている言霊も存在し、使用する事で超特殊能力を入手できるため、監督の評価も育成に重要となる。
    • システム的には強化覇道高校やブレインマッスル高校と似ており、これらの高校と同じくタッグがハマれば非常に強力な選手を作成できる。
    • イベントキャラとして実装されている「不屈闘志」達の他、「亀谷万念」等のデッキキャラとして実装されていないチームメイトもモブ顔だがチームに在籍しており、チーム力はかなり高い。あかつき大学付属高校と比べるとわずかに劣る程度。
    • シナリオの出来も良く、原作漫画の逆境がイベントで多く再現されており、非常に濃くそして笑える

恵比留(えびる)高校

  • 全くの無名で実績も無かったが、キャプテン「闇野栄剛」が導入した画期的な練習機材の効果で見違えるように力をつけた高校。しかしその陰には…。
    • 特殊システムは「ソウルジェイル」、特殊コマンドは「ソウルセメタリー」
      • 左上に他校キャラが表示された練習でイベントキャラと一緒に練習すると、他校キャラの所へ偵察に行き、その練習場所のソウルジェイルに魂をロックすることができる。一緒に練習したイベントキャラと同じ人数の魂がロックされ、魂にはイベントキャラの役割によって経験点のマークが付く*14。ロックした魂は練習場所で魂ゲージとして左上に表示されるようになる。
      • 魂をロックした練習場所で練習をすると魂を吸収する事ができ、吸収した魂ゲージの量に応じて付いたマークと同じ経験点が貰える。練習場所にいる人数に応じて吸収量が増え、魂の残りゲージを超過して吸収すると入手経験点にボーナスが付く。
      • 魂ゲージを完全に吸収する際の練習がタッグ練習だった場合、タッグフィニッシュが発生する。魂をロックされたキャラクターのコツ*15を入手できる他、各練習場所の初回タッグフィニッシュではボーナス経験点を入手できる。また、練習で吸収しない場合もターンの経過で少しずつ魂ゲージは減っていく。
      • 完全に吸収した魂は「ソウルセメタリー」に送られ、1つの高校のキャラクターの魂を全て吸収すると「ソウルボーナス」として1ターンに1度だけ使用できるようになる。高校により効果は違い、1回限りの使い捨て。ただし全員の評価+20*16、経験点+300、試合経験点増加、イベント経験点増加など強力なものが揃っており、強力な選手の育成には必須となっている。
      • 他の高校と違いストーリーに重点が置かれているが、恵比留高校単独ではシナリオは完結せず、シナリオの完結はアプリ版で先行実装された強化円卓高校の実装を待つこととなった。また、強化円卓高校においても一部の伏線は未だ回収されていない。
    • 対戦相手としてはアンドロメダ学園編の地区予選決勝と円卓高校編で条件を満たした場合に甲子園大会決勝で登場。

世紀末北斗高校

  • 漫画「北斗の拳」とのコラボストーリー。ケンシロウやレイ、トキといった北斗の拳のキャラクターと共に無法地帯となった高校で甲子園を目指すという異色のシナリオ。OPではパワプロ風にアレンジされた「199X年~」のナレーションが 千葉繁氏によるフルボイスで流れる という力の入れようである。
    • 特殊システムは「世紀末タッグ」と「必殺技アシスト」、特殊コマンドは「決戦」
      • 北斗でお馴染みの雑魚キャラであるモヒカンたちによって練習場所が占拠されており、練習を行って練習場所にいるモヒカンを排除するのが基本的な流れ。一度に排除できるモヒカンの数は練習場所に対応する基本能力や一緒に練習するチームメイトによって増加する。完全に排除すると「奪還」となり経験点やコツが手に入るほか、「世紀末タッグ」(後述)が発生するようになる。また、彼女キャラがデッキにいる場合登場の次ターンにモヒカンに囚われてしまい、対応する練習場所を奪還しないとイベントが発生しなくなる。
      • 奪還した練習場所でタッグ練習が発生した際にタッグが不可能なイベキャラが同じ練習場所にいると「世紀末タッグ」が発生。経験点が増加し、各練習場所のモヒカンを排除できる。
      • モヒカンの数を60人以下に減らすと敵の首領が登場。特殊コマンド「決戦」(コマンドアイコンは「 アタッ 」)で首領に挑み勝利すると大量の経験点や超特殊能力のコツが手に入り、各練習場所のモヒカンも排除できる。勝率は残りのモヒカンの数や体力などが影響する。
      • 北斗キャラと一緒に練習すると「必殺技アシスト」が発生することがある。「北斗残悔拳」や「飛翔白麗」といった原作の必殺技が原作イラストとともに発動し、練習時のモヒカン排除数が増加したり決戦の勝率が増加する効果がある。
      • 北斗と対となる南斗の面々や第一部のラスボスであるラオウは対戦相手として登場。それ以外の対戦高校も拳法館高校や「野球拳」の使い手ミヨちゃんの所属する聖ジャスミン高校が確定で登場するなどどことなく北斗テイスト。
      • 流石に北斗のような世界観ではないので秘孔を突かれた人間が爆発したりはせず悪党達もそれなりに平和的。『甲子園で優勝しないと大変なことになる秘孔』なんてものも登場する。ただし 死兆星は見えたら死ぬ (という前提でストーリーが進む)。
      • 近年のシナリオでは珍しくデッキにあまり左右されずお手軽に選手を作れるのが特徴。

マントル辺境高校

  • 天空中央高校編で対戦相手として初登場した高校がプレイアブル化。巨大な露天鉱床に建っており、採掘が実習に取り入れられている。天空中央編では地下の辺境地に建てられているという無名校という設定だった。
    • 特殊システムは「鉱石」と「活気」、特殊コマンドは「施設」。
      • 採掘した鉱石を使って様々な効果を持つ施設を建設することが可能。鉱石は主に練習で手に入るほか、休むや彼女キャラとのデート・相棒キャラとの遊びでも手に入る。特にハートの形をした心石はデートでしか手に入らず、重要な施設の建設にいくつも要求されるため彼女キャラの使用はほぼ必須。 練習場所の鉱石はターン経過で少しずつ溜まっていくが、増やしすぎるとモグラが登場して0に戻ってしまうためタイミングの見極めが重要。また、練習場所の鉱石は埋蔵量が決まっており、掘りつくすと枯渇してしまう。枯渇すると以後その練習場所から採掘できなくなってしまうが、鉱石を枯渇させることが超特殊能力取得の条件にもなっている。
      • 施設を建設するには鉱石に加えて対応する設計図が必要。 鉱石と設計図があれば既に建設してある施設をレベルアップさせることもできる。設計図は施設を新たに建設したりコツイベントを踏むと手に入る。コツイベントは白地に赤いの赤コツと青地に白いの青コツの2種類があり、踏むたびに入れ替わる。
      • 建設できる施設は大別すると自動で鉱石を採掘する「採掘場」・鉱石を消費して様々なアイテムを作成する「工房」・鉱石を蓄積して経験点に変える「貯蔵庫」・その他特殊なもの、の4種類。採掘場は赤コツから、メダル工房は青コツから設計図が手に入る。それ以外の設計図は施設建設時にしか手に入らず、しかも大半はランダムである。(一部の設計図は特定の施設建設時に確定で入手可能)
      • 施設を建てることで「活気」が変動。一部のアイテム使用時の経験点に関わるほか、超特殊能力取得の条件にもなっている。基本的にレベルの高い施設を建てるほど上昇するが、中には活気の下がる施設も存在する。
      • アイテムのダイナマイトを使った「ダイナマイトタッグ」が発生すると複数個所の鉱石を一度に採掘した上、大量の経験点も手に入る。発生条件は複数の練習場所で同時にタッグが発生していることと、それらの練習場所にダイナマイトを持ったキャラがいること。必然的にダイナマイトの在庫が複数ないと発生しない。入手できる経験点は活気と採掘した鉱石の量に依存する。
    • 上手くダイナマイトタッグがはまれば大量に経験点を入手でき、特に投手育成において非常に強力な選手を作れる可能性はあるが、他のサクセスと比べて運要素が非常に強く難易度は高い。
      • まず最重要施設である ダイナマイト工房の設計図の入手がランダム 。設計図の入手数はプレイング次第で増やせるが、確実にダイナマイト工房の設計図を手に入れる方法は存在しない。さらにダイナマイト工房は建設に心石が必要で、告白イベントが来なければ建設できない。いつ告白イベントが来るかは*17。さらにさらにダイナマイトタッグが発生するかもであり、発生時に鉱石が十分に溜まっているかもわからない。ダイナマイト以外でも、上位の施設に必要な星石は休む時に ランダム で手に入れるか相棒キャラと遊ぶかでしか手に入らない。休むの場合入手個数までで ランダム である。相棒キャラを入れれば入手は安定するが、この場合彼女キャラと同様絆イベントが来るかどうかが 運次第 となる。
      • また、マントル打線はかなり貧弱な上、強力な円卓高校が対戦相手として登場することもあり投手育成時にはムエンゴからの敗北も問題になる*18(チーム一の打力の堂江はピッチャーなので投手育成時には控えに回ってしまうというのも貧打の原因の一つ。)。
    • 対戦相手としては天空中央高校編とメカニクス産業編の甲子園大会決勝で対戦。円卓高校編でも地方大会決勝で対戦する。恵比留高校編で練習試合の相手としても登場する。

北雪高校

  • パワプロアプリでは数年前に実装済みのシナリオがサクスぺでは順番が後ろ倒しになりプレイアブル化。高校がもうすぐ女子高になるという設定のため、チームメイトはすべて女子。
    • デッキには男性キャラは最大2名までで、それ以外は全て女性キャラでデッキを組む必要がある。デッキに入れた男性キャラはライバル校である白轟高校に所属するという設定*19で、シナリオ中盤で発生する合同練習期間のみ練習に登場し固有イベントも発生しない。金特もイベントではなく合同練習を行うことで習得する。
    • 特殊システムは「ときめきブースト」、特殊コマンドは「ときめき」。
      • 「ときめき」コマンドでは所属女子4人と「一緒に下校」してときめき度を上げる、「個別レッスン」で経験点、練習レベルアップ、特殊能力のコツ入手が可能。後述の「悩み相談」も「ときめき」コマンドで行う。
      • ときめき度を上げると、練習効果が爆発的にアップする「ときめきブースト」ができるようになる。発生条件は「やる気が絶好調であること」と「タッグ発生場所にときめき度の高い女子がいること」。また、所属マネージャーの明星雪華はデッキに入れた場合、精神練習に限り単独でときめきブーストを発生できる。ときめき度が上がるほど入手できる経験点も増えていく。
      • ときめき度が高い状態では一定確率で恋の爆弾が点灯。放置しておくと点火し爆発する*20ため、「悩み相談」で除去する必要がある。ただし爆弾にはときめきブーストの効果をアップさせる効果があり、点火状態のものはさらに効果が増すため危険を覚悟であえて除去しないというプレイスタイルもある。経験点を稼ぐには 爆弾を沢山発生させつつ爆発はさせない という繊細な立ち回りが要求される。
    • ときめきブーストの経験点増加量が多く、実装時から優秀な女性野手イベキャラが多いこともあって野手育成は非常に強力。投手育成は女性投手の少なさから難易度が高いものの、こちらもポテンシャルは高い。
    • 監督はいつものモブではなく、理事長が兼任。極端な男性嫌いという設定のためやたら主人公に厳しく(というか理不尽)、登場するたびにやる気をガリガリ削ってくる上評価も上がりにくい。前述の通りときめきブーストはやる気が絶好調でないと発生しないため、かなり強烈なお邪魔キャラになっている。ちなみにSG高校のミッションや円卓高校強化でのイベントなどで本校実装前に登場済みである。
    • シナリオプロデュースはマー君こと田中将大選手。「ときめき」というコマンド名や「一緒に下校」「恋の爆弾」など同社作である「ときめきメモリアル」を思わせる要素も多い。パワプロはギャルゲー

フリート高校

  • 『パワプロ2018』に登場した豪華客船「クイーン・オブ・フェスティバル号」を校舎にした高校。運営資金を稼ぐための運送業を行いながら各地を廻り、寄港地の高校と合同練習を行いながら甲子園を目指す。
    • 特殊システムは「積荷」と「船積みタッグ」、特殊コマンドは「出航」
      • 練習を行うことで船に積荷を積んでいく。積荷にはサイズが設定されており、船内の倉庫に空きがないと積み込めない。練習によって積み込める荷物の種類(色)は寄港地ごとに異なる。積荷の種類とイベキャラの役割が一致した場合船積みボーナスとして経験点が手に入る。また、寄航先の高校の固有キャラも練習に参加し、コツイベントやスペシャルタッグなどが発生する。練習を繰り返して仲良くなっていると、出航時に見送りに来てくれる。
      • 船積みボーナスとスペシャルタッグが同時に発生すると「船積みタッグ」が発生。大量の経験点に加え、既に積んである積荷を圧縮し、倉庫の空きを増やせる。
      • 練習を繰り返して出航の鐘が3つ溜まると「出航」*21。目的地を選んで新たな寄港地へと出発する。寄航先では積荷を売却して経験点に変えることができるが、寄航先によって売却レートが異なるため、ルート選びも重要。
    • 対戦相手としてはマントル高校や支良州水産の強化シナリオで登場。どちらも甲子園決勝での対戦となる。アスレテース高校では地方大会決勝での登場。

新・青道(せいどう)高校

  • 野球漫画「ダイヤのA(エース)act2」とのコラボストーリー。ストーリーは旧青道高校と同じ時期から開始するが新1年生キャラや新たなるライバルキャラが登場する。
    • 特殊システムは「練習バックアップ」と「バッテリー練習」、特殊コマンドは刷新された「青道寮」。
      • 「練習バックアップ」はデッキにセットされていない青道キャラと一緒に練習することで最大2人までが帯同し次の練習をバックアップしてくれる。青道のチームメイトやスタッフにはキャラ毎にバックアップしてくれる経験点の種類が設定されており、実行した練習で得られる経験点と同じ種類ならバックアップ経験点が加算される。また対象経験点のバックアップレベルや人数、デッキキャラの合計レベルが高いほど経験点を得られる。
      • バックアップレベルはデッキキャラとの初回タッグで対応した種類のレベルが上昇する。
      • 「バッテリー練習」は自分が捕手の時のみ投手キャラが帯同することで発生することがあり、経験点や一定数こなすことで超特殊能力を獲得できる。
      • 「青道寮」は練習で獲得した「青道魂」を使用することでダイヤのAキャラとの特殊イベントを発生させ、様々な効果を得られる。対象はデッキにセットされたダイヤのAキャラと帯同キャラ。
    • 地区予選初戦が薬師高校か市大三高のどちらか、地区予選決勝が稲城実業、甲子園決勝では巨摩大藤巻高校と対戦する。
    • 旧青道高校とは別のシナリオ扱いとなり、こちらでは選手専任の女性キャラもデッキに入れることが可能である。

アンドロメダ学園

  • 実況パワフルプロ野球2011』に登場した同名高校のリメイク。
    • 特殊システムは「VR練習」、特殊コマンドは「VR」と「超特訓」。
      • 選手やその他キャラには様々な効果を持つ「データセル」が割り当てられており一緒に練習することで取得することができる。一度に蓄積できるセルの数は8つまでで、それを超えると左から順に押し出され元の所有者に戻り「超特訓」発動に必要な「オーバーフローゲージ」が上昇する。4つ以上のセルを保有した状態で「VR」を選択すると取得したセルの組み合わせに応じて様々な練習効果を発揮する「VR練習」へ移行し、この状態の時のみ「オーバーフローゲージ」を1本消費することで1ターンのみ練習効果を激増させる「超特訓」を発動させることができるが「VR練習」を維持できるターンが半減する。この時ゴールドセルが含まれていれば金特を獲得可能。
      • 流れとしては「オーバーフローゲージ」を貯めつつ、上手く狙った効果の「データセル」を集め「VR練習」へ移行し、大きなタッグに併せて「超特訓」で大量の経験点と金特を入手するという手順を繰り返すことになる。
    • 対戦相手としてはブレインマッスル高校や覇堂限定ルートの甲子園決勝や恵比留高校の地区予選決勝等に登場。

十門寺東高校

  • 「逆境ナイン」などで知られる漫画家・島本和彦氏が原案を手掛けた高校。シナリオタイトルは「逆境転生クロスナイン 十門寺東高校」
  • オープニングから廃校の危機 という、全力高校以上の逆境からスタート。野球部と学園アイドルは活躍して実績を残すことで廃校を阻止しようとするが…
    • 特殊システムは「入れ替わり」と「クロス練習」。特殊コマンドは「クロスナイン」。
      • ある事情で、 野球部員とアイドルたちの心が入れ替わってしまう 。自分の体で通常通りの練習を行う「野球フェイズ」とアイドルの体でアイドルとしてのレッスンを行う「アイドルフェイズ」を繰り返し入れ替えながらストーリーを進行する。
      • 各イベキャラには「アイドルレベル」と「アイドルタイプ」が設定され、レッスンによってレベルを上げていく。また、レッスンを行った選手は「アイドルハート」を獲得し、野球フェイズではこれを消費して練習経験点を増やすことができる。
      • アイドルフェイズ中にはアイドルの大会「アイドルバトルステージ」が実施され、大会テーマとアイドルタイプを一致させることで上位に入賞することができる。入賞すると経験点が手に入るほか、MVPが1人選ばれ、次の野球フェイズ中常にコツイベントが発生するようになる。
      • 野球フェイズではアイドルレベルの近い選手2人と同時に練習すると「クロス練習」が発生し、入手経験点が増える。レベルが一致した場合の「スーパークロス」やレベルに加えてアイドルタイプまで一致した「パーフェクトクロス」は更に経験点が増える。
      • 野球部員たちがアイドルの体にいる間、アイドルたちは野球部員たちの体で野球の練習をしている。入れ替わり時には「フィードバック」が発生し、経験点を入手する。入手できる経験点は直前の野球フェイズで稼いだ経験点に依存する。同様にアイドルの体へ移る際にはフィードバックとしてアイドルレベルが上がる。
      • 「クロスナイン」コマンドではアイドルとしての様々な情報を閲覧可能。また、「お悩み相談」をすることで使用したキャラのアイドルレベルを上げたりアイドルタイプを変更したりできる。ただし「お悩み相談」はアイドルフェイズ中にしか使えず、使用回数に制限もある。
    • 島本氏原案ではあるが、パワプロ用のオリジナルシナリオであるためコラボキャラを含めてほぼ全てのキャラが使用可能。ただしストーリーの都合上矢部君と渚の2キャラのみ使用できない。

アスレテース高校

  • 将来のトップアスリート排出を掲げ、最高レベルの育成環境を備える高校。ただし「様々な競技を経験することで自分も知らなかった才能を発掘する」という教育方針から、 野球以外に20種もの競技が必修 。野球に専念できる時間が限られる中で、他の競技から野球の技術を学んでいく。
    • 特殊システムは「マルチトレーニングストリーム」と「情熱レベル」、特殊コマンドは「競技」。
      • 20種の競技と野球の練習を組み合わせることで各競技固有の効果が発揮され練習性能がアップする。例えば「ウエイトリフティング」や「レスリング」なら筋力、「陸上競技」や「スケートボード」なら敏捷の経験点にボーナスが付く。ただしその練習で入手できる経験点にしかボーナスはつかないので、筋力を入手できない精神練習に「レスリング」を組み合わせるなどは効果がない。
      • 各競技は円形に配置されており、練習を行うごとに時計回りに一つずつ移動する。「競技」コマンドでは一ヵ月に一度、選択した2つの競技の配置を入れ替えることができる。
      • 各競技には「スコア」があり、練習を行うことで少しずつ溜まっていく。獲得できるスコアは練習時の人数や対応ステータスなどで決まる。スコアが高いほど練習性能が高くなる他、一定まで溜まるごとに銅・銀・金のメダルを獲得し、様々なボーナスを獲得できる。金メダルのボーナスは競技ごとに固有で、特に永続的な効果を及ぼすものは育成における重要度が高い。
      • イベキャラにはそれぞれ適正競技が設定され、対応する競技では入手経験点や獲得スコアが増加する。得意練習と相性の良い競技や、競技効果・金メダルボーナスが優秀な競技に適正があるかどうかも重要になってくる。
      • 練習を行うと、その場所にいたイベキャラや監督・スカウトの人数に応じて「情熱レベル」が変動。競技効果やデートでの経験点を増加させるほか、後述の「スライドストリーム」でも重要な役割を果たす。
      • スペシャルタッグは「スライドストリーム」となり、複数の競技の効果をまとめて得ることができる。スライド数は情熱レベルに依存しており、高いほど多くの競技を巻き込んで多くの経験点を獲得できる。
      • 基本的な流れは序盤でメダルを稼ぎ、競技効果が上がってからは高い情熱レベルでのタッグで経験点を稼ぐというものになるが、多くの選手や彼女キャラが集まったタッグではタッグ後の情熱レベルも高いものになるため、運次第では強力なタッグが何ターンも連続で発動する。高レベルループを繰り返せるかが鍵になる。
    • いつものモブ監督もいるが、固有グラを持つ校長「目代 金蔵」が目立つ。ギャグ寄りの見た目だがかつては優秀な成績を残したアスリートで、教育者としてもまとも。

戦国高校

  • 『パワプロ2011決定版』のサクセスシナリオ「天下統一 戦国時代編」を高校という形にリメイク。野球部の部室に戦国時代と繋がるワームホールが開いた結果、戦国時代に野球が広まり、 野球の試合で合戦の雌雄を決する までに至る。太平の世を目指し、野球によって天下統一を目指す。
    • 特殊システムは「合戦」と「計略」、特殊コマンドは「天下統一」。
      • 「天下統一」コマンドではマップ上に存在する敵国を選び、合戦を挑んで領地を広げていく。練習によって備(そなえ)を構築し、備が揃うと自動的に合戦に出陣。合戦では備同士の兵力を比べ、勝ち越すことで合戦に勝利となる。兵力は自国の国力や、出陣する兵の士気などで決まる。
      • 備には三すくみを構成する「刀」・「弓」・「槍」と、これら3種に有利な「鉄砲」、鉄砲に有利で三すくみとは互角の「忍」の5種類が存在。有利な相手に対しては合戦時に兵力が上昇する。
      • 固有キャラクターやイベキャラ、武将は「武将戦術」を持ち、合戦時に発動して合戦を有利に進めることができる。
      • 各国にはボスキャラとして「大名」とその配下の「武将」が存在*22。これら武将・大名は固有の武将戦術を持つ強敵だが、合戦に勝利することで登用して仲間にすることができる。ただし野球のポジションに応じた制限があり枠が埋まっていると仲間にできなくなる。
      • 武将・大名との合戦が僅差での勝利だった場合、武将・大名との一騎打ちとして一打席勝負が発生。勝利すれば通常通り仲間になるが、敗北すると取り逃してしまう。領地が残っていれば再戦の機会があるが、姿を消した場合は二度と仲間にできなくなる。
      • 合戦では備が1つ勝つごとに「戦利品」が手に入るほか、合戦に勝利して領地を手に入れるとその地に眠る「お宝」を入手できる。戦利品は一旦チームメイトに分配され、練習を行うことで回収して経験点が手に入る。
      • 戦利品を持つチームメイトが更に同じタイプの戦利品を獲得すると効果が上乗せされる。特に武将・大名が獲得する戦利品はお宝効果で上乗せされるごとに経験点が爆発的に増えていくため、武将・大名を素早く登用することと、彼らの戦利品を育てることが重要になる。
      • 練習でコツイベを踏んだり、お宝に設定されている領地を攻略すると「計略」を獲得。使用することで備を即座に構築したり、敵兵力を下げたりと合戦に役立つものが主。同じ計略を複数獲得するとレベルが上がっていき効果が増す。
    • 戦国時代で練習を行っているため、監督・スカウト評価が存在しない*23という特徴がある。また、地区予選が自動で勝利となり、試合は甲子園出場からとなる。
    • 経験点のメインとなるのは育てた戦利品によるものなので、イベキャラの自由度は高め。一方、上手く戦利品を育てるにはかなり慣れがいる上、マップの配置運にも左右される。また、合戦で勝利を重ねるには細かい計算が必要で1プレイにかなりの時間を要する。
+ 対戦チームとしてのみ登場する高校

固有選手は制約が無い限りイベキャラデッキに組み込むと所属しないため、戦力ダウンが図れる。

ラズベリー工業高校

  • 地方大会初戦では一部エピソード除いて、同校と支良州水産のどちらかが対戦相手となる。
    • 「可愛い名前に反してむさくるしい男子校」と矢部から説明がある。
    • 固有選手として独自の名前と顔グラ(パワターによるエディット)が何名か存在しているが、初戦ということで楽に勝てる。
    • 強化天空中央高校ではなんと甲子園決勝で対戦することとなる。モブ投手の能力は通常時と大差無い*24が、一方で野手能力が大きく強化されており、固有投手の「ファウル」も強敵。
    • 北雪高校編では練習試合の相手としてハスカップ分校が登場する他、シナリオによってはラズベリー工業クローバー高校なる高校が登場するなど、分校・姉妹校がいくつかある模様。

薬師高校

  • 青道高校編で練習試合と地方大会初戦で戦う高校。
    • 強打者の轟雷市を筆頭に、真田俊平、秋葉一真、三島優太が所属する。

稲城実業高校

  • 青道高校編で練習試合と地方大会決勝で戦う高校。
    • 変化量の大きいスライダーとチェンジアップを擁する成宮鳴を筆頭に、神谷カルロス俊樹、白河勝之、多田野樹が所属する。

バス停前高校

  • 『パワプロ9』や『パワプロ13』に登場した高校。あかつき編の1回戦で戦うこととなる。
    • 固有選手は内野の田中山だが、相変わらずモブと同じ顔で影が薄い。
    • 1回戦ということもあり、支良州やラズベリーと大差ない。

大筒(おおづつ)高校

  • 天空中央高校編合宿時の練習試合、SG高校編、ブレインマッスル高校編の地方大会決勝戦で対戦する高校。
    • 女性選手である冴木創(2019年6月20日にイベキャラとして配信)がキャプテン兼監督を務めており、どの高校でも彼女と会話するイベントが発生する。
    • SG高校編では「最大のライバル校」とされている。

聖秀高校

  • 海堂学園高校編で茂野をデッキに入れていない場合に地方大会決勝で戦う高校。
    • ジャイロボーラーの茂野と攻守優れるショートの清水大河の所属するチーム。元女子高校である。
    • 原作では試合に出られる人数ギリギリだったが、ゲームの仕様上ベンチに大勢選手がいる。

そよ風高校

  • 『パワプロ9』に登場した高校で、あかつき大附属高校編の地方大会決勝で対戦する。
    • ナックルボーラーの阿畑が所属している。関西人繋がりということで、九十九との会話イベントがある。

聖ジャスミン高校

  • 『パワプロ2013』にも登場した女子ばかりの高校。くろがね商業高校編、ヴァンプ高校編、ダン&ジョン高校編の地方大会1回戦で対戦する。世紀末北斗高校編では甲子園1回戦で対戦。
    • 太刀川広巳、小鷹美麗、美藤千尋、大空美代子、川星ほむら、小山雅といった女性選手が所属。但し『2013』で相棒を務めた矢部田亜希子は登場しない。モブ選手は全員女性のザコプロとなっている。
    • くろがね商業編では条件次第で試合前と試合後でキレる美代子ちゃんが拝め、ヴァンプ高校編では試合前に内藤さんと美代子ちゃんが鎧談義で意気投合する、世紀末北斗高校ではケンシロウが美代子ちゃんを只者ではないと警戒するという微笑ましい場面も。
    • 天空中央編では春の大会に出場しており「甲子園決勝戦で彼女達と試合をする」ために奮起する…のだが…。

マチェット高校

  • 甲子園第一戦で対戦相手となる高校。赤壁とランダムで二択になる。
    • 武器をモチーフにした高校らしく、速球派のエース「鉄砲塚」を中心に剛球・打線が強力なチーム。但し打線はミートかパワー一辺倒の選手が多く、鉄砲塚は速球中心のため慣れれば打ちやすい。そのため、後述の赤壁に比べると弱い。
    • 尚、矢部曰く「名前の由来は山刀のマチェットではなくハロルド=マチェット(人名)」とのこと。

赤壁(せきへき)高校

  • 甲子園第一戦で対戦相手となる高校。マチェットとランダムで二択になる。
    • 高校名通り三国志をモチーフにした高校。エース「周湯」が速球・変化球共にバランスが良い上、パワーだけでなくミートも高い選手が多い。そのため、マチェットに比べて難易度が高い*25
    • リリーフの「諸勝」は5種の変化球や数々の青特能、更に威圧感まで持っているという、モデルと思われる諸葛孔明さながらの難敵だが、スタミナが異様に低いため何球か投げるとすぐ沈む*26

激闘第一高校

  • 『パワプロ2013』に登場した高校。くろがね商業高校編では地方大会決勝で必ず対戦し、くろがね商業高校、ヴァンプ高校編以外のシナリオでも甲子園2回戦で対戦する可能性がある。
    • 蛇島桐人、友沢亮、鶴屋勝、少豪月剛が所属しており、アップデートで渋谷秀喜、大塔俊二もメンバー入りした。
    • 鶴屋*27が他の2回戦投手に比べるとあまり強くなく、野手プレイ時は当たりクジとも言えるチーム。しかし友沢や小豪月等、打線は強力なので投手操作中は注意が必要。

駈杜(かけのもり)高校

  • 『パワプロ2013』に登場した高校。ヴァンプ高校編2年3月の練習試合で必ず対戦し、くろがね商業高校編、あかつき大付属高校編、ヴァンプ高校編以外の全シナリオで、甲子園2回戦で対戦する可能性がある。
    • 早川あおい、有村佐治が所属しており、アップデートで投手の神童裕二郎もメンバー入りした。
    • ヴァンプ編では美砂とあおいの、それ以外では主人公&矢部とあおいの会話イベントがある。
      • ヴァンプ高校であおいをイベキャラデッキに入れている場合美砂とモブ選手の会話になるが、美砂が神サマと勘違いされて主人公に「神ちゃん」とからかわれて怒るほほえましいシーンもあったりする。
    • 野手能力は高くない上、エース神童は速球中心のため慣れれば大したことはない。

文武高校

  • 『パワプロ2013』に登場した高校。くろがね商業高校編、ヴァンプ高校編以外の全シナリオで、甲子園2回戦で対戦する可能性がある。
    • 武秀英、鎌刈善二が所属しており、アップデートで古長衛士もメンバー入りした。『2013』では神高龍が所属していたが、サクスペではメンバー入りしていない。
    • 他の甲子園2試合目候補と比較すると、投手が変化量が高い傾向があるモブ投手である上に変化球を多用するため打ちにくく、全国最強クラスの攻撃力を誇る武が4番に居座るため、他校より難易度が頭一つ高い。

白轟(びゃくごう)高校

  • くろがね商業高校編、ヴァンプ高校編、ダン&ジョン高校の甲子園大会2回戦で対戦し、あかつき大附属高校編でも甲子園大会2回戦で対戦する可能性があるチーム。
    • コントロールが良く打力もあるエースの北斗が中心のチーム。
    • 北雪高校編ではライバルとして登場。地方大会決勝で立ちふさがる。

ワールド高校

  • 『パワプロ9』、『パワプロ2013』に登場した留学生揃いの高校。海堂学園高校編、ダン&ジョン高校編の甲子園大会決勝で対戦するチーム。フリート高校編では練習試合の相手として登場。
    • 『パワプロ2013』のワールド高校編で所属していた「マキシマム」「アルヴィン」「ギャネンドラ」に加え、『パワメジャ』から「ヴィクター」、『パワポケ』から「アンヌ」と、外国人選手キャラが揃う。海堂高校編では、原作ライバルの「ギブソンJr」が所属し、更に打線が強化される。
    • 先発投手「アロー」は顔こそモブだが、150km/h超えの速球に変化球やムービングファストも絡めてくる強敵。

拳法館高校

  • 世紀末北斗高校編の地方大会初戦で対戦する高校。
    • 世界中の格闘技を野球に取り入れており、所属する「箱崎拳」はボクシングの心得がある。北斗神拳を「怪しい拳法」呼ばわりするが試合が終われば力を認め友情が芽生える。
    • 長らく覇堂高校シナリオ中に名前だけが出てくる謎の高校であったのだが、北斗高校実装で数年越しでの登場となった。

世紀末南斗高校

  • 世紀末北斗高校編の地方大会決勝で対戦する高校。
    • シンやサウザーといった南斗の将が所属しており、モブキャラは北斗高校と同じモヒカン。南斗千首龍撃や天翔十字鳳といった原作の必殺技がオリジナル変化球になっている。
    • 北斗高校と同じく世紀末状態だった南斗高校が甲子園を目指すようになったのはある人物の思惑が…?
    • 北斗高校シナリオでチームメイトに加わるレイはこの高校からの転校生という設定である。

拳王高校

  • 世紀末北斗高校編の甲子園決勝で対戦する高校。その名の通り拳王ラオウが率いる。やはりモブはモヒカン。
    • 高校固有キャラこそ少ないものの、エースラオウはなんと球速が170km/hでカンストの上に怪童・怪物球威・ディレイドアームを完備。スタミナも非常に高く打者としてもパワー100の強敵。変化量が少ないのが弱点。

スパルタ高校

  • 『パワプロ2014』に登場したチーム「スパルタ大学」の高校版。フリート高校編の甲子園決勝で対戦する可能性がある。
    • 『パワプロ2014』同様古代ローマ風の衣装を着た「軍導英雄」がキャプテン。

ゲノム大学付属高校

  • こちらも『パワプロ2014』登場の「ゲノム大学」の高校版。フリート高校編で条件を満たすと甲子園決勝の相手がこちらになる。固有選手も『パワプロ2014』と同様「明神陽」。

巨摩大藤巻高校

  • 新・青道高校編の甲子園決勝で対戦する高校。
    • 固有キャラはエースの本郷正宗のみだがMAX151km/hの怪童持ちで高レベルのSFFが厄介な難敵。

暗黒洞高校

  • アンドロメダ学園編の甲子園決勝で対戦する相手。既存キャラの「暗黒」バージョンが所属する。
    • 相手投手の「暗黒大豪月」は165km/hの爆裂ストレートを繰り出してくるため非常に厄介。一方、控え投手の「暗黒みずき」や「暗黒あおい」はなぜか代名詞であるオリ変がなくなり、通常バージョンより弱体化している。

十門寺西高校

  • 十門寺東高校編で対戦する高校。「リッチな金持ちが固まる」高校であるらしい。
    • ファッションモデルもこなす「西田一也」がエース。

十門寺南高校

  • 十門寺東高校編で対戦する高校。あらゆる点で東より格上で、野球部も強豪。
  • 学校の拡大を続けており、東や北を吸収合併するために十門寺地区の廃校の話を持ちかけた、というストーリー的には宿敵とも言える学校なのだが、 固有選手がいない

十門寺北高校

  • 十門寺東高校編で対戦する高校。東高校の生徒からも「勝てるのは北くらい?」と言われるほど立場が低い。
    • 人数不足により固有選手「白鐘司」が1年ながらキャプテンを務める弱小校だったはずだが…?

四神黄龍高校

  • 『パワプロ2011』の甲子園決勝で対戦相手だった高校。アスレテース高校編、戦国高校編の甲子園2回戦で対戦する可能性がある。
    • 固有選手の「朱雀南赤」の他、固有モブの「玄武北黒」「白虎西白」「青龍東青」が所属。朱雀はイベキャラとしては早期に登場していたものの、高校の登場はかなり遅れる形になった。

SGKGK+附属塾高校

  • 『パワポケ』シリーズでたびたび登場したスクール学園高校の最新版。アスレテース高校編、戦国高校編の甲子園2回戦で対戦する可能性がある。
    • 正式名称は「 スクール学園高校学院高等学校プラス附属塾高校 」。『パワポケ14』よりさらに長い。
    • 固有モブとして、『パワポケ4』より「磯勝雄」と「鹿野津之」が登場している。

天盟高校

  • アスレテース高校編、戦国高校編の甲子園2回戦で対戦する可能性がある高校。
    • 過去作に登場している上記2校と異なり完全な新高校。固有モブすらおらず、試合前に特殊なイベントがあるわけでもないため、色々と濃い他2校に比べて影が薄い。

討総学園高校

  • アスレテース高校編の甲子園決勝で対戦する高校。目代校長のかつてのライバル、「セルゲイ・フォスター」が校長を務める。実力のある選手を引き抜き、選手同士で争わせるという手法で野球のみならず多くの競技で上位を独占する。
    • 固有選手はセルゲイの息子、「キリル・フォスター」。イベントシーンでは球速171km/hを叩き出すが、実際の対戦時にはそこまでの球速はない。それでも投打ともにバランスよく高く、エースの名は伊達ではない。

黒船高校

  • 『パワプロ2011決定版』「天下統一 戦国時代編」のラスボス、「黒船軍」の高校版。ワールド高校に次ぐ、全選手外国人の高校。
    • 固有選手は『2011』同様速球派の投手ペリー。ただしこちらは歴史上の人物ではなくその子孫とのこと。

パワチャレ

  • オリジナルのチームを作成して、他のプレイヤーのチームと試合をするモード。
    • チームにはサクセスモードで作成したキャラクターを一軍・二軍合わせて最大70人まで入れることができるが、後のアップデートで「予備軍」が追加され、さらに300人追加登録できるようになった。
    • 『パワプロ2013』『パワプロ2014』のパワチャレは完全にオートで進行したが、本作ではターニングポイントなど特定の場面で、自分で打撃や投球を操作するアクションシーンがある。
      • 具体的には、1試合に投手操作・打者操作合わせて4回の1打席対決をすることになり、それぞれの打席に対して三振やホームランなど、成功するか否かで「総合力」という数値が増減する。
        戦い方次第では、最初は総合力が相手の方が高くても、自操作に成功すれば最終的に自分のチームの総合力が相手を上回り勝つことができる。しかし反対に、最初は自分のチームの方が総合力が高くても、自操作で連続して失敗すると最終的に自分のチームの総合力が相手より下回り負けてしまうこともある。

評価点

  • コンシューマー機で無料でパワプロを遊べる唯一の作品である。
    • 一時期は『チャンピオンシップ2017』が配信されたため無料で遊べるというアドバンテージは無くなっていたが、チャンピオンシップの配信・サービス終了に伴い、現時点ではサクスペのみが無料でプレイできる。
    • ちなみに『チャンピオンシップ2017』は今作とは真逆の対戦特化ゲームのため、サクセス・ソロプレイ重点である今作と区別化は十分成されている他、連動要素もあり共存もうまくできていた。
    • 連動要素を使用せずとも、パワチャレがあるので「サクセスで選手作成、パワチャレで試合に挑戦」と、一通りのゲームプレイは可能。
  • 多種多様な高校とイベキャラの数々
    • 数はパワプロ2013以上の多さであり「サクセス特化」の名に恥じず、様々なシチュエーションでのサクセスを楽しむことが可能。特に選べるシナリオ高校の数は2021年12月時点で28校と圧巻
      • 初期に実装された高校だけでも、余計なイベントが少なくサクッとプレイできるシンプルなパワフルや覇堂、プレイヤーのプレイングスキルが試される瞬鋭やあかつき、運要素はあるがハマればかなり強い選手が作れたくろがねやヴァンプやブレインマッスルや天空、サブゲームが主体のSGやダンジョン等、いずれも区別化されており飽きが来ない。
    • イベントキャラも今作に登場する選手のみならず、過去作の名選手や彼女候補等も。
      • 「矢部」や「猪狩守」、「早川あおい」「友沢」等は当然のこと、「香本」「鮫島」「滝本」等懐かしのキャラや、女版矢部こと「矢部田亜希子」、アプリで登場したヤンデレマネージャー「片桐恋」、そしてアプリ版のCMキャラクターを務める実在の野球選手「大谷翔平」まで登場。その他過去シリーズから印象的なキャラクターが多数登場する。
      • 過去作キャラは基本的にパワフル高校のユニフォーム(白地に赤)を纏った立ち絵で描かれているが、バリエーションとしてあかつきバージョンの猪狩兄弟や激闘第一バージョンの友沢等も登場。通常バージョンとイベントが異なり、貰えるコツ等でも差別化されている。
      • 女性キャラは期間限定のコスチューム版(水着や巫女服、制服等)も存在し、試合中のグラフィックにも反映されるという特典付き。
      • マネージャー等の選手じゃない彼女キャラも別バージョンとして「ユニフォーム版」等が存在する。
      • 上記通り「ダイヤのA」「MAJOR」「逆境ナイン」の他「MIX」「タッチ」のキャラも登場。各キャラの特徴を再現しつつ、パワプロ等身のデザインにうまく落とし込まれている。
    • 特定のキャラ同士の「コンボ」も様々。一見関係なさそうな2名がコンボを起こして能力アップに貢献なんてことも。
      • 例えば猪狩守と友沢のライバルめいた友情や、阿畑と阿久津の作品をこえたナックルキャラの変化球研究イベントといったアツい内容から、野球マニアの少女・川星ほむらとヴァンプ高校の知恵者・内藤さんが野球トリビアで勝負、四条vs木場のシスコン対決等、ネタっぽいものまで様々。
  • 野球部分は本編パワプロの最新作と同じ。
    • また、サクセスも2Dイラストで表示されるため、イベキャラに愛着も湧きやすい。
    • 基本無料ながら「パワター」は健在*28
      • プリセットとして、サクスペで登場するイベキャラを手に入れればそのキャラの顔にすることも可能。
        前述した女性選手の限定コスチュームバージョンも手に入れさえすれば、選手に設定することも可能。やろうと思えばスタメン全員コスプレ女子チームも不可能ではない。
        彼女キャラのユニフォーム版を手に入れると、その彼女キャラのユニフォーム姿の顔設定を使用可能になる。
      • 2018ではわざわざ選手を作らずとも、そのステータスのキャラを登録できるようになった。また、同キャラの別バージョンは通常版とは微妙に性能が違ったりするという差異も。
  • 試合チケットの仕様変更
    • 試合チケットについては育成終了時にサクセス中の経験点に応じた枚数の試合チケットをもらえるようになった。寝プロや変プロといったものをせずに普通の育成をしながらチケットを稼げる。
    • また、今作は試合チケットがない場合はパワストーンを消耗することで試合に参加できるようになった。
    • ただし、今回の仕様は一定以上のチケット稼ぎに著しい効率低下をきたす。詳細は賛否両論点の項にて。
  • オート試合の改善
    • 守備と走塁がオートなら倍速モードに切り替えるようにでき試合のテンポがよくなった。
    • サクセスの試合において、イベキャラをサブポジでも起用するようになった。
      • これにより、主人公やイベキャラ同士でポジションが重複したイベキャラもスタメンで出場できるようになり、戦力の無駄が少なくなった。
  • 目当てでないキャラを他のイベキャラに変えられるミキサー機能
    • 同じレアリティのキャラを5体をガンダーに食べさせると、代わりに食べさせた5枚以外の新規のキャラを1枚入手できる。
    • 不要キャラを資源として有効活用できるのは嬉しい。
  • 後のアップデートにより彼女をデートに誘う時に進行度合いと評価を確認できるようになった。
    • デートの進行を忘れたときになどに助かる仕様である。
    • また、間違ってデートコマンドを選んでもキャンセルできるようになった。
    • 「やっぱりやめる」の選択肢は「誰も誘わない」に変更されたが、仕様上残されたもので選択する需要は無い。
  • 豊富な特能と金特
    • 今作では特能の数が大幅に増えた。復活したものから新規のものが多く登場。
    • パワメジャで登場したインコースやアウトコースへの強さが特能として登場することとなった。
  • 金特の入手しやすさ
    • 今作では金特はコツを手に入れ能力アップで経験点を消費するようになる代わりに入手確率が上がった。
    • 入手手段もイベキャラのイベント完走の他、シナリオ毎に条件を満たすと入手できるものもあり、入手機会が増えた。
+ 当時のイベントが再現されたリメイク
  • あかつき大付属高校
    • 1月にあるマラソンイベント、文化祭、猪狩守との特訓イベントと『パワプロ9』であったイベントが今作で登場。
    • マラソンイベントや文化祭は原作ではなかった組み合わせも見られる。
    • 地区予選の相手はバス停前高校、そよ風高校と懐かしの相手である。
    • 細かい点では、モブ女子生徒の制服も共通のセーラー服から原作準拠の茶色いブレザーに変化している。
  • くろがね商業高校
    • 月1回、練習をやすんで金儲けを行い、購買部でアイテムを買って強化、スタメン選抜オークションイベントと『パワプロ2013』であったイベントが今作でも登場。
    • 2013に登場した大鐘、宝塚、パピヨンに加え、祝井が登場。マネージャーも賀摩口に加え、百屋が登場。
    • 固有キャラはあかつきに次いで多く、固有キャラのマネージャーが2人いるのは本校のみ。
  • アンドロメダ学園
    • 設定などは『パワプロ2011』をおおよそ踏襲しており、「安藤梅田学園」にダイジョーブ武井田ジョーが新監督として就任するところからスタート。弱小チームが怪しげな「超特訓」で強化されるのは変わらないが、育成システムは前述の通り新しいものになっている。
    • 固有キャラとしてお馴染みの大西、嵐丸に加え、冥球島で固有モブだった五十嵐、落合が専用グラフィックの固有キャラへと昇格。冥球島最後の1人の渡辺も固有モブだがしっかりチームにいる。しかし『2011』でマネージャーを務めた神崎こりすはデッキにセットしなければ登場せず、代わりに彼女を模したロボットDJB-Kが登場する。
  • 戦国高校
    • 設定などは『パワプロ2011決定版』の戦国編をおおよそ踏襲しており、織田信長のもと、ゼンザイ、おしるこ姫と共に天下統一を目指すところからスタート。ただし高校という形になりチームメイトも自由に行き来できるようになったことで矢部君が普通に登場するため矢部ノ助はリストラ。また、一部の武将・浪人も登場しない。
    • 天下統一を果たした後の感動的なエンディングの大筋は『2011決定版』と同じだが、サクスペの追加キャラのエンディングも追加されている。2013戦国工業高校のマネージャでもあるあずきちゃんも登場。
    • 非常に評価の高かったBGMも健在。天下分け目の戦い(試合)で流れる「天下統一戦」は秀逸。
+ 力の入ったコラボ
  • 「ダイヤのA」青道では矢部が登場するイベントはデッキキャラを含めて沢村、御幸、降谷に変わっており新鮮な感覚を味わえる。
    • また、青道では固定キャラも豊富に存在する。試合でも「ダイヤのA」の敵チームとの対戦で、ファンを喜ばせてくれる。
    • 打撃や投球フォームはダイヤのAキャラを模したものが多く揃う。轟、秋葉といったメインポジションは野手だが、原作で投手としても活躍した選手までの投球フォームも用意されている。
    • またキャラにはアニメ版に準拠した声も付いており、ゲーム本編で聞くことはできないがイベキャラ紹介画面で劇中の名台詞を聞ける*29。SR以上のイベキャラ紹介画面では原作漫画での姿も同時に記載されているのもファンには嬉しいところ。
  • 「MAJOR」も原作高校編の名シーンを追体験という形でストーリーになっている。イベキャラ単位では「眉村にジャイロボールを教えてもらう」「寿也の軍手キャッチャー練習に挑戦」等、名エピソードも。
    • 上記通りイベントキャラにMAJOR主人公の茂野吾郎をセットしてプレイすると「海堂学園に茂野が残る」というIF展開も存在。
    • 「ダイヤのA」同様キャラを模したフォームも揃っている。中には「清水薫」のウインドミル投法(ソフトボール投げ)、といった変わり種も。
    • SR以上のイベキャラ紹介画面で原作漫画での姿も記載されているのも「ダイヤのA」同様だがこちらは声は付いていない。
  • ゲスト出演作とはいえコンシューマー機で遊べる「ダイヤのA」の野球ゲーム、まともに遊べる「MAJOR」の野球ゲームという側面もある。
    • 名作野球漫画でありながら「ダイヤのA」はスマホ向けのアプリゲームのみ、「MAJOR」はというと出るゲームは全てクソゲーというゲーム化に恵まれない作品であったが、今作ではパワプロとダイヤのA・MAJORそれぞれとのクロスオーバーを楽しめる。
  • 実在する野球選手とのタイアップでは、上記通り大谷翔平選手がイベキャラとして登場。R・SR両方に大谷選手の写真が掲載されている。
    • SRでは投手・野手共に確定で金コツがもらえる、失敗する可能性もあるが金コツの代わりに自分専用のオリジナルストレートを作成出来るなど、イベキャラとしても非常に強力。
  • しかし「グラゼニ」とのコラボでは並行してイベントを行っていたアプリと異なり主人公の「凡田夏之介」の期間限定SR確定ガチャが投入されたのみであった。
  • また、野球漫画ではないが「DEATH NOTE」ともコラボしており、弥海砂のコスプレをした京野小筆も登場する(デッキにセットすると、育成中にはおなじみの死神、リュークも登場する)。
  • ちなみに上記コラボもアプリ版から丸々持ってこられたものではあるが、サクスペにも実装したのは評価すべき点だと言えるだろう。
  • より個性化されたイベントキャラ達
    • 『パワプロ2014』のスキルにあったタッグ経験点増加やイベキャラが得意練習が来やすくなるだけでなく、今作のイベキャラボーナスは試合経験点が増加、やる気効果アップ、コツイベの経験点アップと種類が増えた。
    • 今作もイベント内容やくれる金特、イベキャラボーナスの差などによるイベントキャラの強弱差はあるが、『パワプロ2014』の「得意練習全員」スキルのようなバランスを大きく崩壊させるようなものは今のところはない。
  • アプリからの丸移植故にガチャを回す時を見定めることができる
    • このゲームの新規実装されるキャラクターの性能はほぼアプリ版そのままで実装されるため、アプリ版の攻略サイト、攻略動画を見ることで簡単に性能を把握できる。
    • このため、目当てのキャラクターがピックアップされたガチャのみにパワストーンの使用を絞ることによってパワストーンや課金を節約する事が可能。
    • 悪く言うとアプリ版のプレイヤーからすると新鮮味が薄いとも言えるが……。
  • アプリとの比較点
    • スタミナ機能削除
      • アプリにあったスタミナのいったプレイ制限の概念がなく、これまでの据え置き版のパワプロ通りメンテナンス以外の時間なら好きな時間にいくらでも育成できる。
  • 高めの初期能力
    • アプリ版とは違い、初期能力に病気やセンス×持ちのときは若干初期能力が上がる。また、キャラメイク時に選択できるアピールポイントによって更に初期能力が上がる。
  • パワプロ2020(PS4版のみ)との連動可能
    • 一部の特能、フォーム、パワターは対応していないが、アプリ版ではできなかった連動であるのでありがたがる層も多い。
  • 育成シナリオの実装順の変更やアッパー調整
    • 初期の頃は、アプリ版の実績を下敷きに極力後発の高校の方が強い選手を作れる環境になるように順番を入れ替えていた*30
    • 最近では、アプリ版と実装順がほぼ同じになった代わりに、世紀末北斗高校以後は実装された育成環境同士で大きく差が出ないようにアッパー調整されるケースが多い。フリート高校、新・青道高校は一部高校ギミックの獲得経験点の量を調整し、アプリ版で不評だった世紀末北斗高校は高校システムの全てが強化された。このタイミングで数年遅れて実装された北雪高校は完全に別物レベルでの変化を遂げている。
    • また、期間限定の強化シナリオもサクスぺ独自要素でアプリ版よりさらに強化しているケースもある(ヴァンプ、あかつき、海堂)。
  • アプリで未実装もしくは先行して実装されたキャラ達
    • アプリ版の移植ながら、サクスペでは版権の問題などで実装が難しいキャラが存在する*31その埋め合わせとして「十六夜瑠菜」や「響乃こころ」等サクスペのみに登場するといったサクスペオリジナルキャラが実装されている。
    • 当初は過去作に登場していたキャラから選出されていたが、2020年に北雪高校が実装された際に、初めてパワプロアプリ出身のキャラをベースにしたオリジナルキャラが実装された。
+ 2021年11月現在のサクスペ独占オリジナルキャラ
  • 「十六夜瑠菜」 2017年8月デビュー
  • 「響乃こころ」 2018年1月デビュー
  • 「加藤京子*32」 2018年6月デビュー
  • 「加藤理香*33」 2018年6月デビュー
  • 「高木幸子*34」 2018年6月デビュー
  • 「渚」 2018年10月デビュー
  • 「[セーラー]響乃こころ」 2018年10月デビュー
  • 「[ジャスミン]小鷹美麗*35」 2018年12月デビュー
  • 「白井雪*36」 2019年2月デビュー
  • 「永瀬大河」 2019年5月デビュー
  • 「栗原舞」 2019年9月デビュー
  • 「[ジャスミン]美藤千尋」 2019年12月デビュー
  • 「[ときめき]大空美代子」 2020年2月デビュー
  • 「[北海のオオカミ]北斗八雲」 2020年3月デビュー
  • 「[剣道]八尺巫女子」 2020年5月デビュー
  • 「雪野楓」 2020年5月デビュー
  • 「稲穂亜希」 2020年7月デビュー
  • 「[バスケ]小嵐リョウ」 2020年8月デビュー
  • 「大家まどか」 2020年8月デビュー
  • 「[柔道]美園千花」 2020年10月デビュー
  • 「神埼こりす」 2021年1月デビュー
  • 「獅乃木琢磨」 2021年1月デビュー
  • 「ニャプテト」 2021年2月デビュー
  • 「ドラコ*37」 2021年3月デビュー
  • 「[ジャスミン]太刀川広巳」 2021年4月デビュー
  • 「佐賀巌*38」 2021年5月デビュー
  • 「[エアギター]志藤玲美」 2021年6月デビュー
  • 「[ワールドクラス]神高龍」 2021年7月デビュー
  • 「[ワールドクラス]十六夜瑠菜」 2021年8月デビュー
  • 「諏訪野聖人」 2021年11月デビュー
  • 「[神算鬼謀]四条賢二」 2021年11月デビュー
  • 「[金城湯池]六本木優希」 2021年11月デビュー
+ 2021年11月現在のサクスペ先行オリジナルキャラ
  • 「佐菜あゆみ*39」 2017年10月デビュー(アプリ版より約1年7か月先行)
  • 「星空星光*40」 2017年11月デビュー(アプリ版より約6ヶ月先行)
  • 「黒珠真*41」 2018年3月デビュー(アプリ版より約5ヶ月先行)
  • 「須神絵久*42」 2018年3月デビュー(アプリ版より約6ヶ月先行)
  • 「七瀬はるか*43」 2018年5月デビュー(アプリ版より約1年2ヶ月先行)
  • 「[二刀流]十六夜瑠菜」 2018年8月デビュー(アプリ版より約5ヶ月先行)
  • 「ミッキー・バーミリオン*44」 2018年9月デビュー(アプリ版より約9ヶ月先行)
  • 「[サンタ]佐菜あゆみ*45」 2018年12月デビュー(アプリ版より約1年先行)
  • 「ロディ・ブライト」 2019年1月デビュー(アプリ版より約8ヶ月先行)
  • 「矢倍萌雄*46」 2019年4月デビュー(アプリ版より約1年2ヶ月先行)
  • 「[バス停前]田中山太郎*47」 2019年4月デビュー(アプリ版より約7ヶ月先行)
  • 「番堂長児」 2019年6月デビュー(アプリ版より約1年6ヶ月先行)
  • 「[無敗の魔球]鳴海悠斗*48」 2019年8月デビュー(アプリ版より約1年9ヶ月先行)
  • 「[熱き血潮]二宮瑞穂*49」 2020年1月デビュー(アプリ版より約3ヶ月先行)
  • 「[十全たる]一ノ瀬塔哉*50」 2020年1月デビュー(アプリ版より約9ヶ月先行)
  • 「阿久津赤光*51」 2020年2月デビュー(アプリ版より約8ヶ月先行)
  • 「[袴]明星雪華*52」 2020年3月デビュー(アプリ版より約11ヶ月先行)
  • 「[ザ・ダイナミック]七井アレフト*53」 2020年11月デビュー(アプリ版より約6ヶ月先行)
  • 「[怪力無双]三本松一*54」 2020年11月デビュー(アプリ版より約7ヶ月先行)

※デビュー時期の表記はサクスペで実装された時のものを記載

  • それらのキャラ達は強さに格差があるものの、ほぼ全てのキャラが固有ボーナスを所持していたり珍しい特徴を備えていたりと平均以上の性能でパワプロ2020に連動できる特能をもっているのも好評価。
  • しかしこれらのキャラがアプリ版へ逆輸入され始めたことで生じた問題もある(賛否両論点にて後述。)。
  • 育成途中でも選手のランクが見られる
    • アプリ版では育成後にしか見られないのでありがたい仕様である。
    • 2018年8月1日のアップデートで総経験点も見られるようになった。
  • アプリ版で削られた据え置き版要素の追加
    • アプリ版で投手に野手のサブポジ持ちやストレート以外の第二球種は持てなかったが、今作ではこれまでの据え置き版通りも持てる。
    • アプリ版では既存チームのコスチュームと既存キャラの顔設定しか使えないが、サクスペでは据え置き版同様自由にコスチュームとパワター、サクセスキャラの顔設定を変更可能*55

賛否両論点

  • シナリオ間の格差が大きい
    • 膨大な育成シナリオがありながら、現時点で実用レベルに達しているシナリオは全体の3割程度で、それ以外のシナリオはほぼ使いみちが無い。
    • 但し2021年12月時点で、査定目的では 投手:強化ブレインマッスル高校・戦国高校/野手:アスレテース高校・戦国高校 の3校がトップに君臨し、次点で 投手:あかつき高校(サクスペオリジナル強化2)、十門寺東高校(クロスナイン)/野手:アンドロメダ学園、あかつき高校(サクスペオリジナル強化2) が続き、 新・青道高校、鳴響高校(サクスペオリジナル強化)、海堂学園高校(サクスペオリジナル強化)、世紀末北斗高校(ハード) を加えた計10校を、プレイヤーの手持ちや好みに応じてある程度の選択ができるバランスになっている。
      • なお、 アンドロメダ学園とあかつき高校(サクスペオリジナル強化2) は「真・アーチスト」「真・広角砲」を狙いやすく、パワチャレ向きの野手を作るなら現状最高の高校である。
    • 一方、連動目的になると 投手:あかつき高校(サクスペオリジナル強化2)、海堂学園高校(サクスペオリジナル強化)、野手:フリート高校、強化鳴響高校 の4校がトップに君臨し、次点で 投手:フリート高校、強化鳴響高校/野手:アスレテース高校、新・青道高校 のように、査定目的とは若干顔ぶれが変化する。
+ 現在の主流育成環境についての詳細
  • 戦国高校 はハマった場合の圧倒的な経験点が魅力。シナリオ金特も6つあるため査定も伸ばしやすい。デッキパワーが低くても点数は出せるが、その分立ち回りへの依存度が高くシステムへの深い理解が求められる。投手野手どちらでも育成できる。
  • アスレテース高校 は入手可能なシナリオ金特が6つと多く、更に野手では虹特対応が2つと査定面では他を圧倒。更に高いレベルでのスライドストリームを繰り返すことで経験点も非常に多く稼げる。一方獲得メダルや競技入れ替えなど立ち回りにおける重要なポイントを覚える必要があり、やや慣れがいる。また、情熱レベルは運によるところも大きいため、かなりの試行回数を要求される。様々な要因で投手育成には不向き*56のため、基本的には野手育成専門。
  • 十門寺東高校(クロスナイン) はコツの入手性が良く、クロス練習とフィードバックによって大量の経験点が獲得でき、アイドルタイプを選べば経験点バランスも整えることができるため、上手くハマれば非常に強力な選手が育成可能。ただしフィードバックの仕様上、ハマった場合と失敗した場合の差が大きく安定感には欠ける上、一部投手シナリオ金特の実用性が著しく低い*57。野手育成ができないというわけではないが、練習の仕様上一つの練習にイベキャラが集まりやすい投手育成が人気。ただし近年の高校としては味方の野手が非常に弱いため投手育成の場合拙守の上に援護が貰えず敗北することも…。
  • アンドロメダ学園 は数多くの問題*58があり不安定であるものの、経験点を非常に稼ぎやすいため上手く回るとかなり強い選手を作りやすい。リリース直後はあまりにも不評であったため、わずか1ヶ月そこそこで運営からシナリオの強化改修が発表されるというサクスペ史上前代未聞の事態となってしまった。改修後はいくつかの問題点こそ据え置きとなったが 実質強化高校と言ってもいいくらい 大幅に遊びやすく改善された。仕様上投手育成に制限がかかるため基本野手育成にしか適さないが、投手陣が燃えやすいため*59やや不安定である。
  • 新・青道高校 は彼女・相棒キャラや他コラボキャラのデッキ制限はあるもののシンプルなギミックで高めの経験点を安定して得やすく、特に捕手はバッテリー練習により金特を1個分多く獲得でき、捕手用のシナリオ金特も真特殊能力(以下「虹特」)に絡めやすい。そのため他の高校の捕手育成より頭一つ強い選手を育成しやすい。普通の投手・野手育成もやれないことはないがその場合バッテリー練習は発生しないため基本的には捕手育成専用高校である。
  • 世紀末北斗高校(ハード) *60は、難易度の上昇に対して強化具合は控えめなため、ノーマルで売りだったハードルの低さが失われたこともあり評判は賛否両論。難易度や虹特の関係で投手育成の方に人気があるが、一部の強力な他作品コラボキャラ*61が使用できないことが難点。
  • 強化海堂学園高校(サクスペオリジナル強化) は以前の強化*62に加え、エールタッグ時にボーナス経験点追加と親交イベントでのストイックゲージの減少が抑えられるようになったことで、相棒キャラが非常に強い環境と化した。さらにブレイクスルー経験点も増大しており、エールタッグとタイミングを併せるだけで凄まじい経験点を叩き出す。シナリオ金特も以前の強化より増えている&取得条件が緩和されているが、そのうち一つは 清水大河をセットすることが条件 のままなのが難点*63。主に投手育成に優れるが、こちらも他作品のコラボキャラは使用出来ないことが難点。
  • 鳴響高校(サクスペオリジナル強化) はシナリオ金特数が全シナリオ中最多クラス、コンプしやすくなった楽譜と大幅強化されたハーモニーボーナスにより大きめの経験点を安定かつスピーディに積み重ねることが可能となった。選手育成の安定性は全シナリオ中で一二を争うレベルだが爆発力に欠けるのが難点か。シナリオ金特を虹特化できたり、連動用に金特数が2つのイベキャラと相性がいい投手育成に人気がある。
  • 強化あかつき高校(サクスペオリジナル強化2) は前回までの追求ボーナス強化・十傑撃破ボーナス強化・全撃破後の追求ボーナスアップの強化に加え、練習改革ボーナスやワールドクラスボーナスが追加され、さらに安定した経験点が稼ぎやすくなった。爆発力が不足しているため最大値は期待出来ないとはいえ、十傑キャラさえデッキに入れておけば出来上がる選手の平均値は他の高校の追随を許さない程に高レベルで安定する。そのため、どちらかというと初心者から中級者向けの育成環境と言えるかもしれない。ただしイベントが回りにくく、招き猫を使っても完走が怪しいという難点がある。投手・野手両方の育成に適正がある。
  • 強化ブレインマッスル高校 はひらめき特訓の強化、得意練習変更に2種練習が追加、全ての練習を得意練習にするオールマイティ電池の登場と不安定すぎる強化前と比べ爆発力はそのままに圧倒的に安定度が増し、さらに追加高校キャラの盛本1人から高校金特に対応した虹特を2つも取れるため投手育成に非常に強い。
  • その他、連動用野手二刀流選手作成用として常設強化されたくろがね高校がごく一部のユーザーに使用されている程度である*64。アプリ版では既にイベント以外では見向きもされていない高校だが、連動というサクスペの独自要素によりかろうじて息が続いている珍しい高校である。
+ 世紀末北斗高校の経緯
  • 現在人気の世紀末北斗高校もサクスペに実装されるまでは先行していたアプリ版で実装直後の時点で既存の高校シナリオと比べ力不足とみなされ見放されていたことが知れ渡っていたこともあり*65、北斗の拳のファン以外では選手の作り易さを活かしてデッキが充実していないプレイヤーしか受け入れられないものと思われていた。
  • しかし実際にサクスペでは実装された北斗高校は各種上方修正*66がされており、アプリ版では存在しなかったサクスペオリジナルキャラが上手く噛み合うことなど、既に主流育成環境であった全力と恵比留を凌ぎ、後に実装されたマントルや上方修正したサクスぺ版の北雪にも劣らない環境に改善されていたと判明した。
  • 以後マントルを除きサクスペに実装される新シナリオはアプリ版から何かしら強化されることが恒例となる。
+ 世紀末北斗高校以前の常設高校の変遷
  • デッキにセットできるイベキャラの制限が厳しく、マネージャーキャラもセットできない青道は実装当初から論外レベルで、固有システムが貧弱なパワフル・瞬鋭・覇堂・太平楽・SG、多少これらの高校よりマシな海堂らはインフレを抑えた初期の高校だけあって実装順と時期や手軽さの関係で初期は覇堂育成が長らく活発であったものの今となってはほぼ誤差レベルの弱さであった。
  • 金もうけと購買部の品揃えが噛み合えば爆発力のあったくろがねは一部のユーザーに長く愛用されていたが、基本的には後発の高校より強い選手を作れる環境ではなかった。
  • 実装時からしばらくは手持ちに左右されにくく、十傑の打倒さえこなせれば安定して当時の基準で強力な選手が作れると好評だったあかつきはそのシステム上爆発力は無く、後発の高校が実装されるにつれ力不足となり衰退していった。
  • ヴァンプ高校は基本的に得意練習を重ねることになるため歪な選手になりやすく、青道と同様に補正で複数タッグの経験点が伸びないという欠点もあり実装時から評判はイマイチであった。
  • アプリで猛威を奮ったためサクスペでは実装順が後になったブレインマッスルは実装当時の基準では非常に爆発力が高い反面、1人の強い選手を作るには99人の失敗を乗り越える覚悟が必要と言われるほど不安定な運ゲーを必要とし*67、当時の基準で比較的手軽に強い選手を作れる強化瞬鋭や強化太平楽が早々に登場したこともありアプリ程の盛り上がりは見せなかった。そして仮に育成がハマっても支良州以後の高校を超える選手を育成出来る可能性は限りなく低い。
  • ダンジョンは1プレイが長い上に究極の状態を組むためには何十周も下準備段階の作業プレイを強いられる*68。そのため人を選び、結構な割合のプレイヤーが避けてしまっている。円卓高校実装辺りまでは最強の育成環境であったが現時点では究極の状態での育成がハマっても全力学園には及ばなくなってしまったためほぼ役割を終えた。
  • ダンジョンが人を選ぶこともありほぼ一ヶ月後とスピード実装された天空中央高校もシステム上経験点を稼ごうとすると査定的にはまったく伸びないためイマイチ盛り上がらなかった。
  • 以後は大量の特殊能力のコツを得やすく高査定向けの支良州、大量の経験点が得やすく高基礎能力向けのメカニクス・鳴響と差別化され共存している時期が続いたが、メカニクスはロジカルマップの性質上、PSRの所持キャラが充実していないケースの多い無課金・微課金の後発組だとシステムを活かしきれず、鳴響は金特の取得がかなり運まかせ、支良州は獲得経験点が少なめで基礎能力が伸ばしにくい上、支良州で利用者の多いであろう時期に閉校していた(後述)。この頃には強化パワフルや強化あかつきが登場し、基本的にそれらの強化期間中以外に常設校で育成する意味が薄いと言われている時期でもあった。
  • そしてデッキ制約が強く癖があるもののそれら3校を凌ぐ円卓高校が実装されるも、その3ヶ月後には運こそ絡むが言霊と併せた全力練習による多重タッグで割と手軽に莫大な経験点を狙える全力学園高校が実装されることによって円卓も含めここまでの常設高校で育成する価値はほぼ無くなってしまった。
  • それでも辛うじて野手は円卓高校で育成する選択肢もあったが、非常に強力な限定キャラ「冴木創」が実装された事により全力での打撃固めデッキが非常に強力となったため、円卓高校で育成する選択肢は完全に消えてしまった。
  • 全力学園高校が実装されてから約4ヶ月後、「冴木創」実装からは約1ヶ月後に全力学園よりもシナリオ金特の数が更に1つ多く、デッキの自由度は狭く必須キャラも多いが安定して多くの経験点とコツが得られる恵比留高校が実装されると野手の育成はこちらが主流となった。
  • 先行しているアプリ版で恵比留高校が約1年と長期に渡って野手トップ環境であったため、サクスペでもそうなる可能性が高いと一部では懸念されていたが、次に実装された世紀末北斗高校が先述のとおりアプリ版と異なる仕様に強化されており人気爆発。唯一の難点と言われていた「冴木創」のシナリオ金特との被りは別Verである「[王子]冴木創」の実装で解消してしまい、全力学園高校と恵比留高校は次第にその存在感を無くしていった。
  • 恵比留高校はそのシステムを十全に発揮されるために要求されるデッキを揃える難易度が高いことに対して、次に実装された世紀末北斗高校が逆に低いハードルで同程度の選手を作れてしまうことが早々に廃れた理由の一つであり、更に近年の高校としては高校ギミックが爆発力に欠けたのも致命的であった。
  • この後くろがね高校が世紀末北斗高校実装後の時期に常設強化され、さらにその半年後に覇堂・太平楽も常設で大幅強化されるものの当時の育成環境に割って入る程では無かった。
  • 恵比留以後に実装されたシナリオは、高校固有の特効キャラの恩恵が大きすぎるため、最低1人はデッキに入れることが必須となるのが恒例となった*69
    さらに、使用するデッキのキャラ開放レベルがシステムに影響する高校も多いため、これらの点は賛否両論である。
  • 仕方の無いことではあるが、基本的に実装された時期が早いシナリオ程育成効率は低い傾向にあり、今までのシリーズのようにその分初心者には作りやすいとは限らない。
    そのため、一度ストーリーを楽しんだらチャレンジ消化以外の目的で選ぶメリットはほぼ無い*70
  • 格差を減らす為に強化シナリオも作られたりするが、期間限定で常設化しないため2回目3回目の頃にはその当時の最前線の常設高校に劣るケースも多い。
    + 強化支良州水産高校以前の強化シナリオの変遷
    • 強化支良州水産高校 は爆発力に欠ける上に経験点の保有が999で頭打ちなことも同校の育成法においてネックとなることや、アップデートでの煽りを受け試合面での安定性も急落したため、クロスナイン実装以後は選択肢に入らなくなってしまった。
    • 円卓高校限定ルート は、通常版よりも大幅に経験点が稼げるようになったものの育成難易度やデッキ構成が難しくなりすぎたために初回の時点であまり評判は良くなく、前述のとおり2回目以降は主流育成環境に比べると明らかに劣っていたため最前線の育成環境から早々に消えていった。
    • 他では長らく野手育成で第一線だった パワフル *71が連動目的で手軽に選手を作る場合に選択肢に入ることもあり得るといったところ。
    • 上記以外の強化高校は 全力学園高校 以降を除く常設シナリオよりは強力な選手を作れるものの、 強化瞬鋭 は常設版と同じく爆発力が無く、 ヴァンプ2nd *72も現状では爆発力が不足しており、 旧強化覇堂 に至っては強化部分が微々たるものである上にシステムが似ている関係で全力学園の劣化版とも呼ばれ、強化高校の面汚しとまで言われる始末。根本的な問題点が改善されていない 強化青道 は論外のままであり*73 旧強化太平楽 旧強化くろがね 天空限定ルート は最早存在自体が空気である。
    • 後にくろがね、遅れて太平楽、覇堂は常設強化となりその際太平楽と覇堂はかなりの強化が施されたのだがすでに世紀末北斗高校が実装されている時期であり、環境入りできる程ではなかった。
  • 基礎能力の査定格差が大きい
    • 基礎能力はミートとパワーがランクが上がりやすく、肩と守備と捕球がランクが上がりにくい。
      • 当初は高ランクを目指すとミート・パワーが高いスラッガーのみのチームになりがちであったが、基礎能力上限突破の実装と育成環境のインフレによりカンスト&上限突破が当たり前となったため現在では気になることではなくなっている。
  • 良くも悪くも個性が強すぎる一部の新キャラ達
    • 王道キャラから一風変わったキャラまで登場するパワプロサクセスシリーズだが、過去作と比べてもかなり濃いキャラが多い。
+ 代表例
  • 負けず嫌いで意外とメンタルが弱く、試合ではピンチを招くと炎上し、ルートとデッキ次第では闇堕ちする上に厨二病までこじらせる「星井スバル」
    • ご丁寧に闇堕ちしたバージョンの「暗黒スバル」なるイベキャラも用意されている。能力が改善(改悪?)されており「暗黒星雲(ダークネビュラ)」という更に厨二っぷりが加速した新変化球を携え、イベントの取得経験値も通常時より高い。
    • ただし、SRでの暗黒星雲取得イベントは成功率が高くない上、失敗するとマイナス金特「ガラスのハート」を取得してしまう大きなデメリットがある。スタードライブも強力な変化球なので、通常のスバルにも需要が残っているのは救い。
  • 熱血キャラだが妹の静火が関わると途端にシスコン臭くなる「木場嵐士」
    • 平常時こそ正統派な熱血ライバルを貫いてくれるが、静火のデートイベントでは他校でプレイしていようが追いかけてくる等のシスコンっぷりを発揮する。
    • あかつき大付編ではラスボスとして登場するが、同じくシスコン気味の四条と言い争いになってしまいラスボスとしての威厳があまり感じられなくなってしまう(尚、澄香と静火は意気投合している模様。)。
  • メンタルの弱さを克服しようとブレインミックスに手を出したらオネエになってしまった大柄な球速投手「尾根瑛人」
    • 主人公や周りの人物をドン引きさせる言動を連発することを除けば、野球に対しても真剣で、貰えるコツや金特等も非常に優秀なキャラである。
    • ちなみにブレインマッスル以外の高校で彼を採用すると最初からオネエで登場する
  • これまた『パワポケでやれ』と言わんばかりの ヤンデレ 後輩「片桐恋」
    • 彼女になるだけでは飽き足らず、主人公の野球道具(帽子、ユニフォーム、手袋、ベルト、ストッキングなど)を盗む、主人公の部屋の合鍵を勝手に作る、プレゼントにお互いの命を握るという意を込めてチョーカーを選ぶ、プレゼントのぬいぐるみに盗聴器を仕掛ける、主人公そっくりの人形*74を作って家でお世話するetc…
    • また、彼女のみ二股することにより明確なデメリット*75があるというヤンデレらしさを強調した特徴がある。
    • なお、告白イベントの際に敢えて振ることで発生するトゥルーエンドも存在する。この場合は無事に主人公への依存症が解消され、更に他の彼女と付き合いつつエピローグで恩恵を得られる。
  • ボンボンのお嬢様と思いきや、実は ドSな女王様 でもあった「百屋縁」
    • 告白時に主人公の呼び方を選択できるが、「犬」が最も育成上恩恵があるために「犬」を選ばざるを得ない上、更に「名前で」を選ぶと結局「犬」呼ばわりされてしまう
  • 隠す気のない自社ネタの「史門泰司」
    • シモン・ベルモンドを思わせる高潔漢…ではあるのだが、筋肉至上主義だったり至る所で天然ボケを発揮するなど、原作シモンのストイックなイメージとはだいぶズレたギャグキャラになっている。まあ一部では変態の血族と言われたりしているが。
    • ちなみにSR以上のイベキャラ紹介画面でのポーズはX68000版悪魔城ドラキュラのパッケージのパロディ。
  • 特殊な性癖の「相良識」
    • 普段は真面目で口うるさい優等生で、変人揃いのダン&ジョン高校唯一の常識人なのだが、告白イベントでは主人公のユニフォームのにおいを嗅いで抱きしめて恍惚の表情を浮かべる姿を見せる。
    • さらに、その性癖を好きな人の前で露呈し、挙句の果てには実演してしまう。なお、本人は自分の性癖が常識だと思っている模様。
  • またもや『パワポケでやれ』と言いたくなる裏設定を仄めかす「霧崎礼理」
    • イベントによりゲノム大学付属中学校で人体改造をされた可能性を仄めかしている。ただしゲノム大学自体は『パワプロ2014』に登場した大学ではある。
  • また、一部では度が過ぎるイベントがある
    • 【振袖雅】初夢で主人公が雅(ボーイッシュな女の子)の作った「ツイてる」「ツイてない」の籤を引くことになり、結果により雅からご褒美がある。しかし、その「ツイてる」「ツイてない」の意味及びその後の展開が完全に下ネタ「ツイてる」場合はソイヤソイヤ再び
    • 【美多村×美藤コンボ】後輩の美多村(♂)が鳩胸であることを確認するために、先輩の美藤(♀)が美多村の身ぐるみを剥がす。最後の美多村のセリフがどう見ても事後です本当にありがとうございました。
    • 【野球マン3号】『パワプロ2012』で問題点に挙げられていた、股間にボール投球をまたやっている*76
  • …以上、何時になく曲者揃い。一部『パワポケ』のようなノリのブッとんだ設定のキャラも多く、「パワポケ終了後の受け皿」としてキャラデザインされている節もある。
    • 勿論、これらのキャラの個性あふれるイベントや愉快な会話の数々が今作の魅力でもあるのだが。
  • ランクシステム
    • 今作では育成した選手にアルファベットと数字でランクが付くようになり、オールAやスーパーエースを作る以外に目標ができた。
    • しかし、以下の基準により、実用性の高さを図る物差しとしては機能していない
      • ランクの査定基準が「基礎能力の高さ」「特殊能力の種類と数」しかない。
        そのため、内野手なのに「高速レーザー」、外野手なのに「情熱エール」、パワーSに「大番狂わせ」など、全く役に立たない特殊能力の組み合わせでも査定に計上されてしまう。
      • 基礎能力より特殊能力の査定の方が総じて高い為、「基礎能力はからっきしだが特殊能力の多い選手」の方が「基礎能力は高いが特殊能力の少ない選手」より高ランクに認定されることが多く、実プレイの使用感とは合っていない。
    • しかも、パワチャレの「総合力」の基準とも微妙に異なるためややこしい。
  • 招き猫必須なガチ育成
    • 招き猫はイベントを発生率を上げるアイテムでこれを使わないと安定してイベントを完走しにくい。
    • しかし週に確定で手に入る招き猫の数は3個と少なめであり、それ以外では不定期の限定チャレンジやサクチャレ等のイベントでしか手に入らない。
    • 一応、招き猫を大量に入手できたイベントもあるにはあったが(ヒキョリクンなど)長時間のやりこみが必須であり、ライトユーザーには厳しい状況であった。
    • その他にも毎月販売されるお買い得パックにも招き猫は付いてくるが、これも3つと少な目である*77
      • ただし、普段はパワストーンやアイテム回収をメインとし、使用を強化シナリオや新イベキャラ入手時、新規シナリオに絞るなど堅実な使い方をすれば、アイテムは余りがちになる程配布されている。
    • 後に、限定キャラではあるがイベント発生率を上げる効果を持ち、イベキャラとしても非常に強力な性能を持つ「渚」や「大家まどか」が実装されたためある程度は緩和された。ただし、こちらの効果は招き猫よりも若干弱いようで、過信は禁物である*78
  • イベントの使いまわしの多さ
    • アプリ版も抱えている問題であるが、『パワプロ2013』や『パワプロ2014』で登場したイベントキャラはイベント内容の使いまわしが多く、簡略化されている。それらを遊んだ層からは新鮮さがイマイチないという意見もある。
      • 2013または2014の時のイベントを見比べると、セリフが違っている*79などの細かな違いがあるが、比べた所でおおまかな内容は変わらないし、同イベント発生への時間がかかる。
  • 現実離れしすぎている特能
    • 今作では突然スタミナが回復する「復活」や敵の方が球速が上だとこちらの球速が上がる「速球プライド」など一部の特能は非現実的ではないかとの批判もある。ボールが光を発したり水しぶきをあげても気にしない
  • 【海堂・あかつき】主人公の力を試す場なのに、主人公の戦績とその後の展開が噛み合っていない
    • 大活躍しても試合に負ければ退部になったり打倒カウント増えたりし、逆に主人公が全く試合に出てなかったりや全然活躍しなくても試合に勝てれば退部を免れたり打倒カウントが減るというおかしな仕様になっている。
      • あかつきの練習試合で主人公が無失点で後続の一ノ瀬が打ち込まれて負けたとしても当の一ノ瀬から上から目線の文句を言われる図は理不尽を通り越してもはやシュールですらある。
  • 【ダンジョン】一部のキャラとイメージが合わないダンジョン高校のスキル
    • ダンジョン高校には各キャラにスキルというものが存在し、暗闇でもノックをしていた「草野」に暗視、ラッキーボーイの「祝井」に幸運とキャラのイメージにあっているものがある一方、ラッキーガールの「真実」には幸運がついてない、二刀流の「大谷翔平」に二刀流がついてない、練習をさぼりがちな「佐菜」が根性を持っているとイメージにそぐわないものも存在する。
  • 強力すぎるオリスト&オリ変
    • 今作には爆速/爆裂ストレート*80、シルバーバレット*81、暗黒星雲*82、エクスカリバー*83、オクトスモーク*84などの強力なオリスト、オリ変が新たに追加され、既存のシリーズからもロゼルージュや超真魔球改、ミオストレートなどの強力な球種も登場する。
      • さらにコラボ作品からはジャイロボール*85や南斗千首龍撃*86、飛燕流舞*87、天翔十字鳳*88なんてものも。
    • パワチャレではロックオンがあるので慣れればまだ打てるが、問題はロックオンがないサクスペ杯でありそこでバランスを崩してしまった。
    • オリ変やオリストは該当キャラのSRが必須であり、習得にも運がかなり絡む。更に言えば暗黒星雲は上記通り失敗時のリスクがかなり大きく、爆速ストレートに関しても失敗すると劣化版かつそれほど強力ではない「快速ストレート*89」を習得してしまう等、リスクリターンは釣り合っていると言えなくはない。
    • 幸い現環境ではオリ変と、金特が同時に得られるキャラが基準となっている。
  • パワチャレの失点数を抑えるチャレンジが運頼み
    • お題を達成できる確率はそれほど低くないが、プレイングが関係する部分が少ないのでつまらないという声が多い。
  • アプリとの比較点
    • アプリ版と常設キャラと限定キャラの変更*90
      • 一部例外があるが、アプリ版では常設で強力だったキャラがサクスペでは限定キャラにされていたり、アプリ版ではそこまで強くないキャラがサクスペでは常設にされがち*91
      • これによって太刀川は別バージョンも通常バージョンも限定キャラとなっている。
      • パワプロ2016・2018・2020でサクセスキャラのパワター解放の面では限定キャラが常設キャラにされるのはメリットがある。しかし、常設キャラが限定キャラにされるのはデメリットしかない。
    • 限定キャラ・有能キャラの集め辛さ
      • アプリ版ではガチャで限定キャラが復刻したらSRチケやミキサーから限定キャラが出てくるが、サクスペは出現しない。このため、アプリに比べ同じリソースから優秀なイベキャラを集め辛い。
      • 一応、目当てでない限定キャラが復刻したら厄介な点を回避できるのはいいが、限定キャラは中々ゲットできる機会がないので目当てな限定キャラを引きにくくなるのは辛い仕様である。
      • ミキサーはたまにイベントで限定キャラが出てくるように設定されるが、全ての限定キャラが出るようになるわけではない。
      • 代わりにサクスペの場合はアプリ版と比べガチャでのキャラの獲得基準が緩い傾向にはある*92
      • また、アプリでは完全排出停止にならない限り排出停止キャラもチケットから出るが、サクスペでは排出停止になると同時にチケットからも出なくなる。そのためチケットから排出される優秀な常設キャラはアプリとは逆に入手しやすくなっている。
  • アプリ版限定キャラの中には、明らかにサクスペ実装が期待できそうにないキャラも多い。
    • Androidのマスコットキャラ「ドロイド」シリーズや、他社のアプリゲームとのコラボキャラ「ルシファー」「ガブリエル」「クィバタ」「[にゃんこ]氷上聡里」「パワにゃん」、大谷選手と同じく実在の野球選手「田中将大」*93、実在の芸能人「吉岡里帆」、Vtuberグループ「にじさんじ」シリーズ等…版権の都合上仕方がないキャラも多い。
  • イベントの少なさ
    • パワチャレのイベントはアプリ版に比べると少なめであり、人気投票や新キャラ募集企画などは一切行われていない。
    • パワプロTVの企画でプレゼント配布となってもアプリには配られるのにサクスペでは配られないということがありがち。
  • よくも悪くもアプリの後追いがメイン
    • シナリオと多くのイベントキャラはアプリ版の方が先に実装される。
    • これに関しては評価点にあるように事前に攻略情報が集まって遊びやすいという意見もあれば、新鮮味を感じないという意見もある。
    • ただし最近はアプリ・サクスペ共に低性能だった「二宮瑞穂」や「明星雪華」などの超強力な別バージョンがサクスペオリジナルキャラとして登場したり、一部シナリオ(北雪・北斗・フリート)がアプリに比べ上方修正した状態で実装されるなど、運営が力を入れている事がうかがえる。
    • また、一部アプリには存在しない、サクスペのみのキャラが登場していたり、サクスペ実装時にはアプリより強化されるケースもある*94
      そのため、全くアプリと同一環境という訳ではない。
  • 基礎能力上限UPについて
    • アプリ版でも採用されていたシステムであるがサクスペでも2018年12月に「[ジャスミン]小鷹美麗」の登場に伴い実装された。
    • 基礎能力上限UPとは対応する能力の上限アップをもつキャラをデッキに入れることにより従来の基礎能力の上限である100を超えることが出来るようになるシステムである。100を超えると選手査定が大きく加算される。
      • これによりさらなる高査定の選手育成が可能となり、マンネリの打破、選手育成のモチベが上がったという声もあがった……のだが。
      • サクスペではさらに、パワチャレにおいて1軍選手の100を超えた能力の合計数字に応じてスコアにボーナスが加算されるという仕様が追加され、上限突破選手の有無により目に見えてパワチャレの効率に差が付くようになってしまった。これにより、選手の能力査定追求にあまり興味の無い層も、ある程度パワチャレを走るならば上限突破選手で固めることを強いられることとなり、この点はかなり不評である。
      • この件についてかなり苦情が寄せられたようで、2019年1月末に倍率はひとまず1.5倍を最大とすることと発表された*95。ただし、今後倍率の引き上げは継続して行われていく(緩和措置として、倍率引き上げの1か月前に告知される。)。
      • なお、本編へは球速以外の上限突破分の能力値は連動されないため、連動目的の選手は球速以外の能力を上限突破させる必要性は無い。
  • サクスペ先行実装キャラの扱いについて
    • 当初サクスペオリジナルとして実装されたキャラが数ヶ月遅れてアプリ版へ逆輸入されるケースが増えたのだが、1年遅れのサクスペの環境に合わせて登場したキャラをさらに遅れてアプリにそのままの性能で出しても当然受け入れられるわけは無い*96。そのため、テーブルの改良や上限の追加等強化して実装されている。
      この対応に『サクスペはアプリでリリースのための性能の実験台にされている』と一部批判があった*97
+ 過去の先行実装キャラ
  • まずは、ミート上限が付いて実装当時恵比留高校のパーツとしてほぼ必須となった「黒珠真」が特に批判の的となっていた。
  • その後、黒珠が覚醒してミート上限がつき、同時に星空もアプリから先行して覚醒したため、サクスペ先行キャラやサクスペオリジナルキャラは覚醒によりアプリで強化された部分が補填されるのでは、と言われている。その後実際にサクスペ先行配信キャラの「須神絵久」*98「ミッキー・バーミリオン」「七瀬はるか」「佐菜あゆみ(サンタ含む)」が実装順に覚醒している。
    • ただし覚醒アイテムが多く配布されている事により覚醒そのものの敷居はアプリ版に比べ低くなっているものの、潜在強化成功率の低さや大量のチャリンを消費する点から誰でも気軽に使えるシステムとは言えず、完全に潜在強化をするためにはPSR版が必要なため、初心者やライトユーザーには黒珠を使いこなすには厳しい状況である。
    • 「アプリ版でも黒珠が覚醒し、更に強化されるのではないか」という疑念を持つユーザーも存在する。ただしアプリ版の黒珠が覚醒した場合、潜在強化の内容にもよるがぶっ壊れ性能のキャラになる可能性が非常に高く、当分は覚醒しないのではと言われている。
    • また、黒珠のように純粋に強化されたキャラばかりでなく、運用方法がサクスペとは大きく変化していたり、強化点がキャラと噛み合わないキャラも存在する。
  • 例としては「ミッキー・バーミリオン」は走力守備の二種タッグになった点、ミート上限突破が付いた点はサクスペより強化されている。しかしタッグが大幅に弱体しておりサクスペのように敏捷経験点を大量に獲得するために使えず、既に優秀なキャラが多く実装されているアプリ版ではデッキに入る枠が無かった。
    • ただし得意練習走塁・守備という点は現状代えが効かない*99上に、強力な得意練習守備のオリキャラが多く実装されているサクスペでは全力高校の得意練習守備固めにおいて有用な性能であり、批判の的となった。また、覚醒によって得意練習が増えた前例はアプリでも存在しない。
    • 後にミッキーは覚醒したが得意練習は追加されず、サクスペの性能に合わせ得意練習率と走力上限突破が付いた。これに関しては「既に後イベ走塁キャラは矢部と館橋がいるのため不要」という意見もあるが、第三の選択肢が出来たとも言える。
  • アプリで上限が追加されたキャラのうち、イベント配布系のキャラはLv40で上限が追加されるため上限ボーナスを使用するにはイベントをある程度走らなければならず、アプリのイベントはサクスペと比較して競争が激しいためLv40まで解放するには一定の労力が必要であることも考慮するべきである。

問題点

  • Ver.3.11におけるアップデートの品質が非常に悪い
    • 2021年9月のアップデートにより『試合中のゲームバランスをパワプロ本編の2021年度版と同様の仕様に変更し、試合中の不具合修正や挙動に調整が加えられた』とあったが、実際には意図しない変更・不備が多発している。
    • 投手の自動リリースでの失投率が大幅に上昇
      • 厳密にはアップデート以前はある程度のコントロール値以上の投手なら失投は皆無であったのだが、アップデート後はいくらコントロールが高くても一定確率で失投が発生するように変更されてしまった。
      • このため投手育成やパワチャレの投手操作の難易度が急上昇。これまで自動リリースに頼ってきたユーザーは手動リリースでの操作を強いられることに。
      • なお、自動リリースの失投の割合は絶好調コントロール100以上で最低でも20球前後で1球、酷ければ打者1人に対して複数回失投とかなり多い。
      • 逆に対戦する投手の失投も増えたため、これまで死に金特に近かった「ホームランボール」の効果が実感できるレベルになったという利点もある。
        また、もともと投球タイミングに合わせてボタンを二度押しする必要のない自動リリースは初心者向けの措置という側面もあったため、それに対するデメリットを付与することでゲームバランスの調整とした、と考えればある程度は理解ができる。
        しかし、優秀だった故にこれまで当たり前のように使用していた自動リリースが信用できないものになってしまったことによるマイナスの方が大きいため、全体的には大不評である。
    • 手動リリース時の初動タイムラグの発生
      • では、上記の発生により、手動で投球すればよいかというとそうでもなく、投球モーションに入り最初の0.4秒ほどはカーソル操作を受け付けなくなり、結果、投球コースを操作できる時間が削減されてしまった。
      • こちらは過去作にも無い仕様であり、先述のゲームバランス面からしても取り入れる必要がないため、ユーザーには満場一致でバグと認識されている。
    • なお、今回の仕様変更はあまりにも評判が悪く、運営への問い合わせも多かったようで、翌10月のアップデートでサクスペのゲームバランスに合わせて再調整がされることとなった。
      • また、その際のお知らせ説明に冒頭の表現があったが、実際にはパワプロ2021年度版は(当時のVerでは)失投の高確率化も手動時のタイムラグも無かった
        そのため、「苦し紛れの言い訳にすらなっていない」「運営は事実確認もせず適当にコメントしている」と大顰蹙を買ってしまった。
+ 過去のアップデートに対する評価
  • Ver.3.00においての大型アップデートによる弊害
    • 2020年8月に『eBASEBALLパワフルプロ野球2020』準拠の野球システムに更新され、弱小球種だったカットボールの変化の軌道が刷新、横変化にも縦変化同様にコースによる変化の違いが導入されたりと、更に遅れて9月には新変化球としてパワーカーブとシンキングツーシームが満を持して追加と変化球部分を中心に大きく変更されたのだが……。
    • 打撃はミート打ちが大幅に強化された反面強振はさらに弱体化、芯が狭くなり今までの感覚でスタンドインしていた打球が伸びなくなるケースが増えた。
    • 更にVer.2.00で見極めやすくなった変化球がキレ変化量共に強化され打ち(打たれ)にくくなった。特に前回大幅弱体化したカーブは再び強化され2016準拠同様に飛ばなくなり、大幅改修されたカットボールはかなり強力な球種に。あと投球時のコースコントロールも低めがやや大きくブレるようになっている。
      • これらの仕様変更は強振でホームランを打ち続けることが求められるサクスペにおいては不利に働き、さらに大幅なミート打ち強化は実質COMの打撃強化となったため投手プレイの難易度がかなり上昇した。
      • そして低めへのブレの強化で打撃時の着弾点が若干見極めにくくなった。
    • ただし打撃に関してはロックオンが強力で全体的に育成選手の打撃能力が極まっている現状では変化球の軌道が変わった以外ではあまり影響が無いという意見もある。
    • Ver.3.00以降特殊能力ジャイロボールの所持者が条件を満たすと発生するオーラのエフェクトが発生しなくなった。
      • この仕様により対明神・対木場での球種バレが無くなってしまい、素で凶悪なミオストレートor爆速ストレートを迎え撃たなければならなくなり、サクセス内においてはプレイヤー側に対して不利な調整となった*100
    • またCOMの思考や判断が大幅に変更された。
      • 特に守備走塁の判断がかなり甘くなり、これまでではほぼ見られなかったバックホームでアウトになるケースがよく見られるようになった。
      • 投球ではコースによる球種選択のパターンが増え、コースギリギリで出し入れする配球も増えており、前述の低めコースのブレも加わり以前と比べて強くなったと感じるユーザーは多い。
      • そして一番の問題はCOMの打撃である 。以前よりボール球を振りやすくなったという一見有利になった部分もあるものの、反面ストライクゾーンの球を打ち返す確率が上がっていたり、前述のミート打撃超強化とボール球を振りやすくなったことからボール球だろうがバットが届く範囲なら無理やりヒットにされるケースが激増。2020同様に調子によるCOMの強さの補正もあるため、ここまでくるともはやCOM打撃の超強化である。
    • これらを総合すると実質プレイヤー側にとっては 投低打低 の調整となっており、今回のアップデートについてはあまり評判は良くない。
    • Ver.2.00で悪化したあかつき打者試験などの対決イベントの判定は改善されず据え置き。特にショート方面に打球が飛んだらだいたいヒットになるため ショートは存在しない とか 野球ではなくリアル野球盤 とまで言われる始末である。
      • こちらは2021年1月のアップデートで修正が入った。
  • Ver.2.00においての大型アップデートによる弊害
    • 2018年9月に『パワプロ2018』準拠の野球システムに更新され、特にこれまではあまりに打球が飛ばないので追い込まれるまでは極力手を出さないのが定石だったカーブを筆頭に変化球全般が打ちやすく調整されたのだが…。
      • 反対に強振が弱体化された上でストレートが強化され、きっちりと芯を捉えないと以前ほど飛距離が出なくなった。特に「重い球」や「怪物球威」の効果が強振時にも影響するようになったり、オリジナルストレートの球威がかなり上がっているため、木場や茂野のようにこの2つの組み合わせを持つ投手相手にホームランを打つことが困難になった*101。また近年の本編でも度々問題に挙がる全力ストレートも相変わらず凶悪でさらに着弾点のブレが大きくなったため非常に打ちにくくなった。基本的にミスショットしやすい変化球よりもストレートを待つプレイヤーが多く、自操作による投球にしてもCOMについてはさほど影響を受けないのでこれらのバランス調整はプレイヤー側にとって不利に働くことになった。
      • なおアップデート以前最弱の変化球扱いだったシンカーは強化され高レベル時ならリリース時にストレートとの見極めがやや難しい球種に調整されている。
    • また「自動試合での守備の良し悪しが打率に大きく影響が出るよう調整」により、すでに打撃だけではなく守備も十分に高い選手が量産されている環境に突入していたパワチャレでは以前よりもあまり失点しないようになった。
      • しかしサクセスにおいては初期能力に毛が生えた程度の能力が多いモブキャラが大半のポジションを占めるため逆にプレイヤー側の失点の可能性が大きくなっている。
    • Ver.2.00アップデートにより、あかつき試験や木場との対決での不可解な判定(一見打ち取ったような当たりがヒットやホームランになったりする。)を多発させることになった。
      • ボテボテのゴロは言うまでもなく、凡フライが三塁打になったりイージーな内野フライすらヒット判定になることがある始末。あまりにも酷いので試験時の守備はCOMレベル弱いでキャッチャー技能含め能力オールGの守備で判定しているのではないかとか、守備人数を減らして試験しているのではないかという疑惑すらある。
  • 存在意義が問われる特殊能力
    • 特殊能力は新キャラ登場やアップデートにより追加されていったが、中には設定に疑問が持たれたり実用性が無いと思われる特殊能力が存在する*102
      • 【ささやき戦術】敵チームの捕手が金特「ささやき戦術」を持ってい場合に無効化する能力だが、特定の金特を持っている場合という限られたケースでしか発動しないため、発動機会が非常に少ない。その割に消費経験点はかなり高い*103
      • 【帳尻合わせ】前2打席が凡退の場合、次打席の打力が上がるが、「リベンジ」(直前の打席が凡退の場合、次打席の打力が上がる。)より発動条件が厳しくなっているだけで、効果は同じ。つまり「リベンジ」の下位互換。
      • 【盗塁アシスト】パワチャレにおいて盗塁を行う機会はほぼゼロ*104。そのため、盗塁においてのみ効果を発揮するこの能力が発動する機会はほぼない。
      • 【金特「速球プライド」】自分より相手投手の球速が早い場合、球威がアップするため、強力な投手になればなるほど発動機会が減る。そのため、速球にプライドを持つどころか 速球にこだわらない(球速の遅い)軟投派の方が効果が高い という始末。
      • 【金特「二刀流」】投手の投手成績が良ければ打撃に、打撃成績が良ければ投球能力にプラスされるが、そもそもサクスペでは投手が打席に立つ機会がほぼ無いのでメリットはほぼ無い。更に取得の際には大量の敏捷経験点を要し、本編に連動すると野手金特に変換されてしまう
        そのため、サクスペで二刀流の選手を作る時ぐらいしか使い道が無い。
  • 本編と乖離しすぎている緑特殊能力の仕様
    • 緑特殊能力について、経験点で取得できるようにアップデートされたが、本編に比べて以下の問題がある。
      • 取得に膨大な経験点を必要とする。
        本編では30~50で取得できた能力が、サクスペでは200~250もの経験点を要求される。
      • 緑特殊能力の中でも実用性が高い「調子安定」*105「選球眼」*106が取得不可
    • 上記の問題は、おそらくサクスペにおける下記の問題を、査定面を踏まえて合理的に解決しようと図ったものと思われる。
      しかしその結果、過去作の設定を覆してしまっており、不合理が生じている。
      • 経験点高騰の問題は、(特に野手時に顕著な)インフレした経験点の捌け口が不足している問題の解決策にしようとしたと考えられるが、結果、緑能力の実用性とコストが全く釣り合わなくなっている。
      • 「選球眼」と「調子安定」の取得不可については、左記2つについてはアップデート前から査定値が設定されており、それら以外の緑特殊能力との査定差を考えると、上記の必要経験点高騰を助長しかねないからと考えられる。
        ただし、現時点では強いイベキャラのイベントで取得可能*107なため、経験点高騰問題ほどまでには問題視されていない。
  • 同じ経験点を消費する青特能や金特でもランクの上昇に格差がある。
    • 打たれ強さ○やキャッチャー○はランクが大幅に上昇するのに打たれ強さ◎やキャッチャー◎はランクがあまり伸びないなどとおかしな仕様もある。
    • そして、怪童や球界の頭脳などの下位コツが◎まである金特は、大量の経験点を必要とするわりにランクが伸びにくい。
      • 運営もこの点を問題視していたのか、2段階青特能の金特に対して、さらに上位能力として大幅にランク上昇が見込める虹特の習得条件とすることにより解消されていった*108
  • 投球フォームに性能差がある
    • 「清水薫」のウインドミル投法(ソフトボール投げ)は牽制が出来なくなるものの、通常の投球フォームに比べ、リリースから打者の手元に来るまでのタイミングが明らかに早く、かなり打ち難い。つまり他フォームに比べ圧倒的にノビが強い。金特「走者釘付」を持たせると投球モーションが短くなり更に凶悪化する。
    • サクセス本編では「清水薫」やこの投法で投げる投手と対戦する場面はないので問題ではないが、サクセスで作成した投手にこの投法を設定出来るため、パワチャレにおいてソフトボール投げがその打ち難さから少し問題となった*109。牽制が出来ないという欠点もパワチャレではほとんど意味を成していない*110
  • 緑特能がイベントでしか入手不可になった。
    • 『パワプロ13』から緑特能が能力アップで入手可能だったのが今作ではできない。
      • 一応くろがね商業編では緑特能取得できるアイテムが購入できる。
  • サクセスの試合中に手動で選手変更不可
    • これまでの据え置き版のサクセスでは自分の打席や投球操作以外では試合中の選手交代ができるのに今作ではできなくなった。
  • パワチャレの理不尽な仕様
    • おまかせ設定の方針におかしい箇所があり、オーダー時に適正していない守備位置に選手が起用されてしまうことがある。
      • 捕手の査定が高くなりがちなので、2軍に捕手を入れ過ぎると、控えがすべて捕手になることも…。
  • チーム名ボイスの少なさ
    • 過去作はおろか本作の試合でもボイスの存在する「激闘」などの高校名が、チーム名のボイスとして使用できない。
  • サクセス限定バッドステータスの脅威
    • 【センス×】アプリ版よりも初期能力は上がったものの、それでもセンス×型で上がりにくくなるデメリットとつりあってない*111
    • 【サボりぐせ】本作のサボりぐせは発動率が約50%と異様に高い上、1回の発動で監督評価が大きく下がる。また、治療には最大2ターンかかることもある。
      そのため、ひとたび発症すれば「サボり1ターン」+「治療2ターン」+「監督評価リカバリー1ターン」最大4ターンを無駄にする可能性があり、過去作のサボりぐせと比べて被害が極めて大きい。
      • さらに、サボりぐせはランダムイベントで一定確率で付いてしまうが、そのイベントがほぼ毎回発生し、回避不可
        ただでさえイベント完走が不安定な本作のサクセスに、理不尽な事故要素を入れることはプレイヤーにとってはストレスにしかなり得ない。
      • アップデートにより監督がいる場所で練習した場合は100%発動しないようになったが、それでも確実にサボりくせが除去できるわけではないのでストレス要素の1つであることには変わりない。
  • 不便すぎる気分屋
    • この特能は1球ごとにキャラの調子がランダムで変わるというもので調子を常に好調にできないのがきつい。
    • 赤青特能なので絶好調でも効果発揮し、能力アップでも消せない。
    • そもそも、同じくらいの強さの選手がいた場合などは、基本的に試合開始前に調子のよい選手が選ばれるわけで、実質試合の途中で弱体化するだけである。
      • ゲーム開始直後*112など、「絶不調の選手を使った方がよほど戦力として期待できる」という限られた場合くらいしか有効に使えない*113
  • 投球フォーム、打撃フォームの選択肢が本編に比べ異様に少ない。投球フォーム、打撃フォーム共に本編の約1/5以下。
    • サクセス固有キャラに存在しない、プロ選手のみの固有フォームは一切選択不可能。
  • 不具合、バグ
    • 最近のゲームにおいてはもはやバグがアップデートで修正されるのは日常茶飯事になってしまったが、このゲームにもやはり存在する。
      • 前述のシラスで弱いはずの赤指導を行うと本来取れないはずの内野安打王という金特が取れるという不具合があり 閉校 された。太平楽もついでに閉校された。 また、この時報告に上がったキャラたちも使えなくなっている。さらに、閉校された際に代わりに メカニクスが2校 表示されていた(すぐに修正されたが)*114
  • アプリ版との比較点
    • アンケートは記述式の部分はなく、選択式のみだけ。
      • そのため、運営が気が付かない改善点を指摘できない。
      • ただし、記述式にしてしまうと何千というアクティブユーザーのアンケートを仕分けするだけでも莫大な工数がかかるため、機械的に処理できる選択式を採用したともとれる。
    • かつてはガチャの確率表記がされておらず、まれに確率アップの表記も曖昧であることがあった。そのため出現率何倍と書かれてもどれくらい出やすいのか分からなかった*115
      • 2018/8/8のメンテナンス後からは確率表記がされるようになった。
    • アプリ版と比較して投手の育成にやや手間がかかる。
      • 「8回以降全員操作」がアプリ版では打撃・投球操作のみだったのだが、サクスペでは守備も操作しなければいけないため手間が増えている。オプションで守備操作のオート・マニュアルを切り替えられればよかったのだが。
      • また、上記ほどの問題ではないが「9回以降全員操作」「COMにお任せ」が存在しない*116ため、アプリ版ほど手軽に選手を作成できない。
  • 連動の問題点
    • 当初は連動で引き継がれるのはサクスペチームのみであった。
      • つまり使いたい選手を2016で選手として保存するには1キャラごとに成長なしでマイライフを1年やる必要があった。
      • また当初は72人しか保存できず、73人目以降を育てると消さなくてはいけなかったため、引き継ぎに時間を取られたくない場合(イベント終了直前など)、やむなく消さざるを得ない場合さえあった。これは後のアップデートで300人追加で保存できるようになったが…(後述)。
    • 後に選手単位でサクスペという枠から選ぶこともできるようになった。
      • が、 一軍メンバー72人しか引き継がれなかった 。つまり例えばサクスペでイチロー選手を作る→サクスペ大会のために他の選手と入れ替える→2016ではイチローが選べなくなる、ということが起こる。使いたければまた入れ替えする必要がある。
      • さらに、300人追加で保存できるとはいっても、2軍と入れ替えるには1人ずつ予備軍に送って…とやらなければならないので、実質1軍+299人までしか保存できない。
  • サクセスキャラ顔設定関連
    • 2016・2018のサービス終了に伴い、一部のサクセスキャラの選手能力、顔設定の解放が 不可能 となった。

軽度の問題点

  • 2013と比較し、以下の点よりSRのイベキャラが遥かに集め辛い
    • ノーマルガチャからはレアリティPR以上のキャラは出現しない*117
      • 下位レアリティのイベキャラを一定数集めることで上位レアリティになる、所謂『成り上がり』が存在しない。
        そのため、下位レアリティのイベキャラをいくら集めても、SRは1枚も手に入らない。
      • 毎週のパワチャレの報酬のうち、2013では累計試合ポイントで必ずSRが最低1枚は入手できたため、競争に勝てなくても自分のペースで頑張ればパワチャレでSRが入手可能であった。
        しかし、基本的に本作では累計試合ポイントの報酬にはSRは存在せず、原則ランキングチャレンジの上位報酬にしか存在しない。SR獲得可能な順位にランクインするには、原則70試合以上分の試合チケットが必要で、人気キャラの場合は更に必要*118
      • 一応、累計試合ポイントの報酬に「SRガチャ補助券」という5枚集めると1回SR以上確定ガチャを回せるアイテムがあるものの、累計試合ポイントを集めるだけでは5週に1回しかSRイベキャラを手に入れるチャンスが無いことになる。
      • その試合チケットだが、本作は選手作成時の獲得総経験点により試合チケットが入手できるかどうかが判定され、かつ、r一定数入手すると以降は1プレイで最大1枚しか入手できなくなる。
        上述の通り『寝プロ』『変プロ』ができない状態のため、無課金で時間をかけて大量に試合チケットを得ようとすると、効率が非常に悪い。
  • 一応、チャレンジの報酬等で貰える使用期限無期限の試合チケットを溜め込んで使用したり、パワストーンを試合チケットの代替として使用する事でチケット不足は対策する事が可能である。
  • しかしその場合は何度も試合をする事を強いられる。SRを獲得するだけなら丸一日潰す程度で消費するパワストーンもガチャを回す事に比べれば大した量ではないが、競争が激しい上位を目指そうとすると大量の時間とパワストーンの消費を強いられてしまう。PSR獲得ラインともなると競争は激しいを通り越しているレベル。
  • ただし、近年は下記点により大分改善されており、以前と比べて課金依存度はかなり下がってきている。
    • パワチャレ報酬のキャラは基本的には型落ちもいいところのキャラばかりなので、普段は無理にSRを狙う必要は無い。
    • 評価点にあるように、新しく実装されるキャラはアプリ版ほぼそのまま実装される。
      そのため、先行配信しているアプリの情報・動向の収集を怠らず、毎週配布されるパワストーンやガチャチケットを集め、引くべきガチャをよく吟味すれば、多少運が悪くても最新環境での育成に必要なSRイベントキャラを入手することは可能*119
    • イベントデッキの6枠目に入るフレンド・助っ人枠*120について、助っ人の切り替えスパンが短いため、1枠は手持ちでなくとも、強力なイベキャラの起用が可能。
    • 世紀末北斗高校(ノーマル)、フリート高校はデッキの自由度が高い(特に彼女キャラ)上、育成に欠かせないキャラも少数である。そのため、必須キャラを助っ人で借りることを前提としても、一定レベルの育成が可能な環境になっている。
    • 北雪高校はときめきブーストにレアリティの依存性こそあるものの、SR未満でもそれなりの経験点を叩きだすことができ、助っ人以外レアリティPNのデッキでも経験点9000↑、選手ランクS9程度の選手が作成可能となっている。
  • なお、SRの上位レアリティであるPSRのイベキャラは更に入手しにくいのだが、PSRについてはSR以上に複雑な経緯が存在する。詳しくは下記「ガチャシステムの経緯」を参照。
+ 【参考】ガチャシステムの経緯
  • 初期はSR確定ガチャが存在せず、2018年8月8日以前はSR排出率は約3%、PSR排出率は約0.1%*121であり、パワストーンを溜めても運要素が強かったためユーザーからの批判は多かった。
  • また、2018年8月8日のメンテナンスによりガチャの確率が公表されたが、PSRの排出率がメンテナンス前とは明らかに異なっている。
  • 2018年8月8日のメンテナンス前まではサクスペはアプリ版と比べてSR確定ガチャが多い代わりにPSR排出率が低く、排出率がブーストされるのは大体確定分を全て引ききった後であるためPSRの入手に難があり、狙ってPSRキャラを入手しようとすると下手をするとアプリ版以上の課金を要求されていた。
    • メンテナンス後の表記ではPSRの排出率は0.5%となっており、これが以前も同じ確率ならば排出率5~10倍のブースト時には2.5~5%となっていたはずだが、同時に公開された鳴響高校デビューガチャにおいてはPSRの排出率は最大2倍となっており、1%となっている。このためメンテナンス以前は前述のようにPSR排出率は0.1%、ブースト時は0.5~1%であった可能性が高い。
    • 現在はPSR確定ガチャが以前と比較して増えていることもあり、当時ほど問題視はされていない。
  • 一部おかしいイベキャラ選択
    • 「香本」がいるのに、相方の「松倉」は何故か登場しない、『パワプロ6』からは「江崎」「豆山」「熊谷」の後輩トリオや、「田中まさる」を差し置いて、何故か「球三郎」等、初期シリーズについては謎なチョイスが目立つ。「99」「2000」等、初期サブシリーズのキャラは「アフロ猪狩」などごく一部を除いて全く登場しない。
    • パワポケシリーズ出身のキャラは2021年5月時点で「鋼毅」「アンヌ」「凡田大介」「皇帝」「ブラック」「神条紫杏」と6名のみ。凡田以外のメガネ一族や荒井家族、「大神」「ほるひす」といったパワポケを象徴する名物キャラや「神木唯」等の人気彼女候補も登場しない。*122
      • もっとも、パワプロとパワポケは別物と考えるファンも双方に少なからず存在するため、一概に問題点とは言いづらい。
    • キャラのチョイスについては、2013や2014に登場していない関係でイベント用のキャラグラやイベントを使いまわせないキャラは実装されないのと、サクスペの仕様面の問題で町の住人キャラは実装が遅れた、と推測できる。
      • 実際、2013ではほるひすは選手ではなかった。
  • 一部高校を除いて監督が全員同じ顔をしている。
    • 原作と同じく千石監督が登場するあかつき、ストーリーに大きく関わる大平楽とダンジョンとメカニクス産業、コラボ2校を除き監督が全員使い回しである。
    • 一応口調等で個性付けがされたりはしているが、妙に手抜き感を感じる。
  • 旧作ファンには違和感があるくろがねリメイク
    • エピローグ後に手持ちアイテムを使えない。
      • そのため、甲子園決勝以前の予期せぬ敗北により、手持ちのアイテムが無効になってしまうことがある*123
  • 旧作ファンには違和感が多いあかつきリメイク
    • イベキャラ制限はない反面、同級生になった十傑
      • あかつきの選手は先輩と後輩の関係が評判がよかったのでパワプロ9ユーザーからは残念な点。
      • 年代を原作に合わせると後述するダイヤのAでイベキャラ制限という問題が起きてしまうので難しいところではある。
    • マラソンイベントは何故か原作よりも一週間遅く起きるため、慣れるまでは違和感を感じやすい。
    • また、細かな点であるが一回戦で戦うバス停前高校の固定選手がパワプロ9に登場した「山本」ではなくパワプロ13に登場した「田中山」というのに残念がる人もいる。
+ 「ダイヤのA」の気になる点
  • シナリオ上の関係で青道高校の三年生組は青道高校で使用できない。他のコラボ高校以外で使用する場合は苦肉の策で主人公や沢村・古谷と同学年にしているため、同校の場合はそれでは原作崩壊を引き起こすことになり仕方がないとはいえ青道組の三年生組は人気が高いので残念がる層も多い。
  • そして、ダイヤのAキャラは使い勝手が悪いキャラが多いことに加えてどのシナリオでも原作通りのユニフォーム姿で登場するため絵的に浮きがちであり、ダイヤのAに興味がない層からは弱くて使いづらいキャラが増えたと批判されがち。
  • 微妙なキャラが多い中、何故か「轟雷市」は極めて強力なキャラクター*124であり、露骨にパワストーンを回収しにきたという批判もあった。
    • また、雷市程ではないが「成宮鳴」と「小湊亮介」、本格派投手作成に限られるが「降谷暁」も強力なキャラで、特に小湊亮介は入手できたガチャの関係で入手難易度が高く*125、後にダイヤのA選択チケットが付いたガチャが復刻されるまで開放どころか入手すら極めて困難であった*126
  • 更に青道高校自体の育成環境も良いとは言えず、実装当初は青道高校チャレンジを達成したらパワフル高校で育成をするプレイヤーが多かった。
    • 特に後に追加された「青道高校で総経験点9000点以上出して選手を育成」のチャレンジは最難関とされ、当時よりも強力なキャラが実装された現在においても通常時での達成は非常に困難とされる*127
  • 期間限定パワーアップイベント中はタッグボーナス制限が撤廃され、「青心寮」コマンドイベントが強化されているため9000点チャレンジが達成しやすくなっている。
    • しかし育成効率は他のパワーアップ高校や支良州水産高校以降に実装された高校に劣り、「9000点を達成するために開催されたイベント」と言われてしまっている。
  • パワーアップイベントと同時に「天久光聖」「前園健太」「東条秀明」「金丸信二」が、少し間を置いて「白州健二郎」が追加実装された。これらのキャラクターはダイヤのAのキャラでは強力な部類に入るのだが、強力なキャラクターが多く実装された現在ではイマイチ感が否めない。
    • 「天久光聖」は変化球タッグが強力だが、金特イベントに失敗するとランダムでマイナス技能を習得してしまう事がある。現状でも全体から見て強い部類に入るキャラではあるが「神楽坂光彦」など他に優秀な変化球キャラが多いため選択肢に入りづらい。
    • 「前園健太」も筋力タッグは強力だが、初期評価が低いため青道高校以外ではタッグが発生する時期が遅くなりがちであり、金特の「一発逆転王」も消費が非常に重い上に自身のコツやイベントで下位技能「一発逆転」のコツを入手できないため使いづらい。
    • 「東条秀明」は配布された「[ジャスミン]小鷹美麗」とイベントボーナステーブルが全く同じ、守備力上限アップを持つ点も同様。イベント数が少ない、確率でセンス○を習得できるイベントがあるなど優れた点もあるが、「[ジャスミン]小鷹美麗」を持っているのならあえて引きに行く必要性は薄い*128
    • 「金丸信二」はタッグこそやや弱いものの得意練習が「打撃&メンタル」という替えが利かないユニーク性があった。イベントや金特も悪くない。強いていえば優秀な打撃キャラが多い「前イベ」キャラなのが問題なくらいである。……しかしアプリ版では後に完全上位互換となる「冴木創」が実装されており*129、サクスペにおいても今後行われるであろう記念ガチャで実装されるのではないかと噂され、あえて引く必要性は薄いのではないかと言われてしまっている。冴木と違い全力高校で使用不可能という点も痛い。
    • そして2019年6月20日、アプリと比べて大幅に遅れたがついに冴木が実装されてしまった。このため現在では使用する必要性が激減してしまっている。
    • 「白州健二郎」は初期から実装されている「佐久間博」と似た性能のキャラであるが、イベントは佐久間より優秀であり、「後イベ」の打撃キャラでは希少なやる気テーブル持ちである。そのためデッキを打撃キャラで固める場合は使えるキャラクター。しかし金特が不確定な点まで佐久間と同じであり、金特の入手確率がミートではなく守備力に依存しているためややクセのあるキャラクターと言える。
  • また、細かい点ではあるがメインポジションは投手ながらも外野手として守ったことがある成宮や真田にサブポジがなかったり、投手として活躍した秋葉や轟の投手能力が通常の野手と同じなど一部選手能力が再現しきれていないキャラもいる。
  • 甲子園決勝戦の相手が当時の時点では岸田以外モブのみであり何の因縁も無い「円卓高校」なのもいかがなものか。
    • せめて原作で登場した強豪校や、MAJOR海堂の吾郎ルートのワールド高校のように、パワプロ発で存在感のある対戦相手ならアツい展開だったのだが…*130
  • 後に「ダイヤのA act2」とのコラボで新・青道高校実装時に追加されたキャラクターはこれらの鬱憤を晴らすかのように総じて強力なキャラクターばかりであり、「ダイヤのAのイベキャラは微妙」という問題点は改善されている。特に「[新怪物伝説]降谷暁」は非常に強力。
    • 「[不動の四番]御幸一也」、「由井薫」は現状では新青道高校以外ではやや使いにくいという欠点があるが、それでも新青道高校では必須級であり、素の性能も初期に実装されたキャラクター達と比べると非常に高い。
+ 「MAJOR」の気になる点
  • 「ダイヤのA」とは逆に、イベキャラが強力な反面、固定キャラが少ない。
    • 強力なキャラを多く出せばインフレになってしまうのであるが、せめて原作の高校編でメインキャラだった田代や藤井は出して欲しかったという意見も多い*131
  • やや違和感のある名シーン再現
    • MAJORの名シーン再現の部分で、薬師寺が実際の試合のシーンで発言するところを野球ゲームで遊んでいるシーンで発言するようになったため、「リアリストながらも負けは素直に認める」という印象の原作と違って「ゲームでマジになりすぎる少々痛い男」という印象を与えがち。
  • 原作のライバルキャラ「ジョー・ギブソンJr」は改変点が非常に多い。
    • 原作ではマイナーリーグ編で初登場なのに今作では高校編に登場し茂野吾郎と知り合う設定に変わったのは原作ファンには気になるところ。
    • 今作での所属も本家パワプロ発の高校である「ワールド高校」である。上述通り「留学生が集う強豪校」と設定自体は違和感は無い為、これをクロスオーバーの一環として見れるかどうか。

総評

アプリ版をそっくりそのまま移植して、ソロプレイとキャラクターメイキングに特化した『パワプロ』のひとつの完成形とも言える作品。
一部パワポケを意識したようなぶっ飛んだ設定は見受けられるものの、『パワプロ2020』には無い高校編サクセスが現行機種で楽しめる上、育成環境は比べ物にならない程良いため、穴を埋めるという点でも存在意義が大きい。
システムはソーシャルゲームそのものであるが「家庭用ゲーム機でサクセスが楽しみたい」「ダイヤのAやMAJORのまともな野球ゲームが楽しみたい」という人には持って来いの一作であろう。
ただし、ひとたび課金を行うと、すぐに本編ソフトを 数本 購入可能な額に達してしまう。くれぐれも課金・パワストーンのご利用は計画的に。


余談

  • 『チャンピオンシップ』シリーズとの連動要素*132
    • 不定期に「サクスペ杯」が開かれており、今作で作ったチームをまるまる使用して対戦という、ある意味双方の目玉企画とも言える大会が開催されている。
    • 連動するだけでもプラチナゲドーなどのアイテムが貰え、参加し勝敗に応じて貰えるポイント次第で更にダイジョーブ博士像などの貴重なアイテムが手に入るなどいいことづくめ。
      • ただし上記の賛否両論点にもある通りサクスペ杯では基本的にロックオンがない為に強力なオリスト&オリ変がバランスを崩している事、またサクスペをやり込んだプレイヤー相手だと投手はスーパーエース級、野手はオールA~Sの選手ばかりでチーム力のインフレが非常に激しく、却って面白くないという問題も出ている。
      • 強い相手の容赦ないホームランや盗塁、スクイズでサヨナラ、コールド負けにはに心の枕を濡らす者もいる。
      • 第5回大会ではロックオン搭載や守備オートが搭載され遊びやすくなっているが、相手との実力差をつけられるのがより顕著となる。
      • 初めて遊ぶ際に自分のレベルを初級(G)~中級(D)くらいで選べるのだが、正直なところ過疎化が進んでいたため、Gで始めてもいきなりDと試合になったりする(した)。因みにD以上は勝つと上がり負けると下がる(G~EはDまで負けても上がり続ける)ので、Dにはトップクラスプレイヤーに連敗して下がったプレイヤーさえいる可能性がある(あるいは故意に負けたプレイヤーさえも。)。
+ あまりにも酷いイベキャラの「蛇島」と「三島」
  • 蛇島はイベキャラボーナスが弱く、金特の成否判定が2回ある上に、とあるイベントが成否判定イベントよりも先に発生してしまうと強制的に金特習得不可能となる。このような理不尽な仕様のキャラのままなのは現状蛇島のみであり、サービス開始時から問題児扱いされていた。
  • 三島は唯一投手でありながら取得できる投手金特・オリ変共に存在しない。北雪高校では真・超特殊能力に対応している「変幻自在」を取得できるが、それでもあえて起用する必要性は薄い。ただでさえダイヤのAコラボ第一弾キャラクターは大半が微妙な性能ではあったが、ここまで低性能なのはどうなのだろうか…。
    • 蛇島は早々に排出停止されており、三島はダイヤのA関連のガチャのみの排出となっているため現在はガチャへの影響がほとんど無いのが救いか。
+ 通称『無能十欠(十傑)』について
  • 通称『無能十欠(十傑)』と呼ばれる低性能な常設イベキャラ*133の存在
    • テーブルやイベント金特周りなど性能面で大きな問題がある場合が多く、ガチャやチケット類やミキサーから出た場合プレイヤー達を失望と絶望の淵へと叩き落とす。
      • デッキに入れること自体が有害とまで言わしめた「蛇島」を筆頭に、無能がすぎて神とも称される「有村」、そして「小豪月」「左京」「右京」「大鐘」の排出停止組に加え「武」「森河」「桜ノ宮」末席に「渋谷」の計10名が挙がることが多い。*134
      • 他にも「木崎」「中之島」「鮫島」「茶来」「小鷹*135」「鈴本」「大西」「銭形」「六鹿*136」「京野小筆*137」etc...など十欠に迫る、もしくは同等の無能として扱われるキャラも多い。
      • 2018年エイプリルフールにて限定の「グラビトン新井」を筆頭に脇を「蛇島」「有村」「小豪月」「左京」「右京」「大鐘」「茶来」「六鹿」「浜崎」と排出停止組で固めた超精鋭セレクションなるガチャが登場し、ちょうど10人であることからこちらが公式の無能十傑であるという意見もある。
    • 一時期は常設キャラ計100数キャラの内ハズレと認識されているキャラが非常に多いことから総称して『不要72柱』と呼ばれていたこともあったが、今では新し目の高校固有キャラや「堂江」「霧崎」のような一握りの有能キャラを除いた約9割程度のキャラが性能に差はあれどハズレと認識されている。
      • 現在は無能十欠のうち「桜ノ宮」以外の9人やそれに準ずると評されたほとんどのキャラは完全排出停止となりガチャやチケットから出てこなくなってるので後発のプレイヤーは逆に入手が難しくなっている。
  • 上述のように「ダイヤのA」のキャラは声付きである他、本作のオリジナルキャラである「片桐恋」「柳生鞘花」「魔近ルウ」にも声が付いている。
    • ただそのうち「片桐恋」役の遠藤ゆりか氏は2018年5月末をもって声優業から引退している。
    • そのため、アプリ版で、ユニフォーム版が出たもののボイスは消去されている。

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最終更新:2022年03月05日 17:31

*1 例外はコラボの主役キャラから見て先輩である『ダイヤのA』で先に引退する先輩達や後述の相棒、各学校の監督や学校関係者、ダイジョーブ博士や先生扱いの加藤姉妹、町の人々くらい。

*2 主に高校生にするには無理のあるコラボキャラなどが該当。

*3 入手金特が増える、高校固有の特殊システムにボーナスがつくなど。

*4 但し多重タッグを狙いやすい分3人タッグ以上は制限が入る。

*5 「投手のみ対応、パワーヒッターのコツゲット」という内容から、野球的な意味での二刀流トレーニングと思われる。

*6 SR以上のイベキャラ紹介画面でも素顔を見ることができる。

*7 ストーリー進行と密接に関わっているためかこのキャラをリーダーにすることは不可能。

*8 下地作りには数十回単位の周回プレイが必要。

*9 もっとも、『パワプロ11』の西強大学など過去作にはそのようなケースも散見されるが。

*10 試合前イベントで矢部から「水産業では著名人を輩出しているが野球は無名」と説明されるほど

*11 金特を持たないキャラも指導を繰り返すことで金特を習得する。

*12 空白に新たにパネルを配置できるイベントもある。

*13 6キャラ全てPSRでデッキを組んだ場合6キャラ全てSRの場合と比べロジカルポイントの初期上限値が12高くなる。ちなみに金特コツパネルを埋めるために必要なロジカルポイントは55。

*14 ガードなら筋力、レンジャーなら敏捷or変化球など。

*15 彼女キャラから入手できるコツはランダムとなる。

*16 監督やスカウトも含まれる。

*17 クリスマスに確定で彼女にできる[サンタ]佐菜あゆみを使用する事でこの運要素を潰す事ができるが、デッキの自由度が下がる事が難点。

*18 一応打撃力が高いモブ顔固有キャラの「道満」が在籍しているが、それでも物足りない。

*19 対戦相手として登場する場合の敵選手には追加されないので、男性キャラを入れても相手が強くなるということはない。

*20 爆発した場合全員の評価・ときめき度が下がりやる気が最低になるという重いペナルティがある。

*21 すぐに出航しなくてもよいが、ターン経過ごとに選べる目的地が減っていく。

*22 長曾我部軍のみ大名の元親のみで配下の武将が存在しない。

*23 登場はする。

*24 ただし地方大会ではCOMレベルが低いため体感しにくいが、投手能力自体はランダム要素もあるが高め

*25 ただし周湯は鉄砲塚と同じく「速球中心」を所持しているため野手育成時は慣れればマチェットと大差無い。

*26 三国志の没年順ではあるものの、三国志とはまるで逆である。周瑜は36歳で遠征中に急逝、諸葛亮は54歳。また、この選手だけフルネームではないため、諸葛亮ではなく諸葛瑾がモデルである可能性もある。

*27 稀に大塔が先発してくる場合があるが、変化球に慣れていれば鶴屋と大差無い。

*28 ただし本編シリーズでできていた目や眉のサイズ調節は不可能。

*29 レアリティが高いほど台詞のバリエーションも増える。

*30 例を上げるとブレインマッスル高校やダン&ジョン高校が2つ3つほど後に回されている。

*31 しかも育成環境を一変するレベルの性能をもっている場合も多い。

*32 後にアプリでは別バージョンがサクスペに先駆けて実装されている。

*33 後にアプリではサクスペと同一イラストながら別バージョンとしてデビューしたのだが、イベント調整・金特が変更・上限UPが追加された別物となっている。なおそちらのサクスペ実装時には新しいイラストが用意された。

*34 シリーズ内では「海野」姓で登場している場合が多い。なお「高木幸子」を入手してパワプロ2018とサクスペを連動させても「海野幸子」のパワターは開放されない。

*35 サクスペで初の「基礎能力上限UP(守備)」を持つ。

*36 アップデートで肩上限UPが追加される上方修正があった

*37 コラボ初のサクスペオリジナルキャラ

*38 『パワプロ3』から登場しているキャラクターで、サクスペに登場するに際し名前が設定された

*39 アプリではボーナステーブルが見直された上でコントロール上限UPが追加されている。

*40 ただしアプリでは「インコース○」が削除され、サクスペと違い覚醒も無いため劣化している。

*41 アプリではミート上限UPが追加されている。後にサクスペでも覚醒によりミート上限が追加された。

*42 アプリでは取得金特が別物に置き換わっている上でコントロール上限UPが追加されている。サクスペでは覚醒によりコントロール上限が追加。

*43 アプリではスタミナ上限UPが追加されている。サクスペでは覚醒によりスタミナ上限が追加。

*44 アプリでは得意練習が2種になり、それに伴いテーブルも変更されたうえで、上限UPも追加されている。サクスペでは覚醒により走力上限が追加。

*45 アプリでは得意練習が2種になり、それに伴いテーブルも変更されたうえで、上限UPも追加されている。

*46 アプリでは金特と得意練習が一部変更され、更にテーブルが強化されたうえで、上限UPも追加されている。

*47 アプリでは得意練習が2種になり、それに伴いテーブルも変更されたうえで、金特も追加されている。

*48 アプリでは金特が変更され、更に2つ同時に取得出来るようになっている。

*49 アプリではサクスペよりイベント性能が弱体化している。

*50 アプリではサクスペよりイベント性能が弱体化されたが、練習性能はサクスペと比べまったく別物の性能に変更されている。

*51 アプリでは2種の上限が追加され、取得できる金特が一部変更されている。

*52 アプリでは他のバージョン違いであった空デートが復活していたり、上限アップがレベル40以上からに変更とサクスペと比べ劣化している。一方サクスペではアプリ版に追加されたスタミナ上限アップが後のアップデートで追加された。

*53 アプリではミート上限が肩上限に変更され、金特も2つ同時に取れるようになった上にテーブルも強化されている。

*54 アプリでは得意練習が打・筋に変更された。

*55 厳密には、2016以降に搭載されている、部品の拡縮機能がないので、変な顔を作りづらくなっている点が違う。

*56 競技効果が野手より低い・シナリオ金特の査定が低め・変化練習にしか効果のない変化付与の競技が多いなど。

*57 取得に投手では貴重な敏捷経験点を消費するうえ、パワチャレではまず効果が発揮されない。おまけに本編に連動すると野手金特になってしまう。

*58 コツの入手が困難、経験点が偏りやすい、上限アップの分布を気にしつつ高校のシステムに対応したデッキを組むと虹特や至高系金特も狙いづらくなる、シナリオ金特を狙う立ち回りをすると金セルの仕様が邪魔をし経験点が稼ぎ辛い。なお、総金特数がフリートや新・青道、強化あかつきに劣っていたが、後に実装された高校固有マネージャーの「神埼こりす」をセットすることでこの問題はカバーされた。

*59 修正前はエースの大西や控えの嵐丸は対戦相手で登場するアンドロメダVer.ではなく、何故か低能力の通常Ver.になっていることが炎上の原因となっていたが現在はアンドロメダVer.で登場するように改善されている。

*60 虹特に絡むシナリオ金特が追加され、ボス討伐時の経験点アップ、世紀末タッグ上限の引き上げが行われたが、練習を占拠しているモヒカンの数が増え、首領の強さも強化されている。

*61 特に「ダイエーコンビ」(イベキャラ「(新怪物伝説)降谷」「(不動)沢村」のこと)がそれに該当。2人同時使用時に限り、金特を合計4つ、ほぼ確実に取得可能になる。大多数のキャラが金特1つ、多くても不確定を含む2つであることを踏まえると、2人で4つ確定という数字は性能として抜きんでていることがわかる。

*62 デッキキャラ全員に2種目の得意練習が追加と、デッキ外キャラともタッグ発動が可能となっていた。

*63 別バージョンも存在せず、覚醒も性能のアップデートも無い5年前のキャラの上に当時でも低性能の部類だったキャラなのでデッキに入れるだけで確実に足を引っ張る。しかも投手金特を持たないため海堂が得意とする投手育成には役に立たない。

*64 「リン」及び「朝倉南」を使用することにより唯一野手育成時に莫大な変化球ポイントを入手可能なため。またサクスペ独自の覚醒がある「星空星光」もKマネーを稼ぐ事に適しておりくろがねとマッチしている。

*65 「冴木創」「赤原勘八」といった強キャラと高校金特が丸被り、高校固有システムも爆発力に欠け、さらにサクスペと違いマントル辺境高校の後での実装であったこともあり既存環境での育成選手には及ばないとされていた。

*66 奪還時に入る経験点が上方修正、世紀末タッグで一度に倒せるモヒカンの最低数がアプリ版の2から4と増加、世紀末タッグ経験点の上限も引き上げ。

*67 具体的に言えば、ランダムで変わるデッキキャラの得意練習を揃え、かつ5人タッグを引けるかどうか。

*68 プレイ内容によっては全く成果がなく、ワンプレイがまるまる無駄になるケースも多い。

*69 最悪助っ人枠で借りることでなんとかなるが、その場合は強力な他のキャラを借りることができなくなる。

*70 前述の常設高校の変遷の項にも記載されているが、中には過去のシナリオが常設強化として後々超強化されている場合もある。

*71 デッキ及び金特の自由度が非常に高く連動向け選手の育成の適性が高い。

*72 2020年9月にサクスペオリジナルの強化要素が入った再強化版がリリースされたが、それでも爆発力に欠けるという点は変わらなかった

*73 経験点そのものは稼ぎやすいので9000点チャレンジには有用である。

*74 この人形が着用している衣服は、新しくしたのを理由に、古い衣装を片桐が盗んだものである。因みに、衣装道具を無くすのはN専用イベントのみであり、R、SR以上では自己紹介イベントで主人公の古いユニフォームが片桐に渡った程度しか起きない。

*75 エピローグでマイナス金特を付けられる。

*76 今作ではダン&ジョン高校で魔物にボールをぶつけてはいけないと言っているのでなおさら。

*77 他にも、ユーザーの声を受けてか、エイプリルフールガチャ(10連のみ、2回目まで)や、100万人突破ガチャでは10連ガチャ1回につき1個だけ(こちらは無制限)付属したことがある。

*78 「招き猫」と効果は重複する。

*79 友沢&猪狩のコンボイベントでの場合、友沢が猪狩に対したセリフは2013の場合「いちいちカンにさわるヤツ!」だがサクスペでは「くっ・・・!」となっている。

*80 木場嵐士のオリスト。異様な球威に加えかなりホッピングする。通常と全力との球速差が大きい特性を持つ。

*81 史門の投げるオリスト。銀色に輝くツーシームといった感じの球ではあるが、球のグラフィックがツーシームと違うため判別が難しい。

*82 暗黒スバルのオリ変。暗闇のようなエフェクトと「ジュゥン!」という鋭い音を起てつつ、スラーブのような軌道で落ちるフォーク。

*83 阿麻のオリ変。重く早い下方向への変化球。

*84 オクタヴィアのオリ変。スミの様な煙幕を発生させ超高速でランダム変化をする。

*85 「MAJOR」の眉村及び吾郎の投げるジャイロボール。特殊能力のジャイロボールとは別物で爆速ストレート同様に強烈な球威と球速に比例して大きくホップする。習得自体は眉村から。

*86 シンの奥義。スライダー方向への変化に加え少し上方向に伸び上がる超高速の変化球。

*87 レイの奥義。シンカー方向に鋭く大きく超高速で変化する。

*88 サウザーの奥義。超高速で下方向に変化。

*89 爆速ストレート同様にホップするが異様にノビもキレも特に球威はまったくと言ってもいいほど無い。

*90 限定キャラ:特定のガチャでしか出ないキャラ。特別なチケットでない限り、チケットなどでは基本的には出ない。つまりSR以上確定チケットなどからは出ない。

*91 例として優秀な固有持ちの得意練習変化と強力な性能を誇る太刀川は限定送りにされ、所持コツ以外に見るべきところのない清本が常設送りにされていたりする。

*92 アプリと比べバナーキャラがある程度の性能を持ったキャラのみであったり、比較的浅い回数でバナーキャラSR確定があったり、バナーのPSRを引けるチャンスもあることが多かったりする。

*93 2018年にアプリ版で登場した別バージョンの「[北の怪物]田中将大」はサクスペにも実装されたので、通常版がNGなのはアプリ版で実装当時にサクスペが存在しなかったためそちらに出す契約が無かったためと推測される。

*94 バーリスは開放前提ではあるが得意練習率アップの数値が上昇、カリーナは金特を2つ確定で入手できるよう強化された

*95 上限アップキャラ2人が実装されていたこの時点ですでに1.49倍まで持っていくことが可能であった。

*96 現にサクスペとほぼもしくは全く同じ性能で実装された「[二刀流]十六夜瑠菜」や「星空星光」は不評だった。

*97 サクスペでは後日該当キャラの覚醒としてフォローされるものの、改変が激しいキャラは完全には穴埋めが不可能な場合が多い。逆にアプリユーザー側からはサクスペの育成シナリオやシステムがアプリ版と比べ改良が多いため『アプリユーザーはサクスペのベータテスターにされている』という意見が散見される。

*98 ただし絵久は入手できる金特がアプリと一部異なっており、使用感は異なる。

*99 「魁竜司」が同じ得意練習だが、金特が全力高校の固有金特と被っていたため当時は使われる事が無かった。

*100 ただし、作成した投手がジャイロボールを所持していても相手に球種がバレなくなったというメリットもあるため、一概に不利な調整というわけではない。

*101 特に茂野はストレートしか投げない上に怪物球威持ちのためパワーのある打者で全てに完璧なタイミングで打たない限りホームランにすることは不可能に近い。

*102 なお、金特以外は本編へ連動しないため、全てサクスペ内におけるプレイでの効果という前提。

*103 強力な特殊能力である「アベレージヒッター」「パワーヒッター」「広角打法」と同程度。

*104 パワチャレは打撃・投球による勝負がメインのため。またイベントでも極一部を除き、盗塁は使用しない。

*105 調子が不調以下の場合の能力ダウンが緩和される

*106 COM操作時、ボール球を振りにくくなる。

*107 調子安定は「(好敵手)猪狩守」、選球眼は「(ザ・ダイナミック)七井」や「霧崎礼里」で取得可能。

*108 その中でケガしにくさの金特である鉄人は効果が薄く救済してほしい金特の中で真っ先にあがるものであるが現時点では虹特に対応していない。

*109 実装当初は猛威を振るったが、前述の通りパワチャレではロックオンがある点、プレイヤーが慣れてきた点から現在では大した問題にはなっていない。

*110 稀にチャレンジ等に盗塁が含まれることがあり、その時に影響がある程度。

*111 ただし運が絡むが購買のアイテムで除去できるくろがね高校や、ランダムイベントで除去できる可能性がある(トキをデッキに入れている場合は確定)世紀末北斗高校、正月のおみくじで中吉以上を出せば除去できる七瀬はるかをデッキに入れている場合はセンス×が付いたまま育成する選択肢もある。

*112 全ステータスが低く設定されている、チャレンジ〇〇号という選手が1軍全員分配布されている。チャレンジを遊べるのは1人育成した後なので自作選手1人+頭数稼ぎの状態からになる。

*113 なので例えば育成が20名以下でホームランを打つチャレンジ等がある局面でアーチスト持ちが絶不調だがどうしても使いたい場合など、ということになる。

*114 このことから、内部データ的には強化高校も削除されずに保持されており、イベントや新しい学校の追加等の際には登場する高校リストを編集していることが推測される。

*115 まれに「アップ」としか書かれていない場合もあった

*116 「COMにお任せ」は練習試合では選択できる。

*117 SR出現報告もあるが数は極めて少なく、コラ画像の可能性もあり事実上「排出されない」ものと認識されている。ちなみにアプリ版の兄弟作に相当する『実況パワフルサッカー』ではノーマルガチャからもごく稀にPRのキャラが出現する。

*118 ただし、定期的に行われるイベントで累計報酬にSRがあったり、SR獲得可能な順位が拡大されることもある。

*119 ただし、毎回デビューのタイミングを狙ったり、SRの上位レアリティであるPSRを狙うとなれば、課金をせざるを得ない状況となることがしばしばある。

*120 ランダムに他ユーザーのリーダーキャラが10体ほど表示され、その中の1体選択してデッキに入れることができる。気に入ったイベキャラが無ければ5秒ほどでリセットし、再表示させることが可能。

*121 公式発表ではなく、ユーザーの推測である。SR排出率は最大でも2倍であるためアプリと同じ3%、PSRは最大で排出率が10倍になるためアプリと同じ0.5%では不自然という点から推測されている。なおアプリ版は確率が公表されている。

*122 パワプロTVでの「凡田大介」の情報公開時、アプリ版のプロデューサーにより「要望が多ければパワポケのキャラも実装するかもしれない」という旨の発言はされている。

*123 特に、基礎能力を上げるアイテムは最終ターンである甲子園決勝直前に使用することが多い為、不慮の敗北に遭った場合、消滅するケースが多い。

*124 能力査定が最優先であるアプリ版では金特「アーチスト」の消費経験点が重いことに対して査定効率の悪さで評価が落ちたが、能力査定による競争要素の無いサクスペでは実装当初は最強クラスのキャラであった。現在は「真・アーチスト」が実装されているが世紀末北斗高校で使えないため評価は持ち直せていない。

*125 SR確定なし、更に他のダイヤのAのキャラも排出されたため狙って出すのが非常に困難であった。

*126 ただし直後に常設で小湊亮介の代替以上の性能を持つ浦賀有也が実装されているため当時の環境的にはさほど問題は無かった。

*127 他の高校と違い、タッグボーナスが最大で3人分しか加算されないため。デッキキャラがインフレを起こしていない初期に実装された上に男性しか使用できないにもかかわらず、このような仕様である理由は不明。

*128 なお、アプリ版では[ジャスミン]小鷹美麗は配布どころか登場すらしていない。また全キャラでも2番目の上限持ちとかなり早い実装だったということもあり、冴木が登場するまでは必須キャラだった。

*129 タッグの強さもイベント経験点も負けており、しかも優秀な打撃キャラが少ない「後イベ」キャラである。

*130 後に「円卓高校」はシナリオ化され、複数のシナリオに絡むこととなり現在では非常に存在感は高い。

*131 原作では脇役の再登場が滅多に無い中で続編でもがっつりと出番がある重要なキャラなので尚更である。

*132 対応しているソフト:チャンピオンシップ2017、チャンピオンシップ2018、およびパワプロ2016、2018、2020のオンラインモード。

*133 限定キャラを含めるとコツと選手能力以外の全てが欠点の「駒坂」「倉持」といった蛇島・有村級のキャラや、前述の「三島」がいる。

*134 育成環境が初期の頃は実装前の「森河」「桜ノ宮」の代わりに修正が入る前の「夏野」「鋼」、人によっては「渋谷」の代わりに「猛田」や「猪狩守」が十欠に名を連ねていた

*135 守備上限UPを持つ「[ジャスミン]小鷹美麗」の開放要員として使えるため他の守備上限UPが出るまでは一定の利用価値はある。

*136 金特が「鉄人」のために査定前提やサクスペ内だけで完結した選手育成だと問答無用で無能扱いを受けているが、下位コツを自力で回収可能な上に金特コツ3率が結構高く、さらには鉄人を投手でも取得可能な唯一の存在であり、テーブルが優秀かつイベントも悪く無いため、連動向けや9000点チャレンジ等では一定の利用価値はある。

*137 天空中央高校(※常設ルート)でエンジェルナインの精神供給用としては優秀なため、一定の利用価値はある…が、仲間によるスカウト抽選で引くか自力でパワ高を選べばその必要もない。