崩壊:スターレイル

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崩壊:スターレイル

【ほうかいすたーれいる】

ジャンル スペースファンタジーRPG
対応機種 Windows(7/8.1/10/11)
PlayStation 4
スマートフォン(iOS/Android)
PlayStation 5
開発元 HoYoverse
配信日 Win/iOS/Android 2023年4月26日
PS5 2023年10月11日
価格 無料(一部課金アイテムあり)
判定 良作
ポイント 崩壊シリーズ最新作
圧倒的なグラフィックと完成度の高いバトルシステム
シナリオは良くも悪くもぶっ飛んでいる
課金圧はかなり高め


概要

原神でソシャゲ界の雄として名声を得たHoYoverseがリリースした作品。
前々作の崩壊3rdの流れを汲む、正当後継作ともいえる『崩壊』シリーズの最新作である。


あらすじ

星核ハンターである『カフカ』と『銀狼』は、宇宙にその名を轟かす施設『ヘルタ』に侵入し、ある目的を探していた。
やがてそれを発見すると、懐から取り出した何かを埋め込んだ。
その瞬間、それは『生命』を宿し、やがて『星穹列車』と称される物に乗り込むことで、宇宙の開拓の旅に繰り出すことになる。


ゲームシステム

戦闘システム

  • ターン制バトル
    • コマンド選択による完全なターン制バトル。左上にタイムラインが設置されており、誰が行動するのかは一目でわかる。CSゲームでいえば『FF10』『軌跡シリーズ』等に搭載されているもの。また、シンボルエンカウントで戦闘に突入する。
    • なお、ある程度シナリオを進めるとオート戦闘が解禁される。
  • 通常攻撃
    • 特にリスクなく使用できる攻撃。SP(後述)を1つためることができる。
  • 戦闘スキル
    • キャラ固有の特殊技。SPを1つ以上消費する。
  • 必殺技
    • EPと呼ばれるゲージを消費することで、すべての行動に割り込んで発動可能な大技。各種行動で少しずつ溜まる。
  • 靭性
    • 敵のHPとは別にある白いバー。これに対して弱点属性で攻撃することで少しず減り、すべて破壊すると『弱点撃破』状態になり、一定時間行動不可にさせる。
  • 属性と異常状態
    • 物理。裂創による持続ダメージ。
    • 炎。燃焼による持続ダメージ。
    • 氷。凍結による持続ダメージ。
    • 風。風化による持続ダメージ。
    • 雷。感電による持続ダメージ。
    • 虚数。禁錮による行動不可状態と速度デバフ。
    • 量子。量子もつれによる行動不可状態と速度デバフ。
  • 先制攻撃
    • シンボルエンカウントに対して弱点となる属性で攻撃すると有利に戦闘を開始できる。逆に敵に先制されると不利となる。戦闘前に天賦と呼ばれる能力で事前に特殊能力を付与したり、敵に与えたりする。
  • 運命
    • 各キャラに設定されているロールシステムのようなもの。
    • 壊滅。万能アタッカーだが、大なり小なりリスクを伴うものがある。
    • 巡狩。単体アタッカー。速度と追撃による手数を稼げる。
    • 知恵。全体アタッカー。追撃による高い殲滅力を誇る。
    • 存護。ディフェンダーまたはタンク。バリアなどで味方を生存させる能力に秀でる。
    • 調和。バッファー。様々な補助能力で味方をサポートする。
    • 虚無。デバッファー。敵に対する阻害行為を得意とする。
    • 豊穣。ヒーラー。キャラによっては調和のようなバフを持つことも。

育成システム

  • 光円錐
    • 装備品。運命別にそれぞれ存在しており、対応した運命でないと効果を得られない(装備は可能)。上限突破には専用アイテムが必要となる。重畳という、いわゆる凸をすることで能力の底上げが可能。
  • 遺物・次元界オーナメント
    • キャラごとに装備させる防具。レベルを上げることで最大15レベルまで上昇する。また、レベル3の倍数レベルで(元のサブオプションが3つなら)サブオプションがつき、それ以降はランダムでサブオプションが強化される。
    • 遺物は4部位、次元界オーナメントは2部位存在し、同シリーズ装備にするとそれぞれセット効果を発動する。
    • 自塑樹脂というアイテムを消費することで、部位とメインオプションを指定した遺物やオーナメントを作成することが可能。
  • 軌跡
    • キャラのパッシブ能力の強化。いくつかの能力は前提軌跡を開放したり、一定レベルまであげる必要がある。
  • 周回ダンジョン
    • いくつか存在するが、専門的な用語が多いため補足として説明する。
    • 模擬宇宙・階差宇宙…ローグライクダンジョン。戦闘以外にも様々なイベントが発生する。祝福といったバフを取得しながら、最奥のボス攻略を目指す。次元界オーナメントを取得可能。
    • 浸蝕トンネル…遺物を取得するためのダンジョン。
    • 凝結虚影…キャラ育成に必要な突破アイテムを取得するためのダンジョン。
    • 歴戦余韻…キャラ育成に必要な軌跡アイテムを取得するためのダンジョンだが、週に3回までの制限がある。
    • 疑似花萼…キャラ育成に必要な汎用アイテムや資金を取得するためのダンジョン。
  • 均衡レベル・開拓者レベル
    • 開拓者レベルを上限値まで達成させると、突如として脳内に響き渡る謎の声。このクエストを攻略することで均衡レベルが上がり、開拓者レベルの上限も開放される。

その他

  • 開拓力
    • いわゆるスタミナ。上限は240で24時間で全回復する。あふれた分は2400までストック可能。
  • マイレージ
    • 1日に最大500まで到達することで報酬を受け取れる。何でマイレージが溜まるかは、デイリーメニュで確認できる。
  • 高難易度コンテンツ
    • 宇宙の蝗害…模擬宇宙で『繁殖』の運命を開放するために必要なローグライクダンジョン。サイコロを振り、いくつかのマスを進みながら攻略する。ダンジョン内のポイントで永続バフを付与できるので、気長にプレイすることを推奨。
    • 黄金と機械…模擬宇宙で『知恵』の運命を開放するために必要なローグライクダンジョン。宇宙の蝗害と大差はない。
    • 混沌の記憶…2パーティ用意して、高難度のボスと戦う。特定条件で専用バフを得る。12層まで存在する。
    • 虚構叙事…多くの敵を倒していくコンテンツ。『知恵』の運命のキャラが活躍できる。
    • 末日の幻影…混沌の記憶と似ているが、自分でバフを選択することができる。
  • クエスト一覧
    • 開拓クエスト。メインストーリー。フルボイス。
    • 同行クエスト。特定キャラと交流をはかる。フルボイス。
    • 冒険クエスト。サブストーリー。限定イベントのメインストーリーならボイスがつくが、それ以外はテキストのみ。
  • 跳躍
    • いわゆるガチャ。キャラと武器と恒常がそれぞれ存在する。原神とほぼ同じシステムで、最高レアである星5は累計跳躍90連(光円錐は80連)以内で入手可能。星4は10連以内に確定で入手。恒常(すり抜け)の星5を引いたら、跳躍履歴をリセットした上で、自戒は限定星5が確定で入手可能。限定星5を入手したら、跳躍履歴をリセットする。バージョンを挟んでも跳躍履歴は引き継ぐ。
    • また、初回限定だが恒常ガチャを300回引くと、恒常星5の中から好きなキャラを選択して入手可能。
  • 料理
    • 道具を合成して作成するもの。大小様々な効果を得る。

評価点

  • ソシャゲとは思えない圧倒的なグラフィック
    • ゲームを始めてまず圧倒されるのは、まるで2Dグラフィックがそのまま動いているかのような美麗なグラフィック。崩壊3rd、原神から進化した、トゥーンレンダリングの到達点ともいえるレベル。
      待機モーション、戦闘モーションも(可能かはさておき)人間の動きに忠実なモーションとなっており、中堅どころのCSゲームより数段上を行くほど。
      また、日本語ボイスにあわせたリップシンクも実装されているという、原神でもできなかった芸当を用意している。
  • 快適なプレイ
    • プラットフォームを問わず、ゲームプレイに関しては走る、喋る、UI操作くらいしか要求されないので、操作は非常に楽。更に戦闘はフルオートで周回できるので、編成さえしっかりしていれば、ながらでプレイしても支障はない。これは『手軽に』プレイできるソシャゲにおいて、非常にアドバンテージのある要素である。前作、前々作はアクション要素があったため、デイリー任務をするにもある程度プレイを要求する要素があったものを、成功例が乏しいコマンド型RPGで改善するのは非常に斬新である。
  • 世界観に合ったBGM集
    • 過去作から受け継がれた高品質な楽曲は本作も健在。特にヤリーロVI編の佳境で流れる『野火』は全楽曲の中でもトップレベルで人気が高い。
  • 個性しかないキャラクター達
    • 開拓者(主人公)
      • 儚げでクールな印象がありそうな出で立ちをしているが、その正体は『頓珍漢なセリフ』を吐いたり『トラブルメーカー』だったり『イキったりマウント』したり『ゴミ箱に並々ならぬ執着』を見せる変態である。誇張でもなんでもなく、全キャラの中で最も狂ったキャラ付けがされている。性別は選択可能だが、見た目とボイス以外に違いはない。
    • 三月なのか
      • アイコンにもなっている美少女。明朗快活でパーティの潤滑油……と思われているが、それはあくまで『作られた性格』で本来は『デリカシーの欠片もない』神経極太な少女。さすがに開拓者といるとツッコミ側に回るものの、無遠慮で物怖じせず、色々な意味で破天荒な言動はよくネタにされている。
    • 丹恒
      • 上記ニ名とよく徒党を組んでいる。ユーザからは列車組の三馬◯名物トリオとして親しまれている。冷静沈着で、まとめ役と思いきや、実際は『直情的で暴走しがち』だったり『基本的に力で解決』したりと、行動力がおかしい方向にぶっ飛んでいる。とはいえ、流石に他の二人と比べればまとも寄りではある。しかし、あるシナリオで彼の過去が明らかになると……。
  • と、こんなものは序の口であり、あくまでゲーム開始ですぐわかるキャラのため紹介した。以降登場するキャラは、どれも強烈な個性を持ち合わせている。
  • 言語
    • 過去作同様、セリフは「日本語」「韓国語」「中国語」「英語」が用意されている。自国の言語を選ぶのが最良だが、気分を変えて変更するのもよし。
  • 強力な配布キャラ。攻略を進める上で、優秀な性能を持つキャラクターを無料で入手できる。
    • 開拓者(調和)
      • ピノコニー編を進めると入手できる、主人公の3つ目のスタイル。撃破パーティの能力を一段階上げる『超撃破』を付与することができる唯一の存在。同時期に実装した撃破アタッカー『ホタル』との相性が抜群。
    • 三月なのか(巡狩)
      • なのかの2つ目のスタイル。スキルで特定のキャラに『弟子入り』し、師匠になったキャラの能力に応じて必殺技を閃く。さすがに上記開拓者と比べるとやや劣るものの、現時点でも優秀なアタッカーになりえる。
    • Dr.レイシオ(巡狩)
      • BEST MOBAIE GAME受賞記念で特別に一定期間配布された限定星5キャラ。追撃を得意とする虚数アタッカーで、壊滅インフレの後に実装したにも関わらず、それに劣らない火力を誇る。現在は配布期間が終わっているため(復刻されない限り) 入手不可

賛否両論点

  • 開拓クエスト
    • まず、最序盤になる『ヘルタ編』が非常に難解。専門用語を矢継ぎ早に浴びせられ、よくわからない内にお使いをさせられ、よくわからない内にボスと戦わされ、よくわからない内に星穹列車に搭乗する。
      この難解さによって、開始早々ゲームを辞めるプレイヤーが続出。掴みが重要なソシャゲにおいて、これは非常に大きな痛手となってしまった。
      その後のヤリーロVI編はかなりわかりやすい話となっており、特に崩壊3rdのスターシステムを大きく取り扱っているので、旧来ファンにとっては嬉しいサプライズとなった。
      続く仙舟「羅浮」編は、ある過去の出来事が大きな要素になっているのだが、その説明が断片的にしか開示されず、やはりよくわからない状態のままシナリオを読まされることに。
      4つ目の星であるピノコニー編は、様々なキャラの想いが交錯する中、『ホタル』という1人の少女との関わりに重点を置いた、ボーイ(ガール)ミーツガールと言えなくもない話。
    • この中で最も評価が高いのはピノコニー編であるが、それでもやはり周囲に渦巻く背景などは複雑怪奇で、すべて理解するのは中々難しい。
  • 難易度が高め
    • エンドコンテンツはさて置き、攻略に必須となる開拓クエストでも難所が多い。やりごたえがあるとも取れるが、ライトユーザーには厳しいことも。
      + 各章のネタバレを含むため要展開。
    • ヤリーロVI編(虚妄の母(カカリア))
      • 前座は召喚物を出して実質三体と相手をすることになる。雪国が舞台ということで、とにかく氷結を連発されて何度も行動不可に陥る。
        更に、前座も最終形態もカウントダウンをした後に全体攻撃で大ダメージを与えてきて致命的な被害を被る。
        一応、最終形態になれば主人公の新たな運命が開放されるので、若干マシにはなる。弱点撃破でも阻止できるので、対策はある程度可能。
    • 仙舟「羅浮」編(絶滅大君・幻朧)
      • 全部で第三形態という、前章よりも戦う回数が多い。更に召喚物がSPを減衰させたり、最大HPを半減させるデバフを連発してくる。
        このデバフは豊穣キャラのスキルなどで回復可能だが、それに気づかず白露(後述)を使っていると痛い目に遭う。
        一応、デバフを解除できる豊穣キャラであるナターシャはストーリー攻略で、リンクスは虚構叙事で入手できるので、その二人をしっかり育成すれば対策は可能。
    • 幕間(砕星王虫・スキャラカバズ)
      • 周りの小型が分身を繰り返し、その分攻撃回数が増えるのでとにかく知恵や壊滅キャラで殲滅しないときつい。
        その上、小型を放置するとカカリアよろしく大技を繰り出してくる。シンプルに数と暴力で初心者開拓者を葬ってきた壁ボスといえる存在。
    • ピノコニー編(博戯の砂金石(アベンチュリン))
      • 本体に攻撃するには、召喚されたサイコロを攻撃してスコアを稼がないといけない。
        サイコロは複数攻撃すればするほど高スコアを稼げるので、やはりここでも範囲攻撃キャラが必要となる。
        しかも、例えスコアを稼げても、運が悪いとボスのスコアに負けてしまうこともあり、そうなると手痛い反撃を受ける。
  • 早すぎる『壊滅』インフレ
    • 仙舟「羅浮」編実装時、限定キャラとして『刃』『鏡流』『飲月』と、立て続けに壊滅キャラが実装し、壊滅環境と呼ばれる急速なインフレを招いた。
      キャラを保持していれば問題はないが、余りにも早すぎるインフレの波についていけず、ゲンナリした開拓者は数知れず。
      また、巡狩キャラの長所もそのまま持っていったために、対象の運命キャラが割を食うことになってしまった。現在は調和が強すぎるというだけで、壊滅一強にはなっていないことから、環境改善はしっかりされている。
  • 運命詐欺
    • 運命の項目にもあるが、キャラによっては元々の運命の他にも別の運命のようなものを持つキャラが多数存在している。いくつか例をあげると、
    • タンクとしても会心バッファーとしても活躍できる『存護(兼調和)の符玄』
    • 追撃による追撃で前述の壊滅インフレを招いた『壊滅(兼巡狩)の刃と鏡流』
    • 追撃もデバフもできる『存護(兼巡狩兼虚無)のアベンチュリン』
    • 等。ただし、このような運命ごちゃ混ぜは、プレイヤーから見れば有利に働くので、能力自体を批判する声は少ない。
  • 面倒なモンスター
    • ターン制バトルということもあり、敵にも非常に厄介な攻撃をしてくるものが数多く存在する。なお、大ボスに関しては除外とする。
    • 宇宙からの氷…一定ターン行動不可になる氷結状態にする。耐久も高い。
    • 金人・門番…3回攻撃すると靭性に耐性を持ち弱点撃破ができなくなる。その後全体攻撃する金魚を召喚し、禁錮攻撃で味方を拘束する。
    • 真蟄虫…カブトムシのようなモンスター。成体は「スウォーム」というボスである。小型であるこいつも速い、分身する、虫なので生理的嫌悪が強い、と面倒な存在。
    • 魔陰の身・兵卒…倒してもHP半分で復活。弱点撃破することで再行動できるゼーレを完全にメタってきている。
    • 尉官「ダン」…盾を構えた状態で攻撃すると確定カウンター。オート殺しともいえる。
    • しかし、キャラが強くなる以上、敵もそうなることは必然であるし、攻略のしがいがあるということで、歯ごたえのあるバトルが楽しめる側面もある。

問題点

  • P2Wが多い
    • オートバトル主体ということで、このゲームは特定キャラ同士の組み合わせが非常に重要。そのため、特別な理由がない限りは、だいたいのキャラを揃えるのが必要になる。このため、好きなキャラだけを無課金で引くという手段では、開拓クエストであっても攻略で詰む可能性がある。しかし、ガチャ周りは天井前提という厳しい仕様なので、PVPがないにも関わらず、課金力を求められるという事態になっている。
  • 一部の音響設定
    • あるクライマックスシーンでは、(たとえ適性な設定であっても)BGMの音量が大きすぎて、キャラのセリフが聞き取れないということが起きる。確かに流れるBGMは名曲ではあるものの、シナリオを阻害するほど大音量にされては気が散って仕方がない。
  • ちびっ子ハヌのミニゲーム
    • ちびキャラになって多くのミニゲームを楽しむことができるのだが、どれもストレスがたまりやすいものになっている。特に批判されているのはアクション要素が強いこと。それにより面倒な操作が多いことが一因でもある。小さくなることを逆手に取って、いかがわしいスクリーンショットを撮影するという、紳士淑女の嗜みは可能。
  • 弱いキャラクター
    • 追加されるキャラがどれも強力であることから、初期実装キャラは必然的に性能が置いていかれてしまうケースが多い。ただし、そのようなケース関係なく、最初から弱いキャラクターもいくらか存在する。
    • 彦卿…恒常星5で氷の巡狩キャラ。自身にバフを付与して強力なダメージを与えるが、被弾するとそのバフが無効になってしまう。かといってそのバフ自体もそこまで強力ではない。総じてコマンド型バトルに合ってない性能から「(アクションゲームの)原神なら活躍できる」と言われる始末。
    • 白露…恒常星5で雷の豊穣キャラ。気絶したキャラを復活させたり、必殺技の回復量が高いことがウリだが、デバフは解除できない、というヒーラーとしては致命的な欠点がある。それに、戦闘スキルの回復対象は半ランダムで、回復量が一定せず使い勝手が悪い。必殺技も過剰回復すぎて使い所が難しいのが問題。
    • 景元…限定星5で雷の知恵キャラ。本人の火力は控えめで、本体は背後にいる追撃を行うスタンドのような存在。しかし、足が遅すぎて追撃があまり出ない。限定キャラであるにも関わらず、『虚構叙事』では恒常星5である姫子、配布されるヘルタのほうが使われる始末。

余談

  • 実装直前のキャラの紹介動画は「イッテ星穹」という明らかにパロディ元が存在するタイトルになっている。
  • 予告番組では解説役の『フク郎』という、鳥頭をした男キャラが必ず登場する。長らくゲーム本編に出てこなかったので「誰だよ」と言われがちだったが、Ver2.5でようやくゲーム内でも登場した。

総評

2023年に飛来したHoYoverseの新作は、予想通りの大作スペースファンタジーゲームとして世界に轟いた。
しかし、プレイヤーを全力で置いてけぼりにする序盤のシナリオ、最適パーティを組む上でのキャラ収集要素と高めの難易度で、ライトユーザーには若干辛い部分があるのも事実。
魅力的なキャラと世界観に興味を引かれたのなら、今からでも開拓の旅に出てはどうだろうか。

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最終更新:2024年12月22日 02:30