絶命の氷原にて
投稿日時:2010/12/23(木) 00:06:30
「あははははっ!こっちだよ!」
無限桃花は苦戦していた。虹寄生と名乗った少女は
桃花の戦闘速度と同等の速さを有し、桃花の攻撃をかわす。
そして、やっかいなのが彼女の攻撃。
桃花の戦闘速度と同等の速さを有し、桃花の攻撃をかわす。
そして、やっかいなのが彼女の攻撃。
「そらっそらっそらっ!あはははは!」
桃花はギリギリそれらをかわす。彼女は4つに分かれた
長い髪を触手のように繰り出していた。髪は青白く発光しており
より強力な放射線がそこから発せられている事をうかがわせる。
先頃の放射線は戦闘服である袴でガードしているものの
あれに直接巻きつかれたらおそらく持ちはしないだろう。
長い髪を触手のように繰り出していた。髪は青白く発光しており
より強力な放射線がそこから発せられている事をうかがわせる。
先頃の放射線は戦闘服である袴でガードしているものの
あれに直接巻きつかれたらおそらく持ちはしないだろう。
「そればっか気を取られてたら…ほらッ!」ガッ!
「ぐッ!!!」
「ぐッ!!!」
強力な蹴りを腹部に喰らい,
桃花はふっ飛ばされビルに激突する。
桃花はふっ飛ばされビルに激突する。
「ふ~ん、ボク達の天敵っていっても大した事なさそうだねっ」
「……調子にのるな」
「……調子にのるな」
そうは言ったもののダメージで桃花の体は上手く動かない
このままではやられてしまうだろう、桃花は奥の手を使う事にした
このままではやられてしまうだろう、桃花は奥の手を使う事にした
(チャンスは一回……)
「じゃあもうそろそろ……バイバイっ」
「じゃあもうそろそろ……バイバイっ」
虹寄生は桃花を死の触手で貫こうとした
411 名前:絶命の氷原にて[] 投稿日:2010/12/23(木) 00:08:29 ID:Z6r8kAha [2/4]
(今だッ!!!)
桃花は真の力を解放する。体から黒い影が吹き出し全身を覆う。
幾つもの寄生を葬った桃花の真の姿。
漆黒の衣に黒い影の翼を広げたその姿はまるで悪魔を彷彿させた。
(今だッ!!!)
桃花は真の力を解放する。体から黒い影が吹き出し全身を覆う。
幾つもの寄生を葬った桃花の真の姿。
漆黒の衣に黒い影の翼を広げたその姿はまるで悪魔を彷彿させた。
「えっ何?……ガハッッッ!!?」
その姿に驚くや否や虹寄生は髪を影に掴まれ
地面に叩き付けられた。今度は虹寄生が動けなくなる。
地面に叩き付けられた。今度は虹寄生が動けなくなる。
「……な……何なの、その力……」
「これを使うと一気に体力を消耗するからあまり使わないんだが……
お前は強かったから、悪いな」
「これを使うと一気に体力を消耗するからあまり使わないんだが……
お前は強かったから、悪いな」
桃花は止めを刺さんと彼女の胸に切っ先を向けた。 …その時
『ガキン!!!』一瞬にして周囲が桃花の足が刀が氷に覆われる。
新手の寄生だった。
『ガキン!!!』一瞬にして周囲が桃花の足が刀が氷に覆われる。
新手の寄生だった。
「こんな所にいたんですのね、にじ…」
「あ、あははは…、ごめんダイヤ……」
「あ、あははは…、ごめんダイヤ……」
青黒いドレスを身に纏い強烈な冷気を放つ
その姿は氷の女王とでも形容できようか
その姿は氷の女王とでも形容できようか
「初めまして無限桃花、わたくしはダイヤモンドダスト……
いえ、今は氷厳寄生と名乗るべきですわね」
彼女は虹寄生を抱えると空へと浮かび、動けない桃花に話しかける
いえ、今は氷厳寄生と名乗るべきですわね」
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彼女は虹寄生を抱えると空へと浮かび、動けない桃花に話しかける
「もうちょっと先だと思いましたが……
今あなたを葬ってもいいかもしれませんわね」
今あなたを葬ってもいいかもしれませんわね」
氷厳寄生はそう言うと手をかざし、ビルのように巨大な氷塊を出現させる
冷たい微笑みを浮かべそれを桃花に向け落下させた。
冷たい微笑みを浮かべそれを桃花に向け落下させた。
「なめるな……ッ! 爆ぜよ天!!!」
桃花最大の技。
龍の様な黒い稲妻が放たれ、
周囲の氷を頭上の巨大な氷塊を
全て打ち砕いた。
龍の様な黒い稲妻が放たれ、
周囲の氷を頭上の巨大な氷塊を
全て打ち砕いた。
桃花は力を使い果たしてその場で倒れる
空にいた二人はすでにその場を離れていた。
空にいた二人はすでにその場を離れていた。
「人でも妖でも無い…奴らは一体…」
空を見ながら桃花はそう呟いた。