ロウソクロイド

「反省した私は無敵だぞ」

【名前】 ロウソクロイド
【読み方】 ろうそくろいど
【声】 難波圭一
【登場作品】 特命戦隊ゴーバスターズ
【登場話】 Mission25「アバターの謎を追え!」
【所属】 ヴァグラス
【分類】 メタロイド
【製造者】 エスケイプ
【製造モチーフ】 蝋燭
【他のモチーフ】 チャッカマン
【メタウイルス】 「怖がらせる」KOWAGARASERU(黄)
【識別ナンバー】 A-96
【推奨動作環境】 丑三つ時
【オーダー】 人々に悪夢を見せ、苦しめる
【識別ナンバーの由来】 悪夢(あ(A)く(9)む(6))

【詳細】

とある川にあった灯籠流しの小舟の蝋燭に「怖がらせる」のメタウイルスをインストールする事で製造されたメタロイド。
失敗をしっかりと反省、次の戦いに活かす事のできる堅実な性格で、再戦時には「ショクダイロッド」で武装していた(放送時期にロンドンオリンピックが開催されていた事もあり、外見は蝋燭と同時に聖火台のように見える。)。

頭部の巨大な蝋燭に点した灯の不思議な揺らめきを相手に見せ、相手の「恐れる物」を再現した悪夢に引きずり込む能力がある。
悪夢の中に引き込まれた者は精神世界でダメージを受けると実際に外傷ができ、強過ぎると最悪の場合は現実でも命を落としてしまう。

エスケイプは悪夢を見せられた人々の恐怖で「メサイア」に快楽を与えようと目論む(エンター曰く「(メタウイルスが)そのまんま」)。
河原にいた人々を上述の能力で苦しめ、駆け付けたレッド達3人にも悪夢を見せるが、ロボットには能力が通用せず、参戦したマサトにも悪夢を見せようとするが、バディロイドのビート・J・スタッグに無自覚ながらも妨害され、ビートバスターの攻撃で頭部の灯を消されて撤退。

その後、「ショクダイロッド」という専用武器で武装、大勢の人々に悪夢を見せるのにTV局に侵入。
レッド以外のゴーバスターズが局内に現れ、エスケイプの相手をするブルー以外の3人と交戦するが、ビートバスター、スタッグバスターの攻撃で頭部の灯を再び消されてしまい、最期は3人がエネトロンをチャージして放った「イチガンバスター」、「モーフィンブラスター」の射撃を同時に受け爆散した。

同個体のデータをスピード戦闘に特化したタイプαにダウンロードされたロウソクゾードも出現。

【余談】

メタロイドの特徴となっているカメラアイが『五星戦隊ダイレンジャー』の「ノコギリ大僧正」のように縦一列に並ぶ。
劇中でメタウイルス(メサイア)の力は「無機物に生命を与える」と説明されているが、蝋燭は有機物となる。
レッドの悪夢には巨大なニワトリが出現し、レッドはメガゾードの出現まで長期フリーズとなり、出撃不能に陥ってしまう。他にもイエローの悪夢にはマサトから事前に聞かされた怪談話の幽霊、ブルーの悪夢には過去に見たホラー映画のゾンビが出現。
「ゴーバスターズの弱体化に成功するが、戦意を失わせた事で楽しみが減ったエスケイプに蹴られる」という何とも理不尽な怪人だった。
再戦時に「スタッグバスターの正体がビート・J・スタッグ」と知った際、「メカ虫」と呼んでいる。
てれびくん2012年10月号の『ゴーバスターズをくるしめた3大おもしろメタロイド』で1体目のメタロイドとなった。

最終更新:2018年10月01日 22:43