ボセキシャドー

【名前】 ボセキシャドー
【読み方】 ぼせきしゃどー
【声】 龍田直樹
【登場作品】 烈車戦隊トッキュウジャー
【登場話】 第39駅「終わりの始まり」
【所属】 シャドーライン
【分類】 シャドー怪人
【主】 ノア夫人
【闇形式】 ノハ9012-39
【闇装備】 墓石系ドア
【闇駅名】 なし
【シャドー怪人薀蓄】 自身の頭は、
中々の「石頭」なんだ
【モチーフ】 墓石
【闇形式の由来】 9012=9(グ)0(レ)
1(イ)2(two=ブ)(墓の英読=grave)

【詳細】

過去に倒されたシャドー怪人を作る能力を持つ墓石系シャドー怪人。
ノア夫人の命令により能力で好き勝手に「幽霊シャドー怪人」を作りだす作戦を運行しようとした。

幽霊シャドー怪人を作る際に大量の闇を無駄遣いする事から、キャッスルターミナルの地下室に幽閉されていた。
城の闇を両肩から吸収すると、体内で「シェイクシェイクシェイク!」と混ぜながら「幽霊シャドー怪人」を作り、胸の扉から出現させる事ができる。
幽霊シャドー怪人はある種の偽物で、元の怪人ほどの強さは持たず、巨大化することもできないが、自身が巨大化した際には巨大化した状態で出現。

人々のイマジネーションが最高潮に達してシャドーラインの闇が著しく弱まるクリスマス(シャドーライン内では「ヤミベリ」と呼称される。)の時期にキャッスルターミナルの闇の減少と闇の皇帝ゼットへの闇討ちを目論むノア夫人によって解放され、ノア夫人に言われるままに街中で適当にシャドー怪人を復活させ、混乱を招く。
幽霊を生み出す闇にはキャッスルターミナルのものが直で使われており、幽霊を生み出せば生み出すほどシャドーライン、ひいては皇帝の持つ闇が減衰してしまう。

トッキュウジャーが虹野明(ザラム)/6号失踪に気が付いた頃に行動を開始して、手始めにバッグシャドーを生み出して町工場で暴れさせていたところをシャドーラインの発生を感知して出撃したトッキュウジャーと戦わせる(その時にはビルの屋上で高みの見物をしていて自身の存在を気付かれない。)。
更にリングシャドーバケツシャドーを生み出すが、1号のレールスラッシュの斬撃、残りのメンバーのトッキュウブラスター(ウチマスモード2名、キリマスモード2名)の同時攻撃に撃破されると、自身は呑気に水浴びをして休憩に入る。

しばらくして休憩を終え活動を再開するが、自身の存在を察知して現れた「モルク侯爵」からお灸を据えられ(この時、ノア夫人の暗躍が露呈してしまう。)、屋上から突き飛ばされた瞬間にノア夫人を道連れにトッキュウジャーの目前に落下して存在が露見し、更に拍子にバクダンシャドーを再生してしまう。
トッキュウジャーと交戦するが、バクダンシャドーは同個体にトラウマを抱えていた2号の反撃で消滅。負けじと更に10体の怪人を作ると宣言するが、拒否する3号、5号の連射攻撃によってドアの開閉を妨げられる。
1号がハイパートッキュウジャーに変身して5人の烈車を集約させた「ハイパー5連結クラッシュ」が放たれると「歳の順」と言いだしてモルク侯爵を盾にしようとするが、直撃寸前のところで入れ替わってしまい敗北。

直後に闇暴走で巨大化。
トッキュウオー、ディーゼルオーと交戦、やけくそにジャックインザボックスシャドーフェンスシャドー、ピンスボシャドーの3体を召喚して物量作戦に走るが、ディーゼルオーからパーツを分け与えられたトッキュウオーカーキャリアタンクの「カーキャリアタンクシュート」に2体、ディーゼルレッシャーのランチャー攻撃に1体が倒され、最期は超トッキュウオーポリスの「必殺技」を受け爆散した。

【余談】

本編においてノア夫人配下の最後の怪人となった。
『エターナルメモリーズ』の説明によれば、名前を「ボセキ」と読むのは「ゴーマ怪人の『墓石(はかいし)社長』と混同させないようにしてくれ」というデザイナー側の要望があったから。
デザイナーの篠原保氏によると「『再生怪人を繰り出す』という事だったために『墓が冥界に通じる扉になっていると分かり易いかな』と思い、全体的には『死神』のイメージも加えた上で石っぽい質感で纏めている」らしく、他にも「『五星戦隊ダイレンジャー』の墓石社長と名前がほぼ被ってしまうため、墓石を『ボセキ』と読ませるようにお願いした」とコメントしている(DVDの映像特典の「トッキュウミュージアム」より)。

最終更新:2017年06月18日 11:48