データ
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≪クラス≫:アルターエゴ
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【真名】:ヘンリー・テューダー 【属性】:秩序・悪
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【筋力】:B 【耐久】:A 【敏捷】:B 【魔力】:D 【幸運】:C 【宝具】:A+
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代理AA:アリス・シンセシス・サーティ(ソードアート・オンライン)
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【クラススキル】
◆対魔力:A
魔術に対する抵抗力。
事実上、現代の魔術師では魔術によって傷をつけることは出来ない。
◆騎乗:B
乗り物を操る能力。大抵の乗り物なら、人並み以上に乗りこなせる。
幻想種あるいは魔獣・聖獣ランクの獣は、乗りこなすことが出来ない。
◆自己回復(魔力):A
毎ターン、自身の魔力を回復する。
人々の祈りが魔力に変換されており、救世主を願い続ける者がいる限り尽きる事はない。
◆ハイ・サーヴァント:B
様々な神霊を合成させた複合英霊。
複数のエッセンスがツギハギされた英霊であり、特定の方向性へと先鋭化された存在。
◆王剣の神核:B
産まれながらにして、完成された王である事を表す。
霊基に幾つかの神霊が組み込まれており、神性スキルも併せ持つ複合スキル。
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【保有スキル】
◆星の裁き:B
権力者の専横を裁く法の剣。
絶対王政の基盤となった権限であり、全ての罰を与える事が可能。そして、様々な事件に迅速に対処出来る。
裁判の対象になった場合に限って、神霊にさえその裁きを受け入れさせる。
◆薔薇のカリスマ:B
戦地に咲き誇る鮮烈な紅薔薇。
旗に描かれた薔薇と竜。軍勢を指揮する天性の才能であり、民の心を完全に掌握する転生の証明。
赤き薔薇は竜の化身。何れ故国を救う為に立ち上がる、王を示した紋章である。
◆遥か貴き王の凱旋:A-
アライバル・ジ・アヴァロン。本来は宝具として扱われる。
騎士王の鞘を再現した不滅の加護。様々な武器を以てしても攻撃を通さない無敵の鎧。
……だが、本来は一切関係の無い複数の神霊を用いての再現である為に、本来は有しているはずの回復効果が消失している。
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【宝具】
◆『王の断罪、星の聖花(ディシジョンズ・スターチェンバー)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:99人
王の下す正当な判決。誰であろうと平等に与えられる星光の斬撃。
彼女が真名を解放した剣を振るう度、周囲に薔薇の花弁の様な粒子が無数に散らばる。
この粒子はそれそのものが強化された剣撃と同程度の威力を誇り、少しでも触れれば容易に切断されてしまう。
美しく舞った花弁は、罪人の血肉によって真紅に染まる。誰であろうと逃れる術はない。
彼女の手に持つ剣は、様々な神話に由来する聖剣が複雑に混ざり合った真名の存在しない複合宝具。
評決は剣に秘める膨大な魔力を解放する為のトリガー。指向性を持たせる方針である。
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【来歴】
ヘンリー七世。テューダー朝初代イングランド王として名を馳せた人物。
権力を回復し、政治を安定させた優れた統治を行った反面、貴族には不当に財産を没収するといった二面性を持つ。
薔薇戦争と呼ばれる戦いに勝利した事で玉座に座り、後に続く絶対王政の基盤を築いた。
下級貴族のランカスター家に産まれた彼は、決して王位継承に近しい存在ではなかった。
だが、相次ぐ後継者達の死によって最年長となってしまった事。薄いとはいえ、ウェールズ君主の末裔である等の理由で彼が抜擢される。
その為か、彼の王位継承後も僭称する者が後を断たなかった程。彼等は破門や処刑といった罰を下された。
外交、司法共に精力的に活動したが、晩年は病にて倒れ床に伏す事が多くなる。
世継ぎであり、息子のアーサーの死去に心を痛めたのか衰弱の一途を辿り、結核で病死。
後の王位は次男のヘンリー八世が継ぐ。奇しくも彼は父と同じく、後継者の死によって王位継承を果たしたのだった。
◆
彼は自らを、ウェールズの伝承“予言の子”と宣言し、事実としてそれは受け入れられた。
伝承に曰く……『アーサー王はアヴァロンにて傷を癒し、故国の危機にて甦る。支配された世界を解き放ち、平和をもたらすだろう』。
カムランの戦いで負傷した王は、必ずや民の為に立ち上がるという他愛のないお伽噺。
だが、それを真実とする為に。ブリテン中の魔術師はある計画を再開する事となった。
それ即ち、『円卓の騎士再臨計画』。表向きには“ガーター騎士団”として設立された、故国を守護する為の極秘計画。
大元となる人物……アーサー王をモデルとし、複数の神話・伝説の類似要素を抽出、複合。
その結果として、彼の王を擬似的に再現する事に成功した。
ヘンリー・テューダーに刻み込まれた神霊、英雄は三つ。
北欧の美しき豊穣神。国に平和と繁栄をもたらし、勝利の剣を携える“フレイ”。
ナルト叙事詩最大の英雄。半神であり、鋼鉄の肉体を持つと言われる“バトラズ”。
そしてブリテンの騎士王にして救国の英雄。聖剣の担い手“アーサー・ペンドラゴン”。
これらの要素が混ざりあった結果、その霊基は極めて特殊な性質……ハイ・サーヴァントと化している。
生前、性別を偽っていたのは苦肉の策。最高傑作を捨てるか、また途方もない年月をかけて調整するかの二択の末。
お膳立てされた、舗装された王道を歩む者。それこそが彼女の本質と言っても過言ではない。
アルターエゴとして召喚された彼女は、生前の一側面をカリカチュアした存在になっていると推測出来る。
しかし、生前から『王の代役』であり続けた結果か。それとも取り込んでいる神霊と彼女の相性が悪かったせいか……。
少なくとも、サーヴァントとしての彼女は、オリジナルとはまた別の。新たなる人格を獲得している。
【能力】
理想の騎士として、一騎討ちでの戦いを得意とする正統派。
アルターエゴとしての召喚であるが、モデルとなった人物の影響が強く表層に出ている。
元々の目的が『王の再誕』なので、間違っている訳ではないのだが……。
こう書き出すと真正面からの戦いのみを得意とする様に見えるが、実は搦め手も得意。
カリスマで周りの人間を味方に付けたり、星の裁きによって罪を犯した者に優位に立つ等の狡い戦略も普通にやる。
政略戦争に勝ち残っただけあって、根回しや交渉の腕前は図抜けているので彼女に任せても良いだろう。
勿論、スキルによる防御を頼りにゴリ押して圧し切る戦法も充分に強力。
宝具によって範囲・数の不利を打ち消す事で単独でも幅広い相手と立ち回れる。
花弁はある程度の精緻な操作が可能。花弁を吹雪の様に殺到させる、盾として扱う等の応用で、戦況を柔軟に戦い抜くだろう。
【性格】
清廉潔白な理想の騎士。
弱気を助け悪を挫く。正義のヒーローを体現したような才色兼備のお嬢様。
……といった性格を演じている。かつては本当にこんな感じだったらしい。
現在の……本来の性格はやんちゃで傲岸不遜。ワガママであり、周囲に反発する反抗気質。
混ぜ込まれている神霊の影響なのか。本来の気質かは定かでは無いが、お世辞にも良い素行とは言いきれない。
不良。というよりは、いい年した子供。仮面優等生とも呼べるだろう。
根底に存在するのは誰かに認められたい承認欲求。ある種の飢餓状態にある。
周囲の関心は、誰も彼もが自分ではなく自分の裏側。騎士王の残り香へと向けられていた事を察していた。
それ故に、王ではない自分自身。確固たる自我を誰かに見て欲しいのだろう。
……息子にアーサーと名付け、生誕地まで王と被せたのは。
自分の様な偽者ではない。本物の王になって欲しいと願っていたのかもしれない。
因みに、アーサー王はともかくとして円卓の騎士達については名声に利用していただけなので割りとどうでもいい。
本人の好きな英雄はゲオルギウス。君主の旗と同時にしれっと彼の旗も上げた隠れファン。
【聖杯への願い】
騎士として、哀しむ人々を助けに来た。……というのは建前。
本当の願いは一人の人間として受肉する事。国の行く末とかもう時効でよくないですか?
そして息子、アーサーの転生。やっぱり生後数ヶ月で結婚させたのはマズかったと思う。
【TS理由】
アルトリアをベースとして製造されたという来歴から。
また、女性である方が自分の息子をアーサー王に寄せようとした理由付けになる。
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【一人称/二人称】
一人称:私
二人称:貴方、貴女
【しゃべり方の特徴】
表向きは、真面目で厳格。
凛としながらも騎士としての礼節を弁えた、完成された貴人として振る舞っている。
実際の所は、斜に構えた捻くれ者。
決して乱暴な口調ではないが、どこかトゲのある冷徹な物言いをする事が多く感じる。
猫を被るのに疲れているのか、内心では誰に対しても面倒に思っているのだろう。
【コンセプト】
造られた王、パチモンアルトリア顔。
生前から神霊が混ざったアルターエゴ。
【使用・参考にしたデータの出所(僕鯖・皆鯖などあれば)】
・アルトリア・ペンドラゴン(Fate/stay night)
・シトナイ(Fate/Grand Order)
・キャスター・リンボ/蘆屋道満(〃)
・エドワード三世(鯖鱒wiki)
【推薦したいその他の代理AA】
・黒死牟(鬼滅の刃)
当初はTSさせる予定では無かった為、男性のキャラを想定していた。
性別の変更に辺り幾つかの変更点があるが、決定版でも宝具に名残がある。
【代理AAを選んだ理由】
金髪の女性剣士、花弁に由来した技を持つ。
本来の人格から分裂した別人格で、眼帯を付けたAAとで仮面と素の性格を使い分けられる。
目の色やスタイルといった部分的なパーツが、アルトリアと近かった。
作者がアルトリアとのツーショットイラストを寄稿している等の関連性がある。
【その他コメント】
彼女はエドワード三世と同じく、アーサー王の遺伝子が組み込まれたデザイナーベビー。
エドワード三世に起きた経年劣化を克服せんと、新たに縁を持つ神霊の因子を組み込まれた“不滅にして完成された王”。
……しかし、これ以降の王は彼女を超える素養を持つ者がいなかった事。神秘が薄れるにつれ因子を手に入れる事が不可能になった事。
様々な理由が重なった結果、彼女の代で計画は完全に破棄されたという。
彼女の息子達はアーサーのみが同様に調整を施され、他は当時の宮廷魔術師の手を借りる事で産み出された。
……本当は、息子であるアーサーこそが本当の王に相応しかったのだが。彼は病と過剰な負荷で死んでしまった。
アルターエゴとして召喚された側面は、“王の持つ、人間としての側面”なのかもしれない。
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