データ
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≪クラス≫:ライダー
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【真名】:ケユクス 【属性】:秩序・善
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【筋】:C(30) 【耐】:B(40) 【敏】:D(20) 【魔】:C(30) 【幸運】:E-(0) 【宝】:B+
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ムィ人 V ! ノ}
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代理AA:上条当麻(とある魔術の禁書目録)
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【クラススキル】
◆騎乗:D
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
◆対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
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【保有スキル】
◆神性:A
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
彼は「明けの明星」の息子である。
◆航海:C-
船に乗り海を旅する技能。
能力は低くないのだが、何かと不運が付きまとう。
◆カリスマ:C
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。
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【宝具】
◆『明星の誓い・暁の船出(アンミェリノーシュ・エパネノシ)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大補足:1(誓う対象)/40(定員)
彼の最期となった船旅と再会の誓いが宝具になったもの。
誰かとの再会や特定の場所への帰還を誓うことで出現し出航出来る帆船。
「誓い」そのものが船の形を成している。
攻撃能力は持たないが、誓いに賭ける意志の強さが船の耐久力として加算される。
その誓いが非常に強固であれば船は決して壊れず、
生前の逸話と同様、例え彼が死しても「誓い(船)」は残り再会を果たすだろう。
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【weapon】
◆槍
戦闘時に用いる武器。プサマテの狼が暴れた際も、部下に命じて準備させた。
ただしペレウスの妻がプサマテに祈り解決したため、狼との戦闘には至らなかった。
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【来歴】
ギリシャ神話に登場するトラキスの王。「明けの明星」(ヘオースポロス)の息子。
兄ダイダリオンの娘キオネが女神ディアナをけなした事でディアナに殺され、
兄は娘が死んだショックで暴れまわったのちアポロンの手で鷹に変えられる、
と続けざまに家族を失い悲しみに暮れる。
そんな時にポコス(海の女神プサマテの子。ペレウスの義弟)を殺したペレウスがトラキスを訪れたせいで、
プサマテの狼がトラキスを襲い人や家畜を殺戮していく。
(なおペレウスは自分の罪を隠していたため、ケユクス的には原因不明のプサマテの怒り。しかも完全なとばっちり)
……と、本人に非は無いが立て続けに散々な目にあったケユクスは、クラロスのアポロン神殿で神託を伺おうと考えた。
しかし最も近い陸路は不運にも通行できない状態であったため、海路を使うことに決める。
これに猛反対したのが彼の妻アルキュオネだった。
彼女は風神アイアロスの娘で、海風がいかに恐ろしく手におえないか熟知していたのだ。
「せめて自分も一緒に連れて行って欲しい。そうすればいざとなっても一緒に死ねる」
こう訴える妻に心を揺さぶられるものの、妻を危険な目に合わせることも計画を中止することもしなかった。
「父である『明星』の光にかけて誓おう──月が二度満ちるまでには帰ってくることを」
彼は妻にそう約束し、船旅に出たのだ。
しかし、目的地まで丁度半分ほどまで進んだころ、嵐が船に襲い掛かる。
雷鳴が鳴り響く中、やがて豪雨と暴風が船を破壊し海底まで沈めた。
乗員の大部分は船と運命を共にしたが、ケユクスは船の破片に捕まり浮かんでいた。
彼は波を漂いがら妻アルキュオネの名を叫び続ける。
並が自分を彼女の元へ運んでくれるように、自分の遺骸を彼女が埋葬してくれるようにと祈りながら。
波を被りながら、泳ぎながらも妻の名を呼び続けたが、やがて大波にのまれて海へと沈んで行った。
一方の妻アルキュオネは夫の不幸を知らず、ユノーに夫の無事を祈り続けていた。
ユノーは死んだ人間のためにこのような祈りが続けられる事に耐えられず、眠りの神に手を回して夫の死を知らせる。
アルキュオネは夢で夫の死を知ると大いに嘆き悲しみ、同じ海で死のうと決めた。
朝になると、彼女はケユクスの船出を見守った場所へと足を運ぶ。
すると、沖の方から人の体のようなものが波に乗って近づいてくる。
徐々に陸地へ接近し、誰なのかもはっきり分かるようになった。
それはまさしくケユクスの死体であった。
アルキュオネはケユクスの死体に近付きたい一心で姿を鳥へと変じた。
嘴で死体に口付けする彼女に神々は同情し、ケユクスもアルキュオネと同じ鳥へと変えた。
二人は鳥になっても仲睦まじく、子をなした。この二人の子孫がカワセミなのだ。
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【聖杯への願い】
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【性格】
平和を望み、妻や民を愛する善人。ペレウスへの対応からも面倒見の良さが伺える。
呪われてるんじゃないかと思える不幸な目にあいながらも自棄にならず手を打っていた。
プサマテの狼が暴れた際には自ら槍を持って戦おうとしたり、船が沈んでも最期まで泳いでみたりと、ガッツもある。
サーヴァントとしては生前の経験から、不運に見舞われても「やっぱりか!」とかのリアクションになりそう。
こんな人生なら物事が順調だと逆に不安を覚えるくらいになっていてもおかしくない。
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【備考】
ルート分岐とかやるならきっと便利。
大ピンチに陥って自身が死んでも仲間やメッセージを船で送り届けたりできます。
宝具が消滅後も残るのは、宝具の効果として再会を誓った相手とパスが繋がり、
消滅後はそちらから「誓い」へと魔力が供給されるため。とかそんな感じのイメージです。
彼の神話にも諸説ありますが、オウィディウスの変身物語を元に作成しました。
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