【Fate】SS速報・鯖鱒wiki

張献忠(狂)

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No.5069 張献忠(狂)
前のサーヴァント:千熊丸
次のサーヴァント:禰衡正平

データ


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  ≪クラス≫:バーサーカー
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  【真名】:張献忠              【属性】:混沌・悪
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  【筋力】:A+     【耐久】:C+     【敏捷】:B+     【魔力】:B+     【幸運】:A      【宝具】:A
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  匕-‐―‐- 儿      _ ,,... -‐ニ''"´≪ __,イ   |
 AA:赤羽根P(THE IDOLM@STER/プロデューサー)
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 【クラススキル】
 ◆狂化:EX

 バーサーカーのクラススキル。理性を犠牲にした大幅なパワーアップ。
 狂化を受けても張献忠は会話を行うことができるが、彼の思考は常に“殺人・殺戮・虐殺”で固定されており、
 彼との意思疎通は本質的に無意味である。

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 【保有スキル】

 ◆扇動:A+

 数多くの大衆・市民を導く言葉と身振りの習得。
 特に個人に対して使用した場合には、ある種の精神攻撃として働くきわめて強力なもの。
 バーサーカーの場合は「もう後がない」「破滅とわかっていても進むしかない」人間を生み出し、導くことに長ける。

 ◆燎原の火:C

 史上稀に見る虐殺事件の汚名。
 張献忠が大量虐殺を行ったのは紛れもない事実であるが……中には、清軍が行った所業を彼に被せたものもあったという。
 バーサーカー・張献忠は、自らを飾り立てる人々の悪意、中傷、流言飛語、デマゴーグ、おぞましき囁きを自らの力とする。
 対象とした集団の精神をたちまち弱体化させる他、強烈な精神攻撃としても機能する。
 対象が魔術的防御手段を有していなければ、自死させる事も可能。
 これ幸いと被せた罪が殺戮者をより強靭なものにする、という皮肉。

 ◆殺戮技巧(人):A++

 使用する「対人」ダメージにプラス補正をかける。バーサーカーの場合は主に「人を使って人を殺す」技能に熟達している。
 その時代にある人類の兵器を自在に使いその威力を数倍に引き上げる、自然の因果応報のサイクルを瞬間的に行使したもの。
 サーヴァントやモンスター相手ではそこまでの絶対性はないが、人類を相手にした時の殺戮効率は著しい。

 ◆魔力逆流(殺):B

 人を殺してその血肉を貪り、その熱のまま殺戮し続ける狂気の兵団。魂食い効率の大幅な上昇。
 また、バーサーカーの薫陶を受けた兵が魂食いを行ったとき、その魔力リソースをバーサーカーに還元する。
 理論上、バーサーカーはマスターがいなくとも何かを殺し続ける限り半永久的に活動できる。

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 オール・フォー・ワン(僕のヒーローアカデミア)
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 【宝具】
 ◆『天誅七殺(ころせ、ころせ、ころせ、ころせ、ころせ、ころせ、ころせ)』
  ランク:A 種別:対人/対民宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:300万人

 張献忠の四川での大虐殺を象徴する宝具。
 彼とその手勢によって、当時310万2073人だった四川の人口は1万8090人まで数を減らしたという。
 常時発動型の宝具で、相手が持つ罪によって張献忠と彼が率いるものたちが与えるダメージ係数を増加させる。
 罪とは美徳に欠けるもの。「仁・義・礼・智・忠・信・孝」、このうちいずれかが欠けていると係数に七倍が加わる。
 しかし、このすべてを兼ね備えた存在などそうはいないため、実質的に不安定な精神体特攻宝具と化している。

 真名開放により、その身に溜め込んだ怨念と虐殺の意思を獣のごとき魔力に変えて解き放つ。
 獣は無差別に人を殺し、喰らい、魂食いによってその数を増やしながら止まることなく殺し続ける。
 「四川人を殺せ」「男を殺せ」等ある程度の指向性を与えることはできるが、不定数の「余剰」が出ることもある。
 また、ひとつの方言、言語を地上から消し去ったという逸話から、これらの攻撃は対文明の属性を帯びてもいる。
 恒常的・擬似的な[[対魔力]]として機能し、他者の真名開放を妨げ、何らかの補助があれば魔術基盤すら殺害しうる。


 万物はすべて人が生きるためにある。
 人は天が自分たちを苦しめることを嘆くが、それもまたすべて天の望み、天誅なのだ。

 忠に欠ける者は、殺せ!
 孝に欠ける者は、殺せ!
 仁に欠ける者は、殺せ!
 義に欠ける者は、殺せ!
 禮、智、信に欠ける者は、
 天命の如く皆殺せ、殺せ、殺せ!

 さあ人よ。天の下に生まれた民よ。
 これから天地をひっくり返し、惜しむことなく人を殺していこうじゃないか。

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 【来歴】

 張献忠。
 中国の明帝国末期の人物で、元々は軍人。
 しかし、罪を犯して投獄され、その罪が偶然許されて釈放されると腐敗した明帝国に牙を剥くようになった。
 その後は反乱軍の首魁の一人として活動していくが、彼の彼たるところはそこではない。

 四川州の大半を征し成都に陣取った張献忠は大西王(大西皇帝)と名乗り、漢中の攻略を目指す。
 が、度重なる無理な行軍と政権の締めつけに対する抵抗で反乱が勃発。
 漢中の攻略どころか四川の支配も怪しくなってきたと判断した大西王・張献忠は暴挙に出る。

 「僕が手に入れた四川ですから、僕が滅ぼしてしまうのです。誰ひとりとして、他人の手に渡すわけにはいきません」

 即ち、「屠蜀」。四川で行った大規模無差別殺戮である。
 学者たちを「科挙を開く」としておびき寄せて殺す。僧侶たちを「銀を与える」と招いて殺す。
 犬が吠えれば殺し、身長が高ければ殺し、15歳以上であれば殺し、農民が絶えて食料がなくなれば人肉を食って殺し続けた。
 この時彼が殺戮した人間は300万とも600万とも言われ、古代四川人は実質的に滅亡。
 四川方言が今の時代に残っていないのは、この時の虐殺が原因だとされている。

 結局、張献忠本人はホーゲとの交戦中に死亡したのだが、彼の軍勢の勢いはそれでも収まることはなく、
 14年もの間残党は戦い続けたのだという。

 【性格】

 殺人が好き。三度の飯より好き。というより生前の慣いから人肉を食べることもままあったので、英霊の今では殺人と食事がほぼ同義。
 普段は好漢らしく穏やかで友人も多いのだが、ふとした瞬間に友人を迎え、盛大にもてなしたあと殺す。
 家族や恋人を大事にするが、ある日思い立って殺す。
 殺したあとで「どうして止めてくれなかったんですか」と言ってそばにいた人を殺す。
 止められても「なぜ止めるんですか」と言って殺す。
 好きな人ほど殺す。嫌いな人は嫌いなので殺す。関心のない人も気分次第で殺す。
 マスターのことは基本的にどうでもいいと思っているので殺さない。うっかり殺すこともある。

 【聖杯への願い】

 人を殺すこと。
 とは言え、スイッチを消すように全人類が死ぬようなのはあまりよくない。
 ドミノを倒すように幾何学的で、整然としていて、劇的なのが望ましい。

 【一人称/二人称】
   一人称:僕
   二人称:君

 【台詞例】

 「殺しにいかないんですか?絶望は殺戮にいたる病、ですよ」

 「戦場で果敢に戦う少女。良いですよね。僕は好きです」

 「民主主義。素晴らしいと思います。民衆の良識が前提ですし、ちょっと煽れば多少の無茶は通りますからね」

 「うん。今日もみんな、一生懸命殺してくれていますね」
 「でもね、実は僕、あんまりこういうやり方は好きじゃないんですよね」
 「だって、無理やりやらせてるみたいじゃないですか」

 【コンセプト】

 人類史上でも指折りの規模のシリアルキラー。始皇帝が迷わず集落ごと長城を落として滅ぼすほどの悪性腫瘍。
 鬼種か悪魔のような純粋な人間。

 【使用・参考にしたステータスの出所(僕鯖・皆鯖などあれば)】

 カエサル、サリエリ、光のコヤンスカヤ、ランスロット

 【推薦したいその他の代理AA】

 ハザマ(ブレイブルー)

 【代理AAを選んだ理由】

 オールフォーワン(明晰なヴィラン)が先にあって、そこからスーツ姿のAAを選定した形。
 一見して穏やかな男。扇動が得意そうな男。

 【その他コメント】

 宝具の元には七殺碑の逸話の他、「天殺」の逸話もミックスされている。
 犬を放ち、彼らが吠え、匂いを嗅いだものを天に選ばれたとして殺す。真名開放時に獣の姿を取るのはこのため。
 ……先天的なものか、それともあまりにも多くの死に触れてきたがためか。張献忠には人の「死の運命」がなんとなく見えるのだ、と嘯く。

 殺人嗜好にべっとりと覆い隠されているため彼自身の思想はいまいち不透明だが、根本的には「天に返す」ことを目的としている。
 人々は世界からあらゆるものを搾取するが、世界に何をも与えはしない。それは不公平だ。
 だったら、命の数を揃えて天に返すのが、せめてもの貢献ではないだろうか。
 「自然の因果応報のサイクル」をただの一個人が行使する、という異常、その根源。

 「天生万物與人、人無一物与天、殺殺殺殺殺殺殺」

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関連項目


 ◆秦良玉

 史実での敵対関係。秦良玉は張献忠を倒すことは叶わなかったが、彼の軍勢に損害を与え、彼本人を負傷させてもいる。
 異聞帯においても、「大西王」が彼女の故郷の村を含めた複数の集落を扇動し、始皇帝によって纏めて粛清された事変が語られる。

登場歴


ぽれんで聖杯戦争したい

ふぇれん
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