【初出】
XVII巻
『大地の四神』と契約した“王”として、
内乱時にはアメリカ先住民に肩入れし、彼らの合衆国転覆計画に賛同していた。
[
仮装舞踏会]との全面戦争を前にして、悲嘆に暮れるばかりの契約者と共に事態を静観していた。
しかし
フレイムヘイズ兵団が大敗した後、
センターヒルの遺言を託された
シャナから遺言を聞いて契約者共々参戦することを決意し、シャナの決意を聞き契約者共々彼女とともに行くことを決めた。
御崎市決戦を経て、フレイムヘイズとしては最初に契約者と共に『
天梯』を通って新世界『
無何有鏡』へ旅立った。
【由来・元ネタ】
アステカ神話の水の女神チャルチウィトリクエ(Chalciuhtlicue)。名前の意味は「翡翠の淑女」で、羽根飾りのついた青い帽子を被り、翡翠の装飾品を身につけていた。
司るのは、川と澱んだ水=「大地に元からある水」で、「空からやって来る水」を司る雨神
トラロックを夫とする。
「清」は汚れやけがれが無く澄みわたっているさま。「漂」は漂うことと同時に、洗って白くするという意味を持つ。真名全体では、「“徒”という悪霊を浄化するただよう鈴」という意味だと思われる。
その本質は、ウェストショアが
自在法『
セドナの舞』として遺憾なく行使している。
最終更新:2025年04月10日 07:10