2014年5月5日に岩国米軍基地フレンドシップデーにて行われた、WoTオフラインイベントのレポートです。
記述者は、おっさん自走砲乗りです。
写真は無しですが、ウォーゲーミングジャパン広報の公式twitterに写真が上がってるので、興味のある方はそちらをご覧ください。
(追加:公式サイトにニュースが掲載されています。
公式サイト:2014/5/9ニュース)
(2015,6月12日追記 クラン脱退致しましたが記事は残しておきます)
5月5日こどもの日(雨のち曇りときどき晴れ)
昨夜からの雨が残るあいにくの天候、午後からは晴れ間も見られました。
本年度のフレンドシップデーは航空ショーが行われず、航空機の展示と各種イベントのみなので、例年より人が少なく感じます。
10時過ぎに基地入り口に到着。結構込み合っている。
荷物検査と身分証明確認を済ませ入場。入り口近くのA-4スカイホークとゼロ戦(レプリカ)はスルーしつつ、WOTイベントの場所を確認する。
結構奥の方で、フードコートの横らしい。イベントのメインである航空機の展示場所と方角が違うのだが、意外とそちら方面に向かう人が多い。
フードコートを抜けつつ、イベント会場に到着。早めの食事を取る人が多いらしく、さほど人は多くない。
イベント内容は、試遊台3種類と、12時と14時の2回、すぐ傍の小ステージでじゃんけん大会があるらしい。
試遊台はウィンドウズ版、タブレット版(World of Tanks Blitz、日本語版未発売)、XBox360版の3種類があった。
早速、ウィンドウズ版からプレイ。ノートPCだがグラフィックがすごく綺麗。あとでスペック確認したところ、最高級ゲームノートPCだと判明。30万くらいの奴でした。
アカウントはフレンドシップデー専用のものが準備してあり、全車両使用可能かつ、全乗員が全スキル習得済み。拡張装備・アイテム・塗装はなし。弾丸が全てに均一に割り振られているので、そのままでは問題のある車両もありそうだった。
待ち人数は6、7人(多いときは20人以上並んでいた)スタッフは2人程度でがんばって回している。初めての人への説明が大変そう。
試遊台に並んでいる最中、ハーフっぽい小学生がtier10自走砲(たぶんT92)をプレイしていた。上手い。終わった後、スタッフか取材の方にインタビューされていた。
順番になり、手馴れている自走砲でプレイしてみる。野外なので明るすぎてちょっと見難い。MODはもちろん無いし、レティクルやマウス感度を調整できない(人が並んでるのでそんな時間は取り難い)のでやりづらく感じたが仕方のないところ。
普段最低スペックでプレイしているので、画面スペック最大の綺麗さとやり辛さを同時に感じる。
現在販売終了になっており、自走砲弱体前の性能を持つという105 leFH18B2をプレイしてみる。やばい。自走砲無双だった時代の名残と知ることが出来て満足。
win版試遊台の前には、反対側からプレイしている様子を見られるようにモニターが設置してあり、そちら側にもギャラリーが結構ついている。上手いやり方だと思う。
まったくゲームのことを知らず、画面を見てからはじめてプレイしてみる人も居る。ただし、フレンドリーファイアも多発していた模様・・・
次にBlitz(タブレット版)をプレイしてみる。
8人入換制だったので、ちょっと待てばすぐにプレイできた。
スタッフからの操作説明等はなし。簡単な説明のペーパーが置いてある。
選べる車両は固定らしく、tier4-5の車両が準備してあった。同時スタートして、同じルームでプレイしている感じ(詳細不明) 戦闘待機画面でその場以外の他のプレイヤーは確認できなかった。
以前乗っていたT1 Heavyを選択。MAPはWin版とは違う様だ。操作については割と直感的に理解できたが、動きがWin版より若干もっさりしている。
レティクルが小さく収束早い。でも弾速遅いかな? 狙えば当たるけど、タイムラグがあってよくわからない。
4vs4で2台撃破して勝利。何が何だかわかってない人がほとんどなので、悪い気もする。
で、Xbox360版に並んでみる。時間のせいか結構待たされる。途中で列整理が入った。
画面は意外と綺麗。モデリングはちょっと雑かな?と観察していたら順番になった。
画面がところどころ違うが、基本Win版と同じのようだ。アイテム選択などでいちいち画面が切り替わるのが遅く面倒くさい。レスポンスもちょっと遅い。
ほぼ初期アカウントらしく、tier1車両と米独のtier3軽戦車程度のみ選べた。視点切り替えが固定2種類(通常とスナイパー)のみで扱いづらい。ミニMAP表示も小さすぎ。切り替えられるのかもしれないが、操作がわからないので断念。
Pz.II J(課金)でやってみる。マッチングに時間がかかる。待機人数も100人程度で、これは流行ってないなと実感できる。
プロホロフカ通常戦。丘の向こうが見えないなーとかうろうろしてたら、強行してきたLee先生にやられる。Win版をやっていればやる必要はないと感じた。
終わったころちょうど11時回ったので、早めの昼飯にする。バーガーキングのジャイアントバーガーセットを頼む。ネスティーが売り切れで、数十年ぶりにマウンテンデューを飲む。バーガーはでかくて薄い。
腹ごしらえが終わったところで、準備していたノートPC+モバイル回線にてWoTにログインしてみる。クランチャットでだらだら話しつつ、1戦試してみる。おおむね問題なし。
そんなことをしているうちに12時近くになり、じゃんけん大会が始まるようなのでPCオフ。
じゃんけん大会は、ゲストの米軍基地広報官の人とじゃんけんをして、勝ち残った人に豪華プレゼントというもの。賞品の内容は、中止になった2013年フレンドシップデーグッズ+2014年同ポスター+WoT・ガルパンコラボ乾パン(非売品)
後に確認したのだが、グッズとポスターはそこいらで売っていたので、レアなのはコラボ乾パンだけであった。
小学生などがたくさん参加しており、大きいお友達は少数。それなりに盛り上がって終了する。
じゃんけん大会終了後、一応展示も見ておこうと移動。
オスプレイが珍しいが、他は概ね例年通りか。EP-3、OH-1なんかは始めて見るなぁ。まあこのあたりはWoTと関係ないので端折る。
1時間してWoT会場に戻る途中、初めてWoT×ガルパンコラボの大看板を発見。結構目立つのに行きで何故気付かなかったのだろう?
会場にて日陰のテーブルを見つけ再度WoTにログイン。数戦するもバッテリーの減りが早い。40%切ったところで早めにログアウト。電源確保できそうに無いしこれ以上のプレイは諦める。
Win版試遊台の方と戦えたらネタになるのになぁと考えてのプレイだったのだけど、やはり無理だった。試遊台のすぐ傍でやっていたので、もしそうなったら面白かっただろうに残念。
で、そのあと少しして2回目(でラスト)のじゃんけん大会が始まった。
内容は先ほどと同じ。参加人数は1回目より多かったかも。しかしあっという間に勝負がついてしまって、先ほどよりあっさり目。
今回は最後に基地広報官の方から挨拶があった。自分らは軍なので、Wargaming社を公式に宣伝は出来ないけれど、スポンサーになってくれるのは喜ばしいとのコメントが印象に残った。
その後は、試遊台をもう一度回っていろいろ見たり聞いたり。
4時の終了まで存分に楽しみました。
以下は感想や見かけた出来事などをつらつらと。
AFN?(米軍放送網岩国と思うが未確認)の取材が行われたりもしてた。と言っても、基地の隊員で既存プレイヤーの試遊を撮ってただけの様だが。でもその方はあんまり活躍できてなかったっぽい。他にも、午後遅くからは軍人さんが大勢試遊していた。スタッフは英語対応で大変そう。
面白い発見としては、初めスタッフの人も気付いていなかった様だが、Xbox試遊台横の柱にWoTプレイヤー仲間募集のチラシが張ってあったりもしていた。NAサーバーのプレイヤーで、クランウォーズを目指してやろうぜ!的な内容だった。
帰宅後調べたところ、5500戦ほどのプレイヤーさんでドイツ専門だった。それでいいのか米軍海兵隊員。 帰り際にチラシを見ると多少減っていた様だった。
(追記:所属クランを調べたところ、米海軍関係のようだった。ドイツ専門の理由にはならないけど一応追加しておく)
小ステージ上では、WoTやガルパンのプロモビデオをずっと流していたのだが、ガルパンの時だけ人が注目していた。画面が小さく遠いので見辛かったので、日本語音声で派手なガルパンにだけ反応があったのかなと思う。時々WoWPやWoWSのプロモもやっていた。
場所がフードコートのすぐ裏手だったこともあってか、まったくゲームを知らない小学生もぞろぞろいた。スタッフさんによれば、WoTのイベントでは珍しいとのこと。(いつもはガルパンの大きいお友達ばかりだとか)
まあ例年、フレンドシップデーはミリオタすら少ないと感じるほど家族連れが多い。今年は航空ショーが行われず、観客がいつもよりずっと少なかったので、例年通りならもっと子供まみれだっただろう。
試遊台であと一人、次にプレイできるぞ!って所まで待ってた子供が、母親に呼ばれてめちゃくちゃ不満そうに去っていくこともあった。かわいそうに。
女性やカップルでの参加もいくらか見られた。中でも女性がキーボード操作、男性がマウス操作で分担してプレイしてたカップルが印象的だった。(訳わからないうちに撃破された模様)
全体として、スタッフさんは上手く回してた様だけれど、やはり人手不足だったようで、全体の目配りとしてはまだまだな印象があった。
一応制限はかけていたようだが、初めてのプレイヤーがtier10戦場に参加してしまい、チャットが荒れやしないか見ててやきもきしたりした。(特に荒れなかったようだけど)
よく見られたのが、撃破されたのにわかっておらず、そのままポカーンとするorクリックして他味方車両の視点になってしまい、何で操作できないんだろう?とかグリグリマウスを動かしている人など。
その辺りは説明難しいから仕方ない部分もあるが、試遊に向いてない機能だよなあと思う。
初心者故かどうしても味方を撃ってしまい、フレンドリーファイア多数によりアカウント停止になる事件もあった。アカウントは複数用意してある様ですぐ復帰させていたが、プレイヤーさんは今のナニ?、とキョトンとしていた。
ランダム戦全種類で設定してあったが、遭遇戦や強襲戦も普通に選ばれていたので、試遊ならばこの2種はチェック外してもよかったのではないかと思う。
クラ落ちや、フルスクリーンに復帰できない現象も起こしていた。9.0はまだまだ不安定なのか。
スタッフさんも9.0の不具合で、プレイヤーさんに大変ご迷惑をおかけして申し訳ないとしきりに謝っておられたけれど、まあ日本ではどうにもならない話だろうし、本社は早めに修正して欲しいものだ。
あとは物販が無かったので、少し寂しい感じがした。フレンドシップデーでは、いつもたくさんの物販ブースが並んでいるので、そちらにあっても良かったかもと思う。
お土産は招待アカウント付きの丸い紙製団扇&WoT入浴剤。入浴剤には「豪華特典が手に入る BONUS CARD封入!!」と書いてあったが、中は入浴剤だけ。以前の残りものっぽいので期限が切れたか?
(追記:後日入浴剤を使ってみましたが、ごくフツーでした)
人がずいぶん減ってきたのでもう一戦、と思ったところでスタッフに止められた。もう4時で終了らしいが全く気付かなかった。楽しい時間が過ぎるのはとても早い。スタッフにお礼を言って、まったりと撤退だ。
イベント終了後、帰り道にゴミを捨てていたところ、団扇が結構な数捨ててあって寂しい感じ。まあコードは全部一緒のようなので数は要らないけどさぁ。
帰り道すがら、米軍基地のスタッフが「サヨナラー」と日本語で声をかけていた。一日警備ご苦労様です。
以上、なんやかや苦情の様な事も書き連ねてしまいましたが、とても楽しめたオフラインイベントでした。
ウォーゲーミングジャパンスタッフの方々、及び岩国米軍・自衛隊基地のスタッフの方々に心から感謝いたします。
それでは。
2014.5.5:初稿 5.9:追記
- Blitz見たけどパソコン版のスケールダウン感が否めないんだよなぁ……。
FPS・TPSの操作はマウスとキーボードがこれで洗練されて完成してるってそれ一番言われてるし、パソコンあるなら本家一択かなぁ。
それより World of Warship の進捗が全然伝わってこなくて悲しい。
-- (kinfisher007) 2014-06-07 16:03:17
最終更新:2015年06月12日 23:39