Part73-126-129
126ダウンタウン熱血物語2021/06/29(火) 04:23:22.78ID:r8/Wn6wU0
ダウンタウン熱血物語
1989年ファミコンで発売したアクションRPG。
進学校であった冷峰学園に転校したダブルドラゴン兄弟、竜一と竜二。二人は高い戦闘力で近くの学校を傘下に収め始めた。
くにおのライバルである花園高校の番長りきは、その状況を気にしていなかった。
だがりきの恋人のまみが、冷峰学園の生徒に攫われる。怒るりきは単独で冷峰学園へと向かう。
そこに正義の不良を目指すくにおと合流するのであった。
以下、ゲーム内の文章はひらがなですが、漢字にしています。
りき「く! くにお! お前なにしに…」
くにお「冷峰へ行くんだろ、俺も行かせてもらうぜ!」
りき「……勝手にしろ!」
りきは攫われた彼女を助ける為、くにおはかつての仲間に会う為…、悪の源、冷峰学園へと歩き出した。
胸に秘めたそれぞれの目的だけが二人を繋ぐ…、熱き戦いが始まる…。
(花園高校前から冷峰学園へと向かって進むくにおとりき。途中で様々な高校の生徒達が襲ってくる。)
(公園前、商店街前などを進んでいくと、花園町の工事現場で最初のボス戦。)
さわぐち「まちな! お前らのような奴を通すなと、にしむらさんに言われている。黙って見過ごすわけにはいかないぜ!」
撃破。
さわぐち「あんたたち、強いのねっ!」
(先を進んで新宝川・花園大橋で冷峰学園生徒でくにおと中学時代の友人の女子はせべと会う。語尾がハートマーク。)
はせべ「ひさしぶりね、くにお。冷峰のはせべさんが取っても良いこと教えたげる。
花園から女の子を攫ったのはうちの学校。…冷峰学園の竜一・竜二よ。
女の子は後者の一番上の階の、一番右の教室に閉じ込められているわ。
でも助ける為には、あのダブルドラゴン兄弟と呼ばれている、竜一・竜二を倒さないとならないの。
彼らはとても強いわ。パワーアップしないと痛い目にあうわよ。
あまり無理しないでね。私は冷峰学園の生徒だけど…、くにおを応援するわ。絶対負けないでね、約束よ。」
(りきの場合。)
はせべ「あなたがりきさんね? 私は冷峰のスケバンはせべです。りきさんの彼女を攫ったのはりゅういち・りゅうじよ。
あの二人は女の子を攫う事は誰よりもうまいの。彼女を助けるにはりゅういちとりゅうじを倒さないとならないわ。
彼女、確か校舎の一番上…一番右の教室にいるはずよ。
私、彼女には借りがあるの…。絶対助けてあげてね! 約束よ。」
(花園大橋の側の公園でボス戦。)
かみじょう「そっちからやられにくるとは、いい度胸してるじゃん!」
やまもと「お前らを倒して冷峰に行き、俺達の力を認めさせてやるぜ!」
撃破。
やまもと「ボ、ボスは落として倒してもそれは倒した事にならない、覚えておけよ」
かみじょう「ちょ、ちょっと手を抜いちゃったかな…、疲れたから風呂屋に行こうっと…」
(大橋を渡り、道を進みまるか運送の廃倉庫内へ。敵を倒すとボス戦。)
にしむら「くにお! てめえなんか、ぴゅぴゅぴゅのぴゅーにしてやるぜ!」
撃破。
にしむら「花園公園できのしたさんがお待ちしてるぜ! 可愛がってもらえこのタコ!
127ダウンタウン熱血物語2021/06/29(火) 04:24:28.94ID:r8/Wn6wU0
(花園第三公園まで戻る。ボス戦。)
きのした「ふふふ、待ったぞ! 俺は冷峰四天王の一人! きのしただ!」
きのした「俺を倒さなきゃ、先へは行けんぞ! ほれっ、かかってこいや!」
撃破。
きのした「れ、冷峰に行くなら…、俺らのヘッドこばやしさんを倒してからにするんだな…」
(まるか運送廃倉庫を越えて、廃ビル前まで進みそこでボス戦。)
もちづき「へっへっへ! この俺と勝負してもらおうじゃねえか! 俺は冷峰四天王の一人もちづき! 通称かっとびのもつ!」
撃破。
もちづき「やはり噂機に聞く強さだ…ぐうっ…、次の戦いを楽しみにしてるぜ…」
(次のエリア緑町。そこでもボス戦。)
たいら「来たな! 俺ときのしたもちづきを倒さぬ限り、こばやしさんには会えぬぞ!」
撃破。
たいら「お、お前らがこんなに強いとは思わなかったぜ…。こばやしさんはこ、工場の一番奥のへ、部屋にいるぜ。」
(穴の開いた緑町小林産業工場跡を進み、工場奥でボス戦。)
こばやし「ふっ、私が冷峰四天王のヘッドこばやしです。さあ、来なさい。私があなた方を地獄へ連れて行ってあげましょう」
撃破。
こばやし「れ、冷峰の門はごうだが守っている…、や、奴の頭突きには気を付けた前…」
(ほしのおか東商店街。風呂屋前でボス戦。)
かみじょう「さっきはよくもやってくれたな!」
やまもと「覚悟しろよっ! くにお!」
撃破。
やまもと「結局、こうなっちまうんだよな…とほほほほ…ぐげぼっ!」
かみじょう「覚えてろ!」
(ゆめみ町を進んで遂に冷峰学園の校門前に着く。四天王を倒して来ると門が開きボス戦。)
ごうだ「中へ入る事は俺が許さん!!」
撃破。
ごうだ「つ、強いな…、お前らならあいつに勝てるかもしれん。健闘を祈るぜ…」
(冷峰学園内体育館、ボス戦、おにづか。)
おにづか「てめえら! 体育館に土足で上がるとはどーいうつもりだっ!!」
撃破。
おにづか「お前らの探しているダブルドラゴン兄弟は校舎にいるぜ…げふっ!」
(学校内一階、二階と進むとボス戦。)
ごだい「けっ、こんな所までくるとは…しかし、ここから先へは行かせないよーだ。」
撃破。
ごだい「うぐぐ、俺の技を見切るとは…、しかしなダブドラ兄弟の技はもっとすごい…」
128ダウンタウン熱血物語2021/06/29(火) 04:27:26.49ID:r8/Wn6wU0
(三階、雑魚を全て倒すとボス戦。)
りゅういち「俺達がダブルドラゴン兄弟と呼ばれているりゅういち!と」
りゅうじ「りゅうじだ! ここから生きては返さん! 覚悟しろ!」
撃破。
りゅういち「ま、まいった! つええよあんたらは…。」
りゅうじ「完全に俺達の負けだよ。たいした奴らだぜ。」
りゅういち「さあ、俺達を倒したんだ。残っているのはエンディングだけだ。」
りゅうじ「右端の扉から屋上に行け。エンディングは屋上でやるそうだ。」
(ダブドラ兄弟を倒した後、教室に入る。)
まみ「あっ! くにおさん! 助けに来てくれたんですか!?」
まみ「ありがとうございます! あ、あたしなんて言ったらいいか…」
くにお「今のうちに逃げるんだ、いいね。」
まみ「はい! 本当にありがとう、くにおさん!」
(りきの場合。)
まみ「あっ、りき! うそぉ! 信じられない!」
りき「まみはすぐに帰りな。今なら大丈夫だ。」
まみ「うんっ! 信じてるからねっ。」
(そして屋上にラスボス戦)
やまだ「全国のやまださんには申し訳ないが、俺が悪の大ボスのやまだだ!」
やまだ「くにお! 久しぶりだな! 登場の仕方が単純だって? 悪かったな!」
やまだ「俺はひーろーぶっているてめえが許せねえんだっ!」
やまだ「今こそお前を倒し、次のゲームは熱血硬派やまだくんだっ! えへへ。」
やまだ「さあこいっ! たいまん勝負だっ!」
(りきの場合。)
やまだ「全国のやまださんには申し訳ないが、俺が悪の大ボスのやまだだ!」
やまだ「来たな! りき! 俺はお前みたいなやつに、あんな可愛い彼女がいる事がゆるせねえんだっ!
やまだ「さあこいっ! たいまん勝負だっ!」
撃破。
やまだ「そ、そんな馬鹿な…、俺の悪のパワーが通用しないなんて…げろろんぱ。」
やまだ「……昔からくにおだけには負けたくなかった……、お前と仲間だった時もそう思ってきた……だが」
やまだ「さすが熱血硬派だ…俺なんかより、一回りも二回りもでっけえぜ!」
やまだ「ふっ、全国統一か………、俺はまた一から出直す。」
やまだ「今度、会う時はこうはいかないぜ…よおーっく覚えとけよ…がっくーん。」
(りきの場合。)
やまだ「そ、そんな馬鹿な…、俺の悪のパワーが通用しないなんて…げろろんぱ。」
やまだ「さすが花園番長だ! 彼女が居てもおかしくねえぜ!」
やまだ「ふっ、全国統一か………、俺はまた一から出直す。」
やまだ「今度、会う時はこうはいかないぜ…よおーっく覚えとけよ…がっくーん。」
くにおとりきによって、冷峰のいや山田の計画は消えた。
そして冷峰の支配下にあったいくつかの高校にも自由と活気が戻り…、
生徒達は何事も無かったかのように、毎日を送る。
悪夢から覚めた冷峰には山田の姿はなく、また山田を思い出す者は誰もいない…。
スタッフロール、完。
129ゲーム好き名無しさん2021/06/29(火) 04:30:01.93ID:r8/Wn6wU0
投下終了です。以下は説明。
冷峰学園の傘下に入っている高校は多数あるが、それぞれの理由がある。
名前を上げたい、かつて四天王に助けてもらった、花園高校に恨みがあるなど。
ダッシュ頭突きのごうだは妹を人質に取られしぶしぶ、ダブルドラゴンの命令を聞いている。ごうだの高校の生徒も同じ。
棒術スペシャルの五代は、暴れると手が付けられないと同高の生徒に畏れられ、そうなる前にくにおを倒そうとしている。
山田は中学時代くにおの友人。ただくにおに対し嫉妬があり、惚れているはせべがくにおに惚れているのも恨んでいる。
山田は悪のパワー、催眠術で冷峰学園のトップたちを操っていた。ゲーム終了後は冷峰学園から転校した。