サン・ヴェナンダン魔法学院 - ストランドバイブル@wiki

Sant VennAndant Sorcery School
<共通設定>

＜学院章＞

<"魔女"の一般的なイメージ「三角帽子、蛙、鼠、鎌」そして砂時計を意匠としている＞

概要

魔法に関して人間社会で最大の規模を誇る教育・研究機関で、魔導軍に士官を供給する仕官学部までも備える巨大学園。
バキュラはこの魔法学院を芯として発展した都市で､市の面積の8割以上が学園施設で占められる。

設立当初はベルゲ皇女の専門教育機関だったが､多方面から訪れる知識人を受け入れる過程で研究機関としての側面も併せ持つようになり、
更に研究機関へ供給する人材を育成する必要から一般子弟の受け入れが始まって現在の体制が成立する。
連邦成立以前から魔導研究というものを組織的に行っていたのは同学院だけであった為に人材が集中しており､地方で同種の組織が発展する事は無く、
今の所ベルゲ連邦で唯一の魔法教育機関である。
生徒は連邦全土から集まって来る為、十数万人を数える。

学園の特殊なシステムとしては幻視多覚結界ゲシュペンスト・ラムダがあり、有事の際に学院全体を完全に防御する事が可能。
また、生徒・職員はこれに関連して特殊・絶対の身分証明としてラムダ証を供与される。

教育機関、もしくは士官学校としての学院

初等部、中等部、高等部、大学部が存在し、各段階から入学が可能。また、大学部修了後の研究院も教育課程とみなされる事もある。
各段階ごとに昇級試験があるが、本格的な魔導教育が開始される高等部以降は難度が上がり
また専攻科目も民間職業としての魔女を目指す一般学部と軍事関係職に繋がる仕官学部に大別され、基礎科目以外の履修可能講座に大きな違いが出る。
希望すれば履修も可能だが、特に仕官学部は必修項目に大きな時間を割かれる上にどの科目も非常に高度な為、両立は困難。

また仕官学部は卒業までに得られる免許資格の選択肢が一般学部よりも多く、国防に携わる選抜者として社会的地位も非常に高い。
卒業後の入隊は強制ではないものの、仕官学部卒には有事の際の召集拒否は認められない。修了前でも年度が進むと実働部隊に出向したり、
稀に実戦に投入される事もあり、優秀な生徒は「教導団」が講師を勤める選抜者だけに開かれた特別講座を受講し、卒業後即座に教導団予備員として配属される事も多い。
ただし近年大学部から一部生徒を選抜、軍に編入する「促成教育」となることが増え、必然的な事態であるとはいえ問題化している。

一般、仕官の両学部に加えて夜間学部、通信学部があるが、上級学年、特に高度な内容を学ぶ魔導系講座の履修者や仕官学部生は寄宿生活が一般的。
寄宿舎と各種購買施設だけで一都市と見紛う規模・取扱内容を持ち、大抵の生活物資は全てが揃う。
またある程度の遊興施設もあるが、性風俗や酒、煙草などは原則として扱っていない。

行事、風習など

教育機関であるため、情操教育の一環として行われる学校行事も多い。
体育祭や文化祭といった一般的な催しから、各種のクラス対抗試合に見られる士官学校としての側面が色濃いもの、
当番制の深夜の薬草採集、定期夜間集会(サバト)の様な魔女の始原に根ざした一風変わったものまで存在する。

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関連
ブロッケン演習場

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