スウィフトガルド王国
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Swiftguld Kingdom
国章:<奉位赤剣楯章(ほういせきけんじゅんしょう)>

国名 | スウィフトガルド王国 |
首都 | ドゥーガル |
最大の都市 | ドゥーガル |
国王 | カルナオン=クゥエル=スウィフトガルド |
建国 | 世歴440年2月18日 |
概略
スウィフトガルド王国は、バルバティカ大陸中部以西を領土とし、西に大覇洋、北は北洋海に面する王制国家である。
国土

歴史
440年にスウィフトガルド王国建国が宣言される。その後は王国は拡大を続け、1100年頃には現在と変わらない版図を獲得し
1220年にはヴェゲナ・ルフレートに隣接した。
1279年以降ミレオムの主導・援助で7次に渡るエメタリス討伐戦争を行うも巨額の支出が財政を圧迫し、慢性的な王府不信の現状の遠因となり、
更には政治に対するミレオムの発言力を間接的に強めていく。
1400年代以降盛んになった東方貿易で中興が成るものの、
1596年のセルタヤ決壊に伴う東方領土の奪還で再び危機的状況となり、根本的な打開がなされないまま現在に至る。
1220年にはヴェゲナ・ルフレートに隣接した。
1279年以降ミレオムの主導・援助で7次に渡るエメタリス討伐戦争を行うも巨額の支出が財政を圧迫し、慢性的な王府不信の現状の遠因となり、
更には政治に対するミレオムの発言力を間接的に強めていく。
1400年代以降盛んになった東方貿易で中興が成るものの、
1596年のセルタヤ決壊に伴う東方領土の奪還で再び危機的状況となり、根本的な打開がなされないまま現在に至る。
地理
西部は山脈によって分け隔てられながらも地域的な繋がりは深く、東部に行くにつれて人口密度は低下する。
北東部地域には一部の少数民族や大解放によって完全な属領となった東方諸国の人々が生活している。
国土は全体的に冷涼な気候だが寒冷地は殆どなく、またやや温暖な西南部は農耕に非常に適しており
王国の穀物生産の一大拠点として発展している。
北東部地域には一部の少数民族や大解放によって完全な属領となった東方諸国の人々が生活している。
国土は全体的に冷涼な気候だが寒冷地は殆どなく、またやや温暖な西南部は農耕に非常に適しており
王国の穀物生産の一大拠点として発展している。
政治
ミレオム聖教の旗手であり、
ミレオムより派遣された捧神七司祭が一人、教皇ククラマートル8世率いるミレオム聖教総本山星霊教会の勢力が及ぶ国家の全てを取り纏めている。
スウィフトガルド家が世襲で王位に付いており、名目上はその補佐として議会が存在するが、星霊教会上層が議会に影響を与える形で政権執行が行われている。
この「影響力」は非常に強いもので、政治は事実上の教会の専横と言ってもよい。
権力構造は教皇を頂点として、大まかにはその下に枢機卿、更に大司教、司教、司祭、信徒となる。
ミレオムより派遣された捧神七司祭が一人、教皇ククラマートル8世率いるミレオム聖教総本山星霊教会の勢力が及ぶ国家の全てを取り纏めている。
スウィフトガルド家が世襲で王位に付いており、名目上はその補佐として議会が存在するが、星霊教会上層が議会に影響を与える形で政権執行が行われている。
この「影響力」は非常に強いもので、政治は事実上の教会の専横と言ってもよい。
権力構造は教皇を頂点として、大まかにはその下に枢機卿、更に大司教、司教、司祭、信徒となる。
国民
国民の多くはミレオム聖教を信仰しているが、
近年では記録的な経済不振の為に教会離れが進んで宗教による歯止めも薄くなり、地方都市では更に治安が悪化している。
財政危機は国民を直撃しており、ミレオムに従い続ける教会に見切りをつけてベルゲ連邦への亡命者や、活動的な反政府運動を進める者も多い。
これらは当初こそ教会によって「魔女狩り」のような残虐な見せしめや焚書などで弾圧されていたが
現在では機械的な取締りのみで、実質上は匙を投げたと言っていい状態にある。
近年では記録的な経済不振の為に教会離れが進んで宗教による歯止めも薄くなり、地方都市では更に治安が悪化している。
財政危機は国民を直撃しており、ミレオムに従い続ける教会に見切りをつけてベルゲ連邦への亡命者や、活動的な反政府運動を進める者も多い。
これらは当初こそ教会によって「魔女狩り」のような残虐な見せしめや焚書などで弾圧されていたが
現在では機械的な取締りのみで、実質上は匙を投げたと言っていい状態にある。
ただ前述の「魔女狩り」については情報源としての必要の他、その生物学的な由来に基く嫌悪感などから続いており
捕まった魔女は拷問で情報を引き出された後に火刑か、施設での実験などの処置が取られるという。
また教会の求心力低下の隙を狙った政権奪取を狙う勢力の情報も存在するにも拘らず、教会上層にこれらを止める勢力は無いに等しい。
スウィフトガルドは外部だけでなく、その内側にも大きな憂いを抱え込んでいると言えるだろう。
捕まった魔女は拷問で情報を引き出された後に火刑か、施設での実験などの処置が取られるという。
また教会の求心力低下の隙を狙った政権奪取を狙う勢力の情報も存在するにも拘らず、教会上層にこれらを止める勢力は無いに等しい。
スウィフトガルドは外部だけでなく、その内側にも大きな憂いを抱え込んでいると言えるだろう。
宗教
ミレオム聖教を国教とし、国民を信徒として星霊教会がこれを取り纏める。
スウィフトガルドは成立以後主に東部に勢力を拡大していったが、
その過程で星霊教会によるミレオム聖教の布教は少なくない効果を挙げたといえる。現在では国民の大部分がミレオム聖教徒である。
教義はミレオムで信仰されているものと同一といってよいが
ミレオム側の原典は非公開となっている為確認出来ないものの、若干一部が隠蔽されているという意見もある。
近年では教義に対する反発も大きく且つ半ば公然と囁かれる様にもなってきており、反教会勢力の活動も活発になりつつある。
スウィフトガルドは成立以後主に東部に勢力を拡大していったが、
その過程で星霊教会によるミレオム聖教の布教は少なくない効果を挙げたといえる。現在では国民の大部分がミレオム聖教徒である。
教義はミレオムで信仰されているものと同一といってよいが
ミレオム側の原典は非公開となっている為確認出来ないものの、若干一部が隠蔽されているという意見もある。
近年では教義に対する反発も大きく且つ半ば公然と囁かれる様にもなってきており、反教会勢力の活動も活発になりつつある。
産業・科学技術
農業なども従来どおり行われているが、やはり人界で最も発達した工業力が目を引く。
豊富な鉱脈がもたらす鉱物資源に恵まれており、石炭を動力源とした自動車や船舶、
少ないながらも液体燃料を使用した航空機などの生産も行われており、斜陽ながらもまだまだ高い国力を象徴する。
エギルリキッド、人工トリーの生産とそれに伴う産業も発達を見せており、既存の物も含めて科学技術においては人界他国の追随を許さない。
豊富な鉱脈がもたらす鉱物資源に恵まれており、石炭を動力源とした自動車や船舶、
少ないながらも液体燃料を使用した航空機などの生産も行われており、斜陽ながらもまだまだ高い国力を象徴する。
エギルリキッド、人工トリーの生産とそれに伴う産業も発達を見せており、既存の物も含めて科学技術においては人界他国の追随を許さない。
軍事
騎士によって構成される「騎士団」(もしくは「騎兵団」)が集まって成り立ち、騎士団の総体を指して「軍」と呼ぶ。
陸海空といった名称の別は無く、それぞれの領域を専門とする騎士団が目的にあわせて編成されることが多い。
豊富な実戦経験と兵力数が最大の武器で、高い工業力が強力な兵器としてこれを更に補強する。
志願兵制を採るが、質の悪い待遇に士気が維持されていないのが難点。
「聖女」と称される特殊な兵種が存在し、潜在的に魔女の素養を持つ人間を薬物投与や精神操作、遺伝子改竄・外科手術による肉体改造などで多角的に強化し、
単独でも魔女やエメタリスに対抗しうるほどの戦闘力を持つとされる。
同盟国との技術提携によって完全な工業的手法による聖女の製造も進められているようだ。
陸海空といった名称の別は無く、それぞれの領域を専門とする騎士団が目的にあわせて編成されることが多い。
豊富な実戦経験と兵力数が最大の武器で、高い工業力が強力な兵器としてこれを更に補強する。
志願兵制を採るが、質の悪い待遇に士気が維持されていないのが難点。
「聖女」と称される特殊な兵種が存在し、潜在的に魔女の素養を持つ人間を薬物投与や精神操作、遺伝子改竄・外科手術による肉体改造などで多角的に強化し、
単独でも魔女やエメタリスに対抗しうるほどの戦闘力を持つとされる。
同盟国との技術提携によって完全な工業的手法による聖女の製造も進められているようだ。
都市
国土の規模に見合う大都市も多く、地方毎に差こそあれど堅牢な石材・レンガ造りの建築様式が一般的。
最大の都市であるドゥーガルは同時に首都であり、政治の中心として多数の政府関連施設や宗教的拠点、更にミレオムからの使節団の滞在施設も擁する。
星霊教会総本山であるピュぺ=ラヴォール大聖堂もここに所在し、王国有数の景観を誇る。
最大の都市であるドゥーガルは同時に首都であり、政治の中心として多数の政府関連施設や宗教的拠点、更にミレオムからの使節団の滞在施設も擁する。
星霊教会総本山であるピュぺ=ラヴォール大聖堂もここに所在し、王国有数の景観を誇る。
経済
以前は東進に伴う敗戦国からの賠償金や領内交易で潤ったが、ミレオムの指令で十字軍が発動されてからは度重なる巨額の戦費に国庫は底を突き
強力な中・上級エメタリスを相手取る過酷な戦闘で多くの兵力が失われた。
ようやくその被害から復興しても次の十字軍が発動されるために国力が安定して成長する暇が無いのが最大の問題であり
東方貿易によって持ち直した筈の国庫も「大解放」と同時にやはり後の戦費に消えてしまった。
拡大後に不況の煽りでスラム化してしまった都市も多く、現在繁栄していると言えるのは少数の大都市と、沿岸部の交易都市位だろう。
強力な中・上級エメタリスを相手取る過酷な戦闘で多くの兵力が失われた。
ようやくその被害から復興しても次の十字軍が発動されるために国力が安定して成長する暇が無いのが最大の問題であり
東方貿易によって持ち直した筈の国庫も「大解放」と同時にやはり後の戦費に消えてしまった。
拡大後に不況の煽りでスラム化してしまった都市も多く、現在繁栄していると言えるのは少数の大都市と、沿岸部の交易都市位だろう。
だがそれでも広大な国土と工業力を持っており、メテオリスからの技術転移もあったとはいえ人界の雄と言える規模を誇る。
もっとも龍華などの非敵対諸国に対する対外債務も深刻な額になっており、しかも現在まで対策らしい対策が採られたことは無く、問題化している。
ベルゲ連邦とは第八次十字軍を控えほぼ断絶状態にある。
もっとも龍華などの非敵対諸国に対する対外債務も深刻な額になっており、しかも現在まで対策らしい対策が採られたことは無く、問題化している。
ベルゲ連邦とは第八次十字軍を控えほぼ断絶状態にある。
対外関係
ミレオム聖教の教義が背景となる為、表向きは従来の十字軍でもそうだった様にエメタリスを敵視する姿勢だが、
政府の矛先はどちらかといえば彼らにとって裏切り者であるベルゲ連邦構成諸国に向いている。
両勢力間の往来はほぼ完全に遮断されているが、貿易や政治交流が遮断された訳ではなく、間接的な交易や政治交渉は頻繁に行われていることに注意したい。
ミレオムは宗主のような存在であり、その「要請」に対して異を唱えるような事は今の所有り得ないが、これを不満に思ってメテオリスに反抗すべく準備を進める勢力も存在するようだ。
龍華は特殊な存在であり、完全中立のこの企業国家に対しては以前と変わらない交流が持たれている。
むしろ経済的な重要度は以前よりも大幅に増しており、天文学的額の外債を抱え、さらに教会上層が資金洗浄に同社を間接的に利用するなど、外部から見ても非常に危険な状態にある。
政府の矛先はどちらかといえば彼らにとって裏切り者であるベルゲ連邦構成諸国に向いている。
両勢力間の往来はほぼ完全に遮断されているが、貿易や政治交流が遮断された訳ではなく、間接的な交易や政治交渉は頻繁に行われていることに注意したい。
ミレオムは宗主のような存在であり、その「要請」に対して異を唱えるような事は今の所有り得ないが、これを不満に思ってメテオリスに反抗すべく準備を進める勢力も存在するようだ。
龍華は特殊な存在であり、完全中立のこの企業国家に対しては以前と変わらない交流が持たれている。
むしろ経済的な重要度は以前よりも大幅に増しており、天文学的額の外債を抱え、さらに教会上層が資金洗浄に同社を間接的に利用するなど、外部から見ても非常に危険な状態にある。
第八次十字軍に際して
遠征の目的は、教義に沿って魔女の国であるベルゲ連邦を領土として奪還する事だが、戦争によって国民の不満を外部に逃がそうという目的も同程度の比重で持ち合わせている。
指導層や上層の戦意はかなりの高揚を見せているものの、
前線将兵や労働階級など、現実的な目線で物事を捉える層は
その意図を公表が無くとも感じ取っている為不満が鬱積しており、特に民間人の士気は低いレベルにある。
指導層や上層の戦意はかなりの高揚を見せているものの、
前線将兵や労働階級など、現実的な目線で物事を捉える層は
その意図を公表が無くとも感じ取っている為不満が鬱積しており、特に民間人の士気は低いレベルにある。
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