チェンジ・ザ・ワールド☆
act.24(御影山)
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streetpoint
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就職難民 黙って俺についてこい!
本当に疲れていたらしく、目が覚めたのは終業時刻に近くなってからだった。
重たい体をゆっくり起こし、ベッドから降りる。
「あれ、目が覚めた?」
女医さんが私を見て優しく微笑んだ。
医務室の女医さんまで美人なんだもんな。さすが美成堂。
「はい、ご迷惑おかけしました」
「迷惑なんてかけてないわよ。あなたは静かに寝ていただけなんですもの」
それもそうか。
あれ? 私の荷物がある。
「あの、この荷物って……」
「ああ、秘書の田村さんが持ってきてくれたのよ。社長からあなたの具合が悪そうだから、今日は医務室で寝かせるって聞いたって」
「そうなんですか」
田村さん、ありがとうございます。
「起きたか?」
丁度そこでドアが開き、社長が現れた。
「はひ、本当にご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした……」
「歩けるなら帰るぞ」
「はい。先生、ありがとうございました」
「いえいえ、明日は大事を取って休んだ方がいいわよ。栄養のある物を食べて、ゆっくりしなさい」
「え? でも……」
社長の顔を恐る恐る見上げると、ふうと息を吐いて
「そうしろ」
と言った。
何だかお休みするのって気が引けるな。
「取りあえず帰るぞ」
「はい」
驚いたことに、帰りは川島さんの運転ではなく、社長自らが車で送ってくれた。
帰りの車中では一言もしゃべらないという、恐ろしく重たい雰囲気だったのだけど、どちらかというと私の心臓が緊張で破裂しそうだった。
社長の事を少し意識した途端、どんどん好きって気持ちが強くなって行ってる気がする。
気の所為かも知れないけど……ていうか、気の所為だといいな。なんて―――
「着いたぞ」
「あっ! はい! ありがとうございます!」
色々考えてたらアパートに到着していた。
ドアから降りようとした時、ふいに社長が後部座席から紙袋を取り出した。
「晩飯にでも食べろ」
「あ……ありがとうございます……」
なんか、社長って……紳士?
過ぎ去る社長の車を見送り、私はもらった紙袋の中を覗いた。
たまごサンドとサラダと栄養ドリンク。
初めて貰った社長からのプレゼントに、私は知らず破顔していた。
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お帰りの際は、窓を閉じてくださいv
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