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ワスプ - (2012/11/08 (木) 12:07:49) の1つ前との変更点

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***ワスプ (Wasp) /ジャネット(ジャン)・ヴァン・ダイン (Janet Van Dyne) 初出:Tales to Astonish #44(1963年、6月) 種族:人間、女性、科学の力で変身 *概要 ワスプことジャネット(ジャン)・ヴァン・ダインはマーベルのスーパーヒロイン。 [[アベンジャーズ]]の旗揚げメンバーの一人だった。 *能力 初期はピム粒子(ハンク・ピムが発明した科学物質)のガスによって体を縮小し、触覚と羽を生えさせる能力。これにより飛行能力を得た。 滅多に使用しないが、テレパシーにより昆虫と意思疎通ができる。 次第に体のサイズを自在に変えられるようになり、小さくなるだけでなく巨大化できるようになった。 手から電撃を放出する。元は手首の装置から発射していたが、後に自力で電撃を発するようになった。 *経歴 ***初登場とオリジン それまで平凡な女性だったジャネット(ジャン)・ヴァン・ダインは、アントマンこと[[ヘンリー(ハンク)・ピム>ハンク・ピム]]博士に出会い、ワスプと名乗るスーパーヒロインになる。 ジャンがヘンリーに初めて出会ったのは、ちょうど彼が戦いに疲れ、パートナーを探していた時期だった。 #ref(janet.jpg) (Tales to Astonish #44,1963年) 初登場時のジャネット ジャンの父は高名な科学者、ヴェルノン・ヴァン・ダイン博士で、ガンマ線のビームを使って宇宙の生命体を探し出そうとしていた。彼は同じ科学者として協力し合えることは無いかと娘を伴ってハンクの元を訪れた。 ハンクはジャンを一目見ると、殺された妻マリアにそっくりだったために驚く。だがこの時はジャネットが若くまだ子供で、退屈な女性だと決めつけ、恋愛対象として見ようとはしなかった。 ジャンもハンクを一目見てハンサムだと思いながらも、ガリ勉タイプの科学者という理由で恋愛対象には思わなかった。 しかし、ジャンの運命はその直後に一変する。 父ヴェルノンの研究は進み、ガンマ線を銀河系の外の宇宙まで到達させることに成功したが、外宇宙の犯罪者を名乗る怪物を呼び寄せてしまった。 博士は怪物に殺され、ジャンは復讐を誓う。 その強い志と父への愛に打たれたハンクは、またも死んだ妻マリアに似たものを感じ、ジャンをパートナーにしようと考える。 ハンクがアントマンとしての正体を明かし、ジャンをパートナーに誘うと、彼女は二つ返事でOKした。 ハンクは蜂の細胞を元に新開発した特殊細胞をジャンの細胞に融合させた。この状態でアントマンになるためのガスを用い体を縮小させると、ジャンに蜂のような羽と触覚が生える。 これがアントマンのパートナー、ワスプの誕生だった。 二人は協力して宇宙生物を倒し、父の復讐を果たす。この冒険を通してジャネットはすっかりハンクを愛するようになっていたが、気持ちを抑え、その後も良いパートナーでいることを誓うのだった。 #ref(wasp2.jpg) (Tales to Astonish #44,1963年) 初めてワスプに変身 ***アベンジャーズ結成 [[アイアンマン]]、[[ハルク]]、[[ソー]]、[[アントマン>ハンク・ピム]]、ワスプが協力して[[ロキ]]を倒した後、ヘンリーが5人でチームを作ることを提案した。 彼らは同意し、このとき「アベンジャーズ」という名称を提案したのがワスプだった。 (The Avengers #1,1963年) ***結婚と離婚 ハンクはずっと研究に没頭し、ヒーローとしての活動も忙しく、二人の関係は停滞していた。 しかしハンクの別人格がイエロージャケットを名乗って現れると、ジャンは彼と結婚することになった。 結婚式でイエロージャケットの正体が明らかになり、二人は晴れて夫婦になった。 (The Avengers #59〜60) しかし、その後もハンクの精神は不安定なままで、やがて二人は離婚してしまった。 ***死 クロスオーバーストーリー"Secret Invasion"で、虎視眈々と地球の侵略を狙っていた[[スクラル]]人は、実はかなり前からハンク・ピムに化けていたことが分かった。その間にスクラル人のハンクはジャンを騙して彼女を生体爆弾に変える。そして地球のヒーローたちとスクラル人の決戦の中でジャンは爆発し、死亡した。 (Secret Invasion#8 2008年12月) ジャンはその後、エレバス界(ギリシャ神話における現世と死の世界の間にあるとされる世界)のカジノにいるところを[[ハーキューリー]]に発見された。 (Incredible Hercules #129, 2009年5月) 実はジャンは死亡する寸前にソーによって別次元にテレポートされていたことが発覚。 爆発の影響で肉体が拡散し、この次元の天体のような存在になっている。 ----
***ワスプ (Wasp) /ジャネット(ジャン)・ヴァン・ダイン (Janet Van Dyne) 初出:Tales to Astonish #44(1963年、6月) 種族:人間、女性、科学の力で変身 *概要 ワスプことジャネット(ジャン)・ヴァン・ダインはマーベルのスーパーヒロイン。 [[アベンジャーズ]]の旗揚げメンバーの一人だった。 ジャネットの死後は元夫の[[ハンク・ピム]]が同じ能力を得てワスプを名乗っている。 *能力 初期はピム粒子(ハンク・ピムが発明した科学物質)のガスによって体を縮小し、触覚と羽を生えさせる能力。これにより飛行能力を得た。 滅多に使用しないが、テレパシーにより昆虫と意思疎通ができる。 次第に体のサイズを自在に変えられるようになり、小さくなるだけでなく巨大化できるようになった。 手から電撃を放出する。元は手首の装置から発射していたが、後に自力で電撃を発するようになった。 *経歴 ***初登場とオリジン それまで平凡な女性だったジャネット(ジャン)・ヴァン・ダインは、アントマンこと[[ヘンリー(ハンク)・ピム>ハンク・ピム]]博士に出会い、ワスプと名乗るスーパーヒロインになる。 ジャンがヘンリーに初めて出会ったのは、ちょうど彼が戦いに疲れ、パートナーを探していた時期だった。 #ref(janet.jpg) (Tales to Astonish #44,1963年) 初登場時のジャネット ジャンの父は高名な科学者、ヴェルノン・ヴァン・ダイン博士で、ガンマ線のビームを使って宇宙の生命体を探し出そうとしていた。彼は同じ科学者として協力し合えることは無いかと娘を伴ってハンクの元を訪れた。 ハンクはジャンを一目見ると、殺された妻マリアにそっくりだったために驚く。だがこの時はジャネットが若くまだ子供で、退屈な女性だと決めつけ、恋愛対象として見ようとはしなかった。 ジャンもハンクを一目見てハンサムだと思いながらも、ガリ勉タイプの科学者という理由で恋愛対象には思わなかった。 しかし、ジャンの運命はその直後に一変する。 父ヴェルノンの研究は進み、ガンマ線を銀河系の外の宇宙まで到達させることに成功したが、外宇宙の犯罪者を名乗る怪物を呼び寄せてしまった。 博士は怪物に殺され、ジャンは復讐を誓う。 その強い志と父への愛に打たれたハンクは、またも死んだ妻マリアに似たものを感じ、ジャンをパートナーにしようと考える。 ハンクがアントマンとしての正体を明かし、ジャンをパートナーに誘うと、彼女は二つ返事でOKした。 ハンクは蜂の細胞を元に新開発した特殊細胞をジャンの細胞に融合させた。この状態でアントマンになるためのガスを用い体を縮小させると、ジャンに蜂のような羽と触覚が生える。 これがアントマンのパートナー、ワスプの誕生だった。 二人は協力して宇宙生物を倒し、父の復讐を果たす。この冒険を通してジャネットはすっかりハンクを愛するようになっていたが、気持ちを抑え、その後も良いパートナーでいることを誓うのだった。 #ref(wasp2.jpg) (Tales to Astonish #44,1963年) 初めてワスプに変身 ***アベンジャーズ結成 [[アイアンマン]]、[[ハルク]]、[[ソー]]、[[アントマン>ハンク・ピム]]、ワスプが協力して[[ロキ]]を倒した後、ヘンリーが5人でチームを作ることを提案した。 彼らは同意し、このとき「アベンジャーズ」という名称を提案したのがワスプだった。 (The Avengers #1,1963年) ***結婚と離婚 ハンクはずっと研究に没頭し、ヒーローとしての活動も忙しく、二人の関係は停滞していた。 しかしハンクの別人格がイエロージャケットを名乗って現れると、ジャンは彼と結婚することになった。 結婚式でイエロージャケットの正体が明らかになり、二人は晴れて夫婦になった。 (The Avengers #59〜60) しかし、その後もハンクの精神は不安定なままで、やがて二人は離婚してしまった。 ***死 クロスオーバーストーリー"Secret Invasion"で、虎視眈々と地球の侵略を狙っていた[[スクラル]]人は、実はかなり前からハンク・ピムに化けていたことが分かった。その間にスクラル人のハンクはジャンを騙して彼女を生体爆弾に変える。そして地球のヒーローたちとスクラル人の決戦の中でジャンは爆発し、死亡した。 (Secret Invasion#8 2008年12月) ジャンはその後、エレバス界(ギリシャ神話における現世と死の世界の間にあるとされる世界)のカジノにいるところを[[ハーキューリー]]に発見された。 (Incredible Hercules #129, 2009年5月) 実はジャンは死亡する寸前にソーによって別次元にテレポートされていたことが発覚。 爆発の影響で肉体が拡散し、この次元の天体のような存在になっている。 ----

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