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***ワスプ (Wasp) (キャラクター名、マーベル) 初代:ジャネット(ジャン)・ヴァン・ダイン (Janet Van Dyne) 二代目:ハンク・ピム 初出:Tales to Astonish #44(1963年、6月) 種族:人間、女性、科学の力で変身 *概要 ワスプことジャネット(ジャン)・ヴァン・ダインはマーベルのスーパーヒロイン。 [[アベンジャーズ]]の旗揚げメンバーの一人だった。 ファッションデザイナーとしての顔も持つ。 ジャネットの死後は元夫の[[ハンク・ピム]]がワスプを名乗る。その後、ジャネットが復活を遂げワスプの名は再びジャネットのものとなった。 *能力 初期はピム粒子(ハンク・ピムが発明した科学物質)のガスによって体を縮小し、触覚と羽を生えさせる能力。これにより飛行能力を得た。 縮小と拡大を繰り返し、一種の連続技を編み出している。 巨大化も可能であるが、使うのはごくまれ。 滅多に使用しないが、テレパシーにより昆虫と意思疎通ができる。 スズメバチ(ワスプ)の針:手から電撃を放出する。元は手首の装置から発射していたが、後に自力で電撃を発するようになった。 **戦闘以外の能力 -一流のファッション・デザイナー。自分の戦闘服は自分でデザインしている。 --[[ワンダーマン]]のために新しいコスチュームをデザインしたが、本人はいまいちのようだった。 --「ハウス・オブ・M」で、願望だったのは一流の高級ブティックのオーナー。(人間より格上の)ミュータントでワガママなワカンダの女王である[[ストーム]]に衣装をダメ出しされて、引きつった笑顔を見せた。 -語学の才能:英語はもちろん、スペイン語、フランス語、イタリア語、ハンガリー語(英語を話す人には習得が難しいとされる言語の一つ)に堪能。 -経営者としても一流で、自分の店(高級ブティック)を持っており繁盛しているようだ。また自分を優秀な宣伝担当者として紹介するほど、自信を持っている。経営者として必要な、他人を指導する能力も備えている。ハンクの研究所を引き継いだ際には、政府からの受注を増やしている。 -タレントとしての才能。[[ミリー・ザ・モデル]]から、テレビショーのホステスになるべきだと言われている。 *経歴 ***初登場とオリジン それまで平凡な女性だったジャネット(ジャン)・ヴァン・ダインは、アントマンこと[[ヘンリー(ハンク)・ピム>ハンク・ピム]]博士に出会い、ワスプと名乗るスーパーヒロインになる。 ジャンがヘンリーに初めて出会ったのは、ちょうど彼が戦いに疲れ、パートナーを探していた時期だった。 #ref(janet.jpg) (Tales to Astonish #44,1963年) 初登場時のジャネット ジャンの父は高名な科学者、ヴェルノン・ヴァン・ダイン博士で、ガンマ線のビームを使って宇宙の生命体を探し出そうとしていた。彼は同じ科学者として協力し合えることは無いかと娘を伴ってハンクの元を訪れた。 ハンクはジャンを一目見ると、殺された妻マリアにそっくりだったために驚く。だがこの時はジャネットが若くまだ子供で、退屈な女性だと決めつけ、恋愛対象として見ようとはしなかった。 ジャンもハンクを一目見てハンサムだと思いながらも、ガリ勉タイプの科学者という印象から恋愛対象には思わなかった。 しかし、ジャンの運命はその直後に一変する。 父ヴェルノンの研究は進み、ガンマ線を銀河系の外の宇宙まで到達させることに成功したが、これが外宇宙の犯罪者を名乗る怪物を呼び寄せてしまった。 父は怪物に殺され、ジャンは復讐を誓う。 その強い志と父への愛に打たれたハンクは、またも死んだ妻マリアに似たものを感じ、ジャンをパートナーにしようと考える。 ハンクがアントマンとしての正体を明かし、ジャンをパートナーに誘うと、彼女は二つ返事でOKした。 ハンクは蜂の細胞を元に新開発した特殊細胞をジャンの細胞に融合させた。この状態でアントマンになるためのガスを用い体を縮小させると、ジャンに蜂のような羽と触覚が生える。 これがアントマンのパートナー、ワスプの誕生だった。 二人は協力して宇宙生物を倒し、父の復讐を果たす。この冒険を通してジャネットはすっかりハンクを愛するようになっていたが、気持ちを抑え、その後も良いパートナーでいることを誓うのだった。 #ref(wasp2.jpg) (Tales to Astonish #44,1963年) 初めてワスプに変身 ***アベンジャーズ結成 [[アイアンマン]]、[[ハルク]]、[[ソー]]、[[アントマン>ハンク・ピム]]、ワスプが協力して[[ロキ]]を倒した後、ヘンリーが5人でチームを作ることを提案した。 彼らは同意し、このとき「アベンジャーズ」という名称を提案したのがワスプだった。 (The Avengers #1,1963年) ***結婚と離婚 ハンクはずっと研究に没頭し、ヒーローとしての活動も忙しく、二人の関係は停滞していた。 しかしハンクの別人格がイエロージャケットを名乗って現れると、ジャンは彼と結婚することになった。 結婚式でイエロージャケットの正体が明らかになり、二人は晴れて夫婦になった。 (The Avengers #59〜60) しかし、その後もハンクの精神は不安定なままで、やがて二人は離婚してしまった。 ***死 クロスオーバーストーリー"Secret Invasion"で、虎視眈々と地球の侵略を狙っていた[[スクラル]]人は、実はかなり前からハンク・ピムに化けていたことが分かった。その間にスクラル人のハンクはジャンを騙して生体爆弾に変える。そして地球のヒーローたちとスクラル人の決戦の中でジャンは爆発し、死亡した。 (Secret Invasion#8 2008年12月) ジャンはその後、エレバス界(ギリシャ神話における現世と死の世界の間にあるとされる世界)のカジノにいるところを[[ハーキュリーズ]]に発見された。 (Incredible Hercules #129, 2009年5月) ***復活 実はジャンは死亡する寸前にソーによって別次元にテレポートされていたことが発覚。 爆発の影響で肉体が拡散し、この次元の天体のような存在になっている。 →と思われていたが、実はその正体は[[コルバック]]の妻カリーナだった。 ワスプはその後、マイクロバースにいたことが判明し、アベンジャーズによって救出され、復活を遂げた。 *トリビア -"Models Inc."という少女マンガ系のキャラクターを復活させたシリーズでは、ニューヨークのファッション博物館に"The Janet Van Dyne Memorial Wing of the Fashion Museum"とする展示室があり、ジャンの功績を讃え、ジャンのデザインしたヒーローのスーツが飾ってある。 --しかし、[[A.I.M.]]がヒーローのコスチュームを分析するため、襲撃し盗んでしまった。 -名前を付ける役が多い。 --アベンジャーズは、ジャンが「アベンジャーズがいいわ」と言って名前が決まった。 --「[[ヴィジョン]]」は本人が能力を説明するとジャンが名前を付けた。 --「[[スターフォックス]]」(本名はエロス)は、ジャンが「名前がマズい」といってヒーロー名としてつけさせた。 ----
***ワスプ (Wasp) (キャラクター名、マーベル) 初代:ジャネット(ジャン)・ヴァン・ダイン (Janet Van Dyne) 二代目:ハンク・ピム 初出:Tales to Astonish #44(1963年、6月) 種族:人間、女性、科学の力で変身 *概要 ワスプことジャネット(ジャン)・ヴァン・ダインはマーベルのスーパーヒロイン。 [[アベンジャーズ]]の旗揚げメンバーの一人で、リーダーにもなった。 ファッションデザイナーとしての顔も持つ。 ジャネットの死後は元夫の[[ハンク・ピム]]がワスプを名乗る。その後、ジャネットが復活を遂げワスプの名は再びジャネットのものとなった。 *能力 初期はピム粒子(ハンク・ピムが発明した科学物質)のガスによって体を縮小し、触覚と羽を生えさせる能力。これにより飛行能力を得た。 縮小と拡大を繰り返し、一種の連続技を編み出している。 巨大化も可能であるが、使うのはごくまれ。 滅多に使用しないが、テレパシーにより昆虫と意思疎通ができる。 スズメバチ(ワスプ)の針:手から電撃を放出する。元は手首の装置から発射していたが、後に自力で電撃を発するようになった。 **戦闘以外の能力 -一流のファッション・デザイナー。自分の戦闘服は自分でデザインしている。 --[[ワンダーマン]]のために新しいコスチュームをデザインしたが、本人はいまいちのようだった。 --「ハウス・オブ・M」で、願望だったのは一流の高級ブティックのオーナー。(人間より格上の)ミュータントでワガママなワカンダの女王である[[ストーム]]に衣装をダメ出しされて、引きつった笑顔を見せた。 -語学の才能:英語はもちろん、スペイン語、フランス語、イタリア語、ハンガリー語(英語を話す人には習得が難しいとされる言語の一つ)に堪能。 -経営者としても一流で、自分の店(高級ブティック)を持っており繁盛しているようだ。また自分を優秀な宣伝担当者として紹介するほど、自信を持っている。経営者として必要な、他人を指導する能力も備えている。ハンクの研究所を引き継いだ際には、政府からの受注を増やしている。 -タレントとしての才能。[[ミリー・ザ・モデル]]から、テレビショーのホステスになるべきだと言われている。 *経歴 ***初登場とオリジン それまで平凡な女性だったジャネット(ジャン)・ヴァン・ダインは、アントマンこと[[ヘンリー(ハンク)・ピム>ハンク・ピム]]博士に出会い、ワスプと名乗るスーパーヒロインになる。 ジャンがヘンリーに初めて出会ったのは、ちょうど彼が戦いに疲れ、パートナーを探していた時期だった。 #ref(janet.jpg) (Tales to Astonish #44,1963年) 初登場時のジャネット ジャンの父は科学者ヴェルノン・ヴァン・ダイン博士で、ガンマ線ビームで地球外生命体を探し出そうとしていた。彼は同じ科学者として協力し合おうとと娘を伴ってハンクを訪ねた。 このときハンクは殺された妻マリアにそっくりのジャンを見て驚いたが、この時はジャンがまだ若くて退屈な女だと決めつけ、恋愛対象として見ようとはしなかった。 一方ジャンもハンクをハンサムだと思いながらも、ガリ勉タイプの科学者という印象から恋愛対象には思わなかった。 しかし、ジャンの運命はその直後に一変する。 父がガンマ線を銀河系の外にまで到達させることに成功し、これが外宇宙の犯罪者を名乗る怪物を呼び寄せてしまった。 父は怪物に殺され、ジャンは復讐を誓う。 その強い志と父への愛に打たれたハンクは、またも死んだ妻マリアに似たものを感じ、ジャンをパートナーに誘った。 ハンクは蜂の細胞を元に新開発した特殊細胞をジャンの細胞に融合させた。この状態でアントマンになるためのガスを用い体を縮小させると、ジャンに蜂のような羽と触覚が生える。こうして彼女はワスプとなった。 二人は協力して宇宙生物を倒し、父の復讐を果たす。そんなこんなでジャネットはすっかりハンクを愛するようになっていたが、気持ちを抑え、良いパートナーでいることを誓うのだった。 #ref(wasp2.jpg) (Tales to Astonish #44,1963年) 初めてワスプに変身 ***アベンジャーズ結成 [[アイアンマン]]、[[ハルク]]、[[ソー]]、[[アントマン>ハンク・ピム]]、ワスプが協力して[[ロキ]]を倒した後、ヘンリーが5人でチームを作ることを提案した。 彼らは同意し、このとき「アベンジャーズ」という名称を提案したのがワスプだった。 (The Avengers #1,1963年) ***結婚と離婚 ハンクはずっと研究に没頭し、ヒーローとしての活動も忙しく、二人の関係は停滞していた。 しかしハンクの別人格がイエロージャケットを名乗って現れると、ジャンは彼と結婚することになった。 結婚式でイエロージャケットの正体が明らかになり、二人は晴れて夫婦になった。 (The Avengers #59〜60) しかし、その後もハンクの精神は不安定なままで、やがて二人は離婚してしまった。 ***死 クロスオーバーストーリー"Secret Invasion"で、虎視眈々と地球の侵略を狙っていた[[スクラル]]人は、実はかなり前からハンク・ピムに化けていたことが分かった。その間にスクラル人のハンクはジャンを騙して生体爆弾に変える。そして地球のヒーローたちとスクラル人の決戦の中でジャンは爆発し、死亡した。 (Secret Invasion#8 2008年12月) ジャンはその後、エレバス界(ギリシャ神話における現世と死の世界の間にあるとされる世界)のカジノにいるところを[[ハーキュリーズ]]に発見された。 (Incredible Hercules #129, 2009年5月) ***復活 実はジャンは死亡する寸前にソーによって別次元にテレポートされていたことが発覚。 爆発の影響で肉体が拡散し、この次元の天体のような存在になっている。 →と思われていたが、実はその正体は[[コルバック]]の妻カリーナだった。 ワスプはその後、[[マイクロヴァース]]にいたことが判明し、アベンジャーズによって救出され、復活を遂げた。 *トリビア -"Models Inc."という少女マンガ系のキャラクターを復活させたシリーズでは、ニューヨークのファッション博物館に"The Janet Van Dyne Memorial Wing of the Fashion Museum"とする展示室があり、ジャンの功績を讃え、ジャンのデザインしたヒーローのスーツが飾ってある。 --しかし、[[A.I.M.]]がヒーローのコスチュームを分析するため、襲撃し盗んでしまった。 -名前を付ける役が多い。 --アベンジャーズは、ジャンが「アベンジャーズがいいわ」と言って名前が決まった。 --「[[ヴィジョン]]」は本人が能力を説明するとジャンが名前を付けた。 --「[[スターフォックス]]」(本名はエロス)は、ジャンが「名前がマズい」といってヒーロー名としてつけさせた。 -風呂に入りながら、表紙に[[ソー]]や[[ハルク]]などが上半身裸で筋肉をむき出しにしているような女性向けゴシップ雑誌?を読んでいるところが描かれている。 ----

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