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ワンダーガール」を以下のとおり復元します。
**ワンダーガール Wonder Girl
(複数のキャラクター、DC)

*概要
1950年代に、コミックスが子供の成長に与える悪い影響を告発したとされる(少なくとも当時はそう受け止められていた)「無垢への誘惑」で、DCコミックスの主人公たちも悪影響を与えるモデルとして糾弾された。[[ワンダーウーマン]]は、「あんな怪力で男に頼らない生き方をするのは、レズビアンだ」と糾弾される(当時の米国は、今以上に同性愛者に不寛容だった)。
これに対してDCは、少なくとも家庭に受け入れられるためにファミリーが必要だとして、[[サイドキック]]を兼ねた少女のキャラクター、「ワンダーガール」を導入した。

**歴代のワンダーガール
歴代のワンダーガールは下記のようになっている。
-ダイアナ(Diana)
[[ワンダーウーマン]]本人の少女時代の活躍を描くもの。主にパラダイス島を舞台に、「母」ヒッポリタや他のアマゾンたちと絡む話。[[スモールヴィル]]での少年時代の[[スーパーマン]]の活躍を描く、初期の[[スーパーボーイ]]のような設定である。

-[[ドナ・トロイ]] (Donna Troy)
当初[[ティーン・タイタンズ]]で、ワンダーガールあるいはワンダーチック(Wonder Chick:Chickは「かわいこちゃん」の意味)としか呼ばれておらず、[[ドナ・トロイ]]あるいはトロイアという名前は後からもらった。
最初のオリジンは、火事に遭って[[ワンダーウーマン]]に助けられた孤児の女の子で、行き場がないため[[ワンダーウーマン]]がパラダイス島に連れていったところ、魔法の雨にうたれてパワーを得る、というものだったが、クライシスなどでオリジンがコロコロ変わり、これをいれて4種類(2011年のリランチを含めると5種類)のオリジンを持つ、複雑なキャラクターになってしまう。
シリーズのタイトルにも「[[ドナ・トロイ]]とは何者か?」「ワンダーガールとは何者か?」と
アイデンティティを問うものがある。
美少女キャラで人気も高い。

-ドルシラ (Drusilla)
パラダイス島から危機を知らせに来ただけのキャラだが、TVドラマ版でのワンダーガールのモデルである。通常はワンダーガールに含めない。

-カサンドラ・サンズマーク (Cassandra Sandsmark)
通称キャシー。現在、ワンダーガールは彼女を指す。
考古学者の母(父は不明だった)をもち世界中の発掘の旅に付き合わされたが、手癖が悪く盗掘をするようになった。ある日博物館で展示されていた、ギリシャの魔法の品-怪力を与えるアトラスのブレスレットと空を飛べるヘルメスのサンダル-を持ち逃げして、[[ティーン・タイタンズ]]に参加する。キャシーは[[ドナ・トロイ]]の大ファンで、彼女の衣鉢を継ぐこととした(タイタンズでは、ゴーグルを付けて活動した)。リランチ前は、父親がゼウスとわかりゼウスからパワーをもらう。
リランチ後は、父親は[[ワンダーウーマン]]の双子の兄であり、盗掘をしているときに生体金属の鎧を獲得してヒーローとなる。


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