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フラッシュ・トンプソン」を以下のとおり復元します。
***フラッシュ・トンプソン (Flash Thompson,本名 Eugene Thompson)
(キャラクター名、マーベル)

初出:Amazing Fantasy #15(1962年8月)
種族:人間(後に[[シンビオート]]共生体になる)
ヒーローとしてのコードネーム:エージェント・ヴェノム

***概要
フラッシュ・トンプソンは主にスパイダーマン系のコミックに登場するキャラクター。
スパイダーマンが初登場したAmazing Fantasy #15で彼も初登場し、現在も係わりのある息の長いキャラクターである。
長らく特殊能力を持たない一般人で脇役だったが、2011年から[[ヴェノム]]・シンビオートの宿主となり、"[[Venom Vol. 2]]"としての単独タイトルを得るに至った。
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(Amazing Fantasy #15,1962)
初登場時のフラッシュ・トンプソン

***経歴
高校時代のフラッシュは[[ピーター・パーカー>スパイダーマン]]のクラスメートだった。
フットボールではクォーターバックのスタープレイヤーという典型的なジョックで、科学が好きでひ弱なピーターをいつもからかういじめっ子の役割だった。
ピーターがスパイダーマンとなると、その正体を知らずにスパイダーマンの熱狂的なファンとなり、ファンクラブを結成するほどだった。
しかし成長に従ってピーター・パーカーとも和解し、親友になっていく。
大学で軍隊にスカウトされ、ベトナム戦争に従軍。

戦後は体育教師として働くが、イラク戦争が始まると体育教師をやめ、軍に戻った。
スパイダーマンにずっと憧れていた彼は、仲間を救うため自らを危険に晒し、その結果両足を失ってしまう。
#ref(flash2.jpg)
(The Amazing Spider-Man vol. 2,2008)
イラク戦争に従軍中のフラッシュ・トンプソン

***エージェント・ヴェノムとして

#ref(flash4.jpg)
(Venom#4,2011)
政府のエージェントとなったフラッシュ・トンプソン

これまでの軍での勇敢な行動を認められ、2011年からは政府のスペシャルエージェントとして[[シンビオート]]と結合し、[[ヴェノム]]となる。これまでのヴェノムと違い、銃器を使いこなす新しいヒーロー「エージェント・ヴェノム」が誕生した。シンビオートが失った両足を補い、フラッシュは再び歩くことができるようになった。
([[Venom (vol. 2)]])

ただし、理性を保ちながら任務を遂行するため、シンビオートとの結合が固定化することは許されない。
そのため、結合は48時間以内に制限され、もしコントロールを失うことがあれば、軍は"キルスイッチ”を押してフラッシュを殺す準備が出来ている。
また怒りはヴェノムの破壊衝動に取り込まれる可能性があるため、フラッシュは常に冷静さを保たなくてはいけない。

[[キャプテン・アメリカ]]はシンビオートを兵器として使用することに否定的だったが、後にフラッシュはキャプテン・アメリカの信頼を得ることになり、2012年からはシークレット・アベンジャーズに参加した。
これ以降はシンビオートをシークレット・アベンジャーズで管理するようになった。フラッシュが必要なときに[[ハンク・ピム]]に携帯で電話すれば、ピム粒子によって素粒子レベルに縮小されたシンビオートが電送され、フラッシュが着用できるようになった。

その後、[[シークレット・アベンジャーズ]]を経て"[[Guardians of the Galaxy]] Vol 3"(2013年〜)のシリーズから [[ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー]]に参加。
シンビオートの母星に導かれその真実を知り、パワーアップした。


***能力(ヴェノムとして)
シンビオートがスパイダーマンと結合していた頃の記憶から、スパイダーマンと同等の能力を持つ。
超人的な怪力、敏捷性、耐久力
壁を登る能力
衣服や顔を変化させる能力
シンビオートの触手を蜘蛛の糸のように射出する能力
また触手を使って様々な銃器を同時に扱い、且つ多方向からの攻撃ができる。
必要に応じてあらゆるタイプに変形する銃「マルチガン」を装備している。

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-初期の彼は一方的ないじめっ子として描かれながらも、メイおばさんが倒れた時には恋人のリズと一緒にお見舞いに現るという優しさを見せた。この時は「これはリズのアイデアだからな!リズがオレを連れて来たんだ!」と言ったが、ピーターは(彼は本当は優しい心があると知られるのを恐れてるんだ)と見破った。根は善良な人間として描かれていたことがわかる。(the [[Amazing Spider-Man]] #10)






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