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スパイダーマン(実写映画) - (2012/07/18 (水) 18:34:00) のソース

***スパイダーマン(実写映画)

監督:サム・ライミ
製作費:$139,000,000
興行収入:日本・75億円/アメリカ・$403,706,375 / 世界 $821,708,551 
続編:[[スパイダーマン2>スパイダーマン2(実写映画)]]、[[スパイダーマン3>スパイダーマン3(実写映画)]]


*概要

「スパイダーマン」(原題:Spider-Man)は2002年公開のアメリカ映画。マーベル・コミックのヒーロー、[[スパイダーマン]]を主人公にしており、最終的には三部作の一作目となった。
本来は六作目まで予定されていたがキャンセルされ、2012年からは「リブート」され別の系統の作品となる「[[アメイジング・スパイダーマン>アメイジング・スパイダーマン(実写映画)]]」が公開された。

*あらすじ

主人公ピーター・パーカーは高校生。両親を亡くし、今はベンおじさんとメイおばさんと三人で暮らしている。科学が得意だが気が弱くスポーツも苦手で、学校ではからかわれる毎日。幼馴染みのメリー・ジェーン・ワトソンが気になって仕方ないが、思いを伝えることはできない。
ピーターは高校の社会見学でコロンビア大学の研究室を訪れ、見学中に遺伝子操作を受けた蜘蛛に噛まれてしまう。
翌日、目が覚めると超人的な体力が備わり、壁を登り、手首から蜘蛛の糸を出す力が備わっていた。
ピーターは能力を金儲けのために使うことを思い立ち、自作のコスチュームを着て賭けプロレスに挑戦。司会者に「スパイダーマン」と名付けられる。
しかしギャラを巡るトラブルから、プロレスの事務所を襲った強盗をわざと逃がす。泥棒は逃亡の間にピータの叔父ベンを殺害してしまった。それに気づいたピーターに、ベンの言葉『大いなる力には大いなる責任が伴う』が重くのしかかる。彼はこの言葉に従い、犯罪と戦うヒーローとなった。
彼は高校を卒業し、ニューヨークで大学に通いながらヒーロー活動をするようになる。

一方、軍需産業「オズコープ」。社長はピーターの唯一の友人、ハリー・オズボーンの父、ノーマン・オズボーン。ここでは政府の計画に従い、血清により超人兵士を産み出す計画が進められていた。
しかし思うような結果が残せず、会社は政府との契約を打ち切られてしまう。ノーマン・オズボーンは焦り、自らで人体実験を行う。しかし失敗し、超人的な身体能力を得るかわりに精神に異常を来たし、邪悪な別人格を宿すようになってしまった。
彼は復讐心に駆られ、自社で開発したパンプキン・ボムやグライダーを武器に、政府の高官の命を狙うが、スパイダーマンとなったピーター・パーカーに阻止されてしまう。
グリーンゴブリンは恨みの矛先をスパイダーマンに向け、メリー・ジェーン・ワトソンを巻き込んだ戦いが始まった。

*キャスト
役名	俳優	解説
|[[スパイダーマン  / ピーター・パーカー>スパイダーマン]]|トビー・マグワイア|主人公。遺伝子操作を受けた蜘蛛に噛まれて超人的な能力を得る|
|[[グリーン・ゴブリン	/ノーマン・オズボーン]]| ウィレム・デフォー|スパイダーマンの宿敵。血清の人体実験に失敗し、狂気に走る|
|[[メリー・ジェーン・ワトソン]]|キルスティン・ダンスト|ピーターが思いを寄せる幼馴染み。|
|[[ハリー・オズボーン]]|ジェームズ・フランコ|ピーターの親友でノーマン・オズボーンの一人息子。|
|[[ベン・パーカー]]|クリフ・ロバートソン|ピーターの叔父。貧乏だが善良な男でピーターの精神的な支柱。|
|[[メイ・パーカー]]|ローズマリー・ハリス|ピーターの叔母。|
|[[J・ジョナ・ジェイムソン]](JJJ)|J・K・シモンズ|ニューヨークの新聞社、デイリー・ビューグル社の社長。スパイダーマンを悪人と決めつけている。|
|[[ジョセフ・"ロビー"・ロバートソン]]|ビル・ナン|デイリー・ビューグル社の編集長でピーターに優しい。スパイダーマンは善人だと支持している。|
|[[ベティ・ブラント]]|エリザベス・バンクス|JJJの秘書。|

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-サム・ライミ版スパイダーマンでは蜘蛛の糸は体内で生成されるが、原作ではピーターが自分で作った人工的なもので、ウェブ・シューターを使って射出する。日本では生体ウェブのイメージがが定着した。この設定は『高校生がこんなものを発明できるはずがない』というリアリティを重視したもの。人工的なウェブ・シューターはリブートした映画、[[アメイジング・スパイダーマン>アメイジング・スパイダーマン(実写映画)]]で採用された。




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