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デアデビル(実写映画) - (2012/07/24 (火) 02:27:50) のソース

***デアデビル(実写映画)

公開:(米)2003年2月9日/(日)2003年4月日
監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン
制作費:$78,000,000
興行収入(北米)$102,543,518/(全世界)$179,179,718

*概要
デアデビルは2003年の実写映画。マーベルコミックのスーパーヒーロー、[[デアデビル]]の映像化作品である。
続編は作られていないが、死んだはずのヒロインが蘇って主人公になるスピンオフ作品[[エレクトラ]]が2005年に公開された。


*あらすじ
古びた教会。その頂上の十字架に、傷ついた男が寄りかかっていた。
彼は回想する。瀕死の人間は脳裏に過去が蘇るということを認識しながら。

彼の名はマット・マードック。幼い頃はひ弱ないじめられっ子の少年だった。
父のジャックはその戦いぶりから「デビル」と異名を取るボクサーだったが、既に引退し、アルコール浸りの日々を送っていた。
ある日、マットは父が恐喝をしている現場を目撃する。ショックを受けて逃げ出したマットは、科学廃棄物を扱う工場に紛れ込み、有毒な液体を目に浴びてしまう。
マットは失明したが、薬品の影響で他の感覚が異常なまでに発達した。特に音波で周囲を「見る」レーダーセンスは彼に視覚以上の感覚を与えた。マットは感覚と運動神経を極限まで鍛えた。
父ジャックは息子の事故は自分に原因があると後悔し、心を入れ替え、再びボクサーとして立ち上がる。
ジャックはある日、街のならず者ファブロから八百長試合で負けるように要請される。一度は八百長を受け入れ、試合中にわざとダウンするものの、息子のマットに応援され、立ち上がって勝利してしまう。しかし、試合後にはその報復を受け、殺されてしまった。
怒りと悲しみからマットは正義を貫く精神を身につけて成長し、弁護士になった。
そして成長したマットには別の顔があった。法で裁けない悪を裁くクライムファイター、「デアデビル」である。
ある日、マットは格闘技の達人で富豪の一人娘、エレクトラと出会い、やがて愛し合うようになる。
しかしエレクトラの父ナチオスはマフィアのボス、キングピンことウィルソン・フィスクの陰謀に巻き込まれ、命を狙われる。キングピンが呼び寄せたのはどんな的でも外さない投擲の達人、殺し屋ブルズアイだった。
デアデビルはブルズアイの襲撃を阻止しようとするが失敗し、エレクトラの目の前で父を殺されてしまった。
キングピンが次に狙うのはエレクトラ。
デアデビルは巨悪からエレクトラを守れるか?

登場人物
|[[マット・マードック/デアデビル>デアデビル]]|ベン・アフレック|昼は盲目の弁護士、夜はレーダーセンスと格闘技術を武器に法で裁けない悪と戦う|
|エレクトラ・ナチオス|ジェニファー・ガーナー|格闘技の達人でマットの恋人。|
|[[ウィルソン・フィスク/キングピン>キングピン]]|マイケル・クラーク・ダンカン|ニューヨークを牛耳るマフィアのボス。その正体は隠蔽されている。|
|[[ブルズアイ]]|コリン・ファレル|投擲の達人で殺し屋。|
|フランクリン(フォギー)・ネルソン|ジョン・ファブロー|マットの親友で良き理解者。|
|ベン・ユーリック|ジョー・パトリアーノ|デアデビルの正体を追う新聞記者。|

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-レーダーセンスの映像化は当時話題になった。特に雨に浮かぶエレクトラとのキスシーンは名シーンになっている。
-フォギー役のジョン・ファブローは後に映画[[アイアンマン>アイアンマン(実写映画)]]の監督になり、大成功を収めた。
-主人公デアデビルを演じたベン・アフレックとエレクトラを演じたジェニファー・ガーナーはこの共演が縁で交際が始まり、2005年6月に結婚した。出来ちゃった結婚であったが、現在は三児をもうけている。
-2011年には続編の製作が決定したと報じられたが、現在はリブート企画として進行しているらしい。




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