エシュガル語文化圏の温度単位
エシュガル語文化圏で一般的に使われている温度単位(ここでは便宜上エシュガル度と称す)はケルビンと同様に絶対温度を表す単位である。
〇エシュガル度=0ケルビン(=マイナス273.15セルシウス度)
一六〇(=216)エシュガル度=273.16ケルビン(=0.01セルシウス度)
一〇〇(=144)度より高く二〇〇(=288)度より低い温度の場合には百の位を省略する習慣がある。例えば単に六〇度と云えば(表示してあれば)それは一六〇度を意味する。
逆に一〇〇度未満では『ぜろひゃくなんじゅうなんど』という云い方をしなければならない。もっとも一〇〇エシュガル度≒マイナス91セルシウス度であるので、滅多に必要とされるとは思えないが。
なお、ものすごく厳密に云うと上の換算式には誤差があるはずである。ケルビンを定義する際の水の同位体組成とエシュガル度のそれとがちょうど一致する、と考えられる理由が私には見当たらない。
しかしまあ、気に留めるべき程の差は出ないだろう。多分だが。
最終更新:2013年01月24日 15:41